• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

わんどらのブログ一覧

2018年10月09日 イイね!

プジョー308SW&5008、ふたつのGTモデルを試してみたら

プジョー308SW&5008、ふたつのGTモデルを試してみたら月日は遡り先月のこと。
兼ねてから試してみたかったクルマに触れてみようと、プジョーのお店へと行ってみました。
目的は308SWそして3008の体験。
8速化されたトランスミッションを積んだスポーティモデルGTの走りと、室内空間やユーティリティを体感してみたかったのです。
ということで、今回はそのインプレを少し書いてみたいと思います。

まずトライしたのは308SW GT。
C4ピカソに乗り、少し高いアイポイントからふわふわのサスペンションの車体を操作している私は、時折"やっぱり背の低い乗用車に乗りたいなぁ"と思ってしまっていました。
ライフスタイルに合わせてそれなりのスペースも欲しい…ということは次はワゴンだ!なんてイメージを持ったりしながら、道行くクルマを見ています。
そんな中、ジャストサイズでスポーティなワゴンとして注目していた308SWを、しかもGTで試すことができました。

今となってはフツーに感じる初期デザインのi-cockpitに乗り込むと、異形ステアリングや高さのあるセンターコンソールによる包まれた感じを得て、ピカソとは無縁の"走らせたい"感覚に久々ワクワクします。
試乗するのはBlue HDiの8速EAT搭載のGTモデル。
スペック的にはズバリの好み。
2LのディーゼルエンジンはCセグワゴンを牽引するには十分すぎる下からのトルクを発揮してくれて、アクセレーションが楽しい。
8速EATは、以前試した6速版からどういう風に変わったのか思い出せないながらも、"フランス車も遂に8速化になったんだなぁ"ということだけを念頭に、めっちゃシームレスな変速フィールを感じながら運転を前に進めました。
正直、もうちょっと引っ張って乗るようなシーンでなければ何も感じないような印象です。
逆に言うとそれだけ普段使いには安心なんだと思います。
良かったのはハンドリング。
異形かつ小径のステアリングの効果なのかもしれませんが、なかなかクイックで意図通りよく曲がる。
タイムリー性もあって、これは楽しい!
エンジン、トランスミッションに加えてこのハンドリング、そしてGTならではのロールを抑えられた硬いサスセッティングがあれば、山に持ち込んでもグイグイ楽しめそうな予感です。
見た目はフツーのファミリーワゴンだけど、走らせるとスポーツしてる、そんなやり過ぎない雰囲気がなかなか良く、必要十分な体感スペックでめっちゃ気に入りました。
ただ、何だか室内が狭いんですよね…いやこれはピカソに乗っているからならではの慣れの問題。
ワイドにさほど差がないならば、やはり頭上スペースの開放感は心理的効果あるんですねぇ。

そんなことで、"ピカソに近い室内スペース"とDLRマンがお勧めしてくれたのが3008ではなく、その7シーター版5008でした。

両者はリアシート以降の車体デザインとそれに伴う空間が違うだけで、あとは基本的に同じクルマ。
まるでピカソとグランドピカソの関係ですね。
よく考えてみたら、5008って先代はC4ピカソと瓜二つの兄弟車種だったじゃないですか。
それだけに、何となく似た感覚になれたのですね。
その血筋か、現行型5008はリア席か3席独立型になっているのがポイント高いです。
3008の6:4分割型は、今のライフスタイル上で少し使い勝手が悪い。
ピカソに似てますよと5008を勧められるのはわかる気がします。

さて走りですが、こちらも試乗したのはBlue HDi+8速EATのGTグレードです。
同じエンジン、トランスミッションながら、先程の308よりは少しマイルドな味付けになっている気がする走りを感じます。
車重のせい?やはりセッティングはSUVなりに変えているのでしょう。
ただ、こちらも必要十分なトルクを持って、どしっとした安心感を抱きながら乗ることができます。
攻めるというよりは、安定した走りを実現するためのGTのバッヂという感じ。
さて、感動したのは室内の静粛性で、走行中にエンジン音は殆ど聞こえません。
ロードノイズもごくわずか。
所有のピカソの不満は室内の騒音(特にロードノイズ)でして…この5008は雲泥の差を感じます。
それは前所有車のBMW320dに匹敵するクオリティかも。
新デザインのI-Cockpitはドライバーが囲まれた感がさらに強く、戦闘機やロボットを操作する場所かのような感覚です(いやもちろん両者とも乗ったことないけど…笑)。
そして確かに頭上のクリアランスにも余裕があって、こちらならピカソからの違和感ないスイッチもできそう。
実際にも購入者はミニバン系からの代替が多いようで、室内空間の余裕がプラスのポイントのようです。
また、首都圏では3008よりも5008のほうが売れているって、DLRマンからの情報もありました。
まさに"大は小を兼ねる"ってことでしょうか。
僕的には外観のスタイリングはショート版の欧州COTYホルダー、3008が好みなんですが、やはりリア3席独立型シートには惹かれるし、本気で選択の際はきっと迷うんだと思います。

そんな感じで、プジョー2つのGTモデルを試してみたら、味付けは全く違うけど美味しさの変わらない双方の個性それぞれに惹かれてしまったのでした。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/10 >>

 1 23456
78 910111213
1415 1617181920
21222324 252627
28293031   

リンク・クリップ

わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/11/26 22:35:36

愛車一覧

シトロエン C4 ピカソ シトロエン C4 ピカソ
Bienvenue dans le monde du Visiospace! フランスの ...
オースチン MINI オースチン MINI
Austin Rover Mini Mayfair Austin Mini 1000 僕 ...
シトロエン ZX シトロエン ZX
1994年式 ZX Super 1.9iです。 フランス本国ではVolcaneというグレ ...
BMW 3シリーズ ハッチバック BMW 3シリーズ ハッチバック
1996年式 E36 318ti Compact 1999年式 E36 318ti M- ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation