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わんどらのブログ一覧

2022年01月15日 イイね!

Garage de CITROËNに行ってみると

Garage de CITROËNに行ってみると皆さま改めて今年もよろしくお願いします。
さて2022年初回のブログは、先週の3連休に時間を巻き戻してのイベント体験です。
行ってきたのは新型シトロエンC4の発表会の一環として実施された"Garage de Citroen"。
クルマイベントを多く開催する代官山蔦屋T-Siteでの催事は、新型C4の展示と試乗、クルマ書籍コーナー連動のグッズ販売、そして代官山蔦屋定番の"モーニングクルーズ"と、とっても魅力的なコンテンツ内容です。
そこで私わんどらは、自身のマイピカソと娘を連れ出して、早朝のモーニングクルーズに初参加してみました。
いや久々のオフラインミーティング参加にて、少しドキドキします(笑)

今回の"モーニングクルーズシトロエンスペシャル"は、連休に合わせて3日間連続で開催されたもの。

各日にテーマがあり、私の参加したDay2は"Cから始まるシトロエン車"が集まる日でした。
ちなみにDay1はC4直系車種指定、Day3はC以外のモデルとそれぞれ指定がありました。
旧来のシトロエンらしいクルマを見るなら、Day3が最も面白そうで、私の参加したCのクルマは比較的新しく、"比較的街中で見る"クルマの集合なだけに、じっくり見るというより、参加して並びを楽しむという感じでした。

どうせなら全車種集まれ!とやって欲しいものですが、駐車場のキャバが限られている故の車種限定テーマ設定は、モーニングクルーズ定番のお約束だし、仕方ないのでしょうね。

朝7時半頃に到着すると、何とか並びの駐車場に参加できた状況。
そして偶然ながら、隣には同じ色のC4ピカソが止まりました。
早速、その赤ちゃん連れのご家族で参加されたオーナー様とのピカソトークをさせていただき、これでオフラインイベント参加らしいことできたと嬉しい気持ちになりました。

しかし本来ならもっとコミュニケーションがとれる機会なのかもしれませんが、駐車場に止まる他のピカソさん達とは会話などできることなく、クルマを眺めるだけとなりました…。
(お話しさせていただいたオーナー様、もしこちら見てたらぜひ相互フォローしましょう)
私の所有する初代C4ピカソは世の中から随分と淘汰されてしまっていますが、さすがに当イベントでは色とりどり6台くらい参加していたので、全部並べてみたかったなぁ…なんて思った次第。
一度にこんなに見ること、なかなかないですからね。

さて、Cから始まる個性的なクルマたちを眺めつつ、メインディッシュの新型C4の観察を改めてしてみます。

昨年末の内覧会では日没後のウォークアラウンドにて、よくわからなかった部分も多かっただけに、日の光に当たった新型車両はその立体的に凝った造形がよくわかります。
会場では試乗体験も受付ていて、私も早速体験させていただく機会ありましたので、それはまたの機会に書いてみようと思います。 

シトロエンのイベントって、クルマが集まるだけで特別な世界観が作り上げられるような気がして不思議です。
こだわりのクルマにこだわりのオーナーが集まっている様子があり、それだけに私のような素人(笑)が入っていけるのかいな?と小さくなってしまう雰囲気もなくはないのですが、振る舞われたコーヒー、そしてアンリ・シャルパンティエのお菓子を口にしながら、並んだシトロエンを眺めていると、ここが代官山ではなくパリなんでは?なんて思いにもなるのです。
(アンリ〜は芦屋のお菓子ですけどね)

モーニングクルーズ初体験というのもあり、過ごし方の塩梅もわからないし、まあサッと見てサッと帰ればいいやと思っていたけど、朝早くから訪れ、スタバで朝食をとり、お気に入りテーマの好きなクルマたちを見て、試乗をし、子供の本選びをしていたら、あっという間に10時を過ぎるまで滞在してしまいました。
蔦屋でやるってのはそういうちょっとカルチャーな朝の過ごし方が出来るということで、これは良いイベントだと感じました。
休日の朝の早起きは苦手…なんですが(笑)、また機会あればぜひ参加してみたいものです。

おまけにて、代官山蔦屋のTwitterそしてFacebook にアップいただいたマイピカソの風景です。





Posted at 2022/01/15 09:27:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | シトロエン
2021年12月12日 イイね!

