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わんどらのブログ一覧

2021年07月31日 イイね!

新世代オペルアストラが気になる!

新世代オペルアストラが気になる!国内再上陸が待たれるオペル。
今年からの導入は来年初頭に少しばかり延期してしまったようですが、DLR網の準備は着実に進んでいるということで、またあの黄色×グレーの看板が街道沿いに見られる時を楽しみにしています。
まずはコンパクトカーのコルサにフルゴネットMPVのコンボ、それからコンパクトSUVの3種から導入されるというアナウンスだったかと思いますが、欧州ではこちら、第8世代のアストラがいよいよ登場しましたね。

まず第一印象から"これってどこのクルマ?"と思ってしまったくらいに変わった外観に驚いてしまいます。
えー、いつの間にかオペルってばこんなカタチになってたんだ!とツッコミどころ満載なのですが、これって日本に不在だった時期に変化したものではなく、突然変異に近いのではないかと思われるのです。
何故なら、つい最近まで売られていたアストラはこんな感じだし。

ほら、まだ日本で売られていた10数年前の頃の面影とあまり変わらないじゃないですか。
しかし、改めて新型を見てみると…。

四角くくてワイドに張り出した感のあるスタイリングは、これまでのアストラのどのあたりを受け継いだのかもはやわからないくらい。
よく見ると、Cピラーの辺りなどに現行型コルサで示されたデザイン同様のものが見られたりして、決して突然変異ではないんだろうとは理解するのですが、やはりこの特にフロント周りの四角さは斬新すぎると思うのです。
何だか70年代の大きなアメリカ車にありそうなテイストも感じますね。

インテリアを覗いてみると、これまた四角い…。

メーターとDAがライバルのVWゴルフ8と同じような並列でドライバーにオフセットされた位置関係になっているのですが、こちらのアストラはデザイン家電的なさっぱり感があります。
センターコンソールもカックカクです。
ゴルフのほうが人間味があるというか、確実に柔らかな雰囲気。
独創的?差別化?意図はわかりませんが、随分と実験的な事をやってきたもんだなぁとある意味感心させられます。
しかも最量販にてみんなに好かれるべきCセグメントモデルでこんな大胆なモデルチェンジをしてしまうなんて、これはオペルが独自性を強めて競合(VWやフォード)との差別化を明確にするための技なのでしょうか。
あるいは肥大化したステランティス内の明確な差別化、なのかもしれませんね。
まあともかくインパクトのあるモデルチェンジを遂げたアストラはデザインだけでツッコミたい事がいっぱい、これで談義したらお酒が美味しいかもですね笑。

で、中身はと言えば、プラットフォームもパワーユニットもトランスミッションもプジョー308と同じ、まさに兄弟車なんですよね。
PHEVモデルももちろんあるとのことで、このあたりはグループのリソースが合理的に活用されています。
と、言うことは…このモデルも十分日本導入があるということですよね。
実際には欧州での展開が来年早々ということなので、日本に来るのは来年夏くらい?なんて想像しますが、オペルが本気で国内展開するなら欠かせないモデルだけに、ぜひ輸入Cセグハッチ界を盛り上げて欲しいと思います。
(今年はゴルフ8、アウディA3のフォルクスワーゲン陣、これから先はプジョー308、シトロエンC4、そしてこのアストラのステランティス陣とリニューアル目白押しで楽しみが続きますね)
新世代アストラ、これこそ新しいオペルと思えるユニークなスタイリングは、実際に触れてみたら意外とスッと受け入れられるのではないかと思ったりして、そうなると早く会いたいなぁ…などと感じる、とっても気になるクルマです。
2021年07月28日 イイね!

