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わんどらのブログ一覧

2021年05月24日 イイね!

MG 6 X-Powerが気になる!

MG 6 X-Powerが気になる!MGという自動車ブランドを聞いて何をイメージするでしょうか?
このみんカラにアクセスするような自動車ファン層には愚問かもしれませんが、もしかしたら今や知る人ぞ知るブランドなのかもしれないとも思えるくらい、今となってはノスタルジックな響きを持つ名前になっているのが現状ではないでしょうか。
英国のライトウェイトスポーツカーメーカーとして生まれ、戦後1950年代以降に起きた英国のブランド再編の流れの中、BMC(British Motor Corporation)の傘下でもスポーティなブランドのポジショニングを維持しながら、2000年代初頭のMG Roverとしての英国車としての存在を終えた後、中国SAIC(上海汽車)のブランドとして、その伝統のオクタゴンマークを受け継ぐ形で存続しているブランドであります。
60年代のMGB、90年代のMGFなどは日本でも流行ったモデルでもあり、ヒストリックカー好きな方にはよく知られた存在ですが、今や中国にブランド売られちゃったんだし、あまり知らないねぇ…という感覚かもしれません。
ただ、今やボルボも中国資本の企業(Designed by Swedenと北欧顔してるけど)だし、中国メイクに対する時代遅れなイメージは過去のものになりつつあるのかと思います。

そんな中国資本の英国車MGのコンパクトサルーンカーであるMG6に、ツーリングカーレース仕様を彷彿させるスポーティモデルが登場しました。
その名は"X-Power"。

なんだかプレミアムガソリンの名前、あるいは某メーカーの電動化車種群の名称に似ている感じではありますが、MG的には2000年代初頭から使い始めているスポーツモデルの称号です。
BMWで言えばM、オペルであればOPCとかそんな感じでしょうか。
前後のエアロパーツに加え車高がギリギリのオーバーフェンダーのスタイルは昔のツーリングレースカーのような雰囲気もあり、かなり攻めてる感じがする出立ちは決して上品ではないけれど、何かをやってくれそうな強い勢いは感じます。
そしてメルセデスAMG GTを思わせる堂々とオクタゴンマークをつけたフロントグリルが目立ちます(もしやパクリ?笑)。
こちらは既にBTCC(英国ツーリングカー選手権)、CTCC(中国〜)などで活躍するTCRモデルがベースとなったロードゴーイングカーとなるようですが、なんか市販車の方がマッシブになっているように見受けられます。

さて、往年のブリティッシュスポーツカーブランドMGの21世紀というのは、実は私たちには殆ど縁がない存在というのが実情だと思います。
2000年代初頭は"MG Rover”というオースチンローバーグループのルーツを持つメーカーが日本にも存在していましたが、そこで日本でのオフィシャルな歴史は終わっていますよね。
それもそのはず、イマドキのMGは実質中国と英国、欧州の一部でしか販売されていないんですよね。
X-Powerもまた耳慣れない存在てすが、MG Rover時代に4.6リッターV8モデルの"X-Power SV"というスペシャルなスポーツカーをリリースしたりしていました。

SAICに買収されて以来、MGは原点であるライトウェイトスポーツの要素は潜めてしまっている感があり、今やコンパクトSUVやEVを中心としたラインナップのメーカーになっています。
そして今回ピックアップしたMG6のオリジナルモデルも中国専売モデルとなっているようです。

結構スタイリッシュでいい感じですよね。
MGという名門ブランドが一部の国でしか展開されないのは勿体ない気がしますが、ブランドがそのまま生きているということだけでも喜ばしい事と捉えるべきなのでしょうかね。

今回のX-Powerモデル、実は中身の発表はされていません。
これだけのマッシブな見た目に合わせて、過去の"X-Power SV"のようにモンスターエンジンを積んでいるかもしれないし、あるいは前述のベースモデル同様に1.5Lのフツーのエンジンかも…?などと、現時点では適当に想像するしかないようです。

英国においては、この久々に登場するMGのスポーティモデルに在りし日の栄光を思い重ねつつ、導入を期待しているエンスージアストも多いようです。
かつてのMG1300GT、フォードアングリア、ヒルマンインプ、ロータスコーティナ、あるいはジャガーMk.2のような英国スポーツサルーンの復活を、サンデーレーサー文化の国は待ち焦がれているのかもしれませんね。
そんな英国エンスーの思いを模倣して、同じく実は60年代英国車好きの私わんどらも、このMGのバッジを付けたスポーティサルーンにわくわくしてしまう、気になるクルマです。
2021年05月18日 イイね!

