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2017年11月25日 イイね!

ビジオスペースの世界へようこそ!-マイ・カスタマージャーニー2017完結編

ビジオスペースの世界へようこそ!-マイ・カスタマージャーニー2017完結編Bienvenue dans le monde du Visiospace.
大きく開いたフロントウインドウスクリーンに広がる青い空。
これが私の選択した新たな答えでした。

そう、前回まで6回にわたり連載したマイ・カスタマージャーニーの行方は、初代シトロエンC4ピカソを新たなパートナーに迎えることで完結したのです。


さて、今週から始まった新しい(古い?)パートナーへのあれこれについてはまだ始まったばかりなので、今後徒然と書いてみたいと思いますが、ひとまず今回は2017年のクルマ選び完結編として、前回からの決定に至るまでを記録しておきたいと思います。

Episode 10:決意
フランス旅行で影響されたクルマ選びのテーマ"欧州の普段使い"を基本に据え、長いことかけて紆余曲折してきたカスタマージャーニーも、前回いよいよ新旧のシトロエンC4ピカソを体験し、伏兵シエンタとの3つ巴の戦いを決定させる時が来ました。

C4ピカソは新旧共に良さが十分あります。
意外だったのは、旧型(初代というほうがよいのでしょうか)はもう10年前のクルマなのに、目をつぶるほどの古さを感じなかったこと。
だからこそ選択肢になってしまったのです。
一方の現行型はオーソリティ注目のアイシンAW製ミッションという強い味方に、PSA得意のディーゼルエンジンという魅力。
まさに新旧甲乙つけ難し、しかし決めないと前に進みません。

ということで、両者のPros & Consをまとめてみると…

★現行型

★Pros
・Blue HDiがもたらす派手ではないけどじわっと効く低速時のトルク感
・ATの乗りやすさ、シームレスな加速
・まるでドイツ車のような内装の質感
・新世代らしいインパネデザインやモニター
・フラットで広々と見える室内
★Cons
・外観スタイリングの好み
・ディーゼル選択時のコストメリットが低い
・電動化満載なので、もし壊れたらおそらく初代よりメンテナンスコスト増→とDLRで説明受ける

★旧型(初代)

★Pros
・丸みを帯びたスタイリング
・柔らかな雰囲気のインテリアデザイン
・1.6Lターボエンジンが意外と低速トルクがしっかりとあって実用域にストレスなし
(しかもBMWとの共同開発にてミニクーパーSと同じとか言われるとその気になります(笑))
・ふわふわしてるけど踏ん張りもある不思議な乗り心地(これぞシトロエンマジック?!)
・EGSは意外と修理費用が安価(MTベースで構造が単純?)→とDLRで説明受ける
★Cons
・何だかんだ言っても10年前の設計思想と機構、ちょっと古い
・中古車からの選択、故にタマ次第
・EGSのもっさりとした変速タイムラグ感
・パドルシフトのカチッとしない入力感
・イマドキエコカーに比べて燃費の悪さ
・センターメーターディスプレイがカッコ悪い(スピード表示デカすぎ(笑))

*いずれも試乗時のファーストインプレッションです。

と、こんな感じ。
それでも今回初代モデルを選んだのは、今回のクルマ選びの原点回帰、あのフランス旅行で見た、街中に溶け込む普段使いの姿への憧れを実現したかったから。
結局、Episode1に結論を見たのです。

さらには、我が家のNAB(Need-Authority-Budget)に合致しているクルマでもあります。
(燃費に係る経済性のみ未達…)
加えて、状態優先にてクルマを探した結果、正規販売店にて走行距離が少なく、最終年式のモデルを見つけ、これは買いなのではという勢いになってしまったのもあります。
新車と違い中古車は一物一価にて、出会いが肝心。
ひとつ最後まで迷ったのは、私が所望していたボディカラーではなかったということ。
この大人な雰囲気のブルーは、意図していなかったのです。
しかし、低走行距離、車検2年付、整備記録は優秀、正規DLR管理車両、認定"Citroen Select"の整備と保証という至れり尽くせりの好条件に、任意のボディカラーは諦めたのです。

