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わんどらのブログ一覧

2021年01月27日 イイね!

クルマ一期一会 #11 -2021 冬のStay or Go to Drive

クルマ一期一会 #11 -2021 冬のStay or Go to Drive普段暮らしをしていると、街でふと見かけたクルマが気になって目で追いかけてしまうことがあります。
そんな"その出会いはまさに一期一会⁈"というテーマの元、最近街で見かけた興味深いクルマをピックアップするシリーズ。
第11回目は昨年の晩秋から今冬に至るまでの、Go Toだった時期から一気にお出かけ自粛の緊急事態再びに至るまでの時期に出会った魅力的なクルマたち。
やはり秋はクルマを走らせて遠くに出かけてみたくなる時期だし、暑さもなくクラシックなクルマも走らせ易いのでしょう、今回もそんな"おっ"と振り返ってしまうような素敵なクルマをピックアップしてみました。
それでは早速、今回は国産&輸入メイクそしてOld & Newをランダムに行ってみましょうー!


ポルシェ924
まずはタイトル写真のこちらからスタートです。
これまでの一期一会において、必ず1台はピックアップされてきたポルシェ。
タイプ901から最新の992GT3まで、個人的に好きな911シリーズを見ては憧れ含めて書いていたのですが、今回代々木公園で見かけたのはVWっぽさの濃いモデル、924です。
おー、珍しいじゃん!と、なかなか見ないコンパクトなスポーツカーをまじまじと観察してみると、なんとそのオーナーさんは、このキャビンの小さなモデルに、チャイルドシートを取り付けてファミリーカーに仕立てているではないですか!
(取付は若干強引な雰囲気ありましたが…)
ファミリーはスポーツカーを諦めよなんて誰が言ったっけ?と、思い込みを打ち破る好事例に出会った気がします。

ヒュンダイi30N

あまりにも日本車または欧州コンパクトとなんら変わりのない出立ちで、日本の風景に溶け込んでいて見過ごしてしまいそうになったコリアンCセグハッチですが、湘南海岸で見つけた時は思わず凝視してしまいました。
いや実に珍しいけど、どこかそのあたりでフツーに売っていそうな違和感の無さは、WRCのマーケティング功績なのかもしれませんが、それだけ違和感なくグローバル仕様に仕上げられたモデルなんだろうなと、ぜひ試してみたいと思えるクルマです。

ジャガーEタイプ コンバーチブル

紅葉時期の神宮外苑で見たクラシックな一台。
60年代ジャガーのラグジュアリーなオープンクーペです(ジャギュワとでも呼んだ方が良いのでしょうか…)。
いつまでも見ていられるその美しさは見惚れてしまうばかり。
実に良いクルマです。

スカイラインGTS-R(R31)

ハコスカでもケンメリでもジャパンでもない、歴代スカイラインの中ではGTRもないだけに過小評価されがちな7代目。
しかし実はツーリングカーレース(グループA)では常勝だった、かなりスポーティなクルマだと記憶します。
東京大学近くの本郷で見た"2ドアハードトップ"は、ホイール含めてオリジナルコンディションを保った2桁ナンバーで、直線構成の伸びやかなデザインはカッコよく、しかもキビキビと速い!
この7thスカイラインは当時父親が4ドアのモデルに乗っていて(私の父はケンメリから7thまで保有したスカイラインファンだった)、なんだか自分の少年時代を思い出す懐かしさもあるんですよね。

アルファロメオ アルフェッタGTV6

こちらのGTは70年代の悪名高きアルファのスポーティバージョン。
小さな車体に2.5LV6エンジンを積んだレアなモデルを練馬界隈で発見しました。
流麗なデザインながら凄い美しいわけでもなく、ハイスペックながら壊れる時代のアルファだけに、なかなか所有維持するのには苦労するのでしょうけど、だからこそ面白いのかもしれませんね。

ロータスエスプリ

ある年末の日、ほぼ紅葉の終わりかけた神宮外苑を走っていたら、対向車線からとっても低くて四角いスーパーカーが。
見るとまさに往年のボンドカーを思い出す初代エスプリではないですか!
イマドキはランボルギーニもフェラーリも比較的容易に見る事ができるこの都心部においても、さすがにこの英国メイドのスーパーカーはなかなか見ないだけに、思わず目で追ってしまいました。
その日は偶然なのか、原宿駅前のIKEAでの買い物を終えて店舗の外に出たら、目前を2代目エスプリが走り抜けていきました。
何だかとってもエスプリな1日、そんなこともあるんですねぇ。