テスラモデル3を試してみたら

テスラモデル3を試してみたら兼ねてから触れてみたいと思いつつも、なかなか事前予約のアクションが取れずに、街で見るモデルを見ては、あー、いいなぁと眺めるばかりだったブランド、テスラをようやく試す事ができました。
何と言っても全国に4,5箇所くらいしかショールームがなくて、購買行為の殆どをネットで済ませるという、既存の商習慣を覆したこれからの買い方が斬新すぎて、DLR頼りのカーライフに慣れてしまっている私のような消費者にどう納得の買い物をさせてくれるのか?あるいはアフターサービスなどの安心感はあるのかなど、そのクルマの持つ商品性やポテンシャルだけでなく、これからの時代の自動車販売ビジネス自体を体験してみたいという思いもあり、いよいよ足を踏み入れてみたのです。
(今回は初体験の視点で体験談を書いてみます。既に体験済みの方には認識済みのことあしからずです)
最近は著名な芸能人もYouTubeで購入顛末をアップしたりしているようですが、そんなクルマなんぞすぐに取っ替え引っ替え出来そうな人々でもクリックひとつでクルマを買うのは緊張すると言っています。
さすがに何でもネットでポチッと買うのが慣れていても、クルマのような耐久消費財をポチッと買う勇気がいるのだろうと、やっぱりフツーの市民なら思うんだと想像するんですけどね。
まあ百聞は一見にしかず、自身も疑似体験をしてみようと、先ずはネットで試乗申込をしてみます。
当たり前だけど容易く予約完了すると、メールではクルマの主な操作方法をショートムービー化したチュートリアルが送られてきます。
ふむふむ、割とフツーなようで…まあなんだかんだ言って、ハンドルとブレーキそしてシフトがあるわけで、何も特別なことはないよねと映像をかいつまんで斜め見しておき、いざ当日を迎えます。

さて完全予約制の青山の店舗に入る否や、明るい雰囲気のスタッフの方が迎えてくれます。
そして挨拶と共に開口一番発言されたのが、"私はセールスマンではありません。今日はクルマの良さを感じとっていただき、ぜひ家に帰ってからネットで申し込んでください"とのこと。
お、ここは実店舗であるけど販売の場ではないんだ!
やはり既存のDLRという発想とは違うんだなぁと思うけど、まあメーカーショールームと思えばメルセデスMeだってセールスはしない訳だし、想定の範囲内とも言えます。
そんな事で、その朗らかで感じの良いスタッフ(=Not Sales person)としばらく話していると、あっという間に店前の青山通りには試乗車が。

案内されると、"では30分くらい自由に乗ってきてください"といきなり自由時間が到来します。
試乗って同乗なしに自由に乗れるのは嬉しかったりしますが、今回の場合、セールスやインストラクターが同乗しないのは少し寂しい限り。
何故なら…乗り込んだクルマは操作系がシンプル過ぎて、わからないことが多すぎるから!
他にも、テスラの謎を解き明かすべくいろいろと話を聞いて気分でもあったというのもありますが、自由にどうぞと言われて少し拍子抜けです。
こんな事なら事前にメール配信されたチュートリアルをちゃんと観ておくんだった…。

インパネのセンターにある大型のモニターとハンドルとアクセルとブレーキペダル、それが操作系の全てという超シンプルな室内は、シフトレバーはどこ?(コンパクトメルセデスやマイピカソ同様のコラムシフト)、ハザードスイッチはどこ?(天井)などその在りかがよくわからない部分あれど、慣れてくると要するにメカニカルな操作系以外はこのモニター内で探せば見つかるのだなと徐々に理解できてきます。


