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わんどらのブログ一覧

2019年09月30日 イイね!

小さなガレージ #14 魅惑のマジョレットワールドPt.2

小さなガレージ #14 魅惑のマジョレットワールドPt.2ヨーロッパの気になるクルマを1/43スケールで集めた「小さなガレージ」。
自分の好きなクルマを思う存分ガレージに収めることかできたらいいのに!なんてフツーのサラリーマンにはなかなかできないこと。
しかしミニカーであればそれも叶う!と、集め始めて数十年、1/43の精密なディテールを持つミニカーは着々とガレージ(実際はダンボール…笑)に収まっております。
本来ならそんな1/43ミニカーをガレージ入庫ごとに、そのクルマとのエピソードと共に書き綴っていこうというブログシリーズだったのですが、実際には時々入手したモデルをなかなか紹介できないのが現状です。
(ちなみに最近は新型ルノークリオがガレージに収まりました!)

さて、本来書きたいブログはそんな感じですが、最近"見つければ買い"を楽しんでいるのが、1/43の大人用ではない、タイトルにあるマジョレットミニカーです。
約1年半前に書いた前回のブログから集め始めて、いまは15,6台はあるのかと思います。
マジョレット、その存在は昔から知っていたのですが、以前は単なる食玩として自身が触れるものではないと思い込んでいて、特に注目せずに過ごしていました。
それに、この手のミニカーに手を出したらキリがなくなるぞ…と自制していた面もあります。
ただ、子供が様々なおもちゃに興味を抱くようになり、僕としてはウサギのぬいぐるみもデュプロブロックもいいけど、やっぱり私の子供はクルマに触れさせないと!と、勝手に"車育"と称してミニカーを与えてみたのでした。
しかし、子供用ミニカーの定番といえば当然トミカですが、私わんどらにとって魅力的な車種がない!
ということで、コレクターズアイテムではなく、"玩具"として集め始めたのがマジョレットというわけです(だから買ってきたらすぐにブリスターパックから取り出して子供に与え、パックは捨てちゃいます)。

1年半前にその集め始めについて書いたブログを読むと、初めての購入車種はルノークリオ、トゥインゴ、BMW1シリーズといったところ。
当時は近所にマジョレットを取り扱うスーパーマーケットがなかったのですが、あの時から変わったのは、近所に中規模スーパーが2件オープンして、そのどちらもがマジョレットを取り扱っているという、嬉しさと共に散財の要因ができたこと。
おかげで徐々にラインナップは増え始め、メルセデスAクラス、ゴルフGTI、ポルシェ718、アルファジュリエッタ、オペルアダム、プジョー308、508、フィアット500、ルノーメガーヌ、トラフィック、シビックタイプRなどなど、自身の好きなクルマに限ってとはなりますが、トミカにはない欧州車中心に賑やかになってきました。

そんな集めてみると、なんだかマジョレットの不思議が見えてきました。
それを4つピックアップしてみると…。

1.シトロエン車が少ない?
単に1年半のチェックしかしていないので歴代のモデルはわかりませんが、今まで出会ったのはこちらのカクタスとDS4のみ。
地元フランスの商品企画であればもうちょいあってもよいかと思いつつ…。

2.出来の良さに随分と違いが…
これは商品企画の問題か、モデル化の時期の問題か、立体化がとてもよいもの、ディテールアップされたもの、あるいはその逆にひじょうにルーズな造形のものなど品質がテキトーです。
おー、これは出来が良いと感心するのがプジョー3008や日産GT-Rなど。

GT-Rはトミカからも出ていますが、マジョレットのほうがミラーがあるし、塗り分けも細かくてはるかに良い感じ。
逆にルノークリオやメルセデスAクラスなどはもうちょい頑張ろうよ…と、GT-Rと同じ値段の商品にするには手抜きすぎ。
この曖昧さがフランス品質?

