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2018年01月24日 イイね!

プジョー308を試してみたら

プジョー308を試してみたら全国的に大寒波のこの季節、ここ東京も何年に一度かの大雪で大慌ての月曜でした。
都市も交通も生活者もまるごと不慣れな状況は、様々な教訓を与えてくれますが、この慌てぶりには少し滑稽な雰囲気もあります…。(ニュースは誇張して報道する傾向にあるし)

さて、ピカソ入庫であります。
理由は、走行中に左寄りになってしまうステアリングの癖を修正し、直進安定性を取り戻してもらうこと、そしてアイドリング時に発生するようになってしまった細かな振動の要因を診て解消してもらうことです。
不意の振動はともかく、ステアリングの癖などは納車前の点検で確認してよ…と若干クレームに値するような感じでもありますが、納車2ヶ月目となる今のうちにいろいろ症状が出てくれたほうが、納車不具合として、あるいは保証活用としてクルマの健康を取り戻すことができると思い、まあよしとしましょう。

入庫したのはプジョーのDLR。
PCJのDLR網にはよくあることなんでしょうけど、私が購入した店舗は、プジョーとシトロエンのDLRが隣り合わせになっているので、サービスメンテナンスはプジョー側に共有となっているよう。
サービスアドバイザーにクルマの状態を伝え、そのまま入院させることにしました。
(…しかし、SAは"そんなことで入庫すんなよ"という雰囲気で、テスターにかけることを面倒臭がっている様子。
"道路というものは左側に傾斜していまして…"なんて、そんなの何十年もクルマと付き合っているユーザーに言うことかいな?
それにアライメントテスターが自社にないって、DLRってそんなもんなの?…ここに託して良いのか不安なり)
まあ、とりあえずメンテナンスはお任せするとして、ここは滅多に来ないプジョーのお店だし、せっかくだから何か試してみようかな…と思案していたら、"駅までお送りします"と玄関に白いクルマが。

プジョー308。
欧州COTYを獲得した実力派Cセグメントハッチ。
現行型にモデルチェンジし、かつ国内リリースされてから随分経つけど、まだ体験したことなかった気になるクルマです。

用意いただいたのはBlue HDiのマークがついたディーゼルモデルで、一度は体験したかった車種です。
かつて欧州デビューをした時に書いたブログにて、"プジョーのVW化"(と言うより、308のゴルフ化)をイメージさせる外観&パッケージングであることを書きましたが、今ここで改めて見ても、何となくそんな印象は拭えません。

駅まで送ってもらうためにリア席に通され、クルマは動き出します。
まず最初に感じたのは、"シート硬てっ(失礼)"ということ。
リア席のみならず、その後試した前席も硬い。
そりゃピカソより…という"何をもって硬いと言うのか?"というのはありますが、比較対象がピカソでなくとも硬く感じます。
(現行型ピカソも硬めではありますが)
シンプルで好感の持てるデザインのインパネやメーター周りには程よい未来感と使い勝手の良さを感じるけど、素材感、質感が硬い。

さらには乗り味もどことなく硬い。
うまく表現できないけど、しなやかな硬さという意味で、個人的には悪くないフィーリングです。
(ただ、シートの硬さとの組み合わせをどう取るかは好みですね)

そう、同乗含め感じた印象は、好印象or悪印象いずれにも通じる"硬いなぁ"のひとことに尽きます。
これは、"プジョーなのに"というバイアスのかかった印象なのかも知れません。
だけど、外観の印象と共に、乗車から感じた印象までドイツ化しているような気がしてならないのです。
うーむ、気のせいでしょうか。

しかし、ハンドルを握り走り出してみると…やはりBlue HDiのもたらす余裕のトルク感はなかなか良いではないですか。
今所有しているピカソのエンジン(1.6Lターボ)も低速からなかなか良いトルクを発揮してくれて、力強さに不満はないのですが、このエンジン(試乗車は1.6Lディーゼルのタイプでした)は、それよりもちょっと押し出し感があり、余裕あるドライブができます。
過去に所有したBMW2Lディーゼルをベンチマークにしてしまうと、やはり同条件比較とならないのですが、今やピカソで満足中の自身にとっては、この308のディーゼルエンジンは十分に楽しめそうです。
ピカソより車体も軽いしね。
ちょっとアイドリング時のカラカラ音が室内に響くなぁとは思いましたが、それもまた欧州の普段使いを醸し出す雰囲気のひとつと思えば味がありますよね。

感じの良い小ぶりの異形ステアリングを握ってのハンドリングやスポーティさなどの走り面については、街中での体験にてほぼ感じることができなかったけど、そのあたりはゴルフ7よりも"柔らかな"印象を持ちました。
まあ、何かを言及するにはもうちょっとちゃんと乗らないとですけどね。

そんなことで、ずっと気になっていた308。
自身が選ぶなら、リア席の足元が広く、ユーティリティ性の高いSW、そして見た目重視のGTを選ぶかなーなんて想像しちゃいます。

(SWのほうがスタイリングもドイツ化してないし)
パワートレインはもちろんBlue HDiですね。

ピカソ暮らしが始まったばかりで、もう目移りしてしまうのは、如何ともしがたいところはありますが、まあ気になるんですから、仕方ないですよね。

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「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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