アウディA4アバント(初代)

自分にとってなかなか縁のないアウディですが、実は好きなデザインのモデルが多いんです。
新国立競技場界隈で出会った、この見そう見なくなった初代A4アバントもそのうちのひとつ。
まだシングルフレームグリル採用前にて先代アウディ80の面影があり、現行型よりも随分と丸みを帯びているこの雰囲気が良いのです。
世代的には旧車というまでではない中途半端な年代物にて街で埋もれた存在になりがちですが、さりげないセンスの良さを感じるワゴンです。

BMW8シリーズクーペ

さてこちらは同じく新国立競技場の千駄ヶ谷付近で見た最新型フルサイズクーペ。
いや実にダイナミックで流麗なフォルムにて、思わず見惚れてしまいます。
考えてみるとBMWの8シリーズって、過去からそういう存在。
若き頃勤めていた会社にいた紳士的でカッコいい役員が、8シリーズを颯爽と乗りこなしていたことを思い出しつつ、今もやはり"8たるものジェントルにあれ"と感じてしまうのです。
自身はいつまでたっても似合わないだろうな…笑。

日産サニートラック

今回はバラエティ豊かに、サニトラの登場です。
こちら代々木公園界隈で見た日産の名車は、都心ではなかなか見ない存在です。
生産中止になって久しいだけに、今はオリジナルコンディションで保有はあまりいないのでは?と思えるモデルですが、見かけた個体もやはりワタナベ系8本スポークホイールの定番武装てカッコよく決めていました。
話は逸れますが、私、アシェットコレクションズの"昭和の商用車"シリーズを定期購読しておりまして…(初めてのパートワークコレクションを用いての1/43ミニカー収集)。
どうやら人気シリーズで生産が追いつかずになかなか送られてこないという憂き目に遭って若干イライラしておりますが(笑)、ある日"サニートラック日産サービスカー仕様"というモデルが手元に届いた時は、何だか嬉しくてじっくり鑑賞してしまいましたとさ…。


三菱デボネア

この鋼鉄板を貼り付けたようなボディ、見つけても暫くは名前を思い出すことができなかった高級車は、三菱の懐かしいエグゼクティブカーです。
これって当時より三菱系企業の偉い人しか乗らないクルマと思いきや、最近は旧車マニアにも受けがいいとか。
出会った個体はどんなオーナーなのかわかりませんでしたが、出会った場所が飯田橋にあるトヨタ自動車東京本社前だけどまさか…⁉︎笑

シトロエンC6

こちらは大企業の役員より更にエグゼクティブな、かの国の大統領が乗っていたモデル。
実に美しくエレガントな雰囲気は憧れの域にあります。
しかし特別扱いのない普段暮らしにも似合う気がするのは、あのジャーマンメイクよりも威張り散らさない柔らかなデザインのせいでしょうか。
四谷三丁目で見たクルマはそんなカジュアルな普段使いを感じさせてくれる親近感のあるものでした。

トヨタマークII (30型)

気のせいか、神宮外苑から千駄ヶ谷、新宿御苑、四谷付近での一期一会が多い私わんどら。
この珍しいクルマもその御苑付近で見つけました。
茶色の2ドアクーペは昭和らしさを感じる大柄でユニークなデザインで、イマドキはこんなクルマを生み出そうという発想なんかないだろうな…と、古き良き時代の遺産を感じたのでした。

フィアット131アバルトラリー

我が家近くの地下駐車場、暗闇から轟音と共に登場したのは、背の低いスーパースポーツではなく、この無骨な箱型モデルでした。
きっと日本では現存も少なくなかなか見ることのないだろう希少種は、音だけでなくカタチも迫力がある!
四角さが際立つボディは実に強そうな雰囲気を醸し出していました。

ということで、今回の一期一会は終わりです。
またいつか第12弾にて、晴れて緊急事態宣言も解けた街を歩き、ドライブしながら見つけた気になるクルマを集めて書き綴ってみたいと思います。
2021年01月13日 イイね!