新世代シトロエンC4を見てみたら

新世代シトロエンC4を見てみたら数日前にふと舞い込んできたお知らせ。
新型シトロエンe-C4/C4特別内覧会の招待メールが入ってきました。
いつか上陸することは予告済みながらも、いつ来るかは知らなかったし、つい先日の下北沢でのイベントではフェイスリフト版C3エアクロスの発表に終始していたし、PSAJ的に次のニュースは年明けに待つ次なるプジョー308のデビューくらいかなと思っている中での不意打ち的な案内は、あれひと月間違えてたかなと思うほどでしたが、半信半疑でDLRに行ってみると、ホントにありました新世代C4が。
ということで、私見て参りました!
(日没後のウォークアラウンドになり、ちょっとスクープ写真風になりましたことご了承下さい…)

欧州での発表後、"気になる"ブログを2回も書いてしまった私わんどら。
それだけこのモデルが気になる存在であった訳ですが、いざ自身の目前に現れたクルマの印象は、おお、コンパクトだ!ということ。
やはり広報写真だけではあまりサイズ感はわからないものだなと感じたのです。
そして同時に、"低い"と感じたのです。
これもまた広報写真の影響ながら、もっとクロスオーバーあるいはSUV感があるものかと思いきや、しっかりとハッチバックになっています。
そう、新型C4は、現代シトロエンのデザイン解釈をふんだんに取り入れた"コンパクトハッチ"にて、過去C4を名乗ったモデルたちからの正統進化だったのです。
スタイリングはユニークで、全体感は丸みを持たせた柔らかな雰囲気を持ちつつ、ライト周りはエッジの効いた造形を取り入れて緩急つけられたものになっています。


パッと見て思い出すのは、初代C4、あるいは往年の名車GSの流れを感じさせてくれます。
ステランティス的には、ドイツ車への挑戦を掲げるプジョーに対して、シトロエンはフランス車らしさを全面に出すことでブランドの差別化を図るとされていて、今回の新型はその"フランス車らしさ"を体現したものになっています。
ただ、こうして写真を撮ってみると、なかなかそれが伝わらない…。
写真ではフツーにクロスオーバー感が出てしまいますが、実際にはそんな風にはあまり感じません。
メーカー曰くVWゴルフよりも高いアイポイントが特徴とのことですが、着座した感じはスタンダードな乗用車そのものです。

運転席に座ってみると、ベルランゴのように立った中央にあるディスプレイが目立つ一方、ステアリングの向こうのメーターパネルがとても小さいのがわかります。

直線基調にアールをつけてやわらかく見せているインパネデザインはシンプルで邪魔にならない雰囲気があります。
それに、革シートが良い具合にフカっと僅かに沈む感触がリビングのソファのようで、お尻を乗せることで低反発クッションのようにドライビングポジションが決まる感覚を持ちます。
これがシトロエンのコンフォートライドをもたらす要素なんだろうし、これにプログレッシブ・ハイドローリック・クッションと言われるサスペンションが相まって"魔法の絨毯"となるのは容易に想像つきます。
(今回は残念ながら試乗はできなかったのですが…)

こちらの新型C4の正式発表は来年2022年の1月初旬とのことで、全国のDLRにデリバリーされるのは1月末頃になる予定とのこと。

少し新型308より早いスケジュールとのことですが、PSAJ的には売れ筋Cセグハッチが2種(ほぼ)同時にリリースされるのは、年明けからとても賑やかになるのではないでしょうか。
欧州では上半期販売台数クラストップになったという新型C4(なんとあのゴルフ8の販売台数を超えたんだとか)は、日本でも325万円という"超"お買い得な価格で販売されるとのこと。
しかも初回の2022年モデルは、革シートとガラスルーフがイニシャルで付いていて、これらは次回から装着されないもの(但し価格は据え置き)となるようで、買うなら初回船積み分が断然お得で良いようです。
ラインナップはガソリン、ディーゼル、そしてEVの3種導入とのこと。
私的には駐車場のインフラ問題がありEVは叶いませんが、既発のe208と共にこれからの時代を作るクルマになることは間違いなく、ぜひ試してみたいモデルではあります。
まあ、私が実際に購入するならディーゼルになるかな…と思いますが、搭載の1.5Lディーゼルエンジンはベルランゴの重い車体を悠々引っ張ってくれるだけの力持ちだけに、それより車重の軽いC4には申し分ないものと想像します。

そんなことで期待が膨らむ新型C4。
実際に見てみると意外とアクが強くなく、かなり好印象なものでした。
やがてすぐに出会える発表会が楽しみな、気になるクルマです!
Posted at 2021/12/12 10:11:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | シトロエン
2021年12月08日 イイね!

マイピカソに4年乗ってみて

マイピカソに4年乗ってみて先日、自身所有4年目にて2度目の車検を受けたマイピカソ。
今回は特にリアの足回りを中心にしっかりと交換してのリフレッシュとなりました。
(散財しましたが…笑)

そんなC4ピカソに乗り出して、4年が経過しました。
マイピカソとの生活は、実用品としての活躍はもちろん、ドライブすることの楽しさもしっかりと感じさせてくれることもあり、このモデルを選んだことの満足感はいまだ健在であります。
この1年も昨年に続き年間の半分が緊急事態の中での暮らしとなり、クルマの用途はドライブというよりも実用的な送迎が主となった感はありますが、夏にはオートキャンプを初体験したりと、クルマと共にある暮らしを楽しめたのかと思います。
しかし今年も憧れのロングドライブには行けず…来年こそは、我がルーツの北東北へのドライブ旅行を実現させたいものです。

さて毎年この1年間の振り返りを書いていますが、今年のマイピカソでの行動範囲をまとめてみると…。
自身の住む東京都心は各所うろちょろしつつ、今年もまた神奈川にある実家との往来が最も多いドライブとなりました。
さらに放射状に軌跡を辿ると、南の房総方面には全く踏み入れず、東は今年も圏央道にて茨城牛久のシルバニアパーク(子供大好き)そして東関道にて成田のキャンプ場へ、北行きは日光鬼怒川温泉&東武ワールドスクエアそしておさるランドへ子供とドライブ旅行、関越道方面へは全く踏破せず。
一方、針路を西に向けて中央道方面も全く踏み入れず、そして東名&東海道は富士山の麓へと訪れたのが西端となります。
例年ながら基本は首都圏1都3県から殆ど出ることがなかったのですが、やはりこれもコロナ禍の状況においては仕方なかった事なんだと思います。
うーむ、4年間のうちにて最も行動範囲が狭いかも…。

そして、4年間乗り続けてみてのマルとバツはこんな感じ。
昨年同様に、3年前に書いた"マイピカソに1年乗ってみて"にて評価した印象と比較して書いてみると…。
(以下のマルバツ上段は3年前の印象、下段は今の印象です。比較してみると…)

○見飽きない素晴らしいデザイン
→今も変わらず!
○4年経っても見飽きません!
いやこのスタイリングはMPVの中では最もお洒落で独創的でしょうと自画自賛が続いています。

×装着ホイールRoskildeのデザインが好みでない(ので定番の純正18インチAtacamaまたは社外品に変えたい)
→未だやっぱり変えたいけど、もう諦めた
×18インチ化はかなり欲があったのですが、いつも投資に躊躇し続けた結果、未装着のまま。
しかし、4年も乗るならもっと早い段階で換装すればよかった…。

○用品ならドラレコ欲しいかなぁ…。(去年からの願望)
→こちらも未装着。
テレビ報道などで煽り運転や事故の映像を観る度に危機感と必要性を感じるのですが、結局は未だ取りつけず。
量販店で見ても製品が沢山あり何が良いのかわからないし、躊躇してしまうんですよね…。

○ルーミーな室内に慣れると他には行けない
→やはり良い!
○このバリューは永遠ですね。
乗り慣れてしまうとこのルーミーな室内が当たり前になってしまうのですが、他のクルマに乗った後にマイピカソに戻ると、改めてこの室内空間の大きさと明るさに気付かされるのです。

△EGSよりもATがよかった。
→これもずっと思ってます。
△EGSの特徴は受容しつつも、やっぱり機構が古すぎる。
今回の車検代車にて8速ATを体感してしまったので、そのピカソの旧式振りが引き立ちます。
(その代車の件はまた後日)

×ホイールが汚れやすいので低ダストのパッドに換装したい
→換えてません…
×今回の車検入庫時にブレーキパッドとローターを新品に交換しましたが、パッドは普通の純正品。
低ダストパッドのニーズは高いでしょうに、どうして準備部品化しないんだろう…。