このモニターは当然ナビとしての機能も持っているのですが、そのモニターを見ていると、このクルマがいかに通信で監視されているかがわかります。
というのも、クルマの位置情報を俯瞰で見るだけでなく、自車の周囲にどんなクルマがいるか?歩行者は?標識は?などの殆どがリアルタイムに表示されるのです。
しかも、隣にいるクルマは乗用車なのか、あるいはトラックかなどの形状も表現されるなんて、これは大したものだと感じてしまいます。
一方で、そのモニターに目を奪われていると見落としがち?ながら、ステアリングパッドやコンソールに使われているプラスティック樹脂がかなり安っぽい…。
アメリカンな余裕を感じるシートやワイドも高さもある広々室内(特にリア席は素晴らしい)など、他のD/Eセグメントセダンでは実現できていない空間の余裕さは、そのシンプルなデザインのせいもあり際立っています。
それだけに、まるでプラモデルではないかと思えるような一部プラスティック部品の質感はイマイチなんですよね…。

そんなことでアクセルを静かに踏むと、さすがにEVの醸し出す余裕のトルク、そして踏み込むとレスポンス良く反応する加速…これはたまらん、楽しいではないですか!
相対的なスペックは調べていませんが、感覚としてはアウディe-tronで感じた胸のすく感じを得ることができ、それは決して高速でなくとも、ボンネットフードの低さのせいでスピード感があるというか、まるでレーシングカートを運転しているような気分になります。
カートだなんて大袈裟な…と思いますが、意外にもステアリングもレスポンスが良く、クルリと意の通り曲がってくれる感じがまたカート感あって楽しかったりもします。
モーターが駆動輪自体に付いている分パワーロスが少ないのか、19インチホイールに太いタイヤでも重さは感じません。
私の試乗したモデルがデュアルモーターのAWDモデルだったからなのかな…、あるいは後輪駆動のスタンダードモデルはどんな感じなのか、ハンドリング、動力性能ともに気になります。
とにかく、すっかり気に入ってしまったのが、30分間たっぷり乗って感じた印象です。
まあ粗探し的には、前述のプラスティックの質感、ブレーキの踏み心地(遊びがなくむぎゅっと効く感じ…まあ回生ブレーキ&ワンペダル操作で感触の悪さもカバーするとして)、インテリアがシンプルすぎて目移り無く飽きるかも(という、ミニマルを贅沢と出来ない性格?笑)などが挙げられますが、総合的にはドライビングの意外性、それから選択した場合の自己顕示欲も含めて好感触を持っています。
あくまでも試乗での印象ですが、私わんどらが体験したBEVの中では一番欲しいモデルに浮上です。

さて、クルマの特徴、良さはわかりました、で、その他のいろいろ…既存の枠に囚われない販売&アフターサービスという面ですが、やはりこれもドラスティックな割り切り!
まず今日案内していただいた方は、冒頭に書いた通りセールスではないので、"もうお会いする事はないでしょう"とのこと(もちろん再来店時は除く)。
今後もしオンライン購入したら、次に人に会うのは納車時に別のデリバリースタッフが自宅までクルマを届けてくれる時なんだそうな。
それまでの車庫証明含めた書類手続きはオンライン完結にて済んでしまうという。
まあ、一般的なクルマ購入時の平均DLR訪問回数は2回程度というし(年々減少傾向にある)、あまり変わらないと言えばそうなのだが、納車まで、いや納車後もずっと付き合う事になる担当セールスがいないというのがどれだけ違和感あるのか、これまでの耐久消費財購買行動には無かった習慣に割り切れるか(不安にならないか)がポイントとなるのでしょうね。
担当セールスがいないから車検の案内もなく、オーナーは自分で気づかないといけないんだと言う。
おー、それじゃあ、故障したりメンテナンスはどうするの?と聞けば、"iPhoneを思い出してください"と言う。
クルマが通信で繋がっているだけに、"まずは遠隔診断"で済ませてしまうんだそう。
で、軽微なメカニカルトラブルならフライングドクター的なクルーが出張整備しにやってくるし、重症ならサービスセンターに入庫するんだとか。
いやホント合理的だなぁと感心するばかり。
後は前述の通り、その人的サポート含めた対価を"安心"として購入するか、あるいはテスラの超合理的な買い方、乗り方を享受するかのユーザー次第。
殆どの生活者には違和感しかないと思われるけど、実はこれは未来のスタンダードになり得る事が容易に考えられるのです。
日本には特に"専売制度"というクルマ販売の商習慣があり、基本はDLRを通して買うというのが当たり前となってるし、これが章男社長の"550万人の雇用を守る"って大事な事に繋がってるのも事実あるけど、デジタルディスラプションと言われて久しい存在が今や当たり前になっている事も多い中、クルマの買い方にも多様性が生まれることも時間の問題であれば(欧米では既に始まっている訳だし)、このテスラの販売手法は受容されるべきものなんだろうなぁ…と思うわけであります。
(スミマセン、話題がマーケティングのほうに…)

