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わんどらのブログ一覧

2019年10月26日 イイね!

Peugeot Show 2019に行ってみると

Peugeot Show 2019に行ってみるといよいよ東京モーターショーか開幕しましたね。
ヤリスやフィットなど、いくつかの注目すべき新型車はあるものの、やはり欧州メイクの出展減は残念な感じもします。
そんなTMSの話題は後日改めるとして、まずはこちら、先週土曜から六本木ヒルズで開催されているプジョーのプライベートショーに行ってきました。
TMSに出展するよりも、感度の高い消費者に向けてダイレクトに新作を発表できる場の提供のほうが、より販売に効果があるとのインポーターの判断によるこのイベントは、何だかモーターショー以上の濃厚な出展となっています。
その内容は既にメディアなどが報じているように、なんと言ってもジャパンプレミアの新型208&e-208、そしてリフターが展示されているという充実振り。

しかもそれらはターンテーブルを眺めるだけのものではなく、実際に着座体験ができるという嬉しいものでした。

まずはオープンスペースに設えられたブース中央に堂々と展示されていた新型208&e-208から見てみます。

今回の展示にはフランス本国仕様をそのまま持ち込んだとのことで、室内ディスプレイオーディオの画面にはフランスのラジオ選局のアイコンが見えたりと、それはそれは直送感溢れるものがあります。
そんな、正直申しましてのファーストインプレッションは、"太い"ということ。
コンパクトであることは確かなのですが、比較的面で構成されたデザインや、ホイールアーチに描かれた黒いフェンダー加飾などのせいなのか、大きくそしてマッチョに見えます。
205から続くプジョーBセグハッチの系譜において、206によりスタイリッシュに磨かれ、207により大型化し、先代208は再びリサイズして原点に立ち返った(当時はこれぞ205の再来と発信していたような…)というデザインテイスト上の変遷がありますが、私の印象は、今回の新型こそが205の再来なのでは?と感じています。
全体感こそそんなリバイバルな雰囲気あれど、最新のデザインアイデンティティを身に纏った姿は凛々しく、また強さを感じさせてくれます。
ディテールを見ていくと、次に感じたのは上質感。
ボディのプレス、ライト周りの造形などの外観、ドアの厚み、そしてプラスティックを感じさせない樹脂部品の品の良さなどが508と一緒じゃん!と思わせるものがあります。
(ガンガンにライティングされている中での写真では伝わりにくいのですが…)



さらには3D iCockpitとか言う奥行き感あるインパネ周りのせいで視界が広く感じるという効果もあり、それがまたワンクラス上の上質を感じさせてくれる気がします。
聞けば、電気自動車版のe-208も含めて日本での発売は来年の夏を予定しているんだとか。
今度出会うのはまだ先のことになるのかと思いますが、次はDLRにて、ぜひe-208を試してみたいと思いました。

さてお次はヒルズカフェ内に展示されているリフターの現車確認をしてみます。

個人的ニーズとしては、新型208よりもこちらの新型MPVに触れる機会を楽しみにしていました。
早速見てみると、マイピカソよりも縦長感あるディメンションは、そもそもが商用車という感じが色濃く出ています。
このあたりは決してスタイリッシュとは言い難いものがありますが、その縦長な分、ユーティリティ重視のファミリーカーとして使い勝手は良さそうです。
実際に乗り込んでみると、そのサイズがもたらす居住性の良さを感じます。
一方でシボのないプラスティック部品が多用されたインテリアは、あーやっぱり商用車なんだなと感じさせられてしまう部分も。