ということで4年も経つと、モディファイや個性化への関心は薄れつつも、信頼性ある機関状態でドライブを楽しみたいという思考が濃くなっている事がわかります。

自身のカーライフにおいて、実は4年間も所有していたクルマは多くなかったりもして、そんな中で5年目を迎えるというのは、まあこのC4ピカソぎ好きなんだなと思うわけなのです。
よし、車検も通したし、まだまだ行くぞ!と思いつつも、既に14年以上前の設計にて、個体は9年前に世に生まれたものと、だいぶ旧式の雰囲気も出つつあるのも事実。
しかも幸か不幸か、今回の車検代車はプジョー308にて、その8速ATの小気味よさや足回りの良さなどは、今のピカソライフに悪影響を与えてくれます(笑)
いやぁ、新しいのはいいですよね、やっぱ。

そんな誘惑に惹かれつつも、いつもの駐車場に戻ってきたピカピカのマイピカソを見ると、やはりフランスで見たあの時の憧れを手にしているという、このクルマを選んだ原点を思い出します。
さあ、5年目の付き合いは果たしてどうなるのでしょう…また機会あれば書いてみたいと思います。
Posted at 2021/12/08 08:37:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエン
2021年11月29日 イイね!

Fête CITROËN à Shimokitazawaに行ってみると

Fête CITROËN à Shimokitazawaに行ってみるとFMラジオ(わたしの場合J-Wave好き)を聴いていると、やたらシトロエンのCMを耳にしたり、提供番組があったりとPRに積極的だなと感じます。
販売台数が急伸しているのは、ベルランゴを中心としての認知度の向上によるものとのことでしたし、このようなラジオなどを通じて生活者に触れていく機会は大事かつ効果的なんだろうなと想像しています。
そんな生活者との接点のひとつが、今回下北沢にて行われたリアルイベント、"Fête CITROËN à Shimokitazawa"です。
まだコロナ前、2019年に行われた"Comfort La Maison Citroen"は二子玉川にて、そして去年のベルランゴデビューイベントは豊洲にて、そして今年は下北沢とは、シトロエンのターゲットとするお客様像がよくわかるのですが、今回のイベントもファミリーターゲットをメインに据えたもので、テーマは"フランスの縁日"ということ。
これはぜひ訪れてみようと出かけてみました。

オープンスペースの会場は下北沢駅近くにあり、フツーにシモキタに買い物や食事に来ている人にも目に触れやすい場所での開催。
クルマはいるけど、クルマのイベントという雰囲気はあまりなく、シトロエンが発信するフランスのお祭り的な様子を醸し出しています。
会場スペースには車両展示はもちろん、Hバンを中心としたキッチンカーによる出店や、

ヨーヨー釣りならぬ"アヒル釣り"、凱旋門までのボール転がしなど縁日風のゲームが楽しめるコーナーや、

シャンソンやバンド演奏が行われるステージなど、

なかなか遊び応えのあるイベントでした。
私自身、今回は子供たちを連れて行ったのですが、縁日風ゲームが楽しかったようで、何度も繰り返しトライしては長い時間滞在してしまいました。
こういう体験を通じて、マーク(ブランドロゴ)を覚えていく子供たちは、帰りの道で並走したC3の後ろ姿を見ては"あ、シトロエンだ"と自然に認知してゆき、ファン(そして将来のお客様)として広がっていくのでしょうね。

さて肝心の車両展示ですが、今回のメインはこちらのフェイスリフト版C3エアクロスです。

主に顔つきが変わったのが特徴のようですが、この新しい意匠は表情が立体的になってなかなかカッコいい。
私は気に入ってしまいました。

そして会場の中心には人気のベルランゴがあります。

こちらのXTRパッケージは私の欲しいグレードそのもの!
このグレイッシュベージュの色も陽の当たる時間帯によって雰囲気が変わり、なかなか良い感じではないですか。
いま車検入庫中のマイピカソに代わる筆頭候補としているだけに、こうして改めて見ると興味がますます沸いてくるのです。

もうひとつ、会場には販売車両ではないながらも、ベルランゴの商用車仕様が。

こちらはフランス本国で特別に作られた、世界に一台しかないLE PETIT CITROËNというモデルなんだそう。
何がプチ?なのかと思いきや、どうやらシトロエンの雑貨屋さん(オフィシャルグッズショップ)をイメージしたものなのかと…運転席には大きなクマのぬいぐるみが鎮座していたしね。

それにしてもベルランゴはこうした"働くクルマ"が似合いますね、いい感じです。

ということで、見応え充分に、しかも家族で楽しめた素敵イベントの体験となりました。
まだまだ認知度の低いブランドの魅力が多くの方に知られる良い機会と感じたと共に、こういうイベントを通じて、そのマイナーブランドを所有していることの喜び、ロイヤリティを感じることができ、少し得意になるような気分になりました。
(という私のマイピカソは今…はまた後日)
Posted at 2021/11/29 20:27:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | シトロエン
2021年11月18日 イイね!