新参者の自動車メーカーのお手並み拝見と斜め読みしている面ないとは言えない中、今回勇気を持って(?)試してみたテスラは、クルマの魅力もさながら、兼ねてから関心のあった販売方法についても着実な未来を感じる、隅においておけない存在だというのがわかりました。
いやいや、恐るべし!
2021年07月26日 イイね!

BMW128ti(F40)が気になる!

BMW128ti(F40)が気になる!先日、待望の2シリーズクーペがリリースされましたね。
(1シリーズが気になると言っておきながらも、のっけから2シリーズの話でスミマセン…笑)
現行型のマッシブな雰囲気を強調したようなプロポーションはより強そうな雰囲気になったし、あれれ縦長キドニーグリルが採用されずに既存の横長グリルとなった表情には何となく安心感があります。

既に世代的に新しくなっている2シリーズグランクーペとも違う表情は、果たしてどちらがこれからの2シリーズスタンダードなんだ?と僅かに疑問ですが、来年には登場するとされるMPV、新型アクティブツアラーはどちらの顔を持つのか興味深く、楽しみであります。
まあ、1シリーズ以上3シリーズ未満のボディバリエーションは何でも2シリーズというネーミングにせざる得ない様子もあり、次期アクティブツアラーにはどちらにも属さないまた独自の顔が与えられるかもしれませんしね、その時を楽しみにしたいと思います。

さて今日の本題。
既に新世代となって好評発売中の1シリーズ(F40型)ですが、実は128tiというモデルがあるのをご存知でしたか?
おそらく日本には導入されていないこちらのモデルは、スポーツモデルM135iほどスポーティではないけど、標準車120iよりはだいぶスポーティという絶妙なポジショニングを持つクルマです。
見た目はM135に負けないくらい、いやそれよりも戦闘的な加飾がされているようにも感じるのは、このエアロ部分に色づいた赤のアクセントが効いているのかと思います。
こんな外観上のスポーティさだけでなく、この写真にあるような18インチホイール、Mスポーツサスペンション、ブレーキなどは全てM仕様にて標準との事で、FFである1シリーズの中では最強のモデルに仕上がっているようです。
内装も赤のステッチが効き色になっていてスポーティさが醸し出されていますね。

このセンターコンソールボックスに縫い込まれた"ti"の文字は随分とやる気だなぁと感じられます。

さて今回のこちらのモデルは何故か"ti"というモデルグレードが与えられています。

"Turismo Internazionale"というのが語源とされていますが、これは間違いなく60年代の名車2002tiからの引用かと想定されます。

いやなかなか洒落た事をしてくれるではないですか。
そしてBMWにおけるこの"ti"というグレード名は、この名車の他にもう実は1世代あります。
E36型の3シリーズtiです。
記憶にありますでしょうか。
BMWがプレミアムCハッチクラスに初参入した時のモデルにて、当初は"コンパクト"というサブネームもついていました。
そして、この318tiコンパクトは、私が初めて所有したBMWでもあり、そんなことで"ti"という名前は他人事には思えない親しみがあります。
個人的にはこのE36型tiには2台乗り継いだことかあります。
1台目はまだ"コンパクト"の名がついていた318tiにて、当時は定番のシルバーに外観をE36M3のバンパーなどに換装し(当時はMスポーツ仕様はオプションパーツ扱いだった)、社外製サスペンションやホイールに替えてかなり低くスポーティにお金をかけていました。

