日本における3月は様々なスポーツの開幕シーズンでもあります。
Jリーグに野球と、国内2大プロスポーツの始まりは春ですし、野球はともかくサッカー好きの私としては何かとスポーツニュースを観てしまいます。
グローバルに視点を移すと、例えば欧州サッカーは秋に開幕するなどシーズンインは様々ながらも、意外と春に始まるスポーツというのは多いもの。
今回のテーマであるモータースポーツもそのひとつにて、F1を始め3月にシーズンを迎える競技は多く、楽しみの始まりでもあります。
私わんどら、実はモータースポーツ好き。
ブログを始めて6年経ちますが、それについては書いた記憶がないので、今回初めて書いてみたいと思います。
カタチから入るのがお約束の自身においては、どの競技もさほど詳しくはないのですが、F1は過去ウィリアムズチームのパドッククラブに招待されて、華麗なるF1ホスピタリティを体験したこともあります。
それに、以前のJTCCやGTなどのツーリングカーレースやMoto GPだって好んでTV観戦したり、サーキットへ行ったりと好きだった時代があります(実は少し仕事していた時期もあり…)。
今年のF1においてはいよいよ冬眠から目覚めた?ホンダの活躍は楽しみですし、今まであまり見たことなかったフォーミュラEへの日産の参戦も気になります。
それに既に始まっているWRCは、もしや復活のシトロエンと、その行方が楽しみになります。
それにしても、F1が地上波で放送されなくなっちゃって久しいですが、やっぱり復活して欲しいなぁ…。
(欧州サッカー観戦含め、やっぱりDAZN契約すべきか…?)
さて、そんなにわかモータースポーツ好きの私がずっと熱中しているのが、フツーのクルマをベースしたツーリングカーレース。
国内で言うと過去スカイラインGTRやフォードシエラ、それにシビックSiRなどが活躍したJTC、BMW318i(E36型)やプリメーラが活躍したJTCC、海外では英国ツーリングカー選手権(BTCC)を常にウォッチしていました。
実際にシビックSiやBMW3シリーズを所有していたのは、これらのレーシングカーが影響していたこと過言ではありません。
耐久レース的なものよりも短期決戦かつ競り合いに魅了されるスプリントレースが好きなこと、そして街を走るクルマがカッコよくレーシングカーに変身していることが、この"ハコ車"レースにはまってしまう理由なんです。
そんなことで、若かりし90年代はBTCCに熱中し、21世紀になりWTCC(World Touring Car Championship)へと興味は移り変わってゆきます。
WTCCはこれまた私が過去所有したBMW320i(E90型)が席巻し、選手権がTCRに移行する一昨年まではシトロエンCエリゼが参戦していた、それは魅力的なレースでした。
そして今、昨年から始まった新シリーズ、WTCRが面白いんです。
これまでのFIAのツーリングカー規定から、よりプライベーターが参加しやすいように、ベースは市販車両にて改造範囲を限定的にしたTCR規定の車両を用いて競うレースにて、実際にメーカーファクトリーでは一般に販売されているというのも興味深いです。
例えば後述のアウディRS3 LMSというTCR規定のレーシングカーは約1800万円。
他の車両も1000万くらいから購入できるものもあるようです。
安いのか高いのかはわかりませんし、これにタイヤや補給パーツ類の準備、輸送手段、チーム運営など、レースに参戦するためにはまだまだ掛かりますが、同じ値段出して街中でフェラーリをストレス溜めながら乗るよりも、レーシングカーを擁して参戦してみるほうが何倍も魅力的な気がします。
そんな市販車ベースのTCRマシンは、車両開発もコストが抑えられることもあり、沢山のメーカーが車両を準備し、それらを用いた多くのチームエントリーがあります。
車種ベースで掲載してみると…
VWゴルフ GTI TCR
Lynk & Co 03 TCR 今年から新規参戦の中国メイク!
ヒュンダイi30 N TCR
アルファロメオジュリエッタ TCR
クプラ TCR
ホンダシビック タイプR TCR
アウディRS3 LMS
2019年のエントリーでは7メーカーの車両をそれぞれのチームがセレクトして参戦しています。
それに、各国の選手権では上記の他にプジョー308TCR、キアシードTCR、フォードフォーカス、オペルアストラOPC、ルノーメガーヌTCRと、多彩な車種ラインナップがあります。
今年のWTCRにフランス車の参戦がないのは残念ですが(昨年はプジョーがエントリーしていた)、日韓中のアジアンメイクがエントリーしているのは興味深いこと。
昨年はイアンミュラーやガブリエルタルキーニというツーリングカーマイスターを擁するヒュンダイが年間チャンピオンになっています。
ここはF1に並びホンダに頑張って欲しいものですね。
1ステージに3回の決勝レースがあるという短期決戦、リバースグリッドの採用による抜きつ抜かれつサイドバイサイドの展開は見ていて飽きない!
(但し音に迫力はありませんけどね)
秋には恒例の日本開催もあるし、久々レース観戦でもしてみようかな、なんて思い馳せてしまいます。
唯一の残念は、こちらも日本ではTV放送がないこと。
やっぱりイマイチSuper GTのような華はないからなぁ…。