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わんどらのブログ一覧

2017年04月30日 イイね!

シトロエンHバン70周年に想うあれこれ

シトロエンHバン70周年に想うあれこれ先日はスカイライン60周年を記念したイベントを通じて、自身のスカイラインとの思い出、そしてクルマ好きとなったルーツを書いてみましたが、その後すぐに今度はフランスから、”シトロエンH(アッシュ)バン70周年”の話題が飛び込んできました。
Hバンといえば、いまやファッションアイコンと言っても良いくらいの典型的な”お洒落パリ”のイメージ。
また、キャラクター性の濃いデザインのため、広告やカットイラストなど何かとモチーフに使われることも多く、”シトロエンHバン”の名は知らずとも、このカタチへの認知度は女性含めて高いのではないでしょうか。
現状は生産されていない(名が受け継がれていない)という意味ではスカイラインのほうが偉業のような気もしつつ、70周年の歴史が作り上げたこれらのイメージや認知は素晴らしいものと思います。
Hバンは1947年から1981年までの間に約47万台生産され、そのうちの数百台は日本にも正規輸入されたんだとか。
日本ではコレクターズアイテムとしてフランス車イベントなどに登場する、あるいは移動式キッチンカーとして今も活躍するする姿が時折見受けられます。
(今となっては世界中でその用途が中心のようです)
大きなカーゴルームをキッチンにしつつ、カウンター越しにクレープなんかを販売したりする姿を見ると、”似合うなぁ”と感じてしまいます。
さて、そんなHバンの70周年を記念して、フランスのスポーツウェアメーカーの”Le Coq Sportif”とのコラボによるバイシクルサポートカーの発表がありました。
往年のHバンと、そのHバンをルーツに持つ最新のジャンピーを同仕様に化粧して、70周年を盛り上げていく企画のようです。

(昨年は2CVフルゴネットバン65周年+ベルランゴ20周年を記念した、パリのセレクトショップ”Merci”とのコラボ企画もありましたよね)
写真を見ると、”Hバンってこの波型板のボディをカラフルに塗装し、広告をつけた姿がホントに似合うなあ”とつくづく思います。
実際に長い歴史の中においてこのクルマは、このカーゴルームの形状を変えたり、ストレッチしたり、窓やひさしをつけたり、派手な広告を纏ったりと様々なモデル/バリエーションや使い方があって、それらはその時代の生活シーンを彷彿させる雰囲気を余すことなく表現したものだと感じます。
当時のカタログ資料を見ると、ボディサイズはカーゴ部分の屋根の高さが3段階、長さは7段階と、掛け合わせて21通りのバリエーション(トラックは除く)が選べたようで、それに様々な加飾があり、それはそれは多種多様な使われ方をしていたよう。
そんなことで、いくつか探してみた昔のオフィシャルフォトや広告の中から、時代と共に活躍したHバンを見てみましょう。

初代、デビュー当時はフロントウィンドウが2枚に分かれていたそうです。
まずはシトロエンのサービスカー。

次は石鹸メーカーのクルマでしょうか、オシャレです。

こちらはキッチンカーとしての仕様。

今も多く見かけますよね。
現存車種はキッチンカー仕様が多いのかも?
(このひさしやテーブルになる部分、キッチンカー業界的にはセールスフラップというようです)
こちらは思い切りロングボディの移動スーパーマーケット。

Hバンは屋根の上に広告を掲げたものも多くあったようです。

様々なところに目立つ広告を掲げるマーケティング手法が流行った60年代の特徴ですね。
お次は乗用にて窓のあるタイプ。

いってみると今のMPVのルーツですね。
ロングボディを乗用にしたマイクロバス仕様もありました。
こちらはなかなかかっこいいオランダの警察車両。

そして救急車。

さらに最後はトランスポーター。

荷台に名車DSを積んでいるのか最高の組み合わせ!
こういった特装車両にもたくさん使われていたのですね。

いかがでしたか?
ネットの画像検索などを見ていると、そのバリエーションの多さにびっくりしてしまいますが、同時にバラエティ感にワクワクします。
イマドキの商用車でここまでバラエティ感ある仕様を実現するなんてことは決して出来ない分、Hバンのオリジナリティや存在感は永遠なんだと思います。

そうそう、フランスではアシェットコレクションから、今回紹介したような様々なバリエーションを1/43スケールで再現したシリーズがリリースされています。
日本では未発売かもしれないのですが、ミニカーを集めて並べてみるのも楽しいでしょうね!
Posted at 2017/04/30 10:11:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2017年04月22日 イイね!

