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2020年10月17日 イイね!

ルノーカングーを試してみたら

ルノーカングーを試してみたら個人的に大本命と言えるシトロエンベルランゴ、あるいはプジョーリフターの店発があり、さらに新型208や2008の登場など一気に賑やかになったPSAJのラインナップ。
ベルランゴや208などは本販売前のティーザーイベントを足繁く通い、早く乗ってみたい!なんて想いを馳せていたのですが、蓋を開けてみるとDLRに足が向きません。
何故なら、ベルランゴなど改めて見て乗ってしまったら、思わず契約書にサインをしてしまいそうな…そんな気がしてならなく、今はもう少しこのクルマ選びの時間を長引かせたいという心境となり、自ずとシトロエン&プジョーのお店に近づけなくなっています。
マイピカソの車検は残り1年と、その期間は代替タイミングのひとつの区切りになりつつも、このお気に入りのクルマは元気でもあるので代替すべきか迷っているのもあるんですけどね。
さて、前回はメガーヌエステートGTの試乗体験を書いてみましたが、そのルノーへの訪問にはもうひとつの"比較"目的がありました。
それは、ベルランゴを迎える(あくまでも仮)として、そもそもこのフルゴネットバンの日本におけるリーダー、カングーってどんなもんだろう?ということ。
前回のメガーヌに続けて今更感たっぷりではありますが、いやいやモデル末期だからこその熟成がそこにはあるかもしれません。

実は私がこの第2世代カングー(これを通称デカングーっていうんでしたっけ?)に触れるのはこれが初めてではありません。
遥か昔まだみんカラを始める前、私が転勤で名古屋に住んでいた頃、私の職場の同僚Aさんは初代を、そしてBさんはこの現行型を所有していて、それらのクルマを体験させてもらっていたのです。
その時の印象は、大きくなった現行型は、まるでハイエースなどのキャブオーバー商用車に乗る感覚を得たのでした。
そんなイメージをいまだ思い浮かべながらクルマに乗ると、当時の第一印象よりは僅か乗用車感はあるものの、ドアパネルのボディ剥き出し部分や着座したドライブポジションなどより、あ、これはやはり商用車そのものだね、と感じるものがあります。
プラスティッキーなインパネ&内装、フランスの郵便局員が開発協力したという大きなグリップ型のハンドブレーキ、余裕有り余る天井の高さ…全てが無骨でシンプルな雰囲気。
しかしこれぞカングーの真髄、商用車ライクを敢えて楽しむという遊び心がこのクルマの乗用利用のポイントなんだと思います。


そう頭の中でモードチェンジすると、不思議と乗る姿勢が変わります。
これでいいんだという気持ちは、クルマって乗り味がどうのというより、クルマで何をするかの方が大事なんだという事を思い出させてくれます。
アウトドアキャンプ、ハイキング、自転車、ゴルフ、サーフィン、ジョギング、天体観測、子育て、町歩き…目的はなんでもありですが、それら目的実行の楽しみが、このクルマをドライブする楽しみに繋がるんだと。
勿論運転感覚は戦闘的なものを全く感じず、メガーヌと同じ機構のはずのEDCトランスミッションもエンジンの仕様差でこんなに"慌てない"走りを実現するものかと、モデルに相応しい味付けにしっかり収まっていることに感心させられます。
(若干非力なものを感じたけど、そこを指摘するほど求めるものもないという気にさせてくれます)
こういう"スペック能"からの解放された感覚がフルゴネットバンの面白さなんだとしたら、このカングーよりも随分と乗用車仕様となっているベルランゴは、フルゴネットバンがもたらしてくれる多彩なライフスタイルの実現に加えて、カングーにはないディーゼル&8速ATの走りの楽しさが得られるのかと改めて想像が膨らんでしまうのです(ますますDLRに近づけない?)。

そんな現行型カングーの初出は2007年になるといいます(日本導入は2009年)。
なんと既に13年のロングセラーとは!
なるほど各仕様は前世代じみたものとなっていた訳で(まあそれも商用車ベースのイメージで良しとされるところですが)、比べてベルランゴのような最新のモデルとは時代差というのを感じざる得ません。
このカングーも来年にはニューモデルが発表されると言われていますし、そこにはイマドキのADAS機能などしっかりと付いた洗練されたものとなるのだろうと期待されます。
そんなことで、こちらの現行型カングーのレギュラーモデルは日本では現状在庫を以て販売終了なんだそう。
このチョコレート色のモデルなんか、なかなか素敵なカラーですが、これらのカラードバンパーモデルたちはもう残りわずかとなっているようです(2020年9月末現在)。
今後暫くは、カングー界では人気の限定車シリーズ(ウレタンバンパーにテーマに沿ったカラフルなボディカラーのモデル)の展開を続けていくとのこと。
発売するとすぐに売り切れてしまうという限定車シリーズもなかなか魅力的ですよね。
この訪問時は"ラポスト(La Poste)"というフランス郵便局のデリバリーバン専用の鮮やかな黄色を施した限定車を発売していました。

ラポスト…この名称にぐっと惹かれるけど、どうせやるならせめて3列目は窓無しにして欲しかったなぁ(笑)


いかが?

しかしまあ、メガーヌもカングーもモデルチェンジを伴う輸入一時停止にてルノーDLRは売り物がないじゃん…とセールススタッフに同情すると、"いやいや、ルーテシアが出ます"と僅かに目を輝かせての回答が。
そうか、それは楽しみ!その際はぜひ案内くださいねと依頼をしてから暫くすると、今週、モデル発表のDMと共にカタログが送られてきました。

チラチラと眺めてみると、今度のクリオはとっても良さそうではないですか。
見た目の変化が大きくないのでスルーしてしまうところでしたが、こちらもその変化に興味が湧きますね。
そしてこのクリオからはきっとまだ見ぬ次期カングーのエッセンスが読み取れるのではと予想してしまうのでした。

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「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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