
暖房の恋しい季節であります。
ミニの暖房禁止令が発令され、今週も我慢して通勤しておりましたが、昨日の帰社時にフロントガラスが異様に曇ったので、今日は朝からようやくヒーターの分解を試みました。
先ずは、ヒーター下オーディオの取外しから。
オーディオを取り外すと、ヒーターの下におびただしいクーラントの漏れ跡が。

こりゃ昨日今日の漏れじゃねーぞ。
ブレーキランプスイッチのコネクタを外し、外気導入の太いダクトを外します。

そのままダクトを外すと、このスイッチが簡単に破損するので注意が必要!
ヒーター取り外しのため、先にクーラーの操作パネルを外し、

奥のヒーター固定スクリューにアクセスできるようにします。
ヒーター奥の固定は、ボディーのフックにヒーター側の

長いネジ部を引掛けて締め付けるという結構笑っちゃう構造です。
次にヒーターバルブを開き、ラジエータードレンコックを緩めて、

クーラントを全量排出します。
ヒーターのフロント固定スクリューを外すと本体前側が下がるので、ヒーターホース

のバンドを緩めてホースを外すとヒーターマトリックス内のクーラントが出てきます。
奥のフックからヒーター本体を外し、

配線を外すと、
ヒーター本体がフリーになり、やっと摘出に成功、

奥のボディー側フック、これだけで固定している結構いい加減な構造です。
ヒーターホースの接続口、ココは15年位前に腐食でクーラントが漏れて、

対策品のブラスの口金に交換しているので奇麗です。
ヒーターマトリックスの固定スクリュー2ヶ所を緩めて、マトリックス本体を摘出、

オー、ノー、結構きてますがな。
激しいクーラントの漏れ跡、鮮やかなグリーン、しかし爽やかさとは縁遠い色、

これじゃフロントガラスも曇る訳やな。
ヒーター内部にもクーラントの漏れ跡、

固体化したクーラントを拭き取ります。
側面パネルを外して、内部を拭き取ると腐食までは至っておりませんでした。

風向き変更パネルのスポンジも、前回交換してからまだ弾力を保てています。
本日はここまで。
内部の手入れをして、明日復旧やな。
Posted at 2023/11/18 19:29:35 | |
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