新型日産ノートを試してみたら

新型日産ノートを試してみたら皆さま改めて今年もよろしくお願いします。

毎年、年明け初回のブログは若干スロースタートとなってしまう私わんどら。
今年も例年通りのゆっくり腰を上げて書いてみたのは、こちら時を昨年末に巻き戻しての"試してみたら"です。
去年のクリスマスは、日産から魅惑の新型車のプレゼントがありました…なんて、年の瀬にとっても期待値の高いクルマがリリースされましたね。
そんなことで昨年末最後の週末に、この新型ノートを早速試してみました。

今回の新型は随分小さくなったなぁというファーストインプレッション通り、先代よりも全長が約5.5cmも短くなったのはまず意外なことでした。
欧州マイクラに倣いこちらも大きく、よりショートワゴン的な存在になるかと思いきや、正統派の日本式Bセグハッチになっての登場は、このクルマでマーチのポジションも取り込んでしまえという事の表れなんでしょうね。
個人的勝手な想像としては初代のショートワゴンっぽい雰囲気をもっと感じさせてくれるデザインを期待していただけに(いや個人的妄想です)、あらら、よりコンパクトになったのね、と拍子抜けしてしまいました。
しかし、じっと見ると、昨夏に発表されたSUVアリヤからの新日産デザインフィロソフィーがなかなか効いていて、コンパクトとしてかっこいい仕上がり。

国内の競合と比べても見た目の質の高さはいいじゃんと感じさせてくれるものがあります。

さて、若干重みがなくペラペラ感がある残念なドアを開けて乗ってみると、一転して素敵なコクピット空間が。
これまた日産のデザインスタンダードとなるのか、アリヤ譲りの2段センターコンソールは見た目に"意味あんの?"と思っていましたが、使ってみるとこれまた意外と勝手が良い感じ。
インパネはデザイン形状は良いけど、これでもう少し樹脂パネルのシボなど凝ってくれたらなぁというトリムの安っぽさを感じます。

まあe-Power積んで200万円前半と考えるとどこかコストダウンする必要があるわけで、コストをかけてるだろう内外装デザインとパワトレ、充実のADASに対して、コストダウンを図るためにドアの作りや、インパネ素材や、スチールホイールに安っぽいカバー(一応未来感)という強弱が図られているんだろうなと想像してしまいます。
まあ強弱の"強"となるe-PowerやADAS機能が大事なんだし、"弱"の面まで求めるのは酷だよねとそれも納得してしまうのでしたが…。

さて走りは何と言ってもそのe-Powerの素晴らしさに尽きると言えます。
確かに電気自動車に近いけど、内燃機関車のようないつもの感じもして、かつ本来特徴の加速感や必要なトルクがすぐに得られるレスポンスは試乗という短いコースを走っていても楽しい!
e-Powerでグイグイと来そうな推進力をボディで受け止めて落ち着きある(行きすぎない)加速感を作り出している気がするのは、新型モジュール(クリオと同じCMF-B?)で構成されてるということもあるのでしょうか。
それもまたファミリーカーとして扱い易い気がして好感あります。
こうなったら高速域やワインディングなど、様々な場所で走らせてみたいなぁと感じさせてくれました。
そして、同乗セールス氏も挙げていたように、先代に比べて静粛性が高まったのがこの新型の特徴なんだとか。
確かにすごく静かで、上位カテゴリーのクルマに乗っているような気分になります。
ADAS機能も充実しているし、プロパイロットもちゃんと付いてる。
最近のコンパクトカーは200万円台の価格帯が当たり前になりつつあり、クルマを買うのもなかなか気軽ではなくなったなぁ…と感じるものがありますが、前述の通り、コストの掛け方についてはこのノートは本質的な機能、機構にお金をかけているのではないかと、その商品企画に感心させられます。
ホントこれはいいクルマ。

ああ、これでボディがストレッチされたエステート系なんか出てくれたらいいんだけどなと、個人のクルマ選びに照合したら、やはりたくさん荷物が詰める荷室が欲しいと思ってしまいます。
そう思っていたら、春には3ナンバーサイズの派生モデルが出ると日刊自動車新聞に書いてあるではないですか。
セールス氏は"あ、"オーラ"(その派生モデルの名称?)ですね。そうなんですけどね、但し3ナンバーサイズになるのは横幅だけなんですよ…特に後ろが長くなる訳ではないんです"と教えてくれた。
なんだそれは?ワイドのみ広げてどうするのさ!と思ってしまいますが、よく考えてみると、ワイドを足したサイズ感での展開はグローバル用の対応なのかも知れませんね。
クルマのスタイリングはサイズが数ミリ違うとだいぶ違うように見えるともいうので、実際の登場は興味深いですね。

