
結局、連休は毎日クルマ整備でした。
週一の買い物以外、毎日ほぼ巣ごもり状態でしたが、変態趣味のお陰で全く退屈しませんでした。
ミニの整備ですが、残作業は、キャリパー本締め、フロントブレーキホース取付、バンジョーボルトとスリーブナットの締め込み、パッド交換、フルードエア抜き等です。
最初にキャリパーを本締めします。

締め付けトルクは52Nm
ブレーキホースの取り付け、

カッパーワッシャーを入れ、キャリパーにねじ込みます。
スパナで締め込みますが、

2面幅15mmの変態サイズ
反対側の継手末端をサブフレームに入れ、

歯付座金とロックナットで固定します。
サブフレーム内は知恵の輪状態で、

作って貰ったSSTを使って締め込みますが、容易じゃありません。
ロングエクステンションを使って、

エンジン上でラチェットを回して締め込みます。
この組み合わせで

ナットを締め込んでいます。
続いて、バンジョーボルトを捩じ込みます。

バンジョー継手の上下にカッパーワッシャーを入れるのが、これまた手探り作業
ユニバーサルを使って、ロングエクステンションを

斜めに出します。
この角度でないと、

ラチェットが回せません。
更にそのままでは、ホースが回って捻れてしまうため、ホース側の継手を外から

押さえていますが、ここも2面幅18mmの変態サイズなので、モンキーレンチです。
この組み合わせで、

締め付けました。
おーっ、下側のカッパーワッシャーが、

ちゃんと見えてひと安心
右側で散々往生した後の、左側のホース固定は、

目を瞑っていてもできそうです。
スリーブナットの締め付けも楽々

できますがな。
いよいよ、国産ディクセルのパッドを投入、変わったシムが付いていて、

裏面に付属のグリスをまんべんなく塗れとあります。
パッドホルダーを挿入し、

英国車でお馴染みの割りピンで固定します。
キャリパーの完成、今回もその都度発生する問題に対し、

一つづつ、克服して何とか解決できました。
最後にブレーキフルードを投入、

前後の配管ホースを外したので、配管内はほぼ空です。
エアーと共に、フルードを吸い出します。

リヤ、フロント全部吸い出します。
ディクセルのローターとパッドが、

輝いております。
今回交換したパーツ類、15年以上経過した英国製のゴムパーツが心配で、

交換しましたが、意外にもホース、キャリパーシール共問題ありませんでした。
あともう1回エア抜きして、クラッチパーツ類を復旧させれば、いよいよ路上復帰です。
Posted at 2020/05/10 19:07:12 | |
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