小さな島の大きなサスティナビリティ

小さな島の大きなサスティナビリティ今回のブログ、タイトルだけではクルマの話かどうかも想像つかないのかもしれませんが、今回はある島の話を書いてみることにします。
そう、既にニュースにはなっているのでご存じの方も多いのかもですが、エーゲ海に浮かぶ小さな島のチャレンジにシトロエンがコラボしているという話題をピックアップしてみたいと思います。
先日、ギリシャ政府とシトロエンは、南エーゲ海に浮かぶ小さな島、ハルキ島におけるゼロ・エミッションに関する協定を結び、シトロエンの電動車種を無償でリース(リースアップの後は寄贈)するという提携をしたのです。
これは、ハルキ島で稼働するクルマを全てEV化するというミッションにて、その電動化にシトロエンが全面的に支援してゆくというもの。
まずは沿岸警察などの公共団体に合計6台の電動化車両を供給したということですが、今後は島にある自動車を順次電動車に入れ替えてゆく事を目標に、法人向けだけではなく個人所有者に対しても、販売やリースをしてゆくとのことなんです。
政府主導の取り組みなのに、たった6台の提供とは少しインパクトに欠ける気もしますが、なにせこの島は南エーゲの島々の中では決して大きくもないものなんです。

観光地で有名なロードス島から6kmほど離れた場所に位置するハルキ島。

島の面積は28平方キロメートル、人口は478人。
日本でいうとどのくらいの広さ?と調べてみると、例えば広島県の名所、厳島神社のある厳島(宮島)はほぼ同じ面積にて人口は1670人、あるいは日本最西端の与那国島もほぼ同じ面積にて人口1625人です。
あるいは島じゃないけど東京都の府中市は29平方キロメートルにて人口は26万人と、日本での等しい面積の地域に比べても、ハルキ島のコンパクトさが際立つと思います。
(まあ日本はどこも人口密度高いね…ということかもしれませんが)
そしてハルキ島は観光を主な産業としていて、美しいビーチと丘上の要塞跡などの見どころがあるとのこと。


食事はエビが名物とかで、きっと日本人の口にも合いそうなエーゲ海域の料理が楽しめるんだと思います。


そんな小さな島にギリシャ政府はどうして100%電動化の使命を与えたのかはわかりませんが、この規模なら実現可能なものとして、見本を示すには良い対象なのかもしれません。

さてシトロエンがまず提供した6台のモデルはこんな感じ。
まずは沿岸警察に提供したのがアミ。

こちらはコンパクトな島にぴったりの機動性あるクルマにて、警備車両として2台導入されました。
今後は一般市民の足としても導入が図られるようです。
お次はe-C4。

日本導入も期待されるモデルですが、こちらは市役所に2台提供されたようです。
さらにはe-Spacetourer。

こちらも市役所に1台提供とのこと。
そしてもう1台はそのパネルバンであるe-ジャンピーです。
まずは6台のeシトロエンたちが小さな島をゼロエミッションで駆け抜けるなんて、素晴らしいことなんだと思います。

世の中にはもっと大規模な電動モビリティの実証実験や、都市やコミュニティにおける取り組みに溢れているのかと思いますが(横浜市と日産の取組みなどなど)、小さいけれど"100%電動化"をやっちゃいましょうというこちらのシナリオのほうが持続可能な社会を実現する上でもリアリティある気がして、好感が持てるのです。
最も、"エーゲ海の美しい島とシトロエン"というフレーズに惹かれてしまうのですが!

クルマと同じくらい海外旅行が趣味の私。
このコロナ禍においてはまだなかなか不要不急の海外渡航という訳にはいかないのでしょうけど、いつかこの小さな島を訪れてみたいという新しい目的地ができました。
そしていつか島に辿り着く時には、島の至る所で電動化シトロエンが活躍している様子を眺めてみたいと思います。
Posted at 2021/11/18 20:03:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | シトロエン

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/11/26 22:35:36

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