(こちらが当時所有していたクルマ)
そして2台目は"エストリルブルー"というその後BMWの定番色となる当時の限定車にて、Mスポーツ仕様の加飾にBBSホイールが大人スポーティな雰囲気に仕立てられたモデルに乗っていたのです。
未だにマイベストBMWの1台である"ti"は実にコンパクトなFRモデルとして自身のドライブを楽しませてもらった記憶があります。

そんな、60年代の名車そして90年代元祖コンパクトハッチというBMWにとって革新的な存在となったモデル達の名を受け継いだ今回の128tiは、きっと程よくスポーツさせてくれるだろう、まさにシンプルな"駆け抜ける歓び"を感じさせてくれるんだろうなと想像するだけで爽快な気分になります。
こちらのモデルが日本に導入されるのか?(あれ、もしや既に導入済みでしょうか?)全くわかりませんが、もしこの赤いアクセントの施されたコンパクトハッチに触れる機会があれば、ぜひアクセルを踏み込んでみたい、気になるクルマです。
Posted at 2021/07/26 10:32:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW
2021年07月21日 イイね!

VWゴルフ8を試してみたら

VWゴルフ8を試してみたら2021年に登場するモデルの中で、最も試してみたかったクルマにようやく触れることができました。
前回のトゥーランの体験時には発表直前にて、こっそりとバックヤードで見せていただいた新型ゴルフ。
間が空いてしまいましたが、DLRを再訪して試乗することができました。

VWとは何十年も前にポロ3を所有して以来なかなか縁のない関係性だった私わんどら。
特にゴルフは途切れ途切れの体験にて、知っているのは持ち込み社用車だったゴルフ2そしてゴルフ4バリアント(何故か以前の職場ではVW車の持込社用車が許可されていたので、営業マンたちは皆ゴルフの中古車を買って持ち込んでいた)、それからTSIエンジン&DSG初搭載のゴルフ5まで。
それ以降は全く体験したことがなかったのです。
しかし、今回はしっかりと体験しておきたいと思ってしまった訳で、それはきっと、自分の中でもグローバルスタンダードの感覚をアジャストしておきたいという気になったことが動機かもしれません。
2012年式とは言え設計は15年前、エンジンもトランスミッションも前世代の仕組みとなりつつあるモデルを所有し日々乗っていると、最近のクルマは触れる度にどれも高性能&高機能だと感心させられてばかりなのですが(笑)、それを世界一のブランドが作ったらどんな感じなんだろう?と言う興味が今回の"試したい"という行動に至ったのかと思います。

そんなことでゴルフ8、試してみたら、欲しくなりました。
試乗コースをドライブしながら、さて帰宅したら家族をどう口説こうかとシミュレーションしていたくらい。
いいじゃないですか、これ。
何かと自分と合わないフィーリングを見つけては、"良いんだけど、でもね…"という点が、少なくとも走りの面では見当たりません。

試してみたのはこちらのR-Lineという1.5Lのe-TSIモデル。
小排気量のほうのモデルとどちらにしますか?と選択肢はあったし、多分ベーシックなほうが本来のポテンシャルを感じさせてくれるのでしょうけど、実際に選ぶ時は見た目重視の個人的趣向となるのかと思うだけに、ここは好きな方を選択します。
グレーのボディカラーがまた程よくスポーティさを醸し出していて良い感じ、最近のドイツ車はこの手のグレーがどのメーカーも用意されていて、ちょっとしたトレンドなのかもしれません。
乗り込むと(マイピカソに慣れすぎていてアタマをぶつけるの巻)、メーターパネルとDAがドライバー向けにコンパクトにまとめられている事に車体のワイドを感じさせない工夫を感じます。

