先日みんカラブログ開設9周年を迎えたことを、恒例の年間アクセスを以って書かせていただきました。
その中でこれまて書いたブログの本数をカウントしているのですが、なんと9周年の前回にて499回ということが判明しました。
ということは今回は記念すべき500回ということにて、何かキリ番的なまとめを…と思い立ったのが今回のテーマ、"500本のうち、生涯アクセスの多いブログトップ10"を書いてみようと思います。
周年記念ネタ同様の"アクセスログネタ''にて芸がないと呆れないでいただきつつ(笑)、どれどれ、どんなものかな?とリラックスして読んでみてくださいませ。
私がこの"Sweet Suite Carlife"を始めたのは2012年の10月。
9年間でたった500本というのはかなりサボり気味の数かも知れませんが、それでも約6.5日に1本を書いたというのは個人的には合格点(開設当初は1週間に1回は更新しようと目安を立ててたので)なんだろうなと感じています。
今回の通算アクセストップ10はみんカラ機能の"PVレポート"からの引用にて、通算であるからには当然昔の記事のアクセスが多いのですが、古い話題であっても検索などによりいまだ読んでいただけるものがあるので、こうして誰かの関心に触れる事ができているのは嬉しいことだと感じています。
それでは500回記念、通算アクセスランキング行ってみましょう!
通算第1位は、日産NV300です。
2016年に書いたLCVネタがなんと私のブログNo.1となりました!
何故に商用車がトップに?と不思議ではありますが、実は私のブログシリーズにある"実はLCVが好き"の各コンテンツはどれもアクセスが多いのです。
前回の9周年の際も書いた通り、2020-21年のアクセス1位もフォードトランジットカスタムだったりします。
おそらく世の中にはあまり欧州LCVのトピックを書いたブログがないのかもしれませんね。
(このNV300の記事もGoogleのオーガニック検索にかけると個人ブログではトップに上がりますし…欧州専用車の話題なんてニュース記事以外挙がらないんでしょうね)
このルノートラフィックの兄弟車は最近フェイスリフトを受け、名前も"プリマスター"という以前のものを採用して販売されています。
日本でもNV350が"キャラバン"に戻されてマイナーチェンジしていますよね、記号名称を止めたリバッジは世界共通で行われているようです。
この記事はいまだ時折アクセスのあるものだけに、誰かの興味関心に触れているのであります。
(あるいはNV350と間違えての高アクセス?笑)
さて第2位は、プジョーリフターです。
2018年に欧州で発表のあった際に書いたブログとなりますが、フルゴネットバンが気になるのは私だけでなく、皆さんのアクセスからも伺えますね。
日本におけるリフターはベルランゴとの差別化を図るためによりスポーティに(GTの設定)、かつよりクロスオーバー感を持たせた、プジョーブランドらしい"クールさ"を感じさせる出立ちになっています。
ベルランゴよりも若干正式販売が後発のためにまだ街中ではあまり見ませんが、ファミリー感あるベルランゴか、あるいはスポーティなプジョーか、似て非なるものを選べるのは嬉しいですよね。
(個人的にはベルランゴ派…)
第3位は、2019年に書いたトヨタプロエースシティです。
実はアクセス数はリフターに僅差ですが、掲載年数を踏まえるとこちらのトピックのほうが話題性が高いということになるのかも知れません。
プロエースシティ、トヨタの放つ欧州専用LCVとなりますが、要はプジョーリフターのOEM車種にて、トヨタならではのキーンルック風を一応纏ったフロントセクション以外はステランティスのシブリング車そのものです。
トヨタは欧州における自前のLCV展開を諦めていて(なんと言っても世界のハイエースが欧州では安全基準上売れないので…)、その分このプロエースシティ、そしてハイエース代替の欧州専用車プロエース(こちらはプジョーエキスパートのOEM車)などはステランティスにバッジを託しています。
このクルマの日本導入はあり得ないのですが、もし並行輸入して敢えて選択したら、意外と目立つ存在でしょうねと綴った事を記憶します。
第4位は、"メルボルンレッドに魅せられて"というタイトルにて書いた、2012年初期のブログ。
メルボルンレッドとは、当時所有していたBMW320d M-Sportのカラー名称です。クルマのボディカラーに赤を選ぶのが好きで、この所有モデルのカラーをとっても気に入っていた事を記憶します。
ちなみに後に、"キャノスブルーに魅せられて"というボディカラーネタを書いたりもしています。
こちらは現所有のシトロエンC4ピカソのボディカラーについて書いたブログにて、実はあまり好きでなかったボディカラーに納得するまでを書いたのです。
さていつかはまだ見ぬ次所有車のカラーについて書くのでしょうかね。
続いて第5位は、BMW3シリーズツーリング(G21型)、現行型モデルについて書いた2020年のブログです。
昨年の記事にも関わらず通算アクセス上位にいるのは、皆さんの関心の高さを物語っているのかと思われます。