魅惑いっぱいの新型ノートは、果たして今年の国内ベストセラーカーとなるのでしょうか。
わんどら的には国産Bセグとしてはこれがベストと言えるだけに、今度機会があればロングドライブにでも連れ出してみたいなぁと感じた、今年最初の気になるクルマです。

そうそう、最後にオマケネタ。
今回日産のDLRを訪問して"試乗記念品"としていただいたのがこちら、"新型かきのたね"です。

要するに柿の種おせんべいなのですが、煎餅の形状などの企画、デザイン、金型作成などは全て厚木にある日産のテクニカルセンターによるものなんだとか。
23種類のクルマの形となった柿の種は、日産の名車たち(実は細かな形状はさすが表現できてないのでよくわからない)か詰まっていて食べるのが惜しくなる?いや楽しんでいただく事ができました。

*追伸 後で理解したのですが、ノートの200万円台前半の価格帯って先進機能が何もついてない状態なんですね。
やはり国産コンパクトカーの高騰ぶりにはイマイチついていけません…。
2021年01月01日 イイね!

Happy New Year 2021 from Shonan

Happy New Year 2021 from Shonanあけましておめでとうございます。

2021年のスタートは4年ぶりの湘南で過ごしています。
昨年から世界はかの感染症に翻弄され続け、1000人超えが示すリスクが身近にも迫りつつある状況にどことなく落ち着かない雰囲気があります。
一方で見事な冬晴れの下、公園で子供たちが無邪気に遊ぶ様子を見ていると、そんな袋小路な世界とは無縁な穏やかで清々しい気持ちにもなり、どこかGotoせずとも静かなお正月もいいものだと感じたりします。

さて私の2021年は相変わらずのマイピカソと共にスタートです。
今年はいよいよ代替か?といくつかの気になる新しいクルマたちに気持ちを弄ばれているところもありますが、マイピカソが快調であるだけに離れるにはまだまだ早いという気もしています。
やっぱりクルマが好きなんだなという事をつくづく感じるこの年頃、Webを通じて、あるいはリアルな場で皆さまに出会えることを楽しみにしています。
今年もよろしくお願いしますね。
Posted at 2021/01/01 17:28:42 | コメント(1) | トラックバック(0)
2020年12月25日 イイね!

新型VWゴルフRが気になる!

新型VWゴルフRが気になる!欧州のコロナ状況が悪化を続け、市民生活は再び制限が出てきている中でありながら、自動車メーカーをはじめとした各産業は止まる事なく積極的な経済活動を進めているといいます。
あるメーカーのグローバル販売支援系の方からお話を伺うと、このコロナ禍においてクルマの需要は、"個の空間を作る安全な移動手段"としてより高いものになっているけど(それは欧州での自動車販売実績値からも読み取れますね)、むしろ脅威はそのクルマが作れずに供給不足あるいは販売機会ロスになる傾向があるんだとか。
需要と供給がマッチしないというリスクはあれど、今年前半に一時的に開発を止めざる得なかった新型車を続々と登場させて消費を喚起続けることで、アフターコロナの市場イニシアチブを取ってゆくというのが、電動化と共にある自動車メーカーの戦略なんだろうと、近況を見聞しながら感じています。

そんな販売活性化にてこの晩秋に目立つのがVWの新型車リリース。
特に旗艦車種ゴルフ8のラインナップ拡充は、お約束ではあるものの注目してしまいます。
まずは今夏発表、秋の発売となったエステートモデル。

いろいろなモデルがSUV化したり、Cセグメントのワゴンモデルが淘汰されてゆく中、ちゃんとニューモデルをリリースするというのは、欧州ではまだしっかりとこのカテゴリーのニーズがあるということなんですね。

次に気になるのがこちらのGTIクラブスポーツ。

実質FFモデルとしては最もスポーティなグレードとなるクルマは、まさにシビックタイプRやクプラレオン、メガーヌR.Sのライバルとなるハイパフォーマンス系モデル。
ニュルブルクリンクレコードを塗り替えるべく盛り上げて欲しいところです!