そうそう、オーソリティお気に入りのシエンタはどう打破したのでしょう。
皆さんお気づきかと思いますが、残念ながら私にとってはシエンタという選択肢は鼻からなく、当初からオーソリティをそのフィールドから抜け出させるためにどう口説くかというのがキーでした。
何しろPSAとのアライアンスを担当した欧州駐在の友達からのネガティブ情報のイメージを正攻法で払拭するのは大変なこと。
だから、なんとなく煙にまくのが一番!という大まかな結論に至ったのです。
定量比較になれば敵うわけがないんだから"ま、いっか"という方向に持ち込むのが一番です。
そこで活躍したのがAYGO所有の思い出。

トヨタの欧州専用モデルにてダイハツのエンジン、アイシンのミッションという日本由来の機械を身につけつつ、ママはプジョー&シトロエンというカップリングで生まれたアイゴを所有していることを、彼女は密かに自慢に思っていたのです。
結局、その製品が友人が話す懸念のPSAとのアライアンス成果であることを知りつつも、結局は埋もれることのない"個性"は魅力的なのです。
そういう流れから、"個性的=シエンタ<シトロエン"という感性的な方向でオーソリティの納得を得ることができました。

これが私のクルマ購入のカスタマージャーニー。
フランス旅行の影響が紆余曲折しながらも結論になるという、やっぱり人の気持ちってそうブレないんだなと、自身納得の買物となりました。
このクルマとの生活はこれからが本番。
果たして、フランスで感じた"欧州の普段使い"を楽しめるのでしょうか。
(結局シエンタにすればよかったということには…なりませんよう、ね?)
納車後、とりあえず200kmほど使ってみたら、またいろいろと感じることはありますが、それはまたの機会に書いてみたいと思います。

シトロエンとの生活。
現行型ではなく、ブログに綴るのも今さら感があり気恥ずかしい気持ちもありますが、これからも読んでいただけますよう、よろしくお願いします。

*冒頭に書いた"Bienvenue dans le monde du Visiospace"は、C4ピカソ発売当初の本国カタログにあるリード文。
タイトル写真もカタログから引用しました。

さて、これから"ビジオスペースコンセプト"の世界に踏み入れてみたいと思います。
Posted at 2017/11/25 12:43:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2017年11月22日 イイね!

マイ・カスタマージャーニー2017 #6 ー決断

マイ・カスタマージャーニー2017 #6 ー決断2017年、少しだけ本気のクルマ選びを"カスタマージャーニー"と題して書き綴ってみる第6回目。
フランス旅行で感化された結果、購買のキーワードを"欧州の普段使い"としてクルマ選びをスタートさせ、さらにはクルマに求める条件を"NAB"から紐解いた結果、今回はBMWを離れフランス車に光明を見たものの、やっぱりライフタイムコストバリューが圧倒的なトヨタ(シエンタ)が良いかも…という予想外の方向へと向かう我が家。
このままシエンタをパートナーとして、安心カーライフを送るのもなかなか良いかもしれません。

しかしやっぱり、私が欲しいのは"欧州の普段使い"なんです。
別にトヨタだから躊躇するとかではありません。
だって私は欧州専用車種であるAYGOを所有していたくらいですから。
(アイゴはプジョーシトロエンとの兄弟車を持つチェコ製の共同開発車です)
そもそもシエンタって、TVCMにバイエルンのハメス・ロドリゲス(出演当時はレアル・マドリード所属だったね)を起用して欧州風を醸し出していたけど、残念ながら実は欧州ラインナップ車種じゃないし、マドリードにもミュンヘンにも走っていないのです。
そう、クルマ選びにはドライブフィールとかいろいろ能書きは立ててるけど、最終的には欧州の雰囲気が大事なんですよ、私にとっては。

