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わんどらのブログ一覧

2021年04月26日 イイね!

BMW i4が気になる!

BMW i4が気になる!日産と共に早い段階から電気自動車の普及モデルに取り組みを示していたBMW。
i3やi8といった既発モデルは市販車と言えどコンセプチュアルでプレミアムな存在でありました。
しかしこの春に日本市場にも導入されたiXをはじめ、BMWが本格的に普及版のラインナップ化を進めてきているのはメルセデスEQやアウディe-tronと同様にて、VWを含めたジャーマン勢EV化の勢いは注目するものがあります。
そんな中、今年の上海モーターショーでアンベールを行った新型サルーンのi4は、同社ベストセラーの3シリーズの電動化版と言える、本気の普及版モデルと言えるのかと思います。

モデルを見ると、既発の4シリーズクーペの顔を持ちながらも4ドアのセダンスタイルになっています。
そういや4シリーズグランクーペ自体モデルチェンジされていない(まだF3x型のまま)ということを考えると、こちら実質はそのグランクーペの代替となるのでしょうか。
6ライトウィンドウの配置などはまさにそんな雰囲気がありますが、どうやらリアはハッチバックとなならずにフツーのトランクになっている様子。
(2シリーズのグランクーペみたい)

グランクーペとは名乗っていませんが、スタイリングは美しいと思います。
ただし、この写真にあるホイールのデザインは好きじゃないなぁ…。
電気自動車って空力抵抗とか気にして時々こういうホイールデザインのモデルがありますが(未来感醸し出すデザイン性も感じさせはしますが)、私がもしこちらのモデルを手に入れたら、ホイールはICE車と同じものに変えるなぁと。
あとはやはりこちらの縦長のキドニーグリルは未だに違和感抱いてしまいます。
このデザインが実用化された4シリーズが登場して1年経つのに、まだしっくりこないのは自身の頭が固いのでしょうかね。
今回のi4にも設定されたMスポーツモデルのバンパーデザインであれば、まだ幾分か開口部の一体感がありよいのかも知れません。

トップレンジのモデルに装着されたeDriveパワーユニットは80kWhのバッテリーパックを持ち、523bhpというハイパワーで約590km走行可能というロングツアラー仕立てになっています。
このあたりはライバルのテスラやメルセデス、アウディよりも高性能をうたっているようで、今回のi4最大のメリットになっているのではないでしょうか。
まあ最近は何キロ走れるかというよりも充電何分で何%チャージできるかということの方が消費者の関心が高いということもあるようで、こちらのi4は35分で80%のチャージが可能と、その辺りのニーズにもしっかり応えているようです。
欧州で電気自動車を利用する人の1日の平均走行距離は50km未満という話もあるため、毎晩自宅等で充電することができてしまうユーザーにとっては、マイレージの優位性よりも充電性能が大事なのかも知れませんね。
電気自動車を迎えるインフラ環境を持たない私にはまだ実感持って語ることはできないんですけどね。

自身がBMWを降りてから約5年、日々の体験の時間はあれから止まったままですが、モデル群は確実に進化を遂げていることを感じさせてくれる新世代BEV。
いつかこちらのi4を通じて、ゼロエミッションの"駆け抜ける歓び"を体験してみたいと思う、気になるクルマです。

それにしてもBMWはi3からi8までのEVラインナップのナンバリングは振り直したほうがいいですよね。
特に普及版のロワレンジは今後さらに充実させるべくカテゴリーだと考えると、i3は今となっては"i1"でいいじゃんとは、メーカー側も感じているんだろうな…と思ったりもしますね…。
Posted at 2021/04/26 06:50:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW
2021年04月24日 イイね!

from Shanghai Motor Show 2021

from Shanghai Motor Show 2021昨年からの新型ウィルスにより一変してしまった世界において、モーターショーは過去のもの…と、フランクフルトもジュネーブも無い現状に、これからはオンライン化だしと世の中の転換点なんてこんなものだと納得しつつあった今日この頃、いやいやまだまだリアルイベントは凄いぞと感じさせてくれたのがこちら、2021 Auto Shanghai, 上海モーターショーです。
トヨタが本格的なEVモデルを発表したこと、そしてテスラの屋根に乗り叫ぶ消費者のお陰で一般のニュースにも報道されて、久々にテレビでモーターショーの現場を見るなぁなんて、スルーしていた存在も今一度見直してみようと、ニュースを改めて観てみたりしたのでした。

