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わんどらのブログ一覧

2021年03月31日 イイね!

トヨタアイゴXプロローグが気になる!

トヨタアイゴXプロローグが気になる!比較的新しいものにはすぐに反応しては"気になる"なんてピックアップしていた私のブログですが、ここのところなかなかタイムリーに書けていない状況か続いています。
1月の緊急事態宣言以来、在宅勤務が増えたおかげで、ブログを書く時間であった"通勤時間"が無くなり、その機会を逸してしまっていたのが直接的な要因ではあるのですが、そのタイムリー性を失うと文章を書く気が薄まっちゃうのも理由なんだと思います。
そんな中ではありつつ、今更ながらこちらのニュースをピックアップしたいと思うのは、私わんどらは元アイゴ乗りだったから。
アイゴと聞いてその進化を放っておくわけにはいきません。

おさらいにはなりますが、トヨタアイゴといえば、かつてチェコに設立したTPCA(Toyota Peugeot Citroen Automobile)で製造されたAセグハッチです。
かつてというのは、2年前にこの工場はPSAとの合弁は解消され、トヨタ単独の会社となったから。
そしてそれを以てPSAはAセグシティカークラスから撤退するということになりました。
アイゴと同じラインで生産されているシトロエンC1とプジョー108は現行型にてディスコンされることになるという、少し寂しい流れとなりました。
まあ、シティカーは電動化させるのも開発コストのかかることなんでしょう、PSA(ステランティス)は"選択と集中"を狙って、例えばこのレンジはフィアットに任せるなどの方向なのかもしれませんね。

さてそんな中で残されたアイゴですが、こちらは撤退することもなく次世代モデルの発表に至りました。
今回のコンセプトは、"Aセグメントのクラスリーダーとしての進化"を示すものというのがトヨタのメッセージ。
Xのネーミングと共にクロスオーバーモデルとして登場したモデルを見た途端、こう感じました。
なんだこれは…。

いや随分と自由なデザインだね!と感心してしまいますが、カッコいいとか可愛いとかは全く感じません。
造形の各所がコンセプトモデルだからこその奇抜さで、量産型は単なるヤリスクロスの小さい版に落ち着くというオチはあるのかもしれませんが、いまいち現実味がないというか、Aセグのリーダーを宣言する者がこれでよいのか…。
私が単にコンサバなだけなのでしょうか、あるいは所有していた初代のシンプルさが幻影としてつきまとっているのか…。
そんな奇抜なアプローチへの驚きと落胆と共に次に感じたのは、これってフォードKA(マーク1)じゃん…と思ってしまったのです。

いやKAのほうが限られた小サイズのディメンションの中でバランス取れたデザインに感じます。
一方で擬装されたテスト車両のスパイショットを見ると、このコンセプトモデルとは随分違うフツーのコンパクトカーに見えたりもします。
実際にはこの分厚いフェンダーモールに大径ホイールの出立ちとなるのか、あるいはどこかトヨタの質実剛健振りがこれらの派手さをマイルドに抑え込むのか、2022年と言われる量産モデルのスタイリングの落とし所が気になりますが、こちらのXプロローグをよく見ると、Cピラーからリアに回るデザインなど上半身はそのままシティカーになったらいい感じかもなんて思うところもあり、いずれにせよやがて見えてくるだろう量産モデルが楽しみです。
そしてメディアはこのスモールカーにEVのバリエーションが登場すると謳っていますが、果たしてその真相は…トヨタの持つ未知のポテンシャルが発揮される事はあるのでしょうかね、そのあたりも注目です。

可愛らしいデザイン、1L3気筒のパッソと同じダイハツエンジンは非力だったけど、アイシンAW製のMMTトランスミッションはそのエンジンを引き出すにはちょうど良い相性で、運転するのが楽しかった我が相棒初代アイゴ。

この良き思い出から離れられないまま、真新しいコンセプトモデルを見てもイマイチ共感には至らないのですが、いつか会うその3世代目が好印象を感じさせてくれることを期待してしまう、気になるクルマです。
Posted at 2021/03/31 08:52:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | Aygo
2021年03月29日 イイね!

新型プジョー308が気になる!