シエンタにときめくオーソリティを横目に、でも…やっぱー…と独り言をブツブツと言う私。
そして物は試しと、こんなことをしてみたのです。

Episode 8:百聞は一見にしかず
それは雨の週末でした。
どこにも出掛ける予定のなかった我が家にひとつの提案をしてみます。
"ねえ、シトロエンのディーラーに行ってみようよ"
ここはトヨタのDLRとは言わずに、敢えてのチャレンジです。
というのも、#4エピソード5にて挙がったシトロエンC4ピカソは、数少ない好感を得ていたから(品質不安以外)候補車種。
だったら少しは興味関心あるのでは?と見込んでみたのです。
ただし、都心に住む我が家の周囲にはシトロエンのDLRはありません。
っていうか、シトロエンの正規販売網って少なすぎる!
長い間BMW一辺倒だった私からすると、なんだか新鮮なマイナスポイントです。
折角何とか重い腰を上げてくれたオーソリティも、その場所の遠さに怪訝そうな顔をしているではないですか。
そんな表情を気にしつつも、電車とバスを乗り継いで、はじめてのシトロエン販売店を訪問しました。
"C4ピカソを見たいです"と予め電話をすると、担当営業マンは最寄駅までお迎えにきてくれます。
雨の日の店舗は他のお客さんがいなく、私たちは店を独占して商談を始めます。

そもそもフランス旅行で旧型を見て気になっていたこと、あるいは新型のディーゼルが気になっていることなどを話していくと、丁度中古車在庫もあるし、新旧双方のモデルで比較しながら選択していくのはどうか?ということになりました。

そして商談は我がオーソリティからの質問責めへ。
クルマ無関心層ながらも、調べだすととことんやりぬく性格のオーソリティは、なんとこのDLRに来るまでの道中、スマホでC4ピカソの事をあれこれ調べていたのです。
その質問は、例えばこんな感じ。
"現行型のトランスミッションはアイシンAW製ということは安心できるのか?"
"旧型のミッションはどこのメーカーのものか?"
"トランスミッションが壊れたら修理代金が掛かるのはどちら?そしてそのコストは?"
…いかがですか、このクルマ無関心層とは思えない突っ込んだ質問。
それらの質問に担当営業マンはしっかりと答えていただけたのは良かったけど、それにしてもさすが我が家のオーソリティ、ライフタイムコストへの確認は抜け目ありません。
さらにトランスミッション話を起点に、私の懸念であった旧型モデル搭載のEGSのレスポンスについて確認する流れから、新旧の車両を試乗してみることになります。

試乗は街中であまり良いコースとは言えませんでしたが、ポイントであるハンドリング、トランスミッションのレスポンス(特に旧型のEGSは予想通りの動きに懸念)、そして、室内の明るさや使い勝手などは確認できました。
なんといっても今回のように、新旧のモデルを同じ条件で試せるなんてなかなかないので、良い経験になりました。

Episode 9:そして決断
あれこれ体験や商談をしつつ、かなり長い時間をDLRで過ごした私たちは、その場で決断をせずに見積を片手に帰宅します。
フランス車の不安払拭のために半ば強引に訪れたシトロエンだったけど、我が家のオーソリティはその製品の良さに一定の評価(安心)をしているようにも見受けられます。
やはり百聞は一見にしかず、何事も体験です。

しかし。
自宅に戻りクールダウンされたアタマで出された決断は…
"やっぱり、シエンタでいいよ。"

…そんなことで、私わんどらのクルマ選びは、現行型C4ピカソか、あるいは旧モデルかという"欧州の普段使い"コンセプトに一瞬は近づきつつも、シエンタという家族の幸せを選択するか、はたまた振り出しに戻るのか?という局面を迎えました。

ということで、次回は結末を書きたいと思います。

*カスタマージャーニー:
マーケティングの世界では、ひとりの顧客がその商品購買を決定するまでの様々な体験を通じた検討プロセスをこう呼んでいます。
Posted at 2017/11/22 07:44:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2017年11月21日 イイね!

マイ・カスタマージャーニー2017 #5 ー混沌

マイ・カスタマージャーニー2017 #5 ー混沌2017年、少しだけ本気のクルマ選びを"カスタマージャーニー"と題して書き綴ってみる第5回目。
フランス旅行で感化された購買のキーワードを"欧州の普段使い"としてクルマ選びがスタートしたエピソード1から始まり、以降クルマに求めるものを購買の条件を"NAB"から紐解いた結果、我が家のクルマに求めるものがフランス車にあるのでは?という方向が見えてきました。
しかしここで、オーソリティにとってのフランス車という未知の世界に対する様々な懸念が、混沌を招くことになります。

