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わんどらのブログ一覧

2018年09月29日 イイね!

新型BMW Z4が気になる!

新型BMW Z4が気になる!来週から始まるパリショーを目前に、各メーカーはこぞって新しいモデルを発表してきています。
BMWからは何と言っても新型3シリーズという世界中が注目する目玉車種が登場するとあり、そちらは後日たっぷりと観察してみたいとは思いますが、今回はこちら、早くも日本でも"First Edition"の発売予約が開始されたZ4をピックアップしたいと思います。

新型Z4、コンセプトモデルは既に昨年の東京モーターショーでも展示されていたこともあり、今となっては正直サプライズ感なきデビューとなった気がします。

あれまだリリースされてなかったっけ?という感覚。
しかし発表されたスタイリングは、ショーモデルとは若干異なり、そのキドニーグリルの迫力や曲線的なボリューム感あるスタイリングに仕上がったことでアグレッシブな雰囲気になり、主要市場であるアメリカでの需要を色濃く出しているような感覚を受けます。
サイズは現行型よりも幅が74mm広がり、全長も85mm伸びたというのも、少しマッシブな印象を与えるのかもしれませんね。

今回日本国内でも"First Edition"として限定予約が始まった上位グレードM40iは、ストレート6+ツインターボというパワーユニットから340hpを放つモンスター。

フラッグシップとしてインパクトあるスペックですが、こんなワイルドスピード的な存在感もアメリカ的です。
パワーと日差しを両方楽しめる、アメリカ西海岸がピッタリな感じ。

そんなパワー志向の新型の進化が気になってしまうのは、実は私、初代Z4(E85)を所有していたことがあるから。

自身が所有していたのは2.5Lストレート6のモデルでした。
決してパワフルとは言えないけれど、必要十分すぎる力強さが手に入るし、コンパクトな車体にクイックなハンドリング、それからオープンにしてワインディングを走ると、とても良いエンジン(&エギゾースト)サウンドが得られる、素晴らしいクルマでした。
そして、プレスラインが効いたシャープなスタイリングも好きでした。

オープンスポーツカーに求められる最大の要素って、爽快感なのかと思います。

その爽快感を得るために必要なのはパワーか、ハンドリングか、はたまた快適性か…志向はそれぞれかと思いますが、小さなパワーでもトルクを引き出しながらコーナリングを楽しむことができた初代を体感した私わんどらにとって、新型が売りとする340hpは少しオーバースペックなような気がします。
もちろんカタログ数値上のスペックだけで楽しさを語ることはできませんが、個人的には量販グレードとなる4気筒ツインターボモデル(M20i/M30i)のほうが、気負いなくオープンモータリングを楽しめる感じがします。

もうひとつ、新型Z4を語る上で欠かせない話題が、まだ見ぬ新型トヨタスープラの存在。
共同開発とは言うものの、基本部分については実はほぼBMW主導にて作られたと言われているだけに、両車がどれだけ似ているのか、あるいはどんな風に味付けを変えているのか興味があります。
素人が思うに、屋根のついたぶん剛性の高いスープラのほうが、340hp(なのか不明ですが)のハイパワーを生かせる気がしますし、旧来からのワイルドスピード常連マシンとしてよりアメリカ的な存在となることを想像します。

新型Z4の発売は来年春となるとのこと。
欧州と日本がほぼ同時に発売されるなんて、その開発・生産力が素晴らしいし、それだけ日本市場は期待されているのでしょうね。
個人的にオープン2シーターを選択するライフスタイルとは縁遠くなってしまったけれど、そんなパートナーとたまには山に繰り出したいと思う、気になるクルマです。
Posted at 2018/09/29 12:17:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW
2018年09月18日 イイね!

美しき、フツーのオールドタイマー #10 ルノー19

美しき、フツーのオールドタイマー #10 ルノー19ちょっと古いけど、ちょっと気になっていたクルマをあえてピックアップしてみるこのシリーズ。
これまではBMW5シリーズ(E28)、アウディ100(C3)、プジョー505、ローバー800、シトロエンBX、ルノー21、日産プリメーラ、サーブ900、アルファロメオ145と、今見てもいいなあと思えるわんどら的素敵なクルマたちをチョイスしてきました。
今回の記念すべき第10弾は、ルノー19をピックアップしてみます。

