アウディTTスポーツバックが気になる！

プジョー308に加えて、兼ねてから注目のBMW2シリーズアクティブツアラーの国内発売のニュース、そして鈴鹿でのF1グランプリ開催と、僕的にワクワクするニュースが目白押しの今週、欧州ではパリモーターショーが開幕しました！
前回のブログ”from Mondial de l'Automobile 2014”にて気になる出展車種は既にレビューしましたが、今回のブログでは、開幕と共にアンベールされた注目モデルの中から、気になるクルマ”アウディTTスポーツバック”をピックアップしてみます。

ワールドプレミアとなったそのお姿、ファーストインプレッションはとにかくスタイリッシュ！
見た目重視派のわんどら的にはとても良い感じです。
ベースのTTクーペよりも全長が290mm伸びて、幅も60mmワイドになったとのことですが、TTのイメージを維持しながらも、単なる間延びしただけではないデザインにしっかりまとめているなんて、さすがアウディ！
そしてホイルベースも120mm伸びたことで、アウディA3セダンよりも居住空間も広くなったんだとか。
つくづく、自動車デザインにおける10mmの影響力の重要さを感じてしまいます。
日本の自動車も、デザイン視点で考えたら5ナンバー枠とか軽サイズとか未だに拘ってる場合じゃないですよね。
もちろん大きくすればイイって事ではないのですが、もっと自由にクラスを表現してもいいって思っちゃいます。
(その点、最近のマツダはイイ感じですね)

んー、話題が日本車デザインの話になりつつありますが、ここは本題に戻して…（笑）
今回ピックアップしたアウディというブランド、僕にとってはクワトロシステムよりもやはりデザインで選びたいクルマ、なんです。
そうは言っても実は正直、フロントバンパー下部まで大きく空いた口のようなグリルを持ったフェイスは好きではありません。
しかし、例えば同じような雰囲気を持ったレクサスに比べたら、アウディのほうが大人っぽい、まとまりのある意匠を感じます。
プレミアムブランドとしての歴史の差？あるいは美的感覚に対する文化差ということかもしれませんが。
しかし、そんなことよりも僕の好きなアウディデザインは、スポーツバックのラインナップに見られる、流れるようなルーフラインを描くスタイリング。

これは他のプレミアムブランドにはない流麗さ！
見るたびにうっとり感動してしまうA7などは、”よくぞここまで美しくしてくれました”と思ってしまいます。


そんなA7をフラッグシップとしたスポーツバックのデザインコンセプトを、コンパクトだけどしっかりと汲んだ今回のTTスポーツバック。
今回パリに登場したのはあくまでもコンセプトモデルとのことですが、来年の発売が楽しみな、気になるクルマです。