
今週はインフルエンザで体調を崩し散々でしたが、やっと9割位迄回復しました。
感染予防のため出社禁止となり水曜から金曜迄3日も休めるのでやりたい事をやってやろうと企んでみたものの、全くそんな余裕はなく結局3日間安静にせざるを得ない状況でありました。
皆さまも、くれぐれもお気をつけ下さい。
さて、先日引っ張り出してきたバイクで火がついてしまったキャブレターネタです。
実はアタクシ、隠れキャブレターマニアでして113のインジェクション車(と言っても機械式)に乗っておりますが、唯一気に入らない部分がキャブレターではないことです。
絶滅危惧種と言うか既に絶滅しつつあるメカですが、バイクに於いてはエンジン側の吸気だけで電気、機械的な動力を一切使わない究極の燃料供給システムです。
今迄、無理矢理装着していたPB18、タイのWAVEという車種に採用されているモノ

性能的には充分なのですが、エアクリーナー側の口径がノーマルより5mm大きいΦ40
コレはタイカブ用のPB18、こちらはエアクリーナー側Φ35なのでピッタシ

しかしコレでは物足りず、変態マニアのオヤジは遂に手を出してしまいました。
本日の逸品、京浜CRmini、京浜としては最後の新設計キャブレターで2009年に

リリースされた過去のモノですが、他の安いレーシングキャブレターの約2倍の価格
コンペティションユースのためファンネルが標準、キャブレター下のプラグを外すと、

キャブレター自体を取り付けたままメインジェット交換が可能、メインジェットは#100、スロージェットは#55が標準のようですが、標準のエアクリーナーで吸わせるともっと絞るべきでしょう。
通常のCRキャブレターはワイヤー2本による強制開閉式ですが、コレは初期のCB750と同じ一本引きタイプ

ベンチュリー径はΦ22に過ぎないのに、太っといスロットルバルブ
ご丁寧な取説付き

セッティング方法迄、詳細に説明してくれています。
ファンネルを外し、セットスクリューをネジ込み、

アダプターを取り付けます。
アダプターは他社のアフターパーツですが、アルミビレット製

エアクリーナー用のΦ35の口径になっています。
中の段差も無く中々の精度、コレだけでもファンネル効果が出ます。

このアダプターがなければ、このキャブレターを買うはめになっていなかったのに。
スピゴット側にはラバーインシュレーターを取り付け。

このエアーベントチューブは邪魔臭いなぁ。
元のキャブと大きさ比較

前後、上下共かなり大きいサイズ
取付困難な状況を予測し、某オクで入手しておきました。

多分、大陸製の怪しいマニホールド
早速フィットチェック、ゲッ、マニホールドが前に逃げすぎやで。

この難局をどう打開するか、ハードル高けーなー。
このキャブレターの売りであるスムースボア構造、ボディ側のスリーブとスロットバルブが

摺動するのですが、ボディ側のスリーブが何処で繋がって支えているのか?この鋳造技術は凄いなぁ。
そもそもコレをノーマルエアクリーナーと組み合わせて使おうと言う超変態マニア的な考えに我ながら呆れます。
あーあ、ブログタイトルから益々離れていくなぁ。
Posted at 2018/02/17 21:13:09 | |
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