ルノー19、カタカナ読みするとディズヌフ。
僕がフランス語で25まで数字が読めるようになったのはまさにルノーのおかげという(笑)、そんなきっかけとなったのがこのディズヌフなんだと記憶します。
日本ではあまり馴染みのないままラグナやメガーヌの世代へと移行していった、最後の数字表記車種だったような記憶もあります。
好きだったのが3ドアハッチの16Vモデル。
当時、JAXでは正規輸入はされていないと思い込んでいた僕は、インポーターがフランスモータースに変わる時、"ルノー19 16V登場予定"という新聞広告を見て心ときめいたことを覚えています(多分、私自身が運転免許も持っていない、単なるクルマ好きの頃かもしれませんのであやふやですが)。
後になり知った事ですが、結局待てど暮らせど正規輸入はされず終いだったんですよね。
16Vモデル、少しだけバンパーやサイドスカートあたりがスポーティな出で立ちでカッコいい!と感じていました。
また、当時BTCC(British Touring Car Championship)に超ハマっていた僕は、ツーリングカーの名手アランメニュが乗るルノー19に、なんてカッコいいんだ!と感じていました。

そんなこともスポーティグレードへの憧れの一因だったんだと思います。

そんなディズヌフですが、直線基調のデザインを改めて見てみると…。
フロントから、



リアから、



なんと、シトロエンZXにそっくりではないですか!
これはお互い前期型のデザインの比較になるのですが、3ドア、5ドア共にリア席ウインドウのデザイン差くらいであとは同じように見えます。
(登場はディズヌフのほうが先なので、ZXが模倣したのか?)
なるほど、私はディズヌフのようなデザインが好きだからこそ、ZXを選択してしまったのだねと、自分自身のことながら当時の嗜好に納得してしまうのです。

そんな、妙に親しみのある感のするディズヌフ。
フランスを旅すると今でも時折見かけることができるくらい、市民生活に溶け込んだスタンダードファミリーカーは、いま日本で殆ど現存していない?希少性あるクルマなんだと思います。
だからこそ、お会いすることができたあかつきには、改めてじっくりと見てみたいと思う、気になるクルマです。
2018年09月13日 イイね!

カローラツーリングスポーツが気になる!

カローラツーリングスポーツが気になる!開催までひと月を切ったパリモーターショー。
今年の個人的目玉は何と言っても次世代BMW3シリーズの登場で、今メディアは盛んにその最終テストのスクープを披露しては期待感を煽っていますね。
そのほかにも、先にブログに書いたプジョー508ブレークやアウディA1、それにシトロエンC5エアクロス、DS3クロスバック、メルセデスBクラスなどもデビューするとのことで、これからのニュースが楽しみだっりもします。
そんな中、今日ピックアップするのはパリデビューの期待作、カローラツーリングスポーツです。

初夏に国内販売を遂げた新型カローラスポーツ。
今回からグローバルサイズがそのまま国内導入され、イメージが一新された作りは、敢えてこれまでの"コモディティ"を切り捨て、トヨタがやりたいことをグローバルメジャーに込めた感がある、トヨタの割に久々褒めてあげたくなる(上から目線失礼!)商品だと感じ、とても興味を抱きます。
日本国内市場はあくまでもセダン待ちの実態なのかも知れませんが、受注計画の4倍!なんて"量の追求"はもういいから、このハッチバックは、法人向けに白い廉価版をバンバン捌いていくのではなく、ちゃんと好きな人に乗って欲しいと思ったりします(まあそれができないのがトヨタがコモディティであるカッコ悪いところなんだけど…)。

さて、そんな日本でスタートしたばかりのブランドリニューアルの最中、欧州では早くも戦略モデル第2弾の登場となりました。
"ツーリングスポーツ"という名、欧州では現行型オーリスツーリングスポーツ(欧州専用のワゴンモデルの名称)を受け継ぐことより、そのような名称でのデビューとなるようです。
日本ではたぶん"フィールダー"なんでしょうね。

