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2020年03月01日 イイね!

第2世代アウディA1を試してみたら

第2世代アウディA1を試してみたら1月ごろから始まった新型ウィルスへの警戒感が、ひと月経ってまさかこんな足元の生活や経済活動へ影響をもたらすなんて想像がつかなかったのですが、賛否は別として、今週発表された政府方針に基づき社会が制限を受容することで終息を迎えるのであればいいなぁと思います。
この流行風邪はいつ誰がかかってもおかしくない段階なので、もう特定の疾病患者の経路を探るなど不毛と覚悟しながら、他人任せだけでない自己防衛(できることは限られているだろうけど)が大事なのかと思いつつ、来週も通勤電車に揺られての予定…。
マスクは売ってないし、何だかチグハグです。
一方で、身近な自分の生活が制限された状態は(気分的にも)当然好ましくありません。
クルマの関連で言えば、前回のBMW3シリーズ体験のブログにも書いた通り、まずはDLR外での車両展示&試乗イベントの中止が相次ぐ状況にあります。
まさかのDLR試乗の自粛などは商売に直結するだけにないものと認識しますが(イベントではないし…)、これからの情勢次第では密閉空間での活動自粛は無きにしろあらずという感じかもしれません。
皆安心して健康的に暮らせる社会になることつくづく祈ります。

さて前置きが長くなりましたが、そんな中(というかちょっと前、2月初旬の出来事です)、"試したいのが試しドキ"の一台であるこちら、新型アウディA1を試してみました。
昨年は1年かけてたった4車種しか試せなかったのに、今年は2ヶ月で3車種試すなんで、自分的にはなかなかの行動力です(こんなレベルで自画自賛)。
目的はひとつ、先代から全く変わったスタイルのコンパクトカーの進化を知ることです。
先代の個人的評価は、カジュアルに徹した見た目や雰囲気はマルだけど、機能装備と質感(動的、静的共に)と価格感がアンマッチに感じたものでした。
標準的な5ドアモデルよりも、初期の頃に販売されていた3ドアハッチモデルのほうがスタイリング的には好みで、オシャレ!な感じが好感触でしたが、それ以外の動機が得られず、自身の手中には収まらなかった経緯があります。
そんな記憶を呼び起こしつつ新型に向き合ってみると、進化と疑問を両極端に感じた結果となったのでした。

まず進化や好感を持った点
・外観デザインの進化は素晴らしく、可愛いからカッコいいに変わりましたね。
まもなくフルモデルチェンジを遂げるA3と並べてもあまり見劣りしないアウディらしさが出ています。
・それに合わせてインテリア空間、そしてトランクルームは予想外に広い!

前回試してみたBMW1シリーズより圧迫感がなく、また使い勝手が良さそうで、これには感動しました。
・小さいのにしっかりと最新のアウディデザインが施されたインパネや、バーチャルコクピットの採用はなかなかスマートでいい感じ。

・1.5L4気筒TFSIエンジンは吹け上がりがよく、スタートからクラス相応以上の良いレスポンスを感じさせてくれます。
但しキビキビを得るために回しているなぁと感じながらの運転が、経済性にどう影響するのかはわかりません。
以上より、ワンクラス上の1シリーズより使い勝手もドライバビリティもいいじゃん!と感じたのでした。

一方で、共感しない気になる面もいくつか。
・インパネやドア周りの内装の質感がチープで、イマドキなら国産Bセグ車種のほうがもっと良い素材や仕上げなんじゃないかと感じてしまいました。
(A1に比べると今夏発売の新型プジョー208の質感の良さはかなりいい!)
・バーチャルコクピットやらADAS機能は最新のアウディを体現した興味深いものですが、一方で前述の内装質感に併せて、サイドブレーキがハンドタイプだったりと"え、ここがアナログ?"という違和感があります。
外観もリアのウインカーはアウディお得意のシーケンシャルタイプだったりと所謂ブランドイメージ優先の機能装備となっていて、そのコストをかける部分が"そこじゃないんじゃない?"と思える部分がいくつかあり、少し引いた目で見てしまいます。
それはベーシックモデル365万円という車両価格からはコストバリューを感じない、それだったらまだ選択肢は他にもあると思ってしまったからこその違和感なのかもしれません。
(イマドキはカローラツーリングだって新型フィットだって上位車種は300万円オーバーというから、プレミアムBセグが365万円というのはフツーのことなのかもしれませんが…)
兄弟車ポロにしたら類似装備仕様のR-Lineが約300万円ということで、もしやそちらの方がコストパフォーマンス高いのでは?なんて、乗ったこともないけど想像してみたりするのです。
(ポロ、試してみたいモデルが増えました)
まあ、アウディというブランドを持つ喜びにプラス100万の価値を感じながら乗るというステイタス感が良いということなんだと、そのあたりは結局先代に感じたアンマッチ感を拭えずに試乗を終えたのでした。

前述の好感触ポイントを踏まえると、かなり面白いクルマに進化したし、また最新のブランド表現と機能装備をこのコンパクトで享受できるというのは素晴らしいことかと思いますし、プレミアムブランド唯一のBセグモデルという事も踏まえると、その価値を志向するかたには良いクルマなんだと思います。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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