アジアのモーターショーと言えば、その場で販売活動をしたりもありな、どちらかというと即売会的な役割もあるため、欧州のそれとは異なり、まだまだ市場における有効性は高いものとされています。
勿論メーカーにとっては、まだまだモータリゼーションに活路ある市場にて新製品の反応を見る場として大事な役割を担っています。
特に日本、中国、韓国メイクはここでシェアを獲るべく力を入れているし、フォード、GM、VWなど欧米のフルラインメーカーも市場開拓に余念ありません。
私自身、10年ほど前にインドのモーターショーに、そして数年前にタイのモーターショーを体験しましたが、地域嗜好に合わせたアジア専用車種が賑やかに展示される様子は何だか新鮮で楽しかった覚えがあります。
そんなアジアの中でも、中国は別格の存在。
多くの自動車メーカーにとって中国はアジアとは別扱いだし、国策から発展した国産メイクがメキメキ力をつけているようです。
その昔はデザインも中身も模倣品ばかりのイメージでしたが、今はそれも少なくなってるというし(まだゼロではない…)、それに電気自動車を早くから発展させてきた国だけに、今や世界中のメーカーがここでEVをワールドプレミアさせることが定番となっていますよね。
今回の上海も然り、興味を持って覗いてみると、興味深いEVモデルが目白押しです。
そんな出展モデルより、わんどら的気になるクルマを雑感込みでいくつかピックアップしてみます。

メルセデスEQS


まずはこちら、メルセデスEQシリーズのフラッグシップサルーンです。
グローバルモデルのためアンヴェールは既にオンラインで実施済みですが、大型セダンが支持される中国に相応しい1台。
なんといっても柔らかな曲線で描かれたスタイリングが美しい!
しかもリアはハッチバックとなっていて使い勝手も良さそうです。
わんどら的には今回イチオシのモデルですね。
実物が見てみたい!
メルセデスのEVはこの後に来月発表のEQT(フルゴネットバン)やさらにEQE(EクラスのEV版)の登場を控えているといい、EVシフトが加速していますね。

アウディA6 e-tron

先日ブログにてQ4 e-tronをピックアップしましたが、そのe-tronシリーズが続々と登場します。
こちらのミドルクラスサルーンもセダン人気の中国を発表の場に据えた戦略車種。
こちらもメルセデス同様デザインが美しい!

VW ID.6

どんどん充実してゆくIDシリーズは、先日ワールドカーオブザイヤーを受賞したID.4を大きくした3列シートSUVを発表しました。
こちらは中国専用車とのことですが、あれ欧州ではニーズないの?とその今後の展開を要チェックです。

ビュイックヴェラーノ・プロ

普段の関心がほぼ欧州車に向いている私からすると、ビュイックというブランド自体全く馴染みなく、またノーマークな存在でしたが、中国ではこちらもEVモデルをリリースしていました。
オペルブランドがPSAに売られて以来、GMブランドのクルマってどんなラインナップになっているのかも把握できていませんでしたが、このビュイックのモデルを見ると、なんとなく数年前のオペルの面影があると思いませんか?

トヨタbZ4X

もう散々ニュースで取り上げられている、トヨタが本気で動き出したEVモデル(なのかな?)
デザイン的にはレクサスRXやRAV4から特段の進化は感じなかったものの、フロントセクションの新しい意匠は悪くない気がします。
それにしてもこのパスワードのような車種名はイマイチ伝わらず、失礼ながらメジャーの予感はしないのですが、まあトヨタですからね、そんなこと気にする間もなく浸透してゆくのでしょうね。

Zeekr 001

中国車からはこちらのモデルに注目、ジーリー(吉利汽車)のプレミアムEVブランドとして登場したZeekr 001です。
ジーリーと言えば今やボルボの親会社だったりと、ひじょうに力を持った自動車メーカーになってきているメーカーですが、かつてはパクリ車(失礼!)ラインナップの旗手だったような気もしつつ、そのブランドがメキメキと頭角を表し、プレミアムに参入するなんて時代も変わったものですね。
しかし、あれこのモデルも何か見たことがあるような…と思ったら、Lynk & Coのモデルにそっくりではないですか。
おいおい中国車同士の模倣かいと思いきや、Lynk & Coもジーリーのブランドだったのですね。
どうやらこのZeekr 001は欧州ではLynk & Coからのリリースを視野にしてるとかで、ややこしいもんです。