先に登場したハッチバックもジュネーブショーでのデビュー(当初はオーリスの名で発表されるも、その後欧州でもグローバル共通のカローラに統一と発表)、そしてこのワゴンも欧州でのワールドプレミアというのは、地域の市場性を反映した展開として、トヨタが欧州Cセグ市場にリマーケティングして臨むという意気込みを感じます。
(ということは、セダンの発表は来年冬あたりのアメリカでのモーターショーなんでしょうね)
本来はこれまでのオーリスがそれを担うはずだったのでしょうけど、なかなかうまく行かないのがアウェイでの戦い。
欧州でのトヨタはどこぞの映画みたいに、第2弾がうまく行かない。オーリスもヤリスも初代はそこそこ行けたのに、2世代目から徐々にその受容度が落ちてゆく。
さらにはこれまでディーゼル王国だった欧州でのHVの地位はイマイチで、ディーゼルが苦手なトヨタはそれがディスアドバンテージにもなったのかと想像します。
現行型オーリスツーリングスポーツも、見た目はスポーティで素敵なクルマだったと思うんですけどね。

そういう意味では今度こそ、ゴルフやアストラ、フォーカスにメガーヌ、308といった並居るライバルたちと渡り合える存在として、欧州市民に受け入れられるといいと思います。

個人的にもこのワゴンモデルは当初からの期待していたもの。
何と言っても荷室の確保は自身の今のライフスタイルに必須です。
それに、スタイリングも伸びやかになった分シャープさやスポーティさが増したようにも見受けられます。
実にかっこよくて好みです。

機能や機関は先行のハッチバックと同様にて(欧州では2種類のHVが選択可能)、TSSやコネクテッドなどの先進技術盛りだくさんで贅沢な仕様になっているんだと思います。

さて、日本デビューはいつなんでしょう。
早くディテールを知り触れてみたいと思える、登場が楽しみな気になるクルマです。
2018年09月10日 イイね!

サマーカタログギフトタイム Vol.3

サマーカタログギフトタイム Vol.3ある夏の日、自宅のトランクルームを整理したら、あらあら出てくる魅惑のカタログに惹かれ、ノスタルジックな気分に浸る…。
まるでギフトのような時間を過ごしたことから銘打った文法無視のタイトルでの連載もラストです。
第1弾は日本メイク編、そして第2弾は欧州車編として、アルファロメオ145&155、フィアットブラビッシモにバルケッタ、MG F、BMW Z3、ローバーミニ、初代フォードフォーカス、オペルアストラF&ヴィータ、そしてBMW318tiコンパクトと、盛りだくさんにピックアップしました。
まだまだ出てくる今回はフランス車編として、そのクルマへの超個人的な思いを添えて披露してみます。

まずはこちら、シトロエンC6です。

横づかいの黒い厚手の紙にはニスが引かれていて、見た目からシックで上品な雰囲気を醸し出しています。
モデルは少しずつレトロフューチャーなスタイリングになりつつありますが、この独創性あふれる存在感は、今やフラッグシップを失ってしまったシトロエンブランドに必要な輝きを持っているような気がします。
このカタログは今はなき横浜港北エリアのディーラーでもらったもの。
そもそもはDS5の試乗商談に行ったときに入手したと記憶します(おそらくの記憶)。
そこのDLRマンに"BMW乗ってるお客さんは結局買わないんだよね"とか吐き捨てられた、余計な記憶を思い出してしまいます(普通そんなこと言いますかね?絶対この系列店では買わないと心に誓い、今に至る)。
うーむ、あまり良い思い出ではないですね…。
ただ、そんな苦い商談後でも果敢に"C6のカタログください"と言ったのは、C6の素晴らしきスタイリングを、何かの形で手元に記録したいと思ったから。
実際にこうして手に取ると、あの時貰って良かったと満足感を得ます。

次はそのC6時代前後のラインナップを並べてみました。

C1、C2、C4、C5のものです(あれC3が見当たらない…)
C1のカタログはフランスで入手したもの。
所有していたトヨタアイゴとは外観以外全て同じな兄弟車なだけに、懐かしさが広がります。
他にも、初のセンソドライフ体験でそのギクシャク感に閉口したC2や、WRCマシンとしても活躍した、リアハイデッキスタイルがカッコいいC4クーペは個人的印象の濃いモデルで、今でも欲しいと思えるクルマです。

さらにシトロエンを続けます。
Saxo, Xsara, Xantiaと"X"のつくネーミング時代のラインナップから、エグザンティア&シャンソンのカタログです。

このXを強調したカリグラフィー風車種名ロゴがカッコ良くて印象的。
それぞれのキャラクターを表現したカタログデザインはなかなか興味深く、エグザンティアはカーマガジン表紙などでお馴染みのBow.さんのイラストを使ったりとお洒落な雰囲気があります。
また、サクソを名乗れなかった時代のシャンソンは、こんなにカジュアルなイメージで良いの?と思えるほどシトロエンらしくない誌面で、前述のエグザンティア含め"シトロエン=パリの街角が似合うお洒落クルマ"というイメージ戦略が現れてるなぁと考察されます。