さてこのカフェでは、インポーターの方と直接話をさせていただく機会を得て、このリフター&シトロエンベルランゴについてのいろいろな話を伺うことができました。
忘れないようにメモしておくと…
・今回の初回導入はリフター220台、ベルランゴ120台を用意した。ベルランゴは即完売して驚いているが、そもそも欧州で登場以降、日本導入への要望を消費者より頻度高く受けていたので今回の反響があってよかった。
・両モデルとも基本は同じだが、外観以外の装備差は、例えばバックドアの仕様を変えている(リフターはハッチゲート、ベルランゴは観音開き)。
・展示車両は後席が3席独立だが、実際の導入車種は1:2分割のシートになる(わんどら的に残念…)。
・日本導入が遅れた理由は、PCJとして"日本において商用車ベースとなるモデルの導入はブランド価値を下げるのではないか"という危惧を抱いていたから。但し、消費者の反響や、ラインナップの検証、カングーの成功や同種カテゴリーのマーケット状況なども鑑みて、今回の導入となった。
・本導入は来年の夏、カクタスのような限定車ではなく、レギュラーのカタログモデルとなる。
・今回の初回導入後は来年の本導入まで、基本はイベント展示活動やDLRでの参考展示は行わない(売るクルマがないのに店頭に出す訳にはいかない)。
・本導入車種はまだ詳細仕様が決定していない。例えば今回のディーゼルは本導入でも入れる予定だが、ガソリンモデルなど仕様や装備グレード体系、バリエーションは現在企画中とのこと。
などなど、自身が次期代替候補として参考になる情報を多くいただけました。
(対応いただきましたのはおそらくマーケターの方だと思いますが、とても丁寧にお話しいただき、ありがとうございます)

今回の208/e-208&リフター導入に合わせてプジョーが打ち出したキーメッセージは、"Unboring the Future"-退屈な未来はいらないということですが、実際に見たニューモデルからは、まだ走らせてもいないのに、退屈などは決して感じさせない予感がする好感触を得ることができました。
イベントではコーヒーをいただいたり、ミニカーをいただいたりと新型を眺めながらひと息つくこともでき、まさに退屈知らずの時間を過ごすことができました。

そして、次に出会う時には実際にハンドルを握り、走りを確かめることができることを今から楽しみにしていたいと思います。
2019年10月25日 イイね!

Sweet Suite Carlife 7周年!

Sweet Suite Carlife 7周年! 今から7年前、F30型BMW320dを購入したことをきっかけに、あれこれ話したかったクルマの事を書いてみよう!という動機で始めたこのみんカラブログ”Sweet Suite Carlife"も、開設7年が経ちました。
2年前からはクルマがシトロエンC4ピカソに変わりましたが、クルマのある生活はまずまずの楽しい時間となっています。
そして、思い立った時という気まぐれではありますが、自由奔放に書き連ね続けたブログも7年間で382本になります。
7年間もやってる割には、ようやく1年分しか書いていないという状況ではあるのですが、それでも自分の興味視点に皆さんが関心を寄せていただけているのは嬉しい事と感じています。
いつも訪問いただき本当にありがとうございます!

さて、毎年この周年機会に書いている恒例のネタですが、今回もこの1年間にピックアップした”気になるクルマ”たちの中から、皆さんが”気になってくれたクルマ”をランキングをしてみたいと思います。
僕の個人的興味関心により選んだクルマたちが、皆さんの興味に繋がった(=年間アクセスが多かった)順番に振り返ってみましょう。
昨年度は今が旬な新型車プジョーリフター&シトロエンベルランゴなどのPSAスモールバンを書いたブログが高アクセスとなり上位独占という結果でしたが、今年度はどんな感じでしょうか。

まず第1位は、シトロエンOrigins Collector’s Editionです。

今年は記念すべきシトロエン100周年という事で、なるべくしてなった1位なのかもしれませんが、私のブログを訪問いただく皆さんにとっても注目の話題だったこちら特別仕様車の話。
基本的に私のネタは欧州(主に英国)発信の情報からピックアップすることが多いので、ブログは日本仕向けの2モデル(ブログ記述以降含めると全3種ですね)についてではなく、主に本国フランスなどで展開された6種類のモデルと広告展開について書いたものでした。
特別仕様車は派手な加飾はないけれど、100周年キーカラーのゴールドなどがセンスよくあしらわれていて好感が持てますね。

第2位は、マツダ3です。

こちらはブログでは1年で2度話題にしているのですが、実際に試乗してみた事を書いたものが高アクセスとなりました。
デザインは攻めてるし、質感は良いし、ディーゼルエンジンから感じる走りもハンドリングもとっても良い感じに欧州車してるのに、ブレーキだけは全くフィーリング合わず…という多少残念なインプレッションを書いた記憶あります。
(アクセスの割には反響がなかったのは同意得られず?まあ、感性は人それぞれってことで…)