アークフォックス アルファS

さて最後はBAIC(北京汽車)からの新型EVです。
こちら、ファーウェイとのコラボ車種ということで、噂のアップルやらソニーのみならず、ここにも情報通信機器メーカーの自動車がありました。
デザイン的にはカッコいいとは言い難いけど、5G対応の通信機器、4Kディスプレイ、急速充電能力などのスマホ的技術が詰まっているとのこと。
大都市においてはファーウェイの提供する地図システムを用いて自動運転にも対応するというモデルは、今年中に販売開始とのことで、中国らしい最新"機器"の登場には感心するばかりです。

いかがでしたか?
欧州のメディアからのネタを元に個人的な気になるモデルを挙げてみたのですが、メディアから得られる情報は所詮だいたい似通ったもので限定的です。
あの広大な会場の中には、もっと"中国らしい"クルマたちがあるんだろうなと思うと、いつかは実際に訪れて探索してみたい(まだ残る模倣デザインも楽しみながら笑)と思うのでした。
2021年04月22日 イイね!

アウディQ4 e-tronが気になる!

アウディQ4 e-tronが気になる!電気自動車花盛りの欧州では先ごろVW ID.4が発売開始となったのを始め、今年はBEV+SUVというカップリングのモデルが続々と登場しています。
そんな中、アウディのEV戦略における実用版としての戦略モデル、Q4 e-tronがいよいよ登場しました。

e-tronと言えば、昨年私はSUVの第一弾モデルを高速試乗体験させていただき、そのパワフルなエレクトリックパワーに若干興奮した記憶がありますが、その時点で実は"e-tron"って車種名だとばかり思っておりました(お恥ずかしながら)。

しかし、GTやこのQ4など次々とリリースされるシリーズを見て、"あれe-tronってアウディの電気自動車のサブネームだったのね"と気づいたのでした…。
ああ、クワトロみたいなもんね…と。
(じゃああの初出しのe-tronの車種名は一体何だ?ということになりますが…それにe-tronにもクワトロがあるのもややこしい…笑)
今週開幕の上海モーターショーでは"A6 e-tron"たるサルーンモデルも登場し、EV戦略花盛りのアウディですが、まずはフラッグシップモデルを以てその次世代ラインナップを示唆し、アーリーアダプターを引きつけた後に、我々一般生活者に強いブランド性を誇示するという典型的なブランディング手法をとりながら、いよいよこのQ4で実売層にリーチするという展開でいざ登場となりました。

見た目は意外とe-tron感がないというか、今まで展開されていたコンベンショナルモデル群と同じ雰囲気。
あれこれまでe-tronと名乗ってたクルマたちとはちょっと違う展開に拍子抜けしつつも、いやこのEVを主張しない感じが良いかもね、なんてポジティブに感じたりもするのでした。
いやしかし一見Q3と見分けつかないなぁ…(まあ見分ける必要もないけど)なんて思いますが、これがアウディデザインの安定した位置なんでしょうかね。
さて外観こそアウディの典型的なSUVという感じですが、中身はむしろこちらのほうが兄弟な訳ですよね。
今年のワールドカーオブザイヤーに輝いたVW ID.4です。

もうひとつ兄弟を挙げるならこちらのシュコダEnyaq iVもそう。

(あとセアトもクプラブランドから出ていたような…)
これらのVWグループのシブリングモデルを見比べちゃうと、私は決まって"どれかいいかな?"なんて考えちゃうんですよね(笑)
基本的なユニットは同じであるけれど、ブランドの差異がもたらす味付けは車種毎に変わっているのかと想像していました。
ところが調べてみると、52kWhバッテリーのスタンダードモデルにて出力168bhp、トルク310Nmというのは3車種とも同じでした…(そして3車種ともよりハイパフォーマンスのモデルがあり、それも同じ…あくまでもパワーユニットのスペックなので、その他要素により体感は違うのでしょうか)。
そうなると、これらを選ぶなら見た目と質感とそれに紐づいた予算ということなんでしょうかね。 
ちなみに私わんどら的にはうーん、アウディがいいかなと思ったりもします。