3.店舗在庫?の不思議
まあこれは流通上の問題ですが、カバヤのホームページにラインナップ紹介されているシリーズが店頭にあるとは限られず、店舗在庫は新旧様々な様子が見受けられます。
ある時期は私にとって興味のないスーパーカー系(ランボルギーニとか)やアメリカンカーばかりが並べられている時もあれば、最近我が家の近所のスーパーでは随分前にラインナップされていたであろうルノーマスターの救急車やカローラアルティスなど、欲しかったなぁと思っていたモデルがマジックテープで留められています。
ブリスターパックを見るとパッケージのグラフィックがぶら下がっているものごとに違うし…これはスーパーの在庫の問題なんだなと思いますが、なんだかテキトーだなぁ…と思うのであります。
(まあ、そうなると掘り出し物探しが楽しくなるのですが!)

4.さて、どうやって遊ぶのか?
我が家の場合、これらのマジョレットはいくら出来が良くて"ぶつけるのが勿体ない"と思っても、前述の通り"子供のおもちゃ(兼車育)"としていますので、開封されたミニカーはストックボックスにガチャガチャに突っ込まれてぶつかり合い、クルマによっては弱い塗装が剥げたりしています。
(あー勿体ないと思いつつ…)
子供(女の子だけど)は時折それらを架空のテーブル駐車場に色別に並べて遊んでいますが、並べる時に"これは?"→"クリオ"、"じゃあこれは?"→"メルセデス"などとクルマの名前を伝えたりして、車育に勤しんでいます(笑)。
ただやはり子供だし、例えばトミカのようなタワーパーキング(高い位置に電池仕掛けのエレベーターで上昇させ、スロープをぐるぐる降りてくる)ようなおもちゃで遊びたい様子。
でもきっと、トミカよりも僅かにサイズの大きな(しかもドアミラーがある)マジョレットは、トミカの出すこうしたジオラマ系商品にうまくマッチしてくれるのかが疑問です。
本来はトミカのタワーパーキングなどがギミックも多く遊びやすそうなのですが、それらを買っても、結局クルマが滑らなくて遊べなければ話になりません。
そこで見つけたのがこんな商品。

どうやらフランスのミニカーメーカー、ノレブ社の商品のようですが、こちらは3インチミニカー用とあります。
3インチというのはオフィシャルなスケール呼称ですが、3インチミニカー用ということはこちらもマジョレットより小さいという(3インチにそもそも観賞用以外の商品があるのか?)、やはり疑問があります。
果たしてフランスの子供たちはこのマジョレットミニカーをどのようにして遊んでいるのでしょうか…。

というように、実用主体のコレクションは少しずつ増えて、小さな手で床を高速走行したり、クラッシュしたり、ガレージに収められたりしています。
集めるのは親が楽しみ、遊ぶのは子が楽しむ、マジョレットはなかなか素晴らしい商品なんだと思います!
Posted at 2019/09/30 08:40:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー
2019年09月28日 イイね!

VW ID.3が気になる!

VW ID.3が気になる!アイディスリー。
随分と先進的というか、無機質なネーミング。
欧州メイクの雄、フォルクスワーゲンのモデルネーミングは基本"風"にイメージされると言われていたのは遠い昔の事というのを明確化させたネーミングが次世代の新たなラインナップを象徴している、VWの新たなアプローチです。
既にコンセプトは随分前に発表されて、この春からの予約開始を経て、先日のフランクフルトショーでようやくアンベールとなった新型は、少なくともスタイリングの面ではVWらしいまとめ方がされている、やっぱりこの手のハッチバックスタイルを作らせたらうまいなぁと感心させられます。
ポロやゴルフのスタイリングを受け継ぎながらも、そうは見せない未来感あるデザインでEVとしての差別化を図る。
まもなく発表(来週あたり?)となる新型ゴルフ8が並行して販売されるからこそ、このモデルには定番とは違う意匠を与えて存在感を示しているのかと思います。
(新型ゴルフ8は現行型の流れを汲む、コンサバティブな進化が見込まれるだけに、このID.3のフレッシュさはより引き立つものと思われます)


