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わんどらのブログ一覧

2016年12月22日 イイね!

ノートe-Powerを試してみたら

ノートe-Powerを試してみたら最近の僕のブログは、新型マイクラ→新型NV300→銀座の新ショールームと、3回に1回のペースで日産の話題をピックアップしていますが、今回もまた日産の話題をひとつ書いてみちゃいます。
先月は国内自動車業界に小さな扱いだけど大きな印象を与えるニュースがありましたね。
それは、月次の国内自動車販売台数において、日産ノートが1位になったということ。
数値を見ると、2位のプリウスと僅差でもあることから、マイナーチェンジ直後の勢いによる一発屋的な記録ではあると思いますが、日産にとっては30年振りの快挙なんだそう。
プリウス&アクア、ないしはフィットという販売ランキング上位に定着したモデルたちと肩を並べ、そして瞬発力でトップに輝くなんて、単に新しいからというだけではない何かがあるはず。
しかもその月販内訳の約7割が、新機軸で登場した”e-Power”モデルなんだそう。
そこで、TVCMでも盛んに訴求している”新しい電気自動車のカタチ”と銘打つこのモデルを試してみようと、横浜の日産グローバルショールームに行ってみました。

久々に訪れた巨大ショールームには、10台以上のノートが展示されていて、今イチオシであることをたっぷりと感じます。
早速お目当のe-Powerモデルの試乗予約を取り、時間が来るまでショールームを視察すると…。

こんな素敵なC10型スカイラインや


こんな憧れだったレパード(しかも、まだ僕自身が運転免許を持たなかったあの頃夢中になった”あぶない刑事”仕様…この劇中車が僕の免許取得へのトリガーとなった)
などが新型車に混じって展示されています。
こういうムーブメントを作ったクルマって見飽きないなぁ…と、ショールームへの訪問主旨を忘れかけた頃、いよいよe-Powerの試乗へ。

メインカラーであるオレンジ色の試乗車、見た目はもちろんいつものノート。(フロントに輝くVモーショングリルがいい感じ)
そのよく見るクルマに搭載された、今回の体験目的である新しい機構のe-Powerは、搭載された1.2Lガソリンエンジンを使って発電し、リーフに搭載されている電力モーター同様のユニットを動かすという仕組み。

なんでそんなにややこしいことするんだろ?とは思いますが、トヨタのように高効率なハイブリッドシステムを持たない日産にとっては、電気モーター技術の有効活用にてコンパクトカーセグメントにアプローチするほうがよりエコで革新的ということなんでしょうか…でもそのほうが確かに日産らしいという気がします。
試乗は、そんな仕組みの話から始まり、約20分間のみなとみらいコースを、ノートの持つ3つのドライブモードで走るというもの。
まずは、ノーマルモードでのスタート。
動き出しにアクセルを踏んでまず思ったのは、なんて軽くスムーズな動きだしなんだ!ということ。
これは電気自動車ならではの加速感なのか、音が静かだからなのか、コンパクトカーの持つこれまでの踏み込み感とは全く違う感覚。
決してドカンとした押し出しがあるわけではないけど、極めてスムーズな走り出しの感覚は好感触です。
それに、街乗りレベルでの巡航スピードでの加速もレスポンスがよく、なかなか楽しい感覚。
それに対して2つめの特徴であるECOモードは、今どきのエコカーによくあるモード同様、エンジン回転数を抑えた走りで、のんびりした感覚(これはエンジンじゃないけど…)。
我がBMWにも付いているECOモードと同じ感覚です。
モーター駆動のためエンジン回転数とは言わないんでしょうけど、あの吹け上がりを抑制されたアクセレーションはいまいち。
もちろん燃費(航続距離)は伸びるようだし、これに慣れると不満なく当たり前の操作感になるんでしょうけど、ノーマルモードのスムーズな走り味を感じてしまうと、ちょっと物足りません。
最後に、Sモードという電気自動車らしい加減速にメリハリのあるモード、これがなかなか面白い。
アクセルだけで加減速の調整ができて、特に減速はアクセルを緩めるだけで、ショックのないエンジンブレーキのような感覚であっという間に停止してしまうのです。
それはBMW i3を運転してみた時と全く同じ感覚です(機能/方式は違うようですが)。
このアクセレーションがうまくできるようになると、なかなか楽しい。
通常の運転をしている限りは(危険回避などのない場合)ブレーキを踏む必要がないので、慣れると運転時のストレスが少ないように感じます。
このe-Power的にもこのSモードが売りのようで、同乗インストラクターも盛んに優位性やドライブの楽しさを説明してくれました。

