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2021年07月21日 イイね!

VWゴルフ8を試してみたら

VWゴルフ8を試してみたら2021年に登場するモデルの中で、最も試してみたかったクルマにようやく触れることができました。
前回のトゥーランの体験時には発表直前にて、こっそりとバックヤードで見せていただいた新型ゴルフ。
間が空いてしまいましたが、DLRを再訪して試乗することができました。

VWとは何十年も前にポロ3を所有して以来なかなか縁のない関係性だった私わんどら。
特にゴルフは途切れ途切れの体験にて、知っているのは持ち込み社用車だったゴルフ2そしてゴルフ4バリアント(何故か以前の職場ではVW車の持込社用車が許可されていたので、営業マンたちは皆ゴルフの中古車を買って持ち込んでいた)、それからTSIエンジン&DSG初搭載のゴルフ5まで。
それ以降は全く体験したことがなかったのです。
しかし、今回はしっかりと体験しておきたいと思ってしまった訳で、それはきっと、自分の中でもグローバルスタンダードの感覚をアジャストしておきたいという気になったことが動機かもしれません。
2012年式とは言え設計は15年前、エンジンもトランスミッションも前世代の仕組みとなりつつあるモデルを所有し日々乗っていると、最近のクルマは触れる度にどれも高性能&高機能だと感心させられてばかりなのですが(笑)、それを世界一のブランドが作ったらどんな感じなんだろう?と言う興味が今回の"試したい"という行動に至ったのかと思います。

そんなことでゴルフ8、試してみたら、欲しくなりました。
試乗コースをドライブしながら、さて帰宅したら家族をどう口説こうかとシミュレーションしていたくらい。
いいじゃないですか、これ。
何かと自分と合わないフィーリングを見つけては、"良いんだけど、でもね…"という点が、少なくとも走りの面では見当たりません。

試してみたのはこちらのR-Lineという1.5Lのe-TSIモデル。
小排気量のほうのモデルとどちらにしますか?と選択肢はあったし、多分ベーシックなほうが本来のポテンシャルを感じさせてくれるのでしょうけど、実際に選ぶ時は見た目重視の個人的趣向となるのかと思うだけに、ここは好きな方を選択します。
グレーのボディカラーがまた程よくスポーティさを醸し出していて良い感じ、最近のドイツ車はこの手のグレーがどのメーカーも用意されていて、ちょっとしたトレンドなのかもしれません。
乗り込むと(マイピカソに慣れすぎていてアタマをぶつけるの巻)、メーターパネルとDAがドライバー向けにコンパクトにまとめられている事に車体のワイドを感じさせない工夫を感じます。

若干"やっぱりコンサバだな"と感じるものはありましが、目線や手の届く範囲など、ドライバーの使い勝手を考えると、こんな感じになるのはあるべき姿なのかもしれません。

早速アクセルを踏んでみます。
何しろVWの体験が少ないこと、ましてや先代モデルなどは街ゆくクルマを遠巻きに見たことしかないので、何かと比較してインプレッションすることができないのですが、第一印象から感じたのは"面白い!"ということ。
正直言ってどのあたりが電動化の特徴で、動力的に機能しているのかはわからなかったのですが(メーター表示は見ずに感覚値として)、加速感といいアクセレーションは自分の意思にほぼ一致した走り方ができる踏み具合を感じます。
それに何しろ良かったのはハンドリング。
スポーツ系のタイヤを履いていながらもめっちゃキビキビと曲がり、意図する方向に切れてゆくのは気持ちいい!
これがベーシックモデルのほうにも感じることができるならそっちはもっとクイックな感じになるのかなぁなど想像してしまいますが、私個人的にはこちらのスポーティ仕様で十分、見た目と走り、動力性能とハンドリングの組合せはこれで楽しいドライブができそうだというのが十分感じられるし、心地よささえ得られる気がします。
今回は高速やワインディングなどは走る機会なく街中を試しただけなのでもちろん両手をあげて最高!となるかはわかりませんが、短い試乗体験ではとても良いものを得たのでした。
(ベタ褒めなのは、前述の通り前世代的機能しか日々体験していない事によること、改めてご了承ください)

細かいスペックに沿った性能機能をいちいち意識して運転することは普段はない訳(最初はいろいろ試して探求するのが楽しいのも事実)で、運転していて気持ちいい感覚かどうかという肌感覚が実はとっても大事なんだという事を踏まえると、今回のゴルフ8は"ナチュラルに楽しい"という感覚を得ることができて、いいクルマだなぁと好意を持ってしまったのです。
あとはパッケージングが我が家の用途にマッチすれば最高、という意味ではこのゴルフ8をベースにした次期トゥーランが待たれるところ。
しかし、海外メディアのニュースを見ると、トゥーランはディスコンとなるとか…。
現時点、その事実はDLRには落ちていないようですが、その真相は如何に…と気になるところです。

このゴルフ8のドライバビリティを生かしたファミリーカーがあるといいのになぁ…と嘆いてみたら、何と後発のヴァリアントが月末に早くも登場するんだとか。

VGJからの社内資料を見ると、確かにラインナップは同じにしてユーティリティ性が高まり使い勝手良さそうなスタイルが目に飛び込みます。
うん、これも選択肢のひとつかもしれない。
しかしそうなると、このゴルフ8ヴァリアントのe-TSIがいいのか、あるいは先日欧州で発表された新型プジョー308SWのPHEVがいいのか、またまた決断が先延ばしになりそうです。
"ヴァリアントも近日中に試乗車を用意しますので、ぜひ確かめてください"とお誘いを受けて、またまたVW体験を重ねてしまいそうな自身がいるのは、それだけVWを"食わず嫌い"していたのかもなと感じさせてくれるものがあり、何事も体験は大事と改めて感じたのでした。
それにしてももう一度、今度はできればもう少し長い距離をドライブしてみたいと、すっかりお気に入りとなったゴルフ8、これが欧州Cセグメントの新しいベンチマークかと思うと、その感覚を体に馴染ませたくなるし、こういう基本と個性のバランスの良さこそがゴルフに乗る意義なんだろうなと感じるのでした。

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「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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