そんな新たな存在感を放つID.3。
いま欧州で支持されている、ルノーZoeや日産リーフを超え、ニュースタンダードとして受容されてゆくのか、気になるところです。
VWは既にeゴルフ(そしてe-up!)というEVモデルを展開し、欧州では広く支持を得ています。
以下は2018年欧州での電気自動車販売ランキング…
1位 日産リーフ 38,740台
2位 ルノーZoe 37,782台
3位 VW e-ゴルフ 21,111台
4位 BMW i3 18,018台
5位 テスラモデルS 17,386台
6位 テスラモデルX 12,108台
7位 ヒュンダイアイオニックEV 9,786台
8位 スマートfor Two Electric Drive 8,703台
9位 キアソウル 6,591台
10位 ジャガーi Pace 6,294台
見るとeゴルフはガソリン車派生なのに、Zoeやリーフなど並み居るEV専用車種に負けず劣らずの販売実績を持っています。
これがID.3のベースのポテンシャルであると想定したら、VWのブランド信頼性や販売力を以ってすれば2020年には一気に市場を席巻する存在であることは容易に考えられます。

欧州(西欧諸国中心)では数年前から進められているディーゼル排除の流れと、それに合わせたEV購入促進策(税制優遇や購入インセンティブなど)が効き目を示してきていて、もはやEV車種購入に対する経済的ディスアドバンテージはないと言われています。
逆に、何故欧州でEVが売れているの?と言われたら、実はクルマの特徴云々よりも、正直言って政府や行政の施策と、企業の施策なんだそう。
(企業による要因とは、フリート、カンパニーカー、シェアリングへの導入活性化の効果)
そうなると、クルマ選びは何が焦点になるのでしょうか。
あるシンクタンクによる欧州での調査からフォーカスされているポイントをピックアップしてみると…。
1.電気自動車の魅力、それは加速感
消費者の多くは、あの加速感に魅了されるんだそう。
ディーゼルのトルクによる押し出し感、あるいは小排気量+ターボによる加速性向上など、欧州でメインプレーヤーに育て上げられた性能特徴は、ドライバーの好みに牽引されて磨かれたいうことかも知れません。
その意味では、高い車両価格が優遇措置で競争力を身につけた現時点では、この加速感の好印象がEV車への受容性を促すポイントになっているのかと思われます。
2.航続距離の問題
航続距離を性能のアドバンテージとしてどう捉えているか、各メイクによって方向性が異なるというのが現状の中、消費者もどう捉えるかがクルマ選びのポイントになっています。
ID.3のファーストエディションは標準モデルで420km(最大500km超)の航続距離と言われていますが(最近のEV量販モデルの標準値ではないでしょうか)、ライフスタイルによっては、航続距離は重視しないというニーズも多いのです。
それは、都市圏と地方部のユーザー思考差もあるのかもしれません。
一軒家で自宅の充電器でフル充電して長い距離を走るというモデルケースか、あるいは都市の集合住宅に住み、路上にある急速充電器を使ってちょくちょく充電するというニーズにて(インフラが乏しい日本では"いかに長い距離を走るかが商品性の証という論調がありますが、カンパニーカー制度での需要高く、長距離ドライブだけがニーズではない欧州では割と王道のケース)、"どうせ一度にそんな距離を乗らないし"という志向もあります。
(ホンダeはその志向に割り切った戦略)
フランスやオランダ、北欧などのEV普及国はインフラ面も進歩し、特に街中での急速充電器の設置は増えてきています。
そんな環境からも、どのくらいロングマイレージかという特徴よりも、ID.3のように30分あれば80%の急速充電が可能といった性能訴求のほうがニーズが高いのかも知れません。
そんなことで、結局は行政や企業のインセンティブが落ち着いたその先の定着は、"電池の性能"が鍵を握るというのがEV普及の真の課題ということになるのかと思います(結局何かと経済紙はこの論点に持ってきますが…)
それは電池の性能自体を問うのと同時に、生産能力が問われ、結果、消費者ニーズと生産(電池)との"需要と供給"に応えたメーカーこそが勝ち残るとも考察されているのが、欧州市場における普及のポイントだったりもします。
そんな中、今回のID.3の2020年からのリリースに合わせて発表されたのが、そのIDシリーズ(今後2車種追加されてゆく展開)の電池需要に応えるべく、2023年稼働予定にてスウェーデンの電池メーカー、ノースボルトとの合弁工場をドイツ国内に設立させることが決まったといいます。
(それに先駆け、リチウムイオンバッテリーの研究施設を今年9月に開設)
VWグループの電動化戦略を加速させる役割として工場を自前化して臨むなんて、"需要と供給''の観点からもID.3が普及版EVの大本命と言われる前評判は確かなものになりそうな気がします。