第3位は、トヨタプロエースシティです。

聞き慣れない名前のトヨタ車は、欧州専用のLCVです。
そう、このスタイリングの通り、今月国内導入が発表され、つい先日のファーストエディションの即日完売(ベルランゴは120台が即日、入荷台数の多いリフターは10/25現在まだ在庫ありとか)を遂げたプジョーリフター&シトロエンベルランゴ、加えて新たにPSAブランドに加わったオペルコンボの3車種に加わった4番目の兄弟なんです。
トヨタならでは?あるいはキーンルック強めな最近のトヨタらしからぬコンサバティブな顔つきですが、スペインザラゴザのオペルの工場ラインに4種並んで生産されていると思うと、こんな選択肢もひとつありかと。

第4位は、カローラスポーツです。

こちら再びトヨタの登場にて、やはりみんカラの特性上、不特定多数の自動車趣味の読者の皆さんの日本ブランドへの反応は高いというこということが伺えます。
一昨年"次期オーリス"の名で登場した欧州モーターショーでの発表から、その後の国内販売、ワゴンなど派生モデルの登場など、なんだかんだずっと気になり続けてのブログ登場回数は何と5回にものぼります。
そのうちの2回が試乗を通じたインプレッションの話。
そして、アクセス上位だったのはハイブリッドではなく、1.2Lのガソリン車のほうでした。
両方乗り比べをしてみての印象を書きましたが、個人的にはガソリン車のほうが個人的には断然相性良いという結果になりつつ、当時はまだ未発売だったワゴンに期待!と括った記憶があります。
あれからまた時が経ち、実は先日仕事中に通りがかったトヨタのDLRで(イマドキはチャネル統合によりクラウンのトヨタ店でもカローラが展示されている!)、新登場のカローラツーリングを初めて目の当たりにしたのですが、あれは超カッコいい!

ジャストサイズのワゴンの第一印象は申し分なく、思わずトヨタに勤める知人にメールをしてしまったくらい(笑)
こちらのガソリン車は1.8Lとのことで、これまたハイブリッド車との乗り比べが楽しそうです。
(近々トヨタのお店へGoですね)

さてさて第5位は、新型プジョー208でした。

こちらもタイムリーに今週六本木で国内初披露となっているニューモデル。
新型の注目は何と言ってもe-208、電気自動車のバリエーションがラインナップされるということにて、来年以降の国内販売も決定しているようです。
208についてはその六本木イベントを通じてまた改めてピックアップしてみたいと思いますが、かつての205以降歴代のコンパクトプジョーは、オシャレにもスポーツにもどちらの志向にも対応した、人気のあるモデルなので、この新型がどう受容されていくのか要注目です。

以上がこの1年間に書いたブログの人気トップ5でした。
ちなみに6位以下は、第6位:コンパクトSUVを選ぶなら絶賛したいシトロエンC3エアクロス、第7位:ワイドなデザインだけどハンドリングが好感触なプジョー508SW、第8位:コーナリングも音も超楽しいルノーメガーヌR.S.4、第9位:肥大化した3シリーズだけど、ワゴンならそれもいいかもと思えるG21型BMW3シリーズツーリング、そして第10位:私わんどらのブログではあまり登場しないイタリア車かつスポーツカーですが、何故かブログ受けしたアルファロメオ4C、というランキングとなりました。
実は今回ランクインしたブログの殆どは、私が実際に試乗など体験したクルマ。
やはり体験に勝るリアルはなく、その分興味深く読んでいただいているのかなと感じております。

毎度の事ながら私わんどら的興味関心に基づく偏重ネタが中心の”気になるクルマ”シリーズ。
駄文でありながらも同じ興味関心を持ったかたに読んでいただけるのはホントにありがたく、嬉しくなっちゃったりもします。

ブログアップの頻度は決して高くはない状況ではありますが、これからのシーズン8年目も、徒然なるままに、気になるクルマを体験し、書き綴ってみたいと思います。
皆さまよろしくお願いします。
Posted at 2019/10/25 08:38:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
2019年10月18日 イイね!

ニッポンのBセグメントが変わる時が来た(のかな?)