さて、お次はルノーから、5(サンク)からルーテシアへの変遷を数冊ピックアップしてみました。

シュペールサンクは自身が所有していたクルマ。
いまだに好印象の個人的名車なだけに、このJAX時代のカタログは宝物です。
廉価版からターボまで多彩なラインナップに一つずつページを割いているのですが、やはり好きなのは"バカラ"グレード。
茶色やゴールドの上品な専用色にレザーを多用した内装などの仕立ては、今どきのこのサイズのコンパクトカーには決してない贅沢さなのではないでしょうか。
また、現行型へと続くルーテシアのカタログもいくつか発見(これまた初代が欠けているのですが…)。
個人的には第2世代が好き。
つい先日まで身内がフェーズ1の16vモデルを保有していた(なんと新車からずっと)こともあり、親しみのあるモデルなんです。

さて、シトロエン、ルノーときたらプジョーへと行きたいところですが、なんと写メ忘れ…。
トランクルームには主に206/306以降の車種カタログがかなり多彩に保管されていたのですが…。
プジョーって日本におけるフレンチブランドの中ではメジャーな存在だけに、個人的には206世代程度だと古さ、懐かしさを感じないんです。
そんな中で発見した素敵カタログは、406クーペのもの。

このクルマのスタイリングは今見ても美しすぎる!
それに、タン色がこれまた美しい、贅沢な厚手の皮シートを擁する内装がこれまた良くて、ラグジュアリーな雰囲気は今も褪せてない気がします。

さて、今回発見のカタログたちのラストは、シトロエンZXです。

自身のブログでは時折ひょこっと登場する、思い出深い元所有車種。
当時の商談は横浜のユーノス店と世田谷の西武自販を天秤にしていたので、そのどちらかで貰ったものだと記憶します。
このカタログ、改めて見るとひとつ意味不明なコピーが。
この写真のページは、自身が所有していたZXシュペール1.9iを紹介しているのですが、左上にある車種名に添えて"RED DEVIL"の文字が。
赤い悪魔?イングランドの名門マンチェスターユナイテッドはそんな愛称だったりもしますが、ZXにそんなコピーつけますかね…。
本国仕様のグレード名でもないし、確かにスポーティな内外装とよく回るエンジンでしたが、"悪魔"ってほどじゃあないし…。
なんだかミスマッチなフレーズだなぁと思ってしまいました。

合わせて見つけたのが、シトロエンチューナーとして有名なドイツのムスケティアのカタログ。
丸目4灯へ換装したフルエアロ、マフラーは4本出しと、ドイツ車ドレスアップに負けない押し出しを感じさせます。
僕自身、所有するZXはムスケティアのローダウンサスに替えていました。
当時はユーノス加古川というシトロエンカスタマイズに長けたディーラーかつ専門ショップがあり、ムスケティアの日本総本山だったと記憶します。
さらには全国いくつかのユーノスDLRは、その聖地加古川と提携していて、パーツを取り寄せて装着してくれていたのです。
今となっては正規DLRがチューナーパーツを取扱うなんて考えにくい感じかもですが、トヨタ販売店がTRDパーツを扱うような感覚だったのかもしれませんね。

という事で、トランクルームで夢中になって読み漁ってしまった、少し古いクルマのカタログたち。
次開くのはいつの日かわからないけど、開く度に、何度でも楽しむ時間を与えてくれそうな存在です。
2018年09月06日 イイね!