シュコダファビア4が気になる!

シュコダファビア4が気になる!日本では馴染みないけれど、欧州を中心に存在感を高めているシュコダ。
そんなチェコメーカーが放つBセグスモールハッチのファビアが、いよいよ4世代目となり登場しました。
そもそもシュコダは古くはフィアットの技術支援を受けながら成長し、今はVWグループの一員として、安価でコンパクトなモデルは欧州のみならず、中東から西アジア、北アフリカ、南アメリカなど新興国を中心に販売されています。
私たちの住むアジアではインド、ネパール、スリランカ、シンガポール、そして中国に販売網があるので、それらの国では見たり乗ったりする機会もありますよね。
実際私は欧州ではシュコダに乗ったことがなく、インドで乗ったりDLRにて展示を見たりしたことがあります。
ファビアはそんな自動車メーカーの末っ子としてデビューし、兄弟車VWポロとセアトイビサ、アウディA1と共にモデルを進化させてきました。
(今は末っ子をシティゴ(VW up!、セアトMiiとの兄弟車)に譲っておりますが)
VWグループ的にはポロとの差別化を図るため、ファビアには東欧諸国や中東、西アジアなどの新興国におけるエントリーカー的な役割を持たせているようです。
それだけに、今までのファビアはシンプルでコストコンシャスな質感が特徴でした。
(同じチェコ製のプジョー108、シトロエンC1や、かつてハンガリーで製造されていたスズキスプラッシュ(オペルアギーラ)など東欧諸国生産のクルマってそういうポジショニングのモデルが多い)

しかし今回の新型ファビアは、とってもポロに近い!
シュコダ顔と6ライトのサイドウィンドウの配列の違いあれど、シルエットは同じじゃないの?と感じてしまうもの。
それだけ、出来の良いものに仕上がりました。
それもそのはず、今回の新型は従来モデルよりも約11cmも全長が伸びてるといいます。
ちなみにこちらが現行型ファビア。

どことなくずんぐりとした形でコンパクトにまとめています。
それに比べ新型はスタイリングが伸びやかになった分、ポロに似てきたのは一目瞭然。


スタイリッシュでなかなか好感持てるものになっていますね。
インテリアも洗練されていて、VWお得意のデジタルインフォテイメントメーターも選択できたりと、もう新興国向けのバジェットメーカーだなんて言われないブランドの進化が示されているような気がします。

ファビアと言えば知る人ぞ知る、WRC2クラスのラリーマシンが活躍しています。
その現行モデルをベースとしたマシンはカッコ良いだけでなく、実際にポテンシャルが高くて多くのプライベートチームがチョイスしているといいます。

WRCといえば、トップクラスのトヨタヤリス、ヒョンデi20、フォードフィエスタばかりがメディアに登場しがちですが、実はこの下位クラスのWRC2ってファビア、シトロエンC3、ポロ、i20、フィエスタなど多くのカスタマーチーム向けのレースカーがあって、どれもかっこよくてエキサイティングなんですよね。
WRC、今年のカレンダーにも日本開催はありますが、昨年はコロナ影響で中止になっただけに、ぜひ実現して欲しいものです、見に行きたい!(東京五輪やるならWRCも出来る?!)
そんなラリーマシンというスポーティな側面もあるファビア、新型のラインナップには18インチホイールを履いた1.5TSIのスポーティグレードもあると言われており、そんな選択肢でWRCの気分を得るのもいいかもしれません。

新型ファビアは、質感向上された上にコンパクトで安価でしかもスポーティという、"実はお買い得感満載"の存在が欧州市場で引き続き支持される存在になるのでしょうね。
それにしても欧州でこのようなコンパクトハッチが失われずにしっかりとアップデートされていくのは素晴らしいことですね。
最近のシュコダは欧州トップ10ホルダーのCセグセダン、オクタビアをはじめ、良い車が揃ってきています。
それらはしっかりとVW共通のプラットフォーム、パワーユニットなどを搭載しているだけに、ドイツ品質は受け継がれているはずで、ここ日本に導入されても違和感なく受け入れられるのではないでしょうか。
PSAJがオペルを導入するように(コロナ禍で来年に延期になったとか?)、ここはどうでしょう、VGJもシュコダを導入してみては?なんて思ってしまう、ぜひ再び触れてみたい気になるクルマです。
2021年05月15日 イイね!