若干"やっぱりコンサバだな"と感じるものはありましが、目線や手の届く範囲など、ドライバーの使い勝手を考えると、こんな感じになるのはあるべき姿なのかもしれません。

早速アクセルを踏んでみます。
何しろVWの体験が少ないこと、ましてや先代モデルなどは街ゆくクルマを遠巻きに見たことしかないので、何かと比較してインプレッションすることができないのですが、第一印象から感じたのは"面白い!"ということ。
正直言ってどのあたりが電動化の特徴で、動力的に機能しているのかはわからなかったのですが(メーター表示は見ずに感覚値として)、加速感といいアクセレーションは自分の意思にほぼ一致した走り方ができる踏み具合を感じます。
それに何しろ良かったのはハンドリング。
スポーツ系のタイヤを履いていながらもめっちゃキビキビと曲がり、意図する方向に切れてゆくのは気持ちいい!
これがベーシックモデルのほうにも感じることができるならそっちはもっとクイックな感じになるのかなぁなど想像してしまいますが、私個人的にはこちらのスポーティ仕様で十分、見た目と走り、動力性能とハンドリングの組合せはこれで楽しいドライブができそうだというのが十分感じられるし、心地よささえ得られる気がします。
今回は高速やワインディングなどは走る機会なく街中を試しただけなのでもちろん両手をあげて最高!となるかはわかりませんが、短い試乗体験ではとても良いものを得たのでした。
(ベタ褒めなのは、前述の通り前世代的機能しか日々体験していない事によること、改めてご了承ください)

細かいスペックに沿った性能機能をいちいち意識して運転することは普段はない訳(最初はいろいろ試して探求するのが楽しいのも事実)で、運転していて気持ちいい感覚かどうかという肌感覚が実はとっても大事なんだという事を踏まえると、今回のゴルフ8は"ナチュラルに楽しい"という感覚を得ることができて、いいクルマだなぁと好意を持ってしまったのです。
あとはパッケージングが我が家の用途にマッチすれば最高、という意味ではこのゴルフ8をベースにした次期トゥーランが待たれるところ。
しかし、海外メディアのニュースを見ると、トゥーランはディスコンとなるとか…。
現時点、その事実はDLRには落ちていないようですが、その真相は如何に…と気になるところです。

このゴルフ8のドライバビリティを生かしたファミリーカーがあるといいのになぁ…と嘆いてみたら、何と後発のヴァリアントが月末に早くも登場するんだとか。

VGJからの社内資料を見ると、確かにラインナップは同じにしてユーティリティ性が高まり使い勝手良さそうなスタイルが目に飛び込みます。
うん、これも選択肢のひとつかもしれない。
しかしそうなると、このゴルフ8ヴァリアントのe-TSIがいいのか、あるいは先日欧州で発表された新型プジョー308SWのPHEVがいいのか、またまた決断が先延ばしになりそうです。
"ヴァリアントも近日中に試乗車を用意しますので、ぜひ確かめてください"とお誘いを受けて、またまたVW体験を重ねてしまいそうな自身がいるのは、それだけVWを"食わず嫌い"していたのかもなと感じさせてくれるものがあり、何事も体験は大事と改めて感じたのでした。
それにしてももう一度、今度はできればもう少し長い距離をドライブしてみたいと、すっかりお気に入りとなったゴルフ8、これが欧州Cセグメントの新しいベンチマークかと思うと、その感覚を体に馴染ませたくなるし、こういう基本と個性のバランスの良さこそがゴルフに乗る意義なんだろうなと感じるのでした。
2021年07月17日 イイね!

新型ホンダシビックハッチバックが気になる!