そんな感じに、この新型車のポイントを絞り込んで堪能できた試乗体験。
コンパクトカーでありながら、既存のどれとも違う運転感覚を味わうことができて、楽しませてもらいました。
日産としては、今までコンパクトカークラスにエコカーを持たなかったという負い目(実際の消費者ニーズも強かったと言われています)を解消する役割として投入した新しい提案ですが、一方でその新技術を快適に享受するなら、高い代金を支払わなければいけないというネックもあるようです。
と言うのも、燃費性能の高い最廉価版にはエアコンがオプションなんだとか。
今どきエアコンがオプションなんてクルマなんて、欧州で売られているコンパクトカーじゃないんだから、高温多湿の日本では現実的ではありません。
まあ、アクアもフィットHVも、デミオスカイアクティブDも、装備を充実させるとなんだかんだ言ってそれなりの価格になってること考えると、なにも驚く事はないかも知れませんね。

ということで、新型ノートe-Powerを試してみましたが、こういう新機軸が登場することは、自動車業界にはもちろん、僕ら消費者にとっても、ライフスタイルや志向に沿ったクルマの選択肢が増えて良いことだとつくづく感じました。
今後も自動車メーカーがこういう技術革新を消費者の手に届きやすいカタチで提供してくれることを期待しつつ、日産贔屓の私わんどらとしては、もっと”やっちゃえ日産”と思うのでした。

ちなみに試乗記念品はIDSコンセプトのミニカーでした!

今どきのトミカって良い出来なんですね〜、これも技術革新!?
2016年12月17日 イイね!

SCENIC, s'il vous plaît!

SCENIC, s'il vous plaît!今年の3月に開催された前回のジュネーブモーターショーにて発表されたルノーセニックの新世代モデルが、欧州でいよいよ発売されました。
わんどら的にも今年の2月に”ルノーセニック4が気になる!”としてピックアップして以来、発売を密かに気にしながら季節を過ごしていましたが、遂に販売が始まったのを知り、改めて”気になる”が再燃しています。

英国仕様のpdfカタログをダウンロードして眺めてみると、改めてなかなかの魅力を感じ取れます。
まず見た目のラウンドフォルムがカッコイイ。

特にショートボディモデルはワンモーションでまとまり感があり、合わせて最近のルノーらしい躍動感ある造形がマッチしています。
それに、全グレード標準の20インチホイールがもたらす見た目がゴーカート感を出していて、ジャンルは違えどミニクーパーSのような踏ん張り感あるスタイリングの印象はなかなか良い感じです。
(但し、ファミリーカーなのに20インチって大丈夫?と思っちゃいますが…)

しかし、このデザインには何かに通じるものがある…と考えた時、あのクルマを思い出さずにはいられません。
それは、シトロエンの初代C4ピカソです。

実はわたくし、こっそりと次期クルマ選びをする中で、初代C4ピカソが欲しいリスト筆頭の存在になっているのです。
中でも、日本には正規導入されなかったショートボディのモデルに惹かれ、中古車を並行輸入するかなど真剣に検討思案しています。
もちろん他の候補車種も(例えばメルセデスAクラスやBMW118dなど)たくさんあるのですが、この初代C4ピカソのデザイン、パッケージングにはとても魅力を感じます。
今回、そんな志向にある僕の前に現れた新型セニック。
まさに初代C4ピカソの面影が両者オーバーラップしつつも、最新のルノーらしいスタイリングの良さや目新しさがあるだけに、筆頭候補が変わりつつある、そんな気分になっています。
初代C4ピカソと新型セニック、カタログを見比べると、例えばリア席用のピクニックテーブルなど、細かい部分も似ていることには驚きます(まあ、今どきのフル装備のクルマに大した差異はないんだろうけど)。

もちろん新型セニックは上位グレードにはタテ型のディスプレイに様々なアプリケーションが搭載するなど、現代の最新テクノロジーを交えた機能装備を持っています。
しかし何となくですが、初代C4ピカソを模倣?(オマージュ?)した感をどうしても抱いてしまいます。
いずれにせよ、僕にとっては両者とも大きくシズルを感じる好意的存在なんですけどね。

さて、右ハンドル仕様の英国向けカタログを見て、正規日本導入の予想をしてみると…。
<グレード>
"Expression+"というベーシックグレードから"Signature Nav"という皮シート仕様のモデルまで4種類。
ルノーの国内既販車種(クリオ)に習うと、そのうち2グレード程度は導入されるかな?
<装備>
4グレードのうち上位2グレードにタテ型のディスプレイが装備されますが、これに日本のカーナビメーカーが仕様を合わせるとなるとなかなか大変?なのかも。