そして、ゴルフシリーズで最もパワフルな"R"は、4輪駆動の最強モデルとのこと。

デフォルトの見た目はクラブスポーツよりも大人しく見えるけど、エンジン出力的には4気筒2Lながらも300馬力超えと、なかなかピーキーに出来ているんだろうなぁと想像できます。
ユニークなのは、走行モードに"ドリフト"と"スペシャル"があるんだとか。
ドリフトモードはその名の通り、リア側にパワーが掛かることで後輪駆動ライクな走りができる、そしてスペシャルモードは、サスペンション、スロットル、デフなどがニュルブルクリンク北コースを走行するのに相応しいセッティングになるんだそう。
それが果たしてニュルで最適なのかを試せる人は数少ない気がするのですが(まあ欧州の近隣地域のオーナーは一般走行時間などに試す事容易なのかもしれませんね)、どこでもその気になれる(かも知れない)のは興味津々です。

ところで私、最近メーカーショールームにてシビックタイプRを見る機会がありました。

今まで街で見ていた分には、ニュルFFレコードホルダーの凄いクルマだということは讃えつつも、何だかガンダムっぽいなぁ程度にしか感じていなかったのですが、そのショールームでまじまじと現車確認すると、これは良いかもと、このタイプRをファミリーカーにできないか?と初めてホームページなんぞ見てしまったのです。
しかし、あれれスペックを見るとマニュアルトランスミッションのみ。
イマドキはライバルのメガーヌR.S.だってDCTだし、あのGTRでさえデュアルクラッチのATモードがついてるくらいなんだから、このタイプRにもすっかりその手のトランスミッションが付いているだろうと思い込んでいました。
(まあ、マニュアルトランスミッションを楽しめればよいのですが…)
それを思うと、ゴルフはしっかりスポーツモデルにもDSGが装着されていて、走り方、乗り方によってシフトを使い分けできるというのが好感持てるものがあります(たまには芦ノ湖スカイラインを走りたいわんどら向き笑)。

こうして欧州ではラインナップの充実してきたゴルフ8。
日本にはどのような展開がされるのかVGJの情報はチェックしていませんが、実用的なエステート、あるいはとんがったRやCSといったモデル、さらにはGTEのようなカーボンオフセットモデルが多彩に選択できるのはさすがVWというところにて、上陸が期待される気になるクルマです。
2020年12月23日 イイね!

マイピカソを本気で走らせてみたら (箱根編)

マイピカソを本気で走らせてみたら (箱根編)まだそんなことやってるの?と年甲斐もなく、更にはそんなクルマじゃないよねぇ…というマイピカソで山道を攻める(ちょい大袈裟)という"本気で走らせてみたら"の3回目を書いてみたいと思います。
前回までは、ピカソの走りの面を試してみたいと"一度だけなら…"という言い訳付きで、初回は所有してまもなくの頃、2回目はムスケディアサスペンションに換装してのお試しと、神奈川県の山間部にあるドライブの名所宮ヶ瀬へとクルマを走らせてのインプレッションをアップしました。
(結局一度だけではなく、ちょくちょく行っちゃってるんですけどね笑)

恥ずかしながらもう何十年も前、高校生の頃に初めて買った愛車、ヤマハジョグ(50ccのスクーター)で友達とツーリングに通って以来、神奈川県民だった頃は長いことホームグラウンドだった宮ヶ瀬。
自身ここでバイクやクルマの挙動を学び、そして運転を楽しむことのできる場所でした。
ダムが出来、私が名古屋に転勤していた10年間にすっかり観光地化してしまったので交通量も増え、以前のように"攻める"場所ではなくなってしまいましたが、今でも山を走りたくなったら、時間さえあれば都心からでも足を向けてしまうし、湘南の実家に帰れば立ち寄りたくなる場所であることは変わりありません。

そんな、クルマ好き神奈川県民ならではローカルは話となってしまいましたが、今回はその神奈川県にあるドライブルートの本命、箱根で"本気で走らせてみたら"を試してみてしまいました。
観光地である箱根へは、これまでもマイピカソに家族を乗せてドライブへ出かけた事はありました。
しかし先月のある週末、家族とは離れひとりでの時間ができた機に、よし箱根へ走りに行こうとハンドルを向けてみました。
箱根は宮ヶ瀬同様、若かりし頃からよくドライブしていた場所。
特に初めてのマイカー、日産シルビア(S13型)やホンダシビック(EF3型)の国産メイク乗っていた頃は、若さゆえに"その手"の七曲コーナリングを試しに行っていたほろ苦の(笑)思い出があります。