新型プジョー308が気になる!例年なら新型車のアンベールの場であるジュネーブモーターショーを終えてその余韻に浸っているだろうこの3月ですが、今年はそれもなく、特に目立った新型車ラッシュとはならぬ落ち着きある欧州マーケットが春を迎える中、まるでジュネーブをその場に迎えるべく順当に発表された新世代プジョー308。
世界中のファミリーが待ちに待っての登場となったモデルは、先代の面影を最新の208に施してみたらこうなりました、という、今どきプジョーならこうなるだろうね、と誰もが納得のスタイリングなんだと思います。
いやむしろ、意外とコンサバティブに仕上げてきたねと、もしやもっとエッジの効いたデザインになってくるのかとも思ったり、あるいはお隣のCセグハッチ同様にクロスオーバー感ある方向性に来るかな、などとチャレンジングなほうを向いて登場するかと想像さえしていましたが、ここはしっかりと正統派ハッチの出立ちとなり、個人的には少しホッとした感じさえあります。

どうやらサイズは現行よりもひと回り大きくなったとの事で、特にワイドが広がり全高がより低くなったという効果はスタイリングに自由度を与えていて、どっしりとした雰囲気が出ているのかと思います。
(全幅がアウディA4などと同格の1850mmなんて、ちょっとやりすぎな感もあり…)
顔つきは最近のプジョーお約束のDRLが斜めに走るキレのあるもの。
少し前に新たなVIが発表され、そのフューチャーレトロなエンブレムもこの新型量産車への装着が初となりましたが、この低く構えたドット状のグリルと相まってなかなか似合っているなぁと感じます。

車体にはサイドにもこのエンブレムが付いているなんて、なんだか得した気分(?)ですね。

今回のラインナップはガソリン&ディーゼルのコンベ車に加えてPHEVが選択できるということで、たぶん登用されたプラットフォーム(EMP2)では電気自動車化ができないのてしょうか、CAFE対応にPHEVという機能を選んだというのがこのモデル最大のポイントなんだと思います。
PHEVは2つのグレード構成になるとのことにて、EVレンジで約60kmのマイレージを稼ぐとのこと。
個人的にはプリウス含めてこのPHEVのメリットがよくわからずなのですが…BEVへのエントリーとして間口を広げてくれる存在として、ステランティスも全方位で電動化ラインナップをカバーしてゆくのでしょうね。

この新型308、個人的な期待としてはきっと設定されるであろうワゴンモデルのラインナップ。
まだ正式には発表も予定公表もされていないようですが、この低くワイドなボディにストレッチされたSWスタイリングとなれば、きっとスモール508SW的なヴァカンスツアラーとなり得る素質がありそうで楽しみにしてしまいます。

最近地元(都内)の街中で感じるのは、ホントフランス車が増えたなってこと。
特にプジョーの3008/5008はよく見るし、新聞などで"フランス車が好調"と販売台数の伸び率を以て書かれていることをじわじわと実感してきます。
(まあ、シトロエンはあまり見ないけど笑)
そんな中今回の新型308の存在感は、当然この日本においてもフランス車人気に拍車をかける存在になるのかと想像しちゃいます。
いやむしろそれを期待しちゃうのは、いずこも背の高いクルマばかりがもてはやされる昨今において、こういうスタイリッシュなハッチモデルが普段の街の風景に馴染んでくれると目に楽しいのになぁと思うのです。
残念ながら私たちの日本ではあのカローラですらスポーツ(ハッチモデル)はほぼ見ることなく、さらにインプレッサもマツダ3もメジャー入りとは言い難い状況にて、Cセグハッチ市場は厳しいカテゴリーとなってしまっていますよね。
しかしそんな日本でも、このセグメントは輸入車が奮闘している状況。
ならば今年期待のゴルフ8に続き、フランス車流行の勢いにのってこちらの新型にも盛り上げて欲しいと思う、気になるクルマです。
2021年03月20日 イイね!

実はLCVが好き pt.18 商用バン電動化花盛り編

実はLCVが好き pt.18 商用バン電動化花盛り編マニアックなネタながらも地味に続けているブログ、”LCV(Light Commercial Vehicle=いわゆる小型商用車)が好き”シリーズ。
不定期ながらも地味に続けてきた”気になる商用車ネタ”の18回目は、欧州LCVにて続々と登場するEVパネルバンを、過去の同ブログpt.15に続けて約1年9ヶ月振りにピックアップしたいと思います。