Zoe、リーフそしてこのID.3に加え、プジョーe208やオペルeコルサ、ホンダeなどのニューモデルが盛り上がってきた欧州コンパクトEV市場。
行政のインセンティブなどはもちろん普及のトリガーではあるけれど、私たちのようなクルマ好きなフツーの消費者にとってはEVであろうがクルマ選びを楽しみたい!と思うわけで、そういう意味でもこのID.3は検討に十分値する魅力を感じる、今から日本導入が楽しみなとっても気になるクルマです。
2019年09月21日 イイね!

Citroen Centenary Gatheringに行ってみると

Citroen Centenary Gatheringに行ってみると今年はシトロエン生誕100周年にて、国内でもいくつかのイベントが開催されていますね。
春に長野で開催された日本シトロエンクラブ主催のイベントをはじめ、折角このハレの年にシトロエンオーナーであるのだからと、なるべく積極的に繰り出そうとしている中、いよいよ期待のオフィシャルイベントが開催されるということで、居ても立っても居られない私わんどらは、平日に"イベント視察"という名目で職場を抜け出し、赤坂アークヒルズを訪れてみました。

"Centenary Gathering"というイベントタイトルは、日本での100周年記念活動を総称したもの。
フランスでは"Rassemblement du Siècle"(=Gathering of the Centuryとなる?)という周年活動名のため、本国を踏襲している名称のようです。
会場である赤坂アークヒルズのカラヤン広場には、100年のヒストリーを名車で語るラインナップ展示を中心に、モニュメント的なHトラック、現行販売車両の展示、物販ブースなどで構成されています。




イベントの目玉は何と言っても名車展示。
ピシッと綺麗にクルマが並べられていて、そのラインナップは壮観です。
折角なので写真を、それらのクルマたちへの私わんどらの個人的思いと共にアップしてみると…

今流行?のバーンファインドにて見事に復活した5HPというクラシックカーはなんと1923年製なんだそう。
ここまで来るとただただ凄いねと感心するのみ。

トラクシオンアヴァンはとってもいい感じ!
ポストWW2時代のクラシックカーの中では唯一感情込めて"良いものを見た"(見たというより"拝見した"の方が気持ちにあってる)と思えるクルマです。
そしてお隣の2CVもずっと見ていられるモデル。
長い生産期間の中で少しずつ変化があるのかと思いますが、やはりこの50年代のモデルは味がありますね。
お隣にあったお馴染みの後期型?と見比べるだけでも見応えがあり、以前パリを旅行した際に遭遇した2CVのパレードランで見た新旧モデルの表情の豊かさを思い出しました。


お次はDS21パラス。
このクルマもずっと見ていられる"夢のデザイン"です。
イマドキのカーデザインが全て既定路線上の出来事のように感じてしまうようなこのスタイリングは、まさにシトロエンの掲げる"移動する自由"。
しかも当時はこのモデルが特別なスーパーカーではない、タクシーにも救急車にもなる普段の乗用車だったんだから凄いとしか言いようがありません。
お隣はAMI8。
実は個人的好みはクリフカットデザインのAMI6だったりしますが、このワゴンスタイルのモデルを見れたのは貴重な機会です。
なんといってもオシャレでかわいい。

さらに続けて…SMとGSです。

SMは改めて見ると、なんて伸びやかなクーペ?スタイルなんだ!と圧倒されます。
低いスタイリング、大きなボンネットにドア…このクルマの誕生背景をもっとちゃんと知りたくなってしまいました。
そしてGSはこれまた珍しいロータリーエンジンモデル。
実はクラシックシトロエンの中ではこのGSは"欲しい"と思うモデルで、実際に専門店での販売車両を探してみたりしたこともあります(もちろんフツーのエンジンモデルです)。
もちろん今は儚い夢となっていますが、サイズ感、デザイン、シンプルさ、どれをとっても大好きなモデルです。