スカイライン60周年に想いを馳せてみると

スカイライン60周年に想いを馳せてみると1957年4月24日。
今から丁度60年前のこの日に、スカイラインは誕生しました。
当時はプリンス自動車工業という会社の製品だったスカイラインは、当時の国産中型車の中ではかなり先進技術を装備した高級車だったんだとか。
そんな初代から現行型までの60年間、スカイラインは日産のスポーティセダンの代表格として、13世代に渡るモデルを誕生させてきたのです。
そんな60周年を記念して、いま六本木では歴代のスカイラインを全て展示した”Skyline Timeline"を開催しています。

実はこっそりとスカイラインファンの私、早速行ってまいりました。

スカイラインを好きになったのは、自身がまだ小さかった頃に、父親がスカイラインファンであり、複数世代に渡り乗り継いできていたのを見ていたから。
まさにクルマ好きになる原体験は、父親がハンドルを握るスカイラインの助手席から芽生えたのです。
やがて自身が運転免許を取得した時も、もちろんファーストカーはスカイライン!
といきたかったのですが、学生だった時分にて予算が見合わず、日産の別車種を手に入れたのです。
今回のイベントは、そんな父親との思い出を振り返りながら、自身の育った時代を感じながら見ることができた充実感あるものでした。

ということで、折角ですし”Skyline Timeline"を少しだけお裾分け。
自身の思い出付きでラインナップしてみます。

初代 ALSI型 1957年

プリンス自動車が放つ高級車として登場。
残念ながらさすがに個人的な思い出は皆無…1957年なんて、父でさえ免許持ってなかっただろうし。

2代目 S50型 1963年

こちらもプリンス自動車時代のモデル。
6気筒エンジンを積んだS54b型がレースでポルシェを抜いたという伝説はよーく知ってます。
このクルマのデザインはとっても好き。

3代目 C10型 1968年

このモデルから日産ブランドになりました。愛称であるハコスカは、やっぱり伝説の初代GT-Rが超カッコいいけど、このフツーのセダンも良い感じですね。

4代目 C110型 1972年

父がB210型サニークーペからこのモデルに代替した、我が家のファーストスカイライン。
しかも荷室のあるバンに乗っていたような記憶があります。


5代目 C210型 1977年

ジャパンと呼ばれていたモデル。
C110型ほど記憶はないのですが、我が家はサイドにウッドパネルの貼られたワゴンに乗っていました。


6代目 R30型 1981年

このRSというスポーツモデル、めちゃくちゃ好きでした。
西部警察の劇中車にも夢中だったし。
我が家はなんとレアな5ドアハッチに乗っていました。

このモデル、凄くかっこいい!

7代目 R31型 1985年

直線基調のデザインが伸びやかでかっこいいセブンス。
まさにこの展示車と同型モデルが、我が家のクルマだったのです。
なんか懐かしくていつまでも見入ってしまいました。

8代目 R32型 1989年

この頃から父のクルマはセドリックやシーマなどの大きな乗用車になってスカイラインからは離れてしまいましたが、グループAのレース車両として活躍したR32 GT-Rは、まだ運転免許のない若かりし時代の僕に強いインパクトをもたらしてくれました。

9代目 R33型 1993年

このR33の登場をみた時に、大きくなった姿が好みでなく少しガッカリした覚えがあります。
登場した時は既に欧州車志向になっていた僕だけに、スカイラインへの憧れは消えてしまったモデルです。

10代目 R34型 1998年

このGT-Rはとってもかっこいい!
とってもワイルドスピードな感じは趣味ではありませんが、程よくマッシブで良い感じ。
またスカイラインが好きになったモデルです。

11代目 V35型 2001年


12代目 V36型 2006年

GT-Rがラインナップから消えて、ラグジュアリー路線に切り替わったモデルたち。
まあ、企業の方針がグローバル調達路線に変わった中で国内専用モデルでい続けられる訳もなく…スカイラインの名前が似合わないなぁと思ってしまったクルマです。
でも実はこっそりとクーペモデルは好きでした。