ご存知の通り欧州では脱カーボン、脱ディーゼルの流れを受けたCAFE規制により、各メイクは本腰を入れてエコカー投入に取り組むようになっています。
本格な法規制が始まった昨年は、取り組みの早いメイクスから規制クリアしてゆくという、選択肢が充実したラインナップが消費マインドも刺激する結果になりました。
取組の早かったフランスを地元に持つPSAは脱カーボンへの取組が早く、次々とモデルをリリースして余裕の規制値クリアを果たしてますし、EVモデルを持たないトヨタはハイブリッドモデルがEVを導入できない生活者の受け皿となり、劇的な市場シェア確保を遂げたのでした(CAFE規制はアライアンスを組んだマツダが足を引っ張ることになりましたが)。数年前には見向きもされなかった(失礼)先代ヤリスがモデルチェンジした途端に欧州トップ5モデル、そして欧州COTY受賞に至るなんて、凄いですよね。
なんて、CAFE規制によるマーケットの話になってしまいましたが、各メイク共にこの規制をクリアするのに気を抜けないのがLCVの領域。
なんといっても市場の約3割が商用車なのですから、そこにエコを投下せずに規制をクリアすることは不可避です。
そんな中で各メーカーは次々と既存LCVモデルの電気自動車化を施して登場させています。
一部ラインナップをおさらいすると…。

VW ABT e-トランスポルタ

ルノーマスターZ.E

フィアットeデュカト

オペル/ボクスポールヴィヴァーロe

プジョーe-エキスパート

シトロエンe-ジャンピー(e-ディスパッチ)

メルセデスeヴィト

日産e-NV200

英国発の老舗商用車メーカーLDV EV80

さらに変わり種はロンドンタクシーを製造するLEVCが放つパネルバンVN5

そしてEVではないけどプラグインHVとなるLCVベストセラーのフォードトランジット


…などと、もはや殆どのLCVにはEVバリエーションが用意されていると言っても過言ではありません。
さらにはここで紹介したミドル〜ラージクラスバンに加えて、スモールクラスのフルゴネットタイプ(ルノーカングーやシトロエンベルランゴなど)も続々とEV仕様あるいはPHVを投入していて、いかに欧州でのLCVはマーケットにおいて重要な存在なのかというのがわかります。

さて本題。
EVは自動車製造に新規参入する障壁を破る存在として、様々な"元他業界メーカー"が専用車両を開発、投入してきています。
商用車の領域では例えばドイツのストリートスクーターは、ドイチェポスト(DHL)と組んで郵便配達用の小型トラックを開発投入しています。
(このストリートスクーターは日本ではクロネコヤマト用に数百台投入されはじめていますね)
そんな物流業とのタイアップで具体ニーズを持って開発された新型車がこちら、タイトル写真にある四角くてスタイリッシュな商用車、"アライバル"です。

こちらのモデルは"バンバリーR&Dセンター"という英国のITファームが物流大手UPSと組んで開発したモデルで、今夏から続々と投入されていくんだそう。
なんといっても見た目が美しい!
商用車だけどオシャレな雰囲気もあり、これをUPSの濃茶に塗装された配達バンだけに使うのは勿体ない気がします。
そしてこれをみて思い出したのが、日本オリジナルの配達専用車、トヨタクイックデリバリーです。
クロネコヤマトと共同開発されたというあの初代モデルのミニマルなデザインはとても印象的で、商用車にかっこいいと思えた初めてのクルマかもしれません。

私の幼き頃の思い出的には、初代クイックデリバリーはタミヤのプラモデルになっていた記憶もあり、また黄色いキャンディ屋さんの仕様に組み立てた事を思い出します。

日本でも少しずつEV商用車の流れが生まれつつありますが、こんなアライバルのようなスタイリッシュなクルマが配達車として街中で活躍してくれたら、街の風景も少し希望ある未来に見えてくるのではと思うのでした。
Posted at 2021/03/20 14:52:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 実はLCVが好き
2021年03月16日 イイね!

日産キャシュカイ3が気になる!

日産キャシュカイ3が気になる!10数年前に起こったと記憶する"コンパクトSUVブーム"と言われるような現象は時を超えて"定番化"となり、一時期の新型車が出るのはSUVばかりということにも慣れてしまった感があります。
個人的には無縁なカテゴリーと思いつつも、近年ではそうも言ってられないくらいの浸透度に、"もし乗るなら○○がいいかも"なんて考えるようにも。
最近で言うと国内導入となったルノーキャプチャーなどはアクティブ感あるデザインが良いと思うし、欧州でフェイスリフトを受けたシトロエンC3エアクロスも立体的な顔が良い感じ。
さらには徐々にヴェールが解かれてゆくアウディQ4 e-tronなども気になる存在です。
あとはホンダの新型ヴェゼル、デザイン一新のディフェンディングチャンピオンは、その変わった姿に賛否両論を巻き起こしていますね。
個人的にはまだ受け入れ難いのですが…まあ写真でなく実物は良いという意見もあり、春の発売時に触れること楽しみにしています。
そんなヴェゼルの国内発表があった2月中旬の同日、偶然なのか欧州ではマーケットの本命、新型キャシュカイが発表されましたね。
日産贔屓(理由は過去のブログ、"やっちゃえ日産"シリーズをご参照あれ)の私わんどら的にはまずはこちらのニュースにどうしても注目してしまいます。
なんといっても今のSUVブームの火付け役、そして牽引役ですから。