Episode 6:不安
フランス車の品質不安…クルマ無関心層なら誰でも思って当然なのかもしれません。
さらにネットの口コミや評価も加わると、日本車やドイツ車(特にジャーマン3)との相対比較において不安要素はたくさん挙がるのかと思います。
例えば…
・デザインや内装は良いのはわかる。でもエンジンやトランスミッションは壊れるんでしょ?
・ドイツ車よりお買い得な価格レンジだけど、ライフタイムコストを考えると結局修理代で損をする
・下取率が悪い割には車両価格が高い。
これもライフタイムコストの観点から価値が低い
と、クルマ無関心層ならではの視点が盛りだくさんです。
(フランス車乗りの皆さまごめんなさい…)
さらには以下の意見がフランス車を追いやります。
・自身の知人が欧州でPSAと日本メーカーの生産アライアンスを担当したが、PSAの品質の考え方のレベルの低さに驚いていた。
…これは痛い情報。
そりゃ日本メーカーと比較しちゃいけませんって。

そんな流れから、クルマ選びの事態は混沌としてきます。
それは、前述のフランス車への不安から出たオーソリティのこのひとこと。
"欧州車とか言ってないで、日本車でいいじゃん!"

Episode 7:実用性は嗜好を超えるか?
この頃、私もオーソリティも、周囲に"クルマ選びをしている"と公言して話題のひとつにしていました。
するとクルマ好きの周囲は、"このクルマにしなよ"と様々なアドバイスをしてくれます。
そんな周囲のお勧めはこんな感じ。

・トヨタシエンタ
こちらが周囲からのお勧めトップ。
誰もがこの人気車種を口にします。
確かに我が家の(特にオーソリティの)条件に一致する面も多く、パッケージング的には放っておけない存在です。
個人的にはあの外観のヒゲのようなバンパープロテクターのデザインがどうしても受け入れられないのですが。(Autholity★★★)

・ホンダフリード
もしトヨタがお好みでなければホンダは?というスタンス。

TVCMのスタイリッシュな雰囲気も好感増す要因になっています。(Autholity★★)

シエンタもフリードも、この車格感なのに広々空間という優れたパッケージングと、ハイブリッドという国産メーカーならではの経済的メリットは刺さります。

さらにこんなクルマの提案も。
・トヨタエスティマ

箱型のノアヴォク、セレナなどの典型的なミニバンスタイルとは違う"天才タマゴ"パッケージには確かに惹かれます。
この2トーンカラーもかっこいいし、勧められて改めて気づく魅力があります。★★

こんな感じに、周囲のお勧めはトヨタあるいはホンダに終始しました。
そしてこのような"バイラルマーケティング"による評判の確かさに、我が家のオーソリティは、すっかりシエンタ推しへと変身を遂げました。
これまでの受動的だった情報収集も、自らトヨタのホームページにアクセスして見積シミュレーションなど積極的です。
私わんどらの個人ニーズはともかく、オーソリティのニーズと合致する要素が詰まった存在の登場にて、後は試乗してハンコを押せば、ハッピーカーライフの始まりは目前です。
いいクルマですよね、間違いなく。

しかし!
果たして"欧州の普段使い"をコンセプトに掲げたクルマ選びを完結させてしまっていいのか?
自分自身の頭の中で、シエンタを運転している自分のイメージがどうしても湧かなかっただけに、もうちょっと迷ってみたい。
そんなことで、結末に向けた私の最期のあがきが始まります。
それは、100点満点のシエンタよりも、80点の欧州車選択に導くにはどうすればよいのか?
品質、経済性能、ユーティリティ、それら定量価値がほぼ満たされた製品よりも良いと思える価値を示して、欧州車に導くことが私の裏ミッションとなったのです。(そんなんあるのか?)

ということで、続きはまた次回。

*カスタマージャーニー:
マーケティングの世界では、ひとりの顧客がその商品購買を決定するまでの様々な体験を通じた検討プロセスをこう呼んでいます。
Posted at 2017/11/21 07:07:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2017年11月19日 イイね!