ニッポンのBセグメントが変わる時が来た(のかな?)いよいよ来週から東京モーターショーが始まりますね。
今回のTMSは軒並み欧州メイクの出展が見送られ、何だかなぁ…と嘆かわしい有様となっています。
確かメルセデスとルノーくらいしか出展しないとかで、あのVWでさえ出ないというのは何だか見放されたものだ…と寂しい気持ちいっぱいです。
まあ、世界中で問われているモーターショーのあり方を見ると、東京は世界から淘汰されてゆく存在というのは仕方ないような気がします。
だからこそ、本来はとても世界に影響力のある日本メイクの魅力的な商品や技術の発信は大事なんだと思います。
(日本の消費者は全体的に見るとまだまだ国産至上にあり、輸入車メイクの出展が少なかろうがトヨタ、ダイハツ、スズキあたりがしっかりと新型車を披露してくれれば、モーターショーの存在意義に影響はないのでしょうけど…)

そういった意味で、今週発表のあった新型トヨタヤリスは、TMSのキラーコンテンツとなり得る重要なお楽しみとなるのかと思います。
そして同時にグローバルモデルであるヤリスの登場は、世界に発信するに十分なインパクトを持っています。

ヴィッツからヤリスへと名前が変わり、より欧州感が出たなぁと好感触の新型車、プレス資料や写真を見ると、外観はウワサ通りのアクティブ感ある出で立ち。

前傾姿勢となったスタイリングは、シャープなエッジと有機的な曲線を組み合わせながら、タイヤを四隅に置いたことを強調した造形で安定感を醸し出しています。
しかし意地悪言えば、わんどら的にはひと世代前のマツダデミオにそっくりだ!と思ってしまったのですけどね!
フロントから斜めに走るキャラクターラインが敢えてリアフェンダーの膨らみに遮られていているあたりは、実際にはどんな印象に感じるんだろうというのも気になります。
ただ、最初から練られたキーンルックの要素などはなかなかトヨタっぽくて良いと思います。
そして、このフロント周りにはやはり欧州の横長ナンバープレートのほうが似合うと感じます。

これは当然WRCに対応したスポーツモデルも登場するのでしょうけど、これがさらにマッシヴになるのかと思うと、きっとスタイリングは良い感じに仕上がるんだろうなと想像できます。
(ただ、ロードゴーイングカーは現行のGRモデルのような方向になって欲しくないなぁ)

さて今回のヤリスのリリースは、トヨタらしくクラスを超えたハイスペックを詰め込みましたアピールが強いというのが、スタイリングのインパクトと共に受けた印象です。
クルマに与えられたのが"毎日に躍動を、走りに感動を"というキャッチコピーだけあり、走りに関するこだわりを強く持っているようです。
新型のTNGAプラットフォームだの、クラス初の新機能TSSだの、新型小気筒エンジンだの、オハコのハイブリッドだの…スペックのオンパレード。
6速MTをラインナップさせるなんて、日本で販売するコンパクトカーでは珍しいのではないでしょうか?
ライバルひしめく欧州Bセグメントの中でひとつ抜け出すなら、やはりスペックを煮詰めるということは大事なのかもしれません。
その点、その出来を早く試してみたいと思わせてくれます。

さて一方で、今回のTMSで同じくワールドプレミアとなる新型ホンダフィットは、この気合の入ったヤリスとは全く異なる路線。
(こちらは欧州名ジャズとは名乗らないらしい…)
車両はまだシルエットに隠された存在ながら、現行型を踏襲した切れ味良さそうなデザインになるようですが、こちらの登場はそのキレの良さとは違う、実に柔らかい雰囲気。
ホンダのホームページ上にあるサイトを見ると、何だがゆるーい世界観が待っています。

心地良さそうな芝生の広場で行われているフェスのような景色にやってくる白い新型車のメインビジュアルに添えられたコピーがそれを感じさせます。

転載してみると…
===============================
あらためて「人のキモチ」を研究したら、
クルマづくりの優先順位が変わったのでした。

速さ、広さ、効率を
競っている場合じゃなかった。

進化させなくちゃいけないのは、
「ココチよくなる」という
あたりまえのことでした。

でも「ココチいい」って、見えないし
数字にもできない。だから
カッコ良くするより、難しかった。

いよいよお目にかかります。
わたし、新しいFITです。

人がココチいいなら、クルマは嬉しい。
===============================

いかがですか、このヤリスのハイスペック詰め込みアピールのデビューとは違うメッセージは。
"速さ、広さ、効率を競っている場合じゃない"とか、"ココチいいって見えないし数字にできないから、カッコよくするより難しい"とか、そんな観点でクルマ作りましたという宣言はヤリスとは対極にあり、それはそれで楽しみな存在になりそうな予感です。
まもなくその姿を見せてくれるだろうフィット。
このメッセージが進化への諦めではなく、ホントに"ココチいい"コンパクトに仕上げてくれているのであれば、それは新たなコンパクトの形になるのかと思います。