メルセデスEQTが超気になる!

メルセデスEQTが超気になる!先月から予告のされていたメルセデスのフルゴネットバン、Tクラスが遂に発表されましたね。
しかもしっかりとEQシリーズとしての登場、電動化を加速させるメルセデスが、コンパクトからフルサイズまでのEVラインナップを着実に充実化させていることが伺えます。
ずばり第一印象は、カッコいい!というもの。
これは私わんどら、一気に代替候補の筆頭となりました。
まだプロトタイプなだけに少々盛っているのかと思いますが、それでもこの先進感あるデザイン、安定感の良いスタイリング、フルゴネットタイプながらもロング版のゆったりパッケージ、21インチホイール(さすがにコンセプトカーの飾り的なものでしょうけど)などが醸し出す程よいスポーティさ、まずいこれはドストライクの自分好みです。
次期代替候補はやはりシトロエンベルランゴ(またはオペルコンボライフ)あるいは次期ルノーカングーかななんて考えていた私にとっては、またまたクルマ選びは延長戦にもつれ込みそうです。

何故気に入ってしまったんだろう?と考察すると、やはり新型カングーの兄弟車であることが挙げられるのかと思います。
(間もなく販売開始の新型カングーの一目惚れぶりは、昨年書いたブログをご参照ください)
同じプラットフォームのせいか、よく見るとこのTシリーズは次期カングーにパッケージが似ています。
こちら発表されたEQTは全長約4900mmのロングボディ(3列シート)ですが、実際の販売時にはカングー同様のショートモデルも用意されるだろうし、商用車だって用意されるかもしれません。
そして今回発表されたEVユニットは、実質はカングーZ.Eと同じものとなるとのこと。
その性能は特筆する程のものはないのでピックアップしませんが、このTクラスはそんなEVのみならずフツーのガソリン&ディーゼル車もラインナップされます。
こちらのICE車の話は海外でもあまり話題になっておらず、エンジンもルノー製かメルセデス製かもわからないのですが、私の場合はおそらくそのフツーのTシリーズを選択肢とするのかと思います。
電気自動車が欲しいけど、生活上にインフラがない以上は仕方ありません。

インテリアを見てみると、上海で発表されたEQシリーズのフラッグシップ、EQSのイメージと同じインパネ周りが未来感を創出してそこばかり目立ちますが、実は2列目は3人掛けの独立シート(マイピカソと同じ!)に両側スライドドアと、ファミリーカーとしての使い勝手をしっかり盛り込んでくれています。


発表モデルはロングボディ3列シートなのですが、所詮はフルゴネットタイプのMPVなだけに、3列目は居住性にあまり期待はできないのかもしれません。
そういや蛇足ながら、ある国内メディアが"ライバルはレクサスLMだ"と書いていました。
私から言わせると、いや違うでしょと思ってしまいます。
プレミアムモデルとはいえカングーベースのフルゴネットワゴンが、中国専売レクサスのミニバン(アルファードの高級版)の競合にはならないのではと思っちゃいますが、どうなんでしょ。
メルセデスにはVクラスがあることを忘れてるの?
なんかメルセデスだから対抗はレクサスだろう的な観点だけで書かれてもねぇ、もっと市場やルーツを見てみたら?と思ってしまいます。
まあ素人の私がプロの記事にあれこれ言うのも説得力ないかもですが…。

閑話休題。
このTクラス(EQTだけでなくICE車も含んで)の本発売は2022年となる模様です。
日本に導入されるかなどは全くわかってませんが、かなり細かいラインナップをしっかりと導入しているメルセデス日本なだけに、期待はしてしまいます。
果たして量産版はどのくらいの現実的なデザイン、パッケージとなって登場するのか、後に発表されるだろうICE車の仕様も含めて、とっても期待してしまう、気になるクルマです。
あー、マイピカソは今年も車検通して待っちゃうかな!
2021年05月14日 イイね!