マイ・カスタマージャーニー2017 #4 ー抽出

マイ・カスタマージャーニー2017 #4 ー抽出2017年、少しだけ本気のクルマ選びを"カスタマージャーニー"と題して書き綴ってみる第4回目。
フランス旅行で感化された購買のキーワードを"欧州の普段使い"としてクルマ選びがスタートしたエピソード1から始まり、以降クルマに求めるものを購買の条件を"NAB"から紐解くという展開を書きました。
で、これまでのエピソードから、車種を絞り込む上での条件は以下の通り。

Need:
・100%レジャー用
・欧州車に乗りたい
・運転の楽しさを味わいたい
・室内空間が明るい(窓が小さいのはNG)
Authority:
・クルマ好きの私は提案役にて、クルマ無関心層のオーソリティの納得を得ることが必要
Budget:
・全てはライフタイムコストバリュー次第

ということで、単純に"乗りたい"と思えるクルマと現実的なニーズを組み合わせると、徐々にクルマの方向が見えてきました。

Episode 5:我が家に必要なのはスペース
この頃になると、普段から街を走るクルマを見ては、あれは○、あれは×と評価をするようになってきます。
そんな○を集めると、結局これがいいんじゃん?という絞り込みができてきます。
ということで、カタログお取り寄せをして絞り込まれた候補はこちら。

・ルノーカングー
室内スペースといい、お洒落な雰囲気といい、ニーズを満たすなかなか良い選択。
こちらのチョコレート色なんて良いではないですか!

コストパフォーマンスも悪くなく、カタログを見ていると楽しいカーライフを提供してくれそうな気持ちになれます。★★★

・シトロエンC4ピカソ(現行型)
フランス旅行で魅了された先代ではなく、現行モデルが良いのではないかと、カタログを取り寄せてみました。
志向は7人乗りのグランドピカソよりも、5人乗りのトールワゴンっぽいほうが好み。

ディーゼルモデルがあるというのも、私にとってのアドバンテージです。★★★

・BMW2シリーズアクティブツアラー
またはグランツアラーの選択肢は、長年のブランド信仰が導く候補。

こちらもディーゼルがあるのが魅力的。★★

・メルセデスAクラス
アウディA3の"窓の小ささ"という試乗でのマイナス印象が尾を引き、Cセグハッチはトーンダウンしてしまいましたが、私個人の捨てきれない志向で残している候補車種。
ただエピソード2の頃と違うのは、間もなくニューモデル登場のサイクルになりつつあるということが購入意思にブレーキをかけていること。
現行モデルは好きですが、ニューモデルを目前にしてみると、やはり双方見てから決めたいと思ってしまいます。
そういう意味で、BMW1シリーズもAクラス同様にモデルチェンジを控えているだけに選択肢としてタイミング悪く、トーンダウンしてしまっています。★

実はこの候補に絞り込んだ時、家族会議の結果(私からオーソリティへの提案と評価)は明確なものでした。
それは以下の通り。
・カングーは"いかにも自分はお洒落でしょ"という主張を感じるので気恥ずかしい。
・ピカソはパッケージングは良さそう。しかし、フランス車って大丈夫なの?
・2シリーズは、BMWなのにスタイリッシュさを感じない。ここまでしてBMWに拘ることはあるの?とコストパフォーマンスに疑問。
・わんどら志向のCセグハッチは、モデルチェンジタイミングの迷いもあり"今回は"自ら封印。

ということで、少し絞り込まれたような、そうでないような。
評価の悪くないシトロエンC4ピカソは糸口かもしれません。
しかし、クルマ無関心層のオーソリティにとっては、フランス車なんてトラブルメーカーの代表格のイメージ。
さらに、これまでドイツ車は家族で試乗体験など多くしてきたけど、フランス車は体験していないという事に気付いた私。
(シトロエンやルノーを所有していたのははるか昔の単身時代だし)
これはフランス車を試してみないと、と方向を定めてみたのでした。
続きは、また次回!

*カスタマージャーニー:
マーケティングの世界では、ひとりの顧客がその商品購買を決定するまでの様々な体験を通じた検討プロセスをこう呼んでいます。
Posted at 2017/11/19 20:05:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2017年11月18日 イイね!