13代目現行型 V37型 2014年

インフィニティのバッジをつけてスカイラインとは…と登場時は不思議な感じはしつつも、今はその存在が好きになってしまったクルマ。
昔のスカイラインとは全くラップしないけど、そんな過去イメージを消してクルマを見ると、とても完成度の高いモデルだということを感じます。

今やスカイラインという名前は、世代を超えて愛される認知度や情緒的側面をマーケティングに利用しているとしか言えないとは思うのですが(海外名のインフィニティQ50でいいじゃん…)、その情緒面を汲んだ歴史の継続は、やっぱり嬉しい気がします。
僕をクルマ好きに導いた原体験を作ってくれたモデルなだけに、むしろスカイラインという名を消して欲しくないかも!なんて思ってしまいます。
そんな、1台ごと13回分の想いを呼び起こしてくれる今回のイベント、歴代のクルマとのユニークな記念写真が撮れるアトラクションもあったりして、とても充実の時間を過ごすことができました。
2017年04月19日 イイね!

アウディA3を試してみたら(Static編)

アウディA3を試してみたら(Static編)なんて未来感溢れるCMなんだろう!
先日まで盛んに放映されていたアウディA3/S3のTVCM。
まるでR8やTTと同格のモデルかのような先進性溢れる映像イメージに、”あれ、A3ってこんなにカッコよかったっけ?”と気になってしまいました。
だいたいあの未来感ある機能を満載したイメージは、上位車種のブランドイメージあるいは”欧州仕様車”の罠なんでしょ?なんて思いつつ、それではこの新型A3を実際に確かめてみようとDLRを訪れてみることに。
(本国映像を用いたCMによる”欧州仕様車”に翻弄されちゃう話は、昨年書いたブログ”欧州仕様車という甘い罠”を読んでね)
僕自身、アウディのDLRを訪れるのは実は人生初のこと。
今までBMWを20年間選び続けてきたのに、アウディやメルセデスを見に行ったことは殆どなかったのです。
(逆にBMW指名買いだからこそ行く必要なかったのですが…)
そんな初訪問の近所のアウディDLRは、突然のウォークイン客である僕を快く迎えてくれました。

早速新しくなったA3を見てみます。
2012年に本国デビューしたこのA3(8V型と言われる)は、去年フェイスリフトを受けて、今回日本に投入されています。
案内いただいたセールススタッフのかたも”まるで違う”と説明するくらい、見た目と装備に変化が大きいのが今回のフェイスリフトモデルなんだそう。
まず、アウディの特徴的なシングルフレームグリルのデザイン自体を新たにリフレッシュしたフロント周りが、前モデルと全く違う印象を与えてくれます。
それはコンビネーションランプやバンパー周りの細かな造形の変化と相まってよりスポーティな雰囲気になったように感じます。
特にこのハイパフォーマンスモデルS3、あるいはそのエッセンスを盛り込んだS Lineのスタイリングは、アダプティブサスによるローダウン加減と18インチホイールが程よい塊感を出して、僕好みのスタイリングを醸し出してくれています。

決して派手なスタイリングではないのに、なんか締まりがあります。
うーん、街で散々見ている現行型A3なんていつも通り過ぎるだけの印象だったのに、フェイスリフトしたらこんなに自分好みになるなんて、これぞデザインの妙ですね。

次に気になるのは、かのTVCMのイメージである未来感はどこまでリアルなのかということ。
特に気になるのはそのイメージを牽引するヴァーチャルコクピットたるもの。
すでにQ7,TT,A4などの上位車種に採用されているテクノロジーが、コンパクトファミリーカーに採用されてるなんて、なんて贅沢なんでしょう。
これは試してみたい機能のひとつ。
運転席に乗り込み始動させてみると、オープニングアニメーションと共にCM通りの表示が登場します。

インフォメーションディスプレイにナビ表示、メーターなどが任意に選択、表示できる、しかもかっこいいじゃないですか!
これじゃ運転中に楽しくて気が散るよ…なんて気がしなくもないですが、思い切り未来感を醸し出していることは実感できました。
別立てでインパネ中央にあるモニターでは、ヴァーチャルコクピットとは縮尺の違う地図表示をしたり、テレビを見たりと、贅沢な使い方ができるのがまた利便性高そうな気もします。
(ナビのダブル表示は無駄な気がしなくもないけど…)
まあ、そもそもメーターの針が映像という時点でテレビゲーム感が強くなり、なんとなく寂しい気がしなくもないのですが(やはり針は人間が機械を動かすという運転行為をダイレクトに視覚化してくれる存在と思ってしまうのは古い思考?)、このヴァーチャルコクピットこそがアウディの新たな先進性を象徴する存在としてなかなかいいかも、なんて受け入れてしまいます。