そんな感じに、日本を代表するグローバルBセグハッチが2台同時に登場するなんて、東京モーターショーの発信力はまだまだ捨てたもんじゃないのかもと思いつつ、この2台が和製Bセグメントのイメージを変えるのかも知れないと期待してしまいます。
廉価版が法人向けに大量納車され、新型に姿変われど結局は個性埋没してしまうような運命にあるのもまたひとつの役割なのかも知れませんが、せめてカラフルに街を彩って欲しいなぁと。
"走りに感動"のヤリス、そして"ココチいい"フィット。
全くアプローチの違う2台、とても気になるクルマです。
2019年10月09日 イイね!

FBM散策 2019

FBM散策 2019シトロエンに再び乗り始めたんだから、やっぱり聖地詣ではしないとね…なんて思いの元、行ってきましたフレンチブルーミーティング。
フランス車乗りにとって、この日を待ってましたと想う方は多いのではないでしょうか。
個人的にはこのイベントを訪れたのは7年振り。
過去を紐解くと、初めて参加したのは1995年、シトロエンZXに乗っていた時。
以降毎年ではないのですが、2,3年に一度のペースで、ルノーシュペルサンクや、トヨタアイゴ(Toyota Peugeot Citroen Automotive社製という兄弟車よしみで勝手にフレンチ括り)で参加してきました。
訪れるたびに思うのは、参加台数が増えても変わらない手作り感。
7年振りの参加なのに、そのブランクを感じさせない包容力で私たちを迎え入れてくれます。

今回は土曜から宿泊しての参加。
まあ土曜FBMに積極参加というよりは、日曜早朝から家族で移動する自信がないから前乗りしちゃおうという事情もありまして…。
ただここに来たからには、土曜イベントであるリサとガスパールの映画上映(我が娘が大好きな番組!但し、今回上映していたものはいつもAmazonプライムビデオで観ているものと同じだった…)やフリマを覗きつつ、草原で清々しい空気を感じながらゆったりとした時間を過ごしました。

駐車場は既にフレンチ模様にて、やっぱり同じクルマを見つけると隣に止めたくなっちゃうのですよね…!

日曜は、なんと初のグラウンド駐車。
イベント参加には最高のポジションなのですが、山の上の駐車場からこのグラウンド会場に向かうまでに発見するレアでステキなクルマたちを散策することができないのは少し寂しい感じもあります。

しかし、リサとガスパールと記念写真を撮ったり、スタンプラリーでリサガスとFBMのコラボステッカーを貰ったりと、会場イベントや店舗散策を堪能することができました。
そういったイベントとクルマが近いのは、幼い子供たちを連れた私たちにとってはやはりありがたいこと。
グラウンド駐車が当選したのは、土曜入りして良かったということなのかも知れません。
そしてクルマのリアハッチを開けて、荷室にブランケットを敷いて家族でランチをすれば、ちょっとしたピクニックのような雰囲気を得ることができて楽しい時間となりました。
ピクニックの景色がフランス車だらけというのがまた居心地良い!

今年はシトロエン100周年に絡めた車両展示があって、それらのクルマを見るのはとても楽しい時間でした。
そんなことで、目に留まったクルマたちを一気にアップさせていただきます。
(オーナー様無許可なので、掲載お気に召さない場合はお知らせください)

まずはやっぱりシトロエン展示から。
2CV、何度見てもステキなクルマ。

そしてフルゴネットバンのタイプもたくさんいてお洒落。

メアリなんぞ、普段はどこに隠れているのか貴重なものを見させていただきました。

そしてトラクシオン・アヴァン、実に美しいクルマです。

綺麗な色のDSは存在感があります。

GSは見る度に欲しくなる、わんどらの隠れた本命です。


志向変わってこちらはショップ展示の新型ベルランゴ。

正規輸入予定のモデルとはサイズが違う7人乗りバージョン(XLグレード)でしたが、いま代替候補として最も有力な存在として参考にさせていただきました。
ちなみに家族(我が家のオーソリティ)に"どう?"と印象を聞いたら、"シエンタとどこが違うのよ"と、全く響かず…(泣)