今から約10年前、とある仕事にてオランダ・アムステルダムに出張した時のこと。
偶然にも欧州日産で働く方と食事をする機会があり、その方から"キャシュカイは欧州日産の救世主"という話を聞いたことがあります。
ルノーとのアライアンス後、欧州では乗用車のラインナップを制限することになった日産は、それまでのセグメント構成上にあったC/Dセグメント車種をやめてしまいます。
2008年頃の欧州ではアルメーラやプリメーラという評価の高かったモデルが無くなり、さらには市民の足として親しまれたK12型マイクラはモデル末期にて商品力不足、そこで力を入れたのはLCVの領域(NV200のオリジナルあれど、殆どはルノーのOEMですが)という日産にとって憂き時代と記憶しています。
そんな中で生まれたコンパクトSUVキャシュカイはまさに優れた商品企画の賜物にて、これまでSUVはある程度車格感のあるものという位置付けを打破して、欧州で大ヒットとなります。
日本でもデュアリスはヒットしましたもんね。
個人的には欧州仕様の"プラス2"という(確か)荷室が延長されたストレッチモデルがスタイリング的に好きでした。
そんなことでキャシュカイな起死回生の一発となり、日産の人でさえ"ルノーに抑え込まれた欧州市場に生きる道を作った"とのことを語るような素晴らしいクルマなんだと、アムスでの夜に感じたのでした。

初代モデルの登場後、各社続々と新型車を投入し、今やMPV/ワゴン市場をすっかり凌駕してしまった成長カテゴリーとなったこのコンパクトSUVクラスですが、並み居るライバルの中でキャシュカイは第2世代になっても、ほぼ常に欧州SUV販売No.1かつ、乗用車市場でもトップ10の常連組として評価されている勢いを持ちづづけているのでした。
(さすがにモデル末期の昨年はSUVナンバー1を兄弟車ルノーキャプチャーに明け渡しましたが)
いや凄いモデルなんだなと感心させられるばかりです。

さて新型は先代のデザインをどことなく踏襲しながらも、綺麗なストリームラインを持つモデルになりました。
最近日産が世界中で登場させているSUVはどちらかというと箱型デザインが多く(国内にて販売中のキックスを始め、北米向けのローグ(次期エクストレイルと言われてるモデル)、新興国向けBセグSUVのマグナイトなど)、果たして欧州向けの新型はどんなものなんだろうと思っていましたが、やはりキャシュカイらしさはしっかりと表現された好感持てるデザインです。


最近の日産SUVではお約束の縦に2分割したヘッドライトのデザイン(シトロエン的笑)も、他の車種はスクエアなカットなのに対してこちらキャシュカイはシャープに切長デザインとなっていて、これも味付けになっていますね。

新型は外観のみならず、さらにパワートレーンが興味深い。
なんとe-Powerにターボを付けたとかで、そんなパワフルな機構が加わっているといいます。
細かい仕組みはわかりませんが、ただでさえエコでトルクフルなe-Powerがブラッシュアップされているというからには更なる推進力を実現しているのだろうし、環境性能も向上しているのではと想像できます。
これはぜひ試してみたいですね。

さあ、今年の夏に発売とされる新型キャシュカイ、果たして欧州SUVナンバー1の復権となるのでしょうか。
特に生まれ故郷の英国では乗用車販売常にトップ5に入っているくらいの市民の足であっただけに、この3世代目にも欧州での活躍を期待しちゃいます。
そしてここ日本にも投入されないかなぁ…。
現行エクストレイルとキャシュカイはデザインも大きさも似ていて確かに同時投入は重複感あると思いますが、今度の新型はお互いキャラクターが異なり、同時投入しても良いと思うのですが。
まあキックスもあるし、地域最適投入を考えると、国内にデュアリス復活!なんてことはないのかもしれませんが、マイクラに続く魅力的な欧州日産ラインナップが日本でも選択できるようになればいいのに、なんて思ってしまう、とっても気になるクルマです。
Posted at 2021/03/16 20:37:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年03月05日 イイね!