そんな感じに、まだまだCX、BX、XM、エグザンティア、C6、カクタスと並んでいて、シトロエンって近代モデルでさえコンセプチュアルで美しいと感じさせてくれます。


クルマの横に置かれたパネルはその位置と大きさにもうちょっと配慮が欲しかったなぁ…(だって、クルマが見えないじゃん!)と思いましたが、書いてある内容は読み応えあるものでした。
今回の名車たちは実際のオーナー様が持ち寄られたものですが、パネルにはそのオーナー様たちのひとことコメントが添えられています。
そのコメントはたった数行ながらも、名車を所有することの単なる自慢など感じず、クルマをパートナーとする暖かさが感じられるもので、それらを読んでいたら自身の大好きだった過去所有のクルマたちへの"あのクルマ、もっと長く乗っていればよかったな…"という想いが蘇ります。

さて会場は物販コーナーもあります。

PCJが出店するオフィシャルグッズコーナーと蔦屋書店の出店するシトロエン趣味の本屋さん(代官山蔦屋の模擬店)となりますが、オフィシャルグッズの品揃えは、シトロエンディーラーにあるものあるいはオンラインショップものとほぼ変わらず少々ガッカリ。
もうちょっと今回のイベント用にグッズでも用意してくれていたら興奮したのに…。
(もしかしたら訪れた際には既に売り切れだったのかもしれません)
ただ、その場でアンケートに答えるとキーホルダーが貰えるという嬉しいギフトもあります。
加えて、フォトブースのアトラクションもあったようですが、訪れた際は開店休業状態で、イマイチよくわかりません。

さらに、隣接するカフェはこのイベントとのコラボレーションがなされていて、店内装飾からランチョンマットやコースターがシトロエン仕様で嬉しい限り。


メニューも"シトロン"を使ったデザートや、焼印入りハンバーガーなどユニークで、少し楽しい気分になるかと思います。
こちらのカフェにはテラス席もありますが、残念ながら会場に並ぶ名車たちは殆ど見えません…。
(皮肉なことに展示車両が並ぶ会場の目の前は別のカフェ!こちらはコラボしてませんが、テラス席からは圧巻の眺めです。どちらを取るかは気分次第でしょうか)

イベントでは夕方からシトロエンが登場する映画の上映会があるんだとか。
実際に観てはいないのですが、確かに頭上にある大きなスクリーンに映像は映りますが、まさかの映画を立ち見?という懸念が…。
そんな感じに、実は展示車両の素敵さがイベントのキーとなっていて、他のコンテンツはイマイチだったかな…と思ったのが正直な印象でしたが、全部まとめて考えるとこんなにシトロエンの濃度が高い場所なんて今の日本のどこにもないわけで、そう考えるとやっぱりワクワクしてしまいます。

残念なことに土日の週末はこのイベントのハイライトである展示車両(5HP以外のヒストリックカー)が居なくなるようで(週末なのに…まじイベント企画のツメが甘すぎる?)、一旦は寂しくなる様子ですが、最終日にはこれらのクルマたちにより代官山(モーニングクルーズ)から都心へのパレードランが行われ、再びこちらの会場に並ぶというので、最終日は街角でパレードを見るか、あるいは会場に再訪しちゃおうかななんて思います。

できればここ東京だけでなく、このコンテンツをそのままイベントパッケージにして全国キャラバンすればいいのに…!
Posted at 2019/09/21 00:02:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエン
2019年09月20日 イイね!

日産ジューク2が気になる!