自身がシトロエンを所有しているせいか、目線に入るのはシトロエンが多くなってしまいます。
そんな中でも、他ブランドではこんなクルマたちが目に留まりました。
初代ルノーエスパス。

この直線構成の元祖ミニバンは超かっこいい!
インテリアは前列のD席&P席が回転して後席と対面させることができて、まるでリビングのようにシートアレンジできるのが洒落ています。

こちらはアルピーヌA110です。

最新のモデルもかっこいいですが、オリジナルはコンパクトで美しいボディラインと完璧なカラーリングが決まって絶品です。

残念ながら写真に収められなかったのですが、他にも初代ルノーサンクは元サンク乗りとしては気になるところですし、もちろんシュペルサンクには懐かしさと未だ憧れを持って見てしまいます。
それに、ユーロバンプロジェクトから生まれたプジョー807(2代目)、コンパクトセダンのプジョー504、シトロエンヴィザなどのレアで気になるモデルにも出会えて、家族の冷静さを脇目にひとりワクワクと"お、○○じゃん!"と呟いていたのでした。

冷静に考えるとわざわざ車山高原なんぞに行かずとも、都内近郊のイベントなどでも見れそうなものですが、やはりFBMの3000台のフランス車に囲まれた雰囲気は格別なものがあります。

よし、もうちょいシトロエンに乗っていようか、そして来年もまたここへ!なんて思いながら、都心へ向けた帰途に着いたのでした。

ただ、この中央道の渋滞は如何ともしがたいんですけどね。

参加するハードルは実はここにあるのかも知れません…。
Posted at 2019/10/09 09:03:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | シトロエン
2019年09月30日 イイね!

小さなガレージ #14 魅惑のマジョレットワールドPt.2

小さなガレージ #14 魅惑のマジョレットワールドPt.2ヨーロッパの気になるクルマを1/43スケールで集めた「小さなガレージ」。
自分の好きなクルマを思う存分ガレージに収めることかできたらいいのに!なんてフツーのサラリーマンにはなかなかできないこと。
しかしミニカーであればそれも叶う!と、集め始めて数十年、1/43の精密なディテールを持つミニカーは着々とガレージ(実際はダンボール…笑)に収まっております。
本来ならそんな1/43ミニカーをガレージ入庫ごとに、そのクルマとのエピソードと共に書き綴っていこうというブログシリーズだったのですが、実際には時々入手したモデルをなかなか紹介できないのが現状です。
(ちなみに最近は新型ルノークリオがガレージに収まりました!)

さて、本来書きたいブログはそんな感じですが、最近"見つければ買い"を楽しんでいるのが、1/43の大人用ではない、タイトルにあるマジョレットミニカーです。
約1年半前に書いた前回のブログから集め始めて、いまは15,6台はあるのかと思います。
マジョレット、その存在は昔から知っていたのですが、以前は単なる食玩として自身が触れるものではないと思い込んでいて、特に注目せずに過ごしていました。
それに、この手のミニカーに手を出したらキリがなくなるぞ…と自制していた面もあります。
ただ、子供が様々なおもちゃに興味を抱くようになり、僕としてはウサギのぬいぐるみもデュプロブロックもいいけど、やっぱり私の子供はクルマに触れさせないと!と、勝手に"車育"と称してミニカーを与えてみたのでした。
しかし、子供用ミニカーの定番といえば当然トミカですが、私わんどらにとって魅力的な車種がない!
ということで、コレクターズアイテムではなく、"玩具"として集め始めたのがマジョレットというわけです(だから買ってきたらすぐにブリスターパックから取り出して子供に与え、パックは捨てちゃいます)。

1年半前にその集め始めについて書いたブログを読むと、初めての購入車種はルノークリオ、トゥインゴ、BMW1シリーズといったところ。
当時は近所にマジョレットを取り扱うスーパーマーケットがなかったのですが、あの時から変わったのは、近所に中規模スーパーが2件オープンして、そのどちらもがマジョレットを取り扱っているという、嬉しさと共に散財の要因ができたこと。
おかげで徐々にラインナップは増え始め、メルセデスAクラス、ゴルフGTI、ポルシェ718、アルファジュリエッタ、オペルアダム、プジョー308、508、フィアット500、ルノーメガーヌ、トラフィック、シビックタイプRなどなど、自身の好きなクルマに限ってとはなりますが、トミカにはない欧州車中心に賑やかになってきました。