そしてその後の輸入車中心の生活になってからも、箱根にはクルマを乗り換えるたび、一度はどうしても走り込みたくなるコースがあるんです。
それは、"芦ノ湖スカイライン"という、箱根のランドマークである湖の西側を通るワインディングコース。

*写真はオフィシャルホームページから引用
晴れた日は伊豆半島を従えた海から、裾野から広がる富士山を美しく眺めながら走ることができる絶景コースですが、走りを試すなら高低差と緩急あるカーブが続く、とっても走り甲斐のある道なのです。
そんな道に惹かれてしまうのは、私が幼い頃から自動車免許取得世代の頃に放映されていた"モーターランド2"という、自動車とオートバイ、そしてモータースポーツを取り扱った日曜夜の30分番組に刷り込まれてしまった印象があるから。
その番組では、自動車ジャーナリスト兼ラリードライバーの重鎮、日下部保雄さんによる新型車紹介が定番コーナーでしたが、その殆どがここ芦ノ湖スカイラインにて試乗、撮影されたものでした。
(余談ながら日下部さんとは、その後私が大人になってずっと経ってから、まさかの宴席をご一緒する機会もあり、"私はあのモーターランド2で幼心に自動車が好きになり、今に至るのです"ということを敬意込めて伝えてしまったのでした)
そんなことで、先日、家族から離れてひとりになれた時間を利用して、久々に"走りたい"思いを叶えたく、このザ・モーターランドを走り込んでみました。
(ようやくマイピカソの話しです!)

結論から言うと、ピカソで芦ノ湖スカイラインを駆け抜けるのは時々"怖い"ということ。
これはもちろん私の技量不足ということ、または老化?ということが大きな要因であるのは確かではありつつも、それは差し引きしつつも、なかなかのビビり具合は、自分でも引いてしまう程。
何が怖かったかって、タイトコーナーにおける前後のサス挙動がバラバラになる瞬間、"あれ、制御不能?"と感じてしまうこと。
マイピカソが苦手なのは、すり鉢状にアップダウンを伴う鋭角なコーナリングの時。
下り坂のブレーキングに荷重が前に来て、アンダーステアを感じながらもコーナー立ち上がりにすり鉢を登ろうとすると、前屈みの姿勢から急に後ろへの荷重変化することで、車体がバラバラになる(リアエアサスがグラングランする)感じになるのです。
これはピカソに合わない走り方…まさにそれを感じるのでした。
自分のブレーキング、あるいはコーナリングの度胸が足りないのか?と何度も続く鋭角なカーブで試してみるけど、やっぱり怖い。
あれ?宮ヶ瀬でも所有直後のノーマル状態では同じようなグラつきがあったものの、ムスケディアサスペンションに換装した後はそれらが解消し、鋭角なコーナリングも結構ピシッと走ってくれたのに…と思ったのですが、よく考えてみると、コーナーへの進入スピードが芦ノ湖スカイラインでは速くなってしまいます。
それは、下り坂の勾配がキツいせいでもあるし、周囲の景色が開放的でスピードが出やすいことが影響しているのかもしれません(宮ヶ瀬はガードレールもあり心理的に狭く抑え気味になる)。
そう、マイピカソは、緩やかなカーブをしなやかに走るのが性能を発揮する最も相応しい走り方で、鋭角コーナーにダイブするようなクルマではないってこと、そんなんわかっていたけど、やっぱり実感したのでした。
(当たり前だ!)

そんな事を感じつつも、マイピカソにはそれに相応しいセオリー通りのドライビングがいいよねとばかり気を取り直し、三国峠にてクルマを止めて景色を眺めると、まもなく冬景色となるだろう富士山のシルエットが夕暮れに浮かびあがりとても綺麗!

こんないい景色が味わえるなら、芦ノ湖スカイラインを急いで駆け抜ける必要なんてないよねと、マイピカソの本当の楽しみ方を噛みしめたのでした。
(遠くのタイトコーナーから華麗に駆け上がるケータハムスーパー7を横目に眺めながら…(笑))
Posted at 2020/12/23 19:38:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | シトロエン

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
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2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
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2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
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2018/11/26 22:35:36

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