
やっとデフのオイルシールを交換して、漏れが止まったかと思いきや、今度はアイドリングでブスブス言ってるし、中々調子良くならないウチの113です。
今日は、プラグの状況を見てインジェクションポンプの調整をしてみることにしました。
早速プラグを外しました。
1番の状態、碍子と電極の色を確認します。

まあまあの状態
2番プラグ、

ちょっと煤けています。
右が1番、左が2番です。

何でこんなに差が出るかなぁ。
1番の状態から薄いと判断しましたが、検索すると、このインジェクションポンプの調整方法が出てきますね。
インジェクションポンプ本体、もはや骨董品と化したボッシュのメカニカル

インジェクションポンプ、これってディーゼルですか?って良く聞かれます。
暖気を兼ねて、ひとっ走りして、中速から上は問題ありません。

調整は、このリンク部分を切り離します。
ロッドの下はインジェクションポンプに繋がっていて、アクセルペダルを踏むと

ロッドを押し下げて、インジェクションポンプから燃料が送り出されます。
リンクの反対側はロッドでエンジン上を渡り、

時計方向に回転して、その先のロッドが、
エアインテーク側の四角いレバーを回して、

中でスロットルバタフライを開閉して空気量を可変しています。
リンクの切り離しは、

内装剥がしを使います。
エンジンを始動して、インジェクションポンプ側のロッドを下げると、

燃料だけ供給されるので、回転が上がったら薄いということになります。
次に反対側のレバーを捻ると、スロットルバルブによって、空気量だけ増えるので回転が上がれば、濃いと判断できます。
実際に試してみると、インジェクションポンプ側のロッドを下げると回転が落ち、スロットルバルブ側を開けると回転が上がりましたので、予想に反して濃いということが、分かりました。
調整はインジェクションポンプ後端のツマミを回転させて、調整します。

見難いですが、ココのツマミです。
更にアップ、ツマミはエンジン停止状態で、押して時計方向に回すと濃くなり、

反時計方向に回すと薄くなりますが、エンジン停止状態で操作しないと壊れます。
試しに濃くなる方向に回したら余計調子悪くなったので、やはり現在の状況が濃いようです。
ツマミは結構、固いので押しながら指先で回すのが辛いです。
結局、15コマ位絞り多少改善されましたが、

プラグを見ると、まだ濃いなぁ。
試運転で近所をひと回り

まだ完全ではありません。
デファレンシャルのオイル漏れは止まりました。

明日、もうちょっと調整してみるか。
Posted at 2020/02/29 22:08:18 | |
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