そんな集めてみると、なんだかマジョレットの不思議が見えてきました。
それを4つピックアップしてみると…。

1.シトロエン車が少ない?
単に1年半のチェックしかしていないので歴代のモデルはわかりませんが、今まで出会ったのはこちらのカクタスとDS4のみ。
地元フランスの商品企画であればもうちょいあってもよいかと思いつつ…。

2.出来の良さに随分と違いが…
これは商品企画の問題か、モデル化の時期の問題か、立体化がとてもよいもの、ディテールアップされたもの、あるいはその逆にひじょうにルーズな造形のものなど品質がテキトーです。
おー、これは出来が良いと感心するのがプジョー3008や日産GT-Rなど。

GT-Rはトミカからも出ていますが、マジョレットのほうがミラーがあるし、塗り分けも細かくてはるかに良い感じ。
逆にルノークリオやメルセデスAクラスなどはもうちょい頑張ろうよ…と、GT-Rと同じ値段の商品にするには手抜きすぎ。
この曖昧さがフランス品質?

3.店舗在庫?の不思議
まあこれは流通上の問題ですが、カバヤのホームページにラインナップ紹介されているシリーズが店頭にあるとは限られず、店舗在庫は新旧様々な様子が見受けられます。
ある時期は私にとって興味のないスーパーカー系(ランボルギーニとか)やアメリカンカーばかりが並べられている時もあれば、最近我が家の近所のスーパーでは随分前にラインナップされていたであろうルノーマスターの救急車やカローラアルティスなど、欲しかったなぁと思っていたモデルがマジックテープで留められています。
ブリスターパックを見るとパッケージのグラフィックがぶら下がっているものごとに違うし…これはスーパーの在庫の問題なんだなと思いますが、なんだかテキトーだなぁ…と思うのであります。
(まあ、そうなると掘り出し物探しが楽しくなるのですが!)

4.さて、どうやって遊ぶのか?
我が家の場合、これらのマジョレットはいくら出来が良くて"ぶつけるのが勿体ない"と思っても、前述の通り"子供のおもちゃ(兼車育)"としていますので、開封されたミニカーはストックボックスにガチャガチャに突っ込まれてぶつかり合い、クルマによっては弱い塗装が剥げたりしています。
(あー勿体ないと思いつつ…)
子供(女の子だけど)は時折それらを架空のテーブル駐車場に色別に並べて遊んでいますが、並べる時に"これは?"→"クリオ"、"じゃあこれは?"→"メルセデス"などとクルマの名前を伝えたりして、車育に勤しんでいます(笑)。
ただやはり子供だし、例えばトミカのようなタワーパーキング(高い位置に電池仕掛けのエレベーターで上昇させ、スロープをぐるぐる降りてくる)ようなおもちゃで遊びたい様子。
でもきっと、トミカよりも僅かにサイズの大きな(しかもドアミラーがある)マジョレットは、トミカの出すこうしたジオラマ系商品にうまくマッチしてくれるのかが疑問です。
本来はトミカのタワーパーキングなどがギミックも多く遊びやすそうなのですが、それらを買っても、結局クルマが滑らなくて遊べなければ話になりません。
そこで見つけたのがこんな商品。

どうやらフランスのミニカーメーカー、ノレブ社の商品のようですが、こちらは3インチミニカー用とあります。
3インチというのはオフィシャルなスケール呼称ですが、3インチミニカー用ということはこちらもマジョレットより小さいという(3インチにそもそも観賞用以外の商品があるのか?)、やはり疑問があります。
果たしてフランスの子供たちはこのマジョレットミニカーをどのようにして遊んでいるのでしょうか…。

というように、実用主体のコレクションは少しずつ増えて、小さな手で床を高速走行したり、クラッシュしたり、ガレージに収められたりしています。
集めるのは親が楽しみ、遊ぶのは子が楽しむ、マジョレットはなかなか素晴らしい商品なんだと思います!
Posted at 2019/09/30 08:40:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/11/26 22:35:36

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