さて、運転席にも座ったし、いよいよ走りは…といきたいところですが、今回はStatic編としてここまで。
まずはアウディの放つ未来感はかなり本気で、それらは僕のクルマ選びを翻弄するに十分であることに触れることができました。
それに、今回訪れたDLRで担当してくれたセールススタッフがとても親しみの持てる素敵なかただったこともプラスの印象です。
(クルマ選びって意外とこういうのが重要)
そんな魅力が詰まったコンパクトハッチA3、何だかとっても気になるクルマです。
2017年04月07日 イイね!

オペルアンペラeが気になる!

オペルアンペラeが気になる!アメリカではプリウスの売れ行きが伸びていないといいます。
一昨年登場したプリウスは、アメリカ市場をメインに据えた商品開発を行ったと言われているにも関わらず、ハイブリッドの雄は唯一の存在ではなくなってしまっているよう。
ガソリンベースのハイブリッド車はもはや特別なものではなく、単なるラインナップのひとつに成り下がっていることが、アメリカのみならず世界のあちこちで起こっているようですね。
では次の環境対応車のスタンダードは何か?
それはもちろん、電気自動車であることは周知の事実。
アメリカはもちろん、欧州でもその波は確実に来ています。
例えばオランダは新車シェアの実に10%が電気自動車という、世の中はそんな感じになっています。

電気自動車のNo.1ブランドは、世界的に見るともちろんルノー日産アライアンス。
もはやフルエレクトリックのパイオニアと言える日産リーフ、そしてルノーZoeが欧州市場を牽引します。
また、テスラやBMW iもフルエレクトリックモデルの普及に貢献する役割となっていますし、中国ブランドも国策や環境要因による自国需要増が起因して、かなりのグローバルシェアを伸ばしています。
それに、フルではないPHEVの類を加えたら今や様々なブランドが参入しています。
そんな中で今回ピックアップするのは、オペルの放つフルエレクトリックモデル、アンペラeです。

馴染みのないオペル、そして馴染みのない車種名ではありますが、実はこの春から販売されるモデルは2代目。
初代モデル(=現行型)は日本ではあまり話題になりませんでしたが、実は数年前の欧州カーオブザイヤー受賞車種だったりもします。

オペルと言えばつい先日PSAグループへの身売りが発表されたばかりのブランドですが、現在まではもちろんGMの欧州部門的役割。
だからアンペラeは同じGMグループのシボレーボルトという双子の兄弟を持つクルマなんです。
さて、欧州COTY受賞の初代モデルはリアゲートの伸びやかなセダン風スタイリングだったのに対して、今回の新型はそれとはまるで違う、極めて欧州的なBセグハッチバックとなって登場しました。
電気自動車と言われなければフツーのコンパクトカーというか、何だかホンダフィットのようだぞ!なんて思ってしまいますが、これまでのスタイリングを一変させたというのは、GMが環境対応車の欧州市場を本気で重視し始めたということ、量販性の追求などをちゃんと考えてのことなんだろうと推測されます。
コンパクトになったことによる恩恵は航続距離にも現れているようです。
新型は、これまでのフルエレクトリックカーとは一線を画す驚異の航続距離の持ち主。
その距離は520km、これは他にはないかなりの性能。
(ルノーZoeで400km、i3で300km、リーフで250kmとされています)
アンペラeは環境負荷も経済性も飛躍的に高めている、すごい優等生なんです。

コンパクトなボディスタイルと高いスペックを持って投入されるアンペラe。
ターゲットはエココンシャスの高い若年層のようで、ボディカラーもコマーシャルイメージもかなり若々しい!
日本では縁のないクルマなんだと思いますが、もしやトランプ政権との政治的駆引きの中での自動車貿易構造に変化があったりしたら、シボレーブランドとして日本に積極投入されることもありうるかもですね。
そしてまた欧州において、このクルマを擁したGMの戦略はPSAに受け継がれ、これからの電気自動車市場をどう加速させてゆくのでしょうか。
そんな自動車の未来を創る存在、気になるクルマです。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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