こちらのらQ4 e-tronは普通のSUVモデルと共にアウディお約束のスポーツバックモデルの二本立てのラインナップになっています。

見た目重視の私的にはやはりスタイリッシュなスポーツバックを嗜好するのですが、現在日本でも発売中のQ3で両モデルを見比べてみると、見た目は確かにスポーツバックだけど、実際にリアゲートを開けてみると、普通モデルの広さが魅力的に感じちゃうのですよね。
まあそれも用途や志向により感じ方が違うんだと思いますが、何よりも選択肢があるというのは贅沢な事ですよね。
そんなQ4 e-tron、国内導入されるのはまだ先のことなんだろうとは思いますが、触れることができる機会がきたらアウディからの"手に入る未来"をぜひ試してみたいと思う、気になるクルマです。
2021年04月16日 イイね!

シトロエンC5 Xが気になる!

シトロエンC5 Xが気になる!フランス車の日本での販売が勢いあるといいます。
特にPSAJの3月の販売実績は過去最高の記録をたてたとのこと。
中でもシトロエンは3月の販売台数が944台となり、日本における同ブランドの過去最高を記録したんだとか。
このコロナ禍において、自動車の需要は伸びていると言われる中、フランス車そしてシトロエンのような極めて趣味性の高いブランドが支持されているというのは、消費者の支出の観点に変化があると感じられ、きっと"より個性的、自分らしく"というのがクルマ選びのエッセンスに加わっているのかもしれませんね。

そんなまさに"より個性的に、自分らしく"を体現する新型車が登場しました。
C5X、新しい世代のDセグモデルは、ステランティス自らが"サルーンとワゴンとSUVの融合"という、誰もが思いついていたけど誰もやらなかったカテゴリーミックスをやってのけての登場となりました。
プレスリリースを解釈すると、サルーンの優雅さとステーションワゴンのユーティリティとSUVのスタイリングとされ、これ以上何を融合すればいいの?というくらいトレンドを詰め込んだパッケージとなっています。

わんどら的な第一印象は、"あり"でした。
このスタイリング自体は、欧州では最近発売開始された新型C4、あるいは先日発表された新型のDS4にて表された流れと同じにて、乗用車のスタイリングを腰高にパッケージングするという今のシトロエンデザインが予想できるものであったからです。
まあそれをDセグモデルでもやってしまうのね、という意外性はもちろんあるのですが…。
もしかしたら中国専用車として販売中のC6、C5、あるいはグローバルで販売開始されたDS9のような正統派サルーンの登場となるかな?なんてことも予想してみたりしましたが、やはり今どきシトロエンはそんな志向ではないようですね。
そんな予想をもとに発表されたスタイリングを見ると、これは新世代シトロエンを余す事なく表しているのだろうと納得するものがあります。
しかしまあ、この新しいシトロエン顔はモデルを重ねる度に角度が鋭角になってきている気がして、まるでクラシックな絵文字(><)を思い出してしまいますね(笑)

この新型車、発表の目玉はデザインだけでなく、広い室内空間と新しいコンフォートライドシステムにあるといいます。
特に余裕ある後席のスタンスや荷室の大きさは508SW以上とされ、写真を見る限りは実に居心地が良さそうです。

そして"アドバンスドコンフォートシート"と"アドバンスドコンフォートアクティブサスペンション"というふたつの新機能が、メーカー自らが"魔法の絨毯"と言ってしまう快適な乗り心地を提供してくれるといいます。
魔法の絨毯だなんて!魅惑の響きですね。
ブランドの歴史と密接に紐づけた快適性能…果たしてどんな乗り心地なのか、これは運転するだけでなくぜひリア席でのドライブを体験してみたいです。

モデルはガソリン車とPHEVのふたつのラインナップとなるとされています。
先月発表され、ブログにも書いた新型プジョー308同様のラインナップということは、プラットフォームがEMP2ということがやはり関連しているのかと思われますが、これも308同様に欧州CAFE規制の中での最適選択肢なのかと思います。
果たして日本にはどのように導入されるのでしょうか。
過去最高を記録している日本のシトロエン販売数に拍車をかけてくれる存在になるのか、興味津々です。

