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九州の古墳には「装飾古墳」といって、石室に文様や絵が描かれた古墳が多くあります。年に2回、春と秋に一般公開されていますが、コロナ禍で近年は中止されており、なんと四年ぶりの公開日が今日でしたので、行ってまいりました！＼(^o^)／

有名な高松塚古墳やキトラ古墳と並び、国の特別史跡（国宝）の扱いを受けている大変貴重な遺跡となっています。そんな国宝級の古墳が桂川にあるのはすごいこと。公開日はお祭りになっており、出店や体験コーナー、ステージ演奏の演し物などで、大変賑わっておりました！(⌒▽⌒)

厳重に2重の扉で守られた石室内部は、前室部分にある分厚いガラス越しに内部を垣間見るといった、本当に凄い状態でした。一回に15人ほどが見学室に入ることが出来るので、それはもう待ち時間が必要なのです。

劣化が進んでいるとはいえ、はっきりと牛の絵や文様が描かれているのが見えるのは、いやはや感動でしたね！石室の周囲も朱色で覆われており、まさしく「装飾古墳」の国宝と言って間違いない凄さでした。

観覧後、併設してある資料館にて、実物大レプリカの石室を訪れ、明瞭に描かれた古代の絵を確認！
写真はこのレプリカのもの。本物は撮影禁止です。

レプリカといえ、豪華な石室を存分に堪能しましたよ…でも、やはり本物の迫力はすごかったぁ…

いやはや、昨日、偶然にも沖出古墳を訪れていて良かったです。

ここは飯塚…炭鉱の史跡「巻き上げ機台座」が残っているらしいので訪れてみました。

まず向かったのは「上嘉穂炭鉱跡　捲上台座跡」。住宅地の中に突然現れる台座跡です。なかなかにデカイ。地面はコンクリートで固められているので、これが炭鉱施設の跡…と、地図で知っていなければ謎な建造物です。

次に訪れたのは「明治平山炭鉱所　巻き上げ機台座跡」。道路の脇にガッツリとしたレンガ積みの建物は凄い違和感が（；^ω^）家の敷地と同化してました。

そして…最後に訪れたのは「三菱飯塚炭鉱跡」。2つの巨大な巻き上げ機台座が…現存してました！
いや、こりゃ凄い！
見上げるほどの巨大なレンガ積みの塔がそびえ立っています！

いやぁ、今日はビックリする建物ばかりだ！

説明板に当時の姿がありましたが、この上にさらに巨大な小屋が乗っかっており、凄い状態だった事がわかります。これが昭和30年代まで活躍してた…とは、想像もつかないです。

志免町には世界一の炭鉱跡、竪坑が残っており、これも巨大でしたが、巻き上げ機台座も十分巨大で、石炭産業が華やかなりし頃は、ホントに凄い時代だったのだなぁ…と思いました。