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2021年05月07日 イイね!

トヨタヤリスクロスを試してみたら

トヨタヤリスクロスを試してみたら先日のヤリス試乗体験から約ひと月が経過した頃、DLRのセールスから"ヤリスクロスの試乗車が入りました''との電話が。
折角なのだし体験してみようと、再びトヨタのお店を訪れました。
ヤリスクロス、欧州トヨタEDスクエアのデザインによる欧州向けのクロスオーバーモデルです。
トヨタにはこのクラスに既にライズというダイハツ生産モデルが導入されていますが、そんな事はお構いなしなのか、どうやらこちらを欧州市場に投入すべく開発を進める段階にて最終デザインをレビューした際に"これ、日本でも売れば楽しいんじゃない?"と、豊田章男社長が放った一言で国内販売が決定したと言われるモデルでもあります。
(お陰でヒット商品ライズはランキング的には影に姿を潜める存在になってますよね、街では両者よくみかけますが)
e-Powerという魅力的な武器を備えたキックスが幸か不幸かタイ生産のために思うほど月販ペースが奮わない様に思える中、このトヨタのコンパクトSUVたちは街を席巻し始めているように伺えます。
今後一新したヴェゼルがどんどん街に出てくるようになれば、この手頃なクラスのSUVがショッピングモールの駐車場に並ぶ様子が日常化してゆくのでしょうねと、ホント勢いを感じるカテゴリーです。
(本来ならここにVW T-Crossとかプジョー2008、ルノーキャプチャー、そしてシトロエンC3エアクロスなどが絡んでくると面白いのに!折角日本に導入されているコンパクトSUVだもの、多くの人の選択肢に加えてほしいものです)

さてカテゴリー的な話になってしまったのでヤリスクロスに話を戻すと、こちらは皆さまご承知の通り、"ヤリス"を名乗りつつもベースのヤリスとは同じボディを持っていません。
(同じのはインパネくらい?)
でもヤリスを銘打っているのは、どうやらこちらはヤリスシリーズにおける"真の5ドアハッチファミリーカー"的な存在だからなんだとか。
一昨年モデルチェンジし、今年の欧州カーオブザイヤーに輝いたオリジナルヤリスは、新たなプラットフォームの恩恵による素晴らしいハンドリング(運転していて楽しいのは先日アップした"ヤリスを試してみたら"をご参照ください)など、圧倒的な進化を感じたものでしたが、旧型車よりも後席足元を約40mmも狭くして、さらにはヘッドクリアランスも低くしたという"リア席は退化"しているのもポイントでした。
これは欧州でのBセグメントハッチの後席の使われ方は実は殆どが荷物置き場というリサーチ結果による割り切りとの事で、発表当時にそれを知った時は、エントリーファミリーカーの癖して思い切った判断だなぁと感心(心配?)したものでした。
まあその判断はCOTY受賞ということである意味正しいと証明されたのかもですが、それでも後席に居住性を!というファミリーのために、後発のヤリスクロスはしっかりと乗れるパッケージングとしたそうなんだとか。
実際に乗ってみると、確かにひとまわり大きな車体のおかげなのか、リア席も親子で乗るには必要十分な広さが確保されています。
そして天井の高さが数センチ高いだけでも随分と広く感じるものがあり、これはファミリーカーとして相応しいねと思えるものがあります。
(この辺りはキックスも好感持てるものがあったこと思い出します)
トランクルームもしっかりと深めに確保されていていい感じ。
もしかしたらワゴンモデルのカローラツーリングよりも使い勝手良いのではと思えるのは、背の高いSUVモデルの優位点なんでしょうね。

走り出してみると、ざっくり言うとヤリス同様の運転のしやすさがあります。
1.5Lのハイブリッドモデルは十分なトルクで都心の街中ならグイグイ走ってくれます。
やはりハンドリングはベーシックなハッチモデルに軍配がありますが(ヤリスクロスもキビキビしてるけど、これ面白い!という感動は無かった)、前述の後席&荷室の使い勝手も踏まえると総合点はこちらのほうが現実的な選択肢なのかなと感じます。
ただね、内装のプラスティック感はどうにもチープ。
これはもうちょっと何とかなればと思うのですが…。
あと、個人的な好き嫌いではありますが、フロント周りの"顔"はどうにも好きになれません。
ヤリスはなかなか良いのに、クロスになったら何でこんなん?と、突き出た鼻面が気になります。
このデザイン、どうやらSUV感を出すためには、このフロントノーズに存在感を持たせる(厚みを持たせる)手法は王道のようで、またその方向性のほうが人々に人気があるようです。
どうにて新型ヴェゼルも鼻面に存在感あること踏まえると、実際にSUV界では人気顔の要素なのでしょうかね。

試乗はたっぷりと乗らせていただいたので、降りる頃にはまるで自身のクルマになったかのように親しみの沸いてしまったコンパクトSUV、個人的にはもし鼻面とインパネの質感に目を瞑ることができれば購買候補に値する出来の良さを感じる好感あるものでした。
まあ目を瞑ることができないのがまたクルマ選びの拘りだったりもするんですけどね(笑)

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「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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