European Car of the Year 2021

European Car of the Year 2021例年なら楽しみにしていたジュネーブショーからの新作を味わっている季節ではありますが、モーターショーなんぞやもちろん新型コロナウィルスの影響にて今年も中止となりました。
自動車メーカーもこれまではワールドプレミアをモーターショー合わせにしていた慣習がありましたが、それはもう無意味なこと、少なくとも欧州ではジュネーヴ、フランクフルトに合わせてリリースするなんてことは無かったことのように、それぞれ市場最適投入をするようになっている様子が伺えます。
そりゃ自然な事ですよね。
ワールドプレミアもオンラインが標準形になり、そうなるとモーターショーの意味がますますなくなり、アフターコロナの世界にモーターショーイベントはあるのか、その意味が問われる機会なんだと思います。
まあ、アジアや中国では即売会の意味合いも強いので、まだまだ楽しめるんでしょうけどね。

さてそんな例年のジュネーブショーのオープニングイベントであった欧州カーオブザイヤーが今年も開催されました。
今回は毎年のブログ恒例の、その欧州COTYのニュースをピックアップしたいと思います。

欧州23カ国のジャーナリストが、2019年夏以降1年間に発売された新型車(かつ欧州にて年間5000台以上販売される量産車)を対象に投票して決める大賞。
今年のファイナリストに選ばれた7台の顔ぶれは、シトロエンC4、クプラフォルメントール、フィアット500、ランドローバーディフェンダー、シュコダオクタビア、トヨタヤリス、そしてVW ID.3です。
そして、既にニュースにもなっている通り、今年のCOTYを見事に獲得したのは、トヨタヤリスでした。
久々の日本車の受賞という快挙は喜ばしいもので、素晴らしい事なんだと思います。
ヤリスは2000年に初代が欧州COTYを受賞していますので、この20年間にて欧州スタンダードとしても定着してきたのかと感心します。
最近の欧州CAFE規制の恩恵を受け、BEVの購入に踏み切れない消費者に見直されているのがHV車種でもあり、その十八番を擁するヤリスの販売はなかり伸びているというのが欧州での傾向にあり、なんと今年1月には月販No.1に輝いたともいう驚きの事実もあったりします。
さらにトヨタはカローラで昨年も日本メイク久々のファイナリスト入りしているし、欧州での商品力がメキメキとついてきているのがわかります。
調べてみると、去年のマーケットシェアがVW、ルノーに続く3位になったんだとか。

ちなみに今回の順位はこんな感じ。
1位:トヨタヤリス
2位:フィアット500
3位:クプラフォルメントール
4位:VW ID.3
5位:シュコダオクタビア
6位:ランドローバーディフェンダー
7位:シトロエンC4

マイブランドのシトロエンは久々のファイナリストになったものの評価的には至らなかったようですが、上位は欧州の本来特徴である小型車の評価が高い傾向にあるようです。
そしてヤリスの得票は266、2位フィアットが240、3位クプラが239票と、2,3位の僅差に対してヤリスは抜け出した結果となっています。
実は個人的には、ここのところのトレンドであるEVあるいはSUVという観点からは、ID.3はかなり優勢なのでは?と想像していたのですが、欧州のジャーナリストの評価は二分しているようで、総合的な評価とはならなかった事が伺えます。
まあ、今回のファイナリストラインナップを見ると、EVなりHVなりのCAFE対象車種ばかりにて、もう電気自動車なんて特別なものではないんだというのがよくわかります。
そういう時代なんですね。

そんなことで、本日の最後は毎年恒例の、”わんどら的欧州カーオブザイヤー”を考えてみます。
今年のファイナリストから、超個人的な見解でランキングしてみました。
すると…
1位:トヨタヤリス
2位:VW ID.3
3位:シトロエンC4
4位:フィアット500
5位:シュコダオクタビア
6位:クプラフォルメントール
7位:ランドローバーディフェンダー
となりました。
わんどら的に、今回の1位はご祝儀的に日本車受賞をお祝いしての評価です。
先日アップしたブログ"試したい時が試しドキ"にて書いた通り、実はまだヤリスを体験していないのですが、街で見るクルマには目を奪われる魅力があり、今回の欧州COTY受賞を機にますますこれは試さなきゃと言う気になっています。
他には、フィアット500はEV仕様の日本導入も間近(昨年、FCAからは導入前の商品意向調査を受けました)ですし、その他、今年〜来年にかけて導入されるだろうID.3、C4などの欧州で評価された実力者たちもぜひ試してみたいと思います。
この欧州COTYの話題を毎年1回決まって書き続けて8年、毎年傾向が少しずつ変わってゆく結果に欧州のトレンドを感じながらも、遅れて日本にやってくるだろう波を感じ、いち早く体験したいと、その時を楽しみにしています。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
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【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/11/26 22:35:36

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