ブログは肥大化した3シリーズはどうなの?と思ったけれど、ツーリングならば荷室を活用したカーライフが広がるし大きいことは嬉しいことかもね、なんて思考で試乗したインプレッションを書いたもの。
今我が家ではこの3シリーズツーリングが"お墨付き"の方向性にあり、BMWの"24時間試乗モニター"へのキャンペーン応募が当たれば、改めてじっくり試してみたいなと思っている次第であります。
さて6位以下を続けましょう。
6位は、ルノートラフィック3です。
ここで再び登場のLCVは、2014年に現行型が登場した際にピックアップしたモデルにて、前述の通算トップに輝いたNV300の兄弟車(双子の兄)にあたるクルマです。
日本では並行輸入がされていて、フランス車のイベントなどでは時折見ることがありますが、欧州スタンダードを敢えて選ぶオーナーのセンスは素晴らしいと感じています。
続いて7位は、オペルコルサFです。
プジョー208とプラットフォームを共にする現行型コルサをピックアップしたのは2019年の事でした。
この時の記事を読み直すと、まだオペルの日本再参入が未発表だった頃に書いたもの。
まさか再びこのブランドを日本で体験できるなんてと、ステランティスやPSAJには感謝(?)ですが、来年初頭と発表されるスターティングラインナップにはこのコルサも入っているので、あと数ヶ月後にいよいよ対面できる事を楽しみにしたいと思います。
さて8位は変わり種、"丸い目をしたトヨタカローラ"がランクインしています。
2014年に書いたものですが、何故このクルマが500本のブログの中からのトップ10という高アクセスを得ているのかはよくわかりません…。
最近カローラは生誕55周年にして世界累計販売5000万台という驚異的な記録を打ち立てていますが、長い歴史の中でも個人的に最も好きなのが、この"丸い目をした"欧州向けAE110系なんです。
(その他、2TGエンジンを積んだTE27、2ZエンジンのNCVカローラランクスZZ(欧州名カローラTスポーツ)、そして現行型カローラスポーツなど、実はカローラって意外と好きなモデルが揃ってるんです)
この丸い目のカローラは"G6"モデルがWRCで活躍したりする強さもあり、見た目の愛らしさとのギャップがまた萌えるんですよね(笑)
第9位は、シトロエンベルランゴです。
ブログは現行型の欧州登場時、2018年に書いたもの。
記事は"PCJさん、ぜひ日本に導入を"と書いて結んでおりますが、その後実際にはPSAでかなりの議論を経ては導入され、今や日本でのシトロエンの快進撃を支える柱になっています。
日本導入においては、マーケティング部門的にはカングーの成功と日本でのクルマニーズ分析によりこのモデルの導入に積極検討するも、当時のPCJ社長が"商用車の導入はブランドイメージが崩れる"と懸念していたため躊躇していたということでした。
しかし今の実績を見る限りは、そんな心配は無用だったようですね。
だいたいこのモデルが"商用車"だなんて、フツーの人には知らないことですもの。
それにしても我がブログでは、2位プジョーリフター、3位トヨタプロエースシティ、そしてこのベルランゴと、PSAフルゴネットバンの支持が凄く高い!(ちなみにもうひとつの兄弟車オペルコンボも11位!)
まあピカソのようなMPV乗りが書くブログにて、この手のモデルの話題に反響があるというのは当然のことなのかもしれませんね。
さて通算500本のブログの中での第10位は、"スマートオープナー機能"です。
これは、今やいろいろな車種に付いている、"リアバンパー下に足を差し出すとトランクが開く"ハンズフリーな機能の事。
旧所有車BMW320d M-Sportに付いていた便利機能について、その使い勝手を書いた2012年のブログがランクインとなりました。
3シリーズ的にはこのF30系から装着された機能ですが、当時はなかなか要領掴めずに、足を入れても開いてくれずにイライラ…なんて事があったこと思い出します。
それにしても、こんな些細な機能についてのブログが高アクセスだなんて、これぞみんカラのクルマ専科ならではのディープさなのかと感じます。
いかがだったでしょうか。
もしかしたら、皆さまのお目に触れたことのあるブログもあったかもしれません。
こうして眺めてみると、私の関心に呼応してアクセスいただいている傾向が具体的にわかり、それもまた興味深いと感じています。
・欧州商用車(LCV)好き
・中でもフルゴネットモデル関心が高い
・コンパクトカー(ハッチバック車)好き
・所有経験あるBMWあるいはPSA系モデル好き
という感じでしょうか。
次にこうして通算でのランキングを総括するのが1000回の時だとすると、今のペースではおそらく9年後の2030年になるのかもしれません。
その時まで書き続ける事ができるのか?はわかりませんが、これからの時代は電動化がより加速して、書く内容も変化、そして読み手の志向も変化していくんだろうと推測されます。
まあ、まだ未来の事はともかく、9年前にみんカラを始めたきっかけである"誰かとクルマについて話したい"という想いは変わらず、こうして書くことで皆さまと共有できる事が大切。
これからも徒然なるままに、スローペースながらも書き続けていこうと思っています。
皆さま、よろしくお願いします。