
今日は連日の暑さから比べれば、多少過ごし易かったのではないかと思います。
そんな日は、やっぱりなにかしらの作業をしてしまいます。
今日は、先日交換したW113のバッテリーブラケット取付ステーの曲げ加工をやり直しました。
ステー自体はホームセンターで販売している直角のステンレスステーを鈍角に曲げ直したのですが、悲しいかな、素人の加工では、ご覧のようなダサい形状になってしまいます。
別に見えない場所なので気にしなければ良いのですが、曲げ部が湾曲していると、上に乗せるトレーと干渉して、トレーが安定しないので、加工し直しました。
直角のステーをきれいに鈍角に曲げ直す方法を会社の職人に教わりました。
素人の加工方法です。

テキトーな隙間にステーを入れ、エイッと人力で引っぱり上げて、曲げますよね。
これでは、曲げ部が湾曲してしまって、ダメなんです。
特にステンレスは曲げにくく、バイスでちゃんと固定しても固定していない方は同じ結果になってしまいます。
職人技は、

丸棒の上にステーを乗せ、適当な叩き棒を当て、ハンマーで一撃すれば、
ご覧のように、

直角形状がきれいな鈍角形状になります。
金属曲げ加工のヤゲン曲げという塑性加工でよく使う手法です。
本物はもちろん、機械を使って型を油圧等で押しますが。
上が素人の曲げたもの、

下が職人の作品。
特別なモノを使わなくてもここまで、加工できるんです。
このステーを、バッテリーブラケットの下に、

入れ、ボデーとボルトで固定します。
ボデー側に角度がついているので、直角形状ではダメなんです。
その上にトレーを乗せます。

ステーが出っ張らないのでトレーと干渉なしで安定しています。
オリジナルの固定方法が分からないので、自己流の固定方法となっております。
いろんな角度のステーが欲しいときは、是非お試し下さい。
って、そもそもこんなダサい、ステーを使う人はいないか。
Posted at 2014/08/23 18:32:17 | |
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