マイ・カスタマージャーニー2017 #3 ー意思

マイ・カスタマージャーニー2017 #3 ー意思2017年、少しだけ本気のクルマ選びを"カスタマージャーニー"と題して書き綴ってみる第3回目。
初回エピソード1では、フランス旅行で感化された購買のキーワードが"欧州の普段使い"であること、そして前回のエピソード2ではクルマ選びには"ライフタイムコストバリュー"を重視するという条件が揃いました。
しかし、これではまだまだ世の中に数多くあるモデルから絞り込むことはできず、もう少し絞り込む条件が必要です。

ということで今回は、クルマの購入を決定付けるための"NAB"という考え方について、自身のクルマ選びと照らし合わせて紐解きたいと思います。

Episode 3:NABを解く
NAB…聞き慣れない用語かもしれません。
これは、Need-Authority-Budgetの略称で、クルマを購入する際に重視すべき事項を示したもの。
Need:クルマを購入するニーズ
Authority:クルマを購入する上での決裁者
Budget:クルマを購入する予算
海外の自動車セールストレーニングなどではよく活用されるメゾットです。

このNABに沿って私のクルマ選びを紐解いてみると…
Need:
・100%レジャー用で、休日しか乗らない
・ドライバーは私1人
・欧州好き(クルマも、旅行も)
・運転好き(直線を飛ばすよりも、ワインディングを走るほうが好き)
・家族を乗せる、チャイルドシート付ける など
Authority:
・クルマ好きの私が選択したクルマを、パートナーの納得を得る(特に室内ユーティリティと予算について)。
要するにパートナーが決裁権者。
・ちなみに我が家のオーソリティはクルマ無関心層だけど、いざ情報収集するとなるとかなりのやり手。
Budget:
・全てはライフタイムコストバリュー。
例えばさすがに新車のポルシェ911は残念ながら予算的にNGだけど、ある程度バリューに見合えば検討のテーブルに乗る。

ということで、これにより購買決定のプロセスも見えてきました。
要するに私の商品提案がいかにオーソリティのニーズに合致するかということ。

Episode 4:NABを追求する
よく考えてみたら、オーソリティであるパートナーのニーズってよく知らない。
これまで相手のことは、"どうせクルマの事なんかよくわからないんだろうから、何でもいいんだろう"と考えていたけど、車種軸でなくとも、何かしらのニーズはあるに違いないと思います、
そこで、本人に聞いてみると…

オーソリティのNeed:
・とにかくライフタイムコストバリュー至上主義
新車中古車の区別はなく、ブランド価値への対価、車両価格からメンテナンス、ランニングの経済性などが合理的な判断のできるものかという考えに徹底的。
だから、これカッコイイとか、オシャレじゃん的な感性的な選択は通用しない。
どちらかというと私は自身の感性的好みだけでクルマ選びをしているので、このままだと思考が平行線で決裁がおりない…?
ちなみに、Episode 2でピックアップしたアクセラディーゼルは、ガソリン車との価格差の割にはランニングコストに軽油分のバリューが皆無にて、数10万の差額にディーゼルのドライビング価値があるかと疑問視。
であれば今回はアクセラでなくとも…ってことでリストから外れた。
・室内空間が明るい(でもUVカットガラス)
室内が明るい=窓が大きいのが良いらしい。
それって先代シトロエンC3のような感じ?

いや、時折借りるレンタカーのトヨタラクティスが好感あるみたい。
この観点から、Episode 2にて登場したアウディA3が候補から消えた。
試乗の印象として、窓がとても狭く感じたよう。
アウディのコンセプトである、乗員を守る安心感を意識したパッケージングも通用しなかった…。
・見た目
これが一番曖昧。
ちなみに好きなクルマは、アウディA1、シトロエンDS3、スマート(旧型)、BMW X4、メルセデスVクラスなどなど…。

ここから何の共通性を見出せばいいの?

ということで、わんどらのクルマ選びは"欧州の普段使い"を起点に、具体的条件が徐々に見えるようになってきました。
後は自身の感性と、NABに紐付く諸条件が合致するクルマがあるのかどうか次第。
どうやらまだまだまだまだ続きそうです。
続きは、また次回!

*カスタマージャーニー:
マーケティングの世界では、ひとりの顧客がその商品購買を決定するまでの様々な体験を通じた検討プロセスをこう呼んでいます。
Posted at 2017/11/18 00:03:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
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2018/11/26 22:35:36

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