日産ジューク2が気になる!さあ、このモデルの登場を待ってました!
というわけではないのですが、久々の日産ニューカマーを放っておくわけにはいきません。
(何しろ日産贔屓なもんで)
メディアでは"果たして日本導入はあるのか?"と、国内動向が話題になっている第2世代のコンパクトSUVジューク、いやホントこの登場を心待ちにしていた人は日本でも多いのではないでしょうか。
今回主戦場となった欧州においては、初代デビュー時の人気の高さが維持されつつ約10年経った今でもしっかり期待値へとつながっているようで、今回の満を持しての登場がまたコンパクトSUVのジャンルを賑わせてくれそうです。
なんと言っても、この10年間のあいだにスモールカテゴリーへのモデル参入は盛んになり、今や欧州では約20車種がひしめいているんだそう。
そんな飽和気味の市場においても、特にUKやフランスではようやくジュークが出てきた事を歓迎する消費者は多いようで、果たして販売された時の反響はどんなものなのか、とても気になります。

もうひとしきりメディアにて取り上げられていますので詳細スペックをトレースすることはしませんが、外観デザインは大きくなっても"やっぱりジューク"感はよく出ています(35mmワイドに、70mmロングになったんだとか)。
1stモデルは、その躍動感ある曲線との組み合わせを見事にまとめたエルゴノミクスなデザインで、正直いって初見は"え、これ室内苦しそう…"とイマイチ賛同できなかったのですが、見慣れるとこれが未確認飛行物体みたいで実にキュートな感じではないてすか!
今回の新型はそんなファーストインプレッションで得た斬新さや異質感を上回りはせずとも、"いいとこ取り"はそこそこ出来たメリハリのある好感あるデザインなのではと感じます。


何しろ自身の特徴をよくわかってらっしゃるというか、Vモーショングリルとライト類の組み合わせが一目でモデルを印象付けるものになっていて、それが全体感を崩さずに構成されているのが上手いと感じてしまいます。
イマドキはいろいろ似たような顔か、あるいやどこぞやと違う飛び抜けたデザインかと様々な表現のどちらも割と普通に受け入れられる世の中になっていますが、この顔は"見慣れた異質感"がフツーに受け入れられそうな気がします。

一方の室内空間は、これが意外とシックというか、大人空間になってます(写真のせい?)。

もうちょっと遊び要素は?と思いますが、シフトゲートやエアコン吹き出し口を円形にするのも既にミニやメルセデスで見慣れた事だし、あまりフレッシュな要素はありません。
もちろん最新機能満載で便利で快適な空間、そして運転支援システムプロパイロットも装備された日産らしい装備とドライバビリティになっていることは間違いないのでしょうけど、アクティブさは抑えられたのかも知れません。
(改めてプレス写真を見ると、鮮やかなオレンジ色の加飾仕様などもあるようですね)
外観の持つジュークならではのユニークさと、大きくなったことによるどっしり感の醸成、そしてこの少し大人な落ち着き感は、ターゲット年齢層を少し上げたという事なのかもしれませんね。

さてこのクルマのもうひとつの話題は、ルノー共用プラットフォームCMF-Bを起用し、日産の英国工場で生産されるということ。
同プラットフォームはルノークリオやキャプチャーと同じにして、コンパクトファミリーカーの標準形ということで、それ自体はアライアンスによる効率化を最大限に発揮できるのかと想像しますが、それを用いて英国で作るという判断が、日産にとっては勇敢なものなのかと想像しちゃいます。
まあ一流のグローバル企業に勇敢も何もなく、あらゆる状況を想定しての"欧州への輸出需要に十分応えられる"と判断しているのでしょうから、英国の新首相がハードブリグジットを選択しようがどうなろうが、商売できる判断があるのかと思うと、経営判断っていろいろだなぁと感じさせられます。
私のような世界の端っこでいそいそ働くフツーのサラリーマンにはわからない世界ですが…。

さてさてそんな、欧州では期待値を持って迎え入れられているジュークですが、冒頭に書いた我が国での話題、果たして国内導入はあるのでしょうか。
メディアでは販売店取材を元に"国内販売の音沙汰なし"との見解を出しているようですが、実際のところはどうなんでしょうか。
国内にはぜひe-Powerの搭載をしていただき、あれこれ出ているSUV陣を黙らせて欲しいと期待してしまいます。
そんな期待はしつつも、自分で購入する機会はありそいにないのが正直なところですが、これに家族を乗せてフェスに行ったり、キャンプに行ったりしたら楽しそうだなと想像してしまう、気になるクルマです。
2019年09月11日 イイね!