サマーカタログギフトタイム Vol.2

サマーカタログギフトタイム Vol.2ある夏の日、自宅のトランクルームを整理したら、あらあら出てくる魅惑のカタログが。
少し古い、好きなクルマのカタログを見ながらノスタルジックな気分に浸る…。
まるでギフトのような時間を過ごしたことから銘打った文法無視のタイトル、第1弾は日本メイク編として、トヨタ初代ヤリス、日産マイクラC+C、日産スカイラインGT-R(R32)、そして欧州向けトヨタカローラG6をピックアップしました。
まだまだ出てくる第2弾は欧州車編として、そのクルマへの超個人的な思いを添えて披露してみます。

ランダムにまずはこちら。

アルファロメオ145&155です。
現行型のジュリア&ジュリエッタもグラマラスでいいけど、この角ばった時代のモデルが、僕にとってはアルファのイメージをいまだに牽引しています。
Cセグハッチの145は当時購入候補だったりしたし(結果BMWをチョイスしたけど)、
DTMやBTCCでチャンピオンとなったツーリングカーがそのままロードゴーイングカーとなったような迫力がある155は、残念ながらハンドルを握るチャンスはなかったけど、街で見る度に"カッコいいなぁ"と憧れを抱いた記憶があります。

お次もイタリアからの迷車、フィアットブラビッシモです。

欧州ではブラーボという名で販売されていた、量販Cセグハッチ、本国ではそれなりのヒット商品となったようですが、日本では全く売れなかった。
もちろん当時のインポーターは、今で言うチンクェチェントのようなアイコンを持たずに、販売網も少なく細々とこだわり派のユーザーに販売をしていただけでした。
それに、"イタリア車は壊れる"なんていうイメージが定説でしたしね。
(合わせて、フランス車も言われてましたね)
そんな不遇の時代の製品だけに、日本では極めてマイナーな存在であったと記憶します。
ただ私個人にとっては、この頃一時期ロンドンに滞在していた頃に、時折このクルマ(正確にはノッチバック版のブラーバ)を借りては郊外をドライブしていたという楽しい思い出があるだけに、悪くない印象を持っているクルマだったりもします。

さてお次はこちら。

上記に同じくフィアットから発売されていた、ライトウェイトスポーツカーのイタリア代表バルケッタ、そして英国代表のMG F、さらにドイツ代表のBMW Z3を3種重ねてみました。
マツダが火をつけたロードスターブームから生まれた各国のオープン2シーターは、当時どれがナンバーワンかなどと、Tipoなどの雑誌でしょっちゅう特集されていましたね。
(当時の僕はTipoを創刊号から愛読する"エンスー"だった)
個人的にはどれも甲乙つけ難いと、いつも答えのないままカタログを眺めていたこと思い出します。
(まさか自身がその後、BMW Z4を所有するとは当時は全く予想しなかった)
改めてこの3車種のカタログを見ると、どれも爽快な走りが楽しめ、かつお洒落な雰囲気を感じ、好感が持てます。

さらに続きます。
MG Fが出てきたところで、英国車+エンスーと言えばのクラシックミニです。

カタログはインジェクション仕様になった晩年のローバーミニのもの。
私のブログでは既に何度か書いているように、実は私は元ミニマニア。
自身、1965年製のモーリスから、80年代のオースチンローバーまで通算3台のミニを所有しただけに、クラシックミニの事はハマりにハマったタイプなんです。
(今回のトランクルームの整理対象ではありませんが、当時のグッズや出版物も漁ると多いはず)
ミニを降りる時、"もうこのクルマには満足し尽くした"と思ったのですが、こうして改めてカタログを見ると、もう一度乗りたい気持ちが湧き上がってしまいました。

英国車と言えば、次はこちら。

フォードフォーカスMk.1です。
欧州カーオブザイヤーを獲得して、欧州各国で販売台数トップを君臨し続けた21世紀のニュースタンダード、このクルマもかなり好きでした。
日本フォードが導入する際にあったフォーカス広告コンテストに入賞した個人的な思い出も好印象の記憶を刻みます。
カタログは英国版のもの。
当時のWRCを席巻したレーシングカーと市販車を重ね合わせたページ展開はイメージがよく、若々しく洗練されたデザインを強調しています。

続けて、今となっては懐かしいオペルから、アストラFとヴィータのカタログ。

オペルのモデルたちも、常に頭の片隅にあるような気になる存在でした。
ヤナセが本格的にディーラー網を整備したことにより、それまでの輸入車がVWかBMW、あるいはメルセデスだらけというイメージに一石を投じた貢献度は大きかったと感じます。
個人的にはこのアストラF(アストラ初代モデル)の3ドアハッチ、GSi 16vが好きだったのですが、こちらのカタログにあるキャラバンもかなり好きな存在でした。

そういえば、前述のフォードも、このオペルも今は日本にいないブランドなんですよね…。

さて、vol.2のラストは、BMW318tiコンパクトです。

E36型