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2016年06月03日 イイね!

改めて問う3シリーズGTの魅力

改めて問う3シリーズGTの魅力いつの間にやら充実のラインナップを持つようになったBMW F3x型3/4シリーズ。
最近ではボディタイプのみならず、プラグインハイブリッドを加えたパワーユニット選択をプロモーションのキーに販売攻勢をかけています。
3シリーズはBMW Japanにおいても稼ぎ頭であるだけに、ブランドエクイティを保つために次々と話題を提供するのはある意味宿命でもあります。
そんな日本におけるBMWを牽引する存在である3シリーズのラインナップにあって、少し引いたポジションに据えたクルマが、今回のテーマであるF34型グランツーリスモ。
そのGTモデルですが、この度欧州ではLCI(フェイスリフト)が行われたようなのです。

今回のフェイスリフト、基本的にはアップデートされたセダンモデルに反映された機能装備がGTにも付いたよ、という感じの変更で、少なくとも見た目はセダン/ツーリング系同様に、ヘッドランプ以外はパッと見は何が変わったのかよくわからない雰囲気です。
(エンジンはしっかりと現行型にアップデートされたようですが!)
思い切り変わったね!というニュースならまだ騒ぎ立てようもあるのですが、これではブログも終わってしまいます。
なのでここは敢えて、今一度改めてこのGTの魅力を紐解いてみたいと思います。

そもそもとても似たような存在のF36型4シリーズグランクーペがありながら、共存し続けるGTとは一体何者なんだろう?と、きっとBMWファンは誰もが思った事があるのかと想像します。
だって、大きなテールゲートを持つ5ドアハッチという見た目の存在感は瓜二つじゃないですか。
しかしそんな疑問はとうの昔、3シリーズGTの登場後に、4シリーズグランクーペがリリースされた時点で解決していることなのかもしれません。
それは、F36型グランクーペはセダンベースながらトレッド幅拡大してダイレクトハンドリングを重視したドライバーズカーであるのに対して、F34型GTはロングホイールベースでゆったりリアシートの居住性を重視したラグジュアリー志向であるという違い。
そんなスペックマターでの見解ががオフィシャルな回答のようです。
もちろん実際のドライブフィールや乗車体験もその通りなんだと思います。
しかし、ただこんな専門誌が既に書き尽くした情報は私わんどらの範疇ではございません。
私が感覚的にそれぞれの存在を定義するなら、”グランクーペは都市型、GTは郊外型”という表現が相応しいのでは?と思ってしまいます。
例えばシーンを思い浮かべると…
A)コンラッド東京のエントランスに乗り付けパーティにお出かけ
B)○○湖でバスフィッシング
*○○には地元のバス釣りスポットを入れてください
C)☆☆浜でサーフィン
*☆☆には地元の波乗りスポットを入れてください
ほら、Aはグランクーペ、B,CはGTのイメージではないですか?(無理やり感ある?笑)
そう、私個人的にはこのGTの僅かな背の高さとロングホイールベース、そしてハッチスタイルを生かして、ラグジュアリーよりもアクティブな方向付けにしたほうが存在感が上がる気がするのです。
XモデルはSUV然していて抵抗あるけど、2シリーズアクティブツアラーではファミリーカー過ぎる、みたいなニーズ、きっとありますよね。
そんな時に、このユーティリティを持ち、かつ3シリーズのスポーティさは血統付きという存在感は最高にフィットするような気がします。

想像してみてください、3/4シリーズの中で最もバスロッドやタックルボックスが、あるいはサーフボードが似合うのは…やはりこのGTだと思いませんか?
(ツーリングがあるじゃん…確かにそうですが、むしろツーリングのほうが都市型っぽいような。それって車高がもたらすスタイリングのせいかな?)
もちろん、主にイギリスでの趣向が高いとされるDセグメント5ドアハッチのパッケージは、ショーファードリブン的な優雅さという、アクティブとは相反する魅力も持ち合わせているのですが。

ということで、プレミアムブランドとしてのBMWが訴求するイメージとは少し離れているような解釈になってしまいましたが、2シリーズアクティブツアラーのラインナップをSAV(Sports Activity Vehicle)と定義づけるのであれば、このGTモデルもいっそのことSAVとしてラインナップするのが、4シリーズグランクーペとの差別化につながるのでは?などと考え結論付けてしまうのです。
実はDセグ5ドアハッチスタイルのモデルが大好きな僕にとって、GTとグランクーペはどちらも意中の存在。
(過去のブログ”5ドアハッチバックの誘惑”を見てね)
どちらか選べと言われると個人的志向はグランクーペにあった中、今回のLCIでは改めてGTの魅力を再発見する機会となり、英国的サルーンをアクティブに使いこなすという新提案を(勝手に)見出すことができたのでした。
Posted at 2016/06/03 19:29:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW

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