トヨタランドクルーザープラドを試してみたら

トヨタランドクルーザープラドを試してみたらまず最初にお伝えしたいのが、これほど"意志入れ"のされなかった試乗はなかったかもしれないということ。
私わんどらのブログをいつもお読みいただけている皆さまが"ん、プラド?"と思われたか思われなかったか、私自身のクルマ趣向にはなかなか登場しそうにないモデルであるのではと自身さえも思ってしまうような状況ではありますが、"百聞は一見にしかず"、何事も経験であります。
しかしおそらくその経験は、もしプラドを志向する方々にはおおよそ響くことない鈍感なものになってしまったのでした。
(不快にさせぬよう気をつけたいですが…予めご了承くださいませ)

さてそもそも何故プラドを体験したかというと、それは約半年前、カローラツーリングの試乗をした時に遡ります。
試乗後、自宅でカローラのカタログを眺めていた僕に家族のひとこと、"トヨタ車に乗るならプラドみたいなクルマが良い"との発言がきっかけです。
確かにプラドならあの車格感といい、半端じゃなくていいかもしれないとは思っていたことも事実。
やっぱSUVに乗るならフルサイズでワイルドにいきたいよね、なんて考えはあるのですが、実際には乗ったこともないし乗る機会もないんだよねとその存在を忘れかけていました。
しかし、先日のヤリスクロスを試乗した際、やはり手狭かもね…という意見の流れから、だったらやっぱりプラドがいいんじゃない?となり、それなら試乗してみましょうということになったのです。
(セールス担当はその中間の大きさのRAV4やハリヤーを勧めるも敢えなくスルー)
ということでその店舗に試乗車がなかったこともあり、なんとヤリスクロスの試乗がてらプラド試乗車をを在庫する店舗に向かうという、試乗のハシゴをすることに。

試乗車のある店舗に到着して早速駐車場に止めてあるプラドを見ると、大きい!と感じます。
街では沢山走っていて特に珍しい訳でもないけど、いざ自身が乗ってみるのだと思うと大きさを感じるものでしょうか、あるいは単に直前まで乗っていたのがヤリスクロスだからというだけのせい?
早速よいしょと運転席によじ登ってみると、いやこりゃまるでトラックに乗ったかのような幅広感を受けます。
着座位置の高さはハイエースとさほど変わらないのでしょうけど、立派なボンネットがある分しっかりと大きさを感じます。
そして乗り込んでまず感じたのは、車体サイズに比べ意外と室内は広くないということ。
同乗の家族は"ヤリスクロスと変わらない"とまで言っていました。
まあそれは言い過ぎにしても、"車体の割には…"と感じてしまうギャップはあるのでしょうね。
さあ試乗してみようと意気込んで訪れたのに、運転席に座った途端に何だか"やっぱ走らせなくていいや"と躊躇してしまいましたが、家族の"乗ってみたい!"という言葉に後押しされ、いざ出発です。

見た目も着座位置も(さらに構造も)トラックそのものなのに、レザーとウッドを織り交ぜたインテリアは高級車そのもの。
しかもどことなく昭和臭い高級感があるのは、コンサバティブなユーザー嗜好に応えたトヨタの顧客理解力なんだと思います。
しかしランクルの主戦場は日本ではなく中東だったりします。
この内外装の雰囲気は実は日本の顧客というよりも、中東のお金持ちの嗜好をふんだんに反映しているのだと言われています。
(実は以前メーカーの方から、ランクルの開発は日本市場の要望はあまり聞いてもらえないと教えていただいたことがあります)
ということは、この高級インテリアの質感は昭和臭いのではなく、アラビアンドリームっぽいということかもしれませんね。
まあ、私の嗜好からは全くターゲット外のものではありますが、この車体サイズに加えこのラグジュアリー性は気持ちも大きくなりそうな感覚です。

走り出すと車格に対して拍子抜けするほど軽いステアリングや、カラカラと僅かな音がやっぱりトラックっぽいディーゼルエンジンの懐の広さ(街中ではたぶんそのトルクの殆どを使うことないと思える)に乗りやすさを感じはしますが、やはり大きさはかなり感じます。
視線が高い分道路を制している感覚にはなりますが、複数車線を他車と併走したり、駅前などにありがちな狭い一方通行路(私が体験したのは池袋)などでは、"私、はみ出てないかな…"と不安になってしまいます。
まあ単に慣れの問題なのかと思いますけどね。
それにしても、乗り心地がこれまた高級車を感じさせてくれるものにて、エアサスやら各種電子制御系デバイスにてよくここまでラダーフレームのクルマをフワフワに仕上げたなぁと感心させらせます。
このフワフワ感は個人的には全く好きではなく、むしろドライバーなのに車酔いしてしまいそうな気分にさえなったのですが、ヘビーデューティなボディてありつつも優雅な乗り心地という、"ランドクルーザー"とはよく名付けたものだと、このクルマのポテンシャルはそういうところにあるんだろうなと感じたのでした。