新型ホンダシビックハッチバックが気になる!6月後半の木曜日、地味にオンラインでのワールドプレミアが行われた新型シビック。
先行してセダンがアメリカ市場向けに登場していたためにフレッシュ感に欠けたのか、あるいはやっぱり日本市場では国産Cセグハッチバックはイマイチ盛り上がらないのか、ワールドプレミア後も静かな様子です。
そういや現行のカローラスポーツが登場したのもアメリカでの発表が最初でしたね。
今までのコンサバティブなイメージを覆す(特に日本仕様)顔にはインパクトを与えつつも、その後満を辞して国内デビューした際には大してヒットもせず、その後ツーリングの登場にて盛り上がり現在に至るという記憶があります。
VWゴルフを筆頭とした欧州Cセグハッチはそこそこここ日本でも人気があり、特にプレミアムブランドのエントリーカーとして選択する動機があるBMW1シリーズ、メルセデスAクラス、アウディA3はカローラスポーツやマツダ3よりも多く見るのでは?と思うほど。
この分野における日本車の場合は、そのようなプレミアム感もないだけに、どうしても"同じサイズ感ならSUVを選ぶよね"というのが主流となってしまいがち。
イマドキの国産Cハッチはどうしても肩身が狭い存在になってしまうのかと思います。

で、そんな中で敢えて登場するシビックハッチバックですが、スタイリングは現行型を踏襲しつつも、最新のホンダ顔に加えてキャラクターラインを少なめにした全体感はスッキリ(あっさり)した雰囲気です。


さらにインテリアはよりそのスッキリ感が強調されていて、スッと左右に伸びたラインが特徴的に配されています。
大きく開くリアハッチは勝手良さそうなものの、全体の印象としては、うん、なんかカッコいいような、物足りないような…。

新デザインでスッキリしたら、逆に物足りない感が出てしまったのかも?
現行型の複雑なラインで構成された戦闘的なスタイリングに慣れてしまうと、やっぱりシビックには強さが欲しいなぁ…と、それを期待しているところがどこかにあるような気がします。
ワールドプレミアでは常にダイナミックな走行シーン映像を中心にアピールしているんですけどね。
例えば発売と共に一瞬で完売してしまったという現行型タイプRのような過激なエアロ武装はいらないけど、加飾も含めもうちょいスポーティ路線でも良いのかと。
しかし、今回のモデルが敢えてZ世代狙いの若返りを図っているとのことを踏まえると、そんな加飾よりも、家具のような、あるいはデジタルギアのようなシンプルさが大事なのかも知れませんね。
まあ、クルマを知った人々には、今や数少ない6速マニュアルトランスミッションの嬉しい選択ができることはグッドポイントかもしれません。
但しそこに慌てて飛びつかなくとも、"2022年にe:HEVモデルとタイプR登場"というワールドプレミア映像の最後に描かれた予告に、"僕らのシビックは、もう暫くお預けだ"なんて思ったのではないでしょうか。

シビックと言えば私自身若かりし頃に4代目"グランドシビック"を所有し、海へ山へとドライブに繰り出した思い出があります。

あのモデルにはタイプRというのはなかったけど、当時の国内ツーリングカーレースでは常勝だったことに影響されて、私自身もクルマをあれこれ弄ったものです(懐かしい!)
既に忘れかけている記憶を辿ると、今考えるとアラの多いクルマだったと思いつつも、自身の所有車の中では今だに好きなモデルだなぁと感じるのです。
(私の歴代所有車のお気に入りはこのシビックとシトロエンZX、ルノーシュペルサンク、BMW3シリーズti(E36)と、結局はハッチモデルが好きなんですね)
それだけに、今回の11代目シビックの登場はその存続自体が嬉しいし、ぜひ、国産Cハッチ代表として沢山の人に乗って欲しいなぁと思うのです。
まあ但し…個人的にはe:HEVやタイプRが登場するまではもうちょい静観しておきましょうかねと、本命登場に期待を寄せてしまう、今後の展開がとっても気になるクルマです。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
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2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
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2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
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2018/11/26 22:35:36

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