現状のナビは欧州スタンダードな"Tom Tom Live Service"が搭載されているということで、タブレットタイプのくせしてApple CarPlayやGoogle Android Autoに連動する訳ではないというのはNGですね。(もちろんBluetoothコネクトは完備)
<エンジン&ミッション>
エンジンはガソリン1種+ディーゼル3種の合計4種類。
トランスミッションはもちろんAT車が導入されること予想すると、実は英国仕様では160hpを発揮するdCiエンジンとの組み合わせしかないんです。
と、このまま行けば遂にルノーもディーゼルモデルの国内導入が実現する?
<ボディカラー>
屋根がブラックアウトした2トーンの仕様(これも初代C4ピカソと同じ!)にて11色のバリエーション。
日本導入時に2トーン仕様を選択できるのか否かに着目しています。

なんて、英国仕様から想像する日本導入仕様への期待は膨らみます。
しかし細かいことはともかく、ルノージャポンさんには早期導入をお願いするしかありません。

”ルノージャポンさま、ぜひ、新型セニックを導入してください!”

まあ、売れ筋のCセグハッチであるメガーヌの導入のほうが先なのかもしれませんが、ここはひとつ、セニックの早期導入決定を発表してくださいませ。
看板車種カングー、クリオに並び、ルノーのグローバルタグライン”Passion for Life"の体現に相応しいモデルである新型セニックを導入していただき、ぜひ日本のファミリーへ、そして私わんどらへの選択肢を広げて欲しいなぁと思っちゃいます。

ということで、”Cher Renault Japon. SCENIC, s'il vous plaît!"
2016年12月11日 イイね!

オペルインシグニア2が気になる!

オペルインシグニア2が気になる!今年の日本のカーオブザイヤーはスバルインプレッサが大賞でしたね。
10数年ぶりのスバルブランドの受賞、そしてプリウスを抑えての1等賞はなかなかインパクトもあります。
確かに新型インプレッサは気になるクルマでもあるので、いつか体験することができればと思います。

さて、例年クリスマス前のクルマのニュースと言えば、この日本カーオブザイヤーなどの”まとめ”的な話題か、あるいはアメリカのモーターショーなどからのニュースが多く、志向する欧州からの個人的関心を得る情報があまりありません。
(だからブログも休みがち…とは言い訳ですが(笑))
しかし、来年春のジュネーブショー向けの話題もチラホラと出つつある中から、少し気になるニュースが舞い込んできました。
それは、オペルが放つ正統派Dセグメントセダン、インシグニアのモデルチェンジです。

日本ではオペルブランドの市場投入がないだけに、インシグニアの認知度はかなり低いと思いますが、欧州ではメジャープレーヤーの存在。
ライバルはVWパサートやプジョー508、シュコダスペルブ、トヨタアベンシス、フォードモンデオ、マツダ6、ルノータリスマン、アルファロメオジュリアなど、そうそうたるラインナップ。
(インシグニアはこのクラスにおいて2015年は欧州2位の販売台数)
これらのライバルたちの中で競争激しく、しのぎを削り磨かれているだけに、中途半端な品質にはできないモデルなんだと思います。
(現行モデルは欧州で一度だけタクシーに乗ったことありますが、作りのしっかりしたドイツ車らしい塊感が印象的でした)
今回登場する新世代モデルは、アウディやBMW、メルセデスの3大プレミアムDセグクラスと並ぶ高い質感を持たせているんだそう。
既に日本でも販売されているパサートも、いつの間にかワンクラス上の高級車っぽい質感や雰囲気を持っていることを考えると、プレミアム化はドイツブランドの方向性なのかもしれません。
実際にパサートが随分ワイドな雰囲気になったこと同様に、今回のインシグニアも随分ロー&ワイドな見た目になっています。
スッと伸びのあるスタイリングは、なかなか好感が持てます。
この見た目の幅広感が実際の居住性や走行性能に寄与しているのでしょうから、ロングドライブ志向のファミリーカーとして嬉しい進化なんだろうと思います。
まさに大人の余裕、って雰囲気ですね。

今回リリースされたモデルはテールゲートを持った5ドアで、グランスポーツという命名がされているとのこと。
実際の販売時はこのモデルを中心に、ワゴンモデルもラインナップされる予定とのこと。
ワゴンは未発表ながらもスクープ写真を見ると、セダン同様のワイドな雰囲気を生かしてよりスポーティに、よりスタイリッシュに仕上がっているように見え、こちらも登場が楽しみなモデルです。

第2世代の新型インシグニアは、来春のジュネーブショーで正式発表され、欧州では来年の7月からの発売となるそうです。
きっとDセグセダンのトップランナー、パサートを超えるベストセラーに返り咲き、ファミリーカーの新たなスタンダードとなるのかと思います。
日本ではなかなか見ることができない存在がではありますが、ヨーロッパを旅した時にぜひ触れてみたい、気になるクルマです。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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