このクルマをどう使うかはオーナー次第でいろいろ楽しめそうな予感のする新型C5X。
フォーマルな場所ならサルーンカーとして、ワゴンのユーティリティを利用して長距離のバカンスエクスプレスなんかも良さそう、あるいはルーフにキャリアを載せてクロスオーバー風に仕立ててキャンプに出かけたり、いろいろな表情を出せそうです。
あれ、これってもしかしたら、いま私がやりたいことを満たしてくれる存在なんじゃない?なんて思ってしまった、とても気になるクルマです。
Posted at 2021/04/16 17:27:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | シトロエン
2021年04月14日 イイね!

実はLCVが好き pt.19 商用車だってスポーツ!編

実はLCVが好き pt.19 商用車だってスポーツ!編マニアックなネタながらも地味に続けているブログ、”LCV(Light Commercial Vehicle=いわゆる小型商用車)が好き”シリーズ。
欧州からの”気になる商用車ネタ”を見つけては書き続けている第19回目は、欧州LCV業界に新風(?)を吹かせているスポーティなモデルをピックアップしたいと思います。

最近、日本におけるLCVのトップランナー、トヨタハイエースを用いて国内ラリーに参戦、とんでもないポテンシャルを見せつけたという専門誌の記事を見ました。
配達や輸送といった本来の使い道に加えて、アウトドアやレジャー、そして遂にレースと、ハイエースの底力や可能性の凄さを改めて示された事例なのかと思いますが、そんなポテンシャルを秘めたニューモデルが、欧州でも登場しました。
それがこちら、VWトランスポルタT6.1スポーツラインです。
VWトランスポルタは現在日本に正規輸入はされていないけれど、おそらくまるで正規登用されているかのように知名度のあるLCVなんだと思います。
それは、往年の名車VWタイプ2か"T1"として登場して以来、いくつかの歴代モデルは日本にもやってきて(ワゴンモデル含む)、私たちの中で"ワーゲンバス"という愛称が根付いているからなのかもなんて思ったりもします。
そんなT6.1に加わったスポーツラインというグレード。
低く構えた外観にはスポイラーや赤いラインが加飾され、黒い18インチホイールに30mmダウンのアイバッハ製サスペンション、内装はレザー&アルカンターラのコンビシートと何だか豪勢な響き。
あれこれって後ろの窓のない商用車だよね、と改めて確認したくなります。
欧州(特に英国)では、後席の窓が塞がったパネルバンは貨物用と限定されるが故の税金の安さを理由に、節約型の若者が商用車を選び乗り回すという話を聞いたことがありますが、狙いはそんなところなのでしょうか。
さらに調べてみると、もう一台ありましたレーシーなLCVが。
欧州で最も売れている商用車、フォードトランジットカスタムにも、MS-RTというスポーツモデルがありました。

こちらもT6.1スポーツライン同様に前後サイドをスポイラーで武装し、OZの18インチホイールに4本出しステンレスマフラーと、ちょっとしたホットハッチ的なモディファイがなされています。
日本でも前述のハイエースをレーシーにカスタマイズするオーナーさんがいたりしますが、ニーズはまさにあんな感じ?どこの国もクルマに求める志向は似たようなもんということなんでしょうね。
(アジアの国々、マレーシアなどでも時折見かけますね)
しかし欧州のスポーティLCVは、窓のないパネルバンをオフィシャルにモディファイしちゃうのですから興味深いです。
考えすぎかもしれないけどこれが文化の差というか、"配達人もレーシーに(但し荷崩れ無しよ)"というモータースポーツの身近さがニーズとなり、このような商品化につながっているのかなと感じたりします。

そんなT6.1スポーツライン、そしてトランジットカスタムMS-RT、こんな商用車に宅配会社のマークが付いていたら何だか荷物が速く届きそうな(笑)、ぜひ欧州の街角で実際に活躍している姿を見てみたいと思うのでした。
Posted at 2021/04/14 22:36:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 実はLCVが好き

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
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2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
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2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
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