from Frankfurt Motor Show 2019

from Frankfurt Motor Show 2019世界のモーターショーの在り方が問われ、その位置付けが変わろうとしている中、来月開催の東京はひじょうにガラパゴスな様相となるようですが、欧州で開幕した秋の祭典は、各社が最新のモデルを初お披露目の場としています。
まあ、欧州メイクスにしてみたら春のジュネーブそして秋のフランクフルトは"自分たちの庭"みたいなもので、ここでアピールしない手はないのです。
(それでも、フランクフルトと交互開催のパリモーターショーなどはメーカー出展が淘汰されつつある)
そうした欧州メイクスの重要なステージのひとつであるショーは各メディアにより既に様々な角度から紹介されていると思います。
そんな中でのわんどらレビューは、いつもの通り個人的に気になるクルマをピックアップしてみました。

今回のフランクフルトは、やはりというか、すでに当たり前というかの電動化が中心となったラインナップ。
中でもEV専用車種の初出が目立ち、また興味深いものがあります。
そんな中での最注目車種はこちら、VW ID.3です。

欧州では半年くらい前から予約受付をしていたので、いつアンベールか待ち焦がれていた状況でしたが、VWはやはりこのフランクフルトを選びました。
(逆に期待のゴルフ8のアンベールはお預けとなりましたね)
このデザイン、さすがハッチバックモデルを作らせたら天下一品のまとめ方を見せてくれて、魅力的に感じます。

合わせてタイトル写真はようやく市販モデルの登場となったホンダe。
家電製品のような存在として、シティユースにターゲットを絞り開発したモデルは、ID.3とは違ったニーズを満たしてくれそうです。
何しろホンダが放つ電気自動車というのは、成功を応援したくなっちゃう存在です。

続けてこちらの電動化専用モデルはポルシェタイカンです。

フツーに911やパナメーラのボディを電動化させることもできたでしょうに、敢えてこの新型車を投入するというのは、ポルシェの拘りなのかも知れません。
既に日本導入も決まっているこのモデルを見る日は近いかもしれません。

さて電気自動車から離れて、出展車種を漁ってみると、こんな可愛いクルマを見つけました。
ヒュンダイi10です。

VW up!、トヨタアイゴ、プジョー108、シトロエンC1、オペルアダムなどなど魅力的な競合か多彩なスモールシティカークラスにおいて、特にi10が得意な南欧や東欧のユーザーに愛される存在になれるかどうかが気になる存在です。
ちなみにヒュンダイはスポーツグレードを"N"と銘打っていて(BMWの"M"みたいだけど正直言ってカッコ悪い)、このi10にもNラインたるモデルがあるようです。

フロント周りをスポーティに仕立てていますが、個人的には普通のモデルのほうが好きです。

そのスポーティ路線にて注目はこちらのワゴン、アウディRS6アバントです。

いやいやなんだこの大胆なエアロダイナミクスは。
めっちゃ強そうな出で立ちはスポーツワゴンというより装甲車に見えてきたりします。
(但しこの悪そうな感じだけど繊細なアウディデザイン、嫌いじゃないです)

そして最後はBMWから、コンセプト4です。

次期4シリーズとされるモデルのスタイリングはとってもカッコいい!
しかし、やはりこの肥大化したキドニーグリルだけは未だ慣れることはなく、まさかですがこのまま出たりしないよね?と不安がよぎります。
ただ、上位車種X7や7シリーズに見る市販デザインへの反映や、それよりは控えめながらも鼻面大きな1シリーズなどの現実を考察すると、このコンセプト4がもたらすグリルデザインこそが今のBMWのリアルなのかもしれませんね。

という感じに、わんどら的気になるクルマをピックアップしてみました。
まだまだ掘り下げ甲斐のありそうな出展車種群ですので、webメディアをじっくり見つつ、将来のパートナー候補?となり得る気になるクルマ探しをしたいと思います。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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