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2020年12月23日 イイね!

マイピカソを本気で走らせてみたら (箱根編)

マイピカソを本気で走らせてみたら (箱根編)まだそんなことやってるの?と年甲斐もなく、更にはそんなクルマじゃないよねぇ…というマイピカソで山道を攻める(ちょい大袈裟)という"本気で走らせてみたら"の3回目を書いてみたいと思います。
前回までは、ピカソの走りの面を試してみたいと"一度だけなら…"という言い訳付きで、初回は所有してまもなくの頃、2回目はムスケディアサスペンションに換装してのお試しと、神奈川県の山間部にあるドライブの名所宮ヶ瀬へとクルマを走らせてのインプレッションをアップしました。
(結局一度だけではなく、ちょくちょく行っちゃってるんですけどね笑)

恥ずかしながらもう何十年も前、高校生の頃に初めて買った愛車、ヤマハジョグ(50ccのスクーター)で友達とツーリングに通って以来、神奈川県民だった頃は長いことホームグラウンドだった宮ヶ瀬。
自身ここでバイクやクルマの挙動を学び、そして運転を楽しむことのできる場所でした。
ダムが出来、私が名古屋に転勤していた10年間にすっかり観光地化してしまったので交通量も増え、以前のように"攻める"場所ではなくなってしまいましたが、今でも山を走りたくなったら、時間さえあれば都心からでも足を向けてしまうし、湘南の実家に帰れば立ち寄りたくなる場所であることは変わりありません。

そんな、クルマ好き神奈川県民ならではローカルは話となってしまいましたが、今回はその神奈川県にあるドライブルートの本命、箱根で"本気で走らせてみたら"を試してみてしまいました。
観光地である箱根へは、これまでもマイピカソに家族を乗せてドライブへ出かけた事はありました。
しかし先月のある週末、家族とは離れひとりでの時間ができた機に、よし箱根へ走りに行こうとハンドルを向けてみました。
箱根は宮ヶ瀬同様、若かりし頃からよくドライブしていた場所。
特に初めてのマイカー、日産シルビア(S13型)やホンダシビック(EF3型)の国産メイク乗っていた頃は、若さゆえに"その手"の七曲コーナリングを試しに行っていたほろ苦の(笑)思い出があります。

そしてその後の輸入車中心の生活になってからも、箱根にはクルマを乗り換えるたび、一度はどうしても走り込みたくなるコースがあるんです。
それは、"芦ノ湖スカイライン"という、箱根のランドマークである湖の西側を通るワインディングコース。

*写真はオフィシャルホームページから引用
晴れた日は伊豆半島を従えた海から、裾野から広がる富士山を美しく眺めながら走ることができる絶景コースですが、走りを試すなら高低差と緩急あるカーブが続く、とっても走り甲斐のある道なのです。
そんな道に惹かれてしまうのは、私が幼い頃から自動車免許取得世代の頃に放映されていた"モーターランド2"という、自動車とオートバイ、そしてモータースポーツを取り扱った日曜夜の30分番組に刷り込まれてしまった印象があるから。
その番組では、自動車ジャーナリスト兼ラリードライバーの重鎮、日下部保雄さんによる新型車紹介が定番コーナーでしたが、その殆どがここ芦ノ湖スカイラインにて試乗、撮影されたものでした。
(余談ながら日下部さんとは、その後私が大人になってずっと経ってから、まさかの宴席をご一緒する機会もあり、"私はあのモーターランド2で幼心に自動車が好きになり、今に至るのです"ということを敬意込めて伝えてしまったのでした)
そんなことで、先日、家族から離れてひとりになれた時間を利用して、久々に"走りたい"思いを叶えたく、このザ・モーターランドを走り込んでみました。
(ようやくマイピカソの話しです!)

結論から言うと、ピカソで芦ノ湖スカイラインを駆け抜けるのは時々"怖い"ということ。
これはもちろん私の技量不足ということ、または老化?ということが大きな要因であるのは確かではありつつも、それは差し引きしつつも、なかなかのビビり具合は、自分でも引いてしまう程。
何が怖かったかって、タイトコーナーにおける前後のサス挙動がバラバラになる瞬間、"あれ、制御不能?"と感じてしまうこと。
マイピカソが苦手なのは、すり鉢状にアップダウンを伴う鋭角なコーナリングの時。
下り坂のブレーキングに荷重が前に来て、アンダーステアを感じながらもコーナー立ち上がりにすり鉢を登ろうとすると、前屈みの姿勢から急に後ろへの荷重変化することで、車体がバラバラになる(リアエアサスがグラングランする)感じになるのです。
これはピカソに合わない走り方…まさにそれを感じるのでした。
自分のブレーキング、あるいはコーナリングの度胸が足りないのか?と何度も続く鋭角なカーブで試してみるけど、やっぱり怖い。
あれ?宮ヶ瀬でも所有直後のノーマル状態では同じようなグラつきがあったものの、ムスケディアサスペンションに換装した後はそれらが解消し、鋭角なコーナリングも結構ピシッと走ってくれたのに…と思ったのですが、よく考えてみると、コーナーへの進入スピードが芦ノ湖スカイラインでは速くなってしまいます。
それは、下り坂の勾配がキツいせいでもあるし、周囲の景色が開放的でスピードが出やすいことが影響しているのかもしれません(宮ヶ瀬はガードレールもあり心理的に狭く抑え気味になる)。
そう、マイピカソは、緩やかなカーブをしなやかに走るのが性能を発揮する最も相応しい走り方で、鋭角コーナーにダイブするようなクルマではないってこと、そんなんわかっていたけど、やっぱり実感したのでした。
(当たり前だ!)

そんな事を感じつつも、マイピカソにはそれに相応しいセオリー通りのドライビングがいいよねとばかり気を取り直し、三国峠にてクルマを止めて景色を眺めると、まもなく冬景色となるだろう富士山のシルエットが夕暮れに浮かびあがりとても綺麗!

こんないい景色が味わえるなら、芦ノ湖スカイラインを急いで駆け抜ける必要なんてないよねと、マイピカソの本当の楽しみ方を噛みしめたのでした。
(遠くのタイトコーナーから華麗に駆け上がるケータハムスーパー7を横目に眺めながら…(笑))
Posted at 2020/12/23 19:38:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | シトロエン

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