そんなことで試乗した結論は、"これは私の選ぶクルマじゃない"ということ。
あれなんでだろ、SUV乗るならやっぱフルサイズでワイルドにとか思ってたくせに。
以前スリランカでハイラックスフォーチュナー(新興国向けトヨタハイラックスのワゴン版モデル)に乗った時も、SUVに乗るならこの手がカッコいい!なんて思っていたのに、いざ運転してみるとしっくりきません。
そうやはりまずこれは私のライフスタイルにマッチしていないということを今回の試乗で痛感したということなんだと思います。
都心部でちょろちょろと子供の習い事の送迎に、あるいはスーパーに向かうのに狭い路地を多用したり、信号だらけの通りを走ったりするタイプのユーザーにまずこれは似合いません。
やっぱり中東の砂漠を走る、アメリカの広い道を走る、あるいはアジアの悪路を走るなどが似合うし、ここ日本であれば視界の開けた土地を走る、あるいはロングツアラー、そしてアウトドアレジャーにて山に川にと出かけるのも良いのだろうと、わかってはいたけど改めて感じたのです。
(正確に言うと私もキャンプしたい!けどプラドじゃなくていいという…)
そしてそんなプラドのライフスタイル(=余裕)がおくれるならばむしろいいのにと、ある種の憧れを感じたのでした。

試乗を終えてヤリスクロスに戻ると、これこそ我が家のクルマと思えるくらいにカジュアルで乗りやすい。
やはりモノ選びには身の丈というものがあるものと、学ぶことができたのでした。
2021年05月08日 イイね!

クルマ一期一会 #12 -2021 3回目の宣言の下で

クルマ一期一会 #12 -2021 3回目の宣言の下で普段暮らしをしていると、街でふと見かけたクルマが気になって目で追いかけてしまうことがあります。
そんな"その出会いはまさに一期一会⁈"というテーマの元、最近街で見かけた興味深いクルマをピックアップするシリーズ。
第12回目は今年に入ってから街で見かけた魅力的なクルマたち。
私の住む東京は、3月まで第2回目の緊急事態宣言、4月はしばらく蔓延防止の法規下、そしてこのGWは3回目の緊急事態宣言と、なかなか自由な気分になれない自制の中での暮らしとなっています。
ただ、かと言って家の中にじっとしている訳にはいかないのも現実。
仕事も学校も、社会生活は普通に行われている以上は外に出る機会は沢山あるし、遠出できない分、近所を歩いて散策する機会が増え、またそれがちょっとした週末の楽しみになったりもしています。
そんなことで今回は、自宅から徒歩圏内(+α)で見かけた魅惑のクルマたちをピックアップしてみます。

まずはこちら
スマートフォーツー@文京区内
タイトル写真はマイクロカーの代表選手、個人的にはこの先代モデルの方が好き。
このスマートを見る度に、映画"ダヴィンチコード"にてオドレイトトゥ演じるソフィー捜査官が、パリの街中で駆る激しいカースタントを思い出し、かわいくてお洒落でカッコいい!(まさにスマート)と感じてしまうのです。

(劇中車はこちら)

トヨタスポーツ800@文京区内

かわいくてカッコいい!と言えばこちらのヒストリックカーを見つけた時には半ば興奮してしまいました。
当時のトヨタというメーカーは人々にどのような存在だったのかわかりませんが、こんな前衛的で自由で良いクルマを放つことができるなんて、なんて良い時代なんだと感じますね。

メルセデスAMG GT@文京区内

前述のヨタ8に出会った日と同日に同じ区内で出会ったスーパースポーツ。
同じキャノピースタイルのキャビンながらも伸びやかで美しいスタイリングは見ていて息を飲みます。
いや実にカッコいいクルマです。

ケータハムスーパー7@新宿区内

スーパースポーツの中でも一際スパルタンな雰囲気を放っているモデル。
ロータスのオリジナルモデルこそ博物館ものかと思いますが、こちらのケータハムは現役モデルなんだから凄い!
これを機にイマドキのケータハムってどんなんだろとWebをチェックすると、なんと今やケータハムの親会社って日本の企業なんですね(UKに本社あれど)。
しかも、フォードの16Vエンジン搭載モデルだけでなく、エンジンをスズキの660ccにして車体サイズを軽自動車規格としたスモールモデルもあるとかで、これはぜひ乗ってみたい!
街で見た個体は果たしていつの時代のスーパー7なのか不明ながらも、良い音出して飛ばして去っていく姿は都心に異質で存在感ありました。

アルファロメオモントリオール@港区内

とてもレアでクラシックなスーパーカー。
最初見た時はこのクルマが一体何なのかわからなくて一所懸命目で追ってしまったのですが、リアにレタリングされた"ALFA ROMEO"の文字とフロントに小さな盾型グリルにて手掛を掴み、帰宅後に車名を認識しました。
ブロロロ…と低い排気音はまさに60年代ライトウェイトスポーツの小気味良い運動性能を想像させ、美しいスタイリングと相まって特別な赤い光を放っていました。

ポルシェ930ターボ@目黒区内

この一期一会には毎回登場する新旧のポルシェ。
ホント私はポルシェ好きなんだと実感してしまいます。
今回出会った目で追うポルシェは930型、しかも大きな羽根を背負ったターボモデルです。
自身が幼少の頃に記憶するスーパーカーブームの時代の代表選手は、あの頃野球帽を逆さに被って輸入車ショールームの窓越しに食い入る様に夢のクルマを見ていたあの時代を思い出す、ノスタルジックに浸れる一台です。

さて趣を変えて…。
ルノーコレオス@文京区内


このクルマのこと、実はよくわからないけど、フランスの顔を持ちながら実は韓国サムスン生まれという事だけは覚えておりました。
しかもエンジンは日産生まれと、ルノー日産アライアンスてんこ盛りのモデルなんですよね。
見た感じ車格はCセグSUVというところなんでしょうけど、2.5Lの大きなエンジンを積んでいるのも何故?とダウンサイジング前夜の時代の選択なのかと興味津々です。
レアというほどではないけれど、むくっとした丸っこいデザインは見つけると注目してしまいます。

プジョー407ブレーク@文京区内

ここからは気になるワゴン4連発、まずは407ブレークです。
このモデルを見る度に、このオーバーハングと荷物の積めなそうなワゴン部分から察するに如何にデザイン先行だったんだろうなぁと、そのスポーツカーのような飛行機のようなスタイリングに感心させられます。

アウディRS6アバント@新宿区内

アウディを選ぶならこの手のモデルにしたいと個人的にはこの武闘派スタイリングが好み。
どこまでが加飾でどこまでが本物の機能か、その見た目だけではよくわからないけれど、中身は物凄いパワーを持っているモンスターワゴンな訳で、それもまた半端でない分魅力的だと感じるのです。

シトロエンC5ツアラー@新宿区内

"ドイツ車になりたかったフランス車"と、当時はユーモラスな広告展開がされた第2世代モデルですが、れっきとしたフランス車そしてシトロエンらしいモデルなんだと思います。
デザイン的にも褪せずに未だにカッコいい、スタイリッシュなフルサイズワゴンで、これは未だに選択肢にしてもいいのではないかと思えるクルマです。

日産アベニール@豊島区内

名車プリメーラワゴンから袂を分け、打倒レガシィ(?)とばかりに立ち上がったモデル。
日本におけるワゴンブームに相まって当時は結構見たような気がしますが、今や絶滅危惧種の仲間入りなのではと思われます。
個人的にはこのスタイリングは好きなんですけどね。
それも単に日産贔屓だからでしょうか…。

今回のラスト
シトロエンAX @目黒区内

このサイズこそが真のコンパクトカーと感じる、ザ・ベーシックカー。
自身にとっての初シトロエン、ZXとの時代を前後したラインナップ下にあったモデルには親しみを感じていて、このシンプルな直線デザインのスタイリングには未だ魅了されてしまいます。
ホント普段は滅多にお目にかかれないモデルとはなってしまいましたが、山手通りを駆け抜けるAXは軽快な雰囲気を醸し出していました。


ということで、今回の一期一会は終わりです。
また近いうち第13弾にて、街歩きやドライブしながら見つけた気になるクルマを集めて書き綴ってみたいと思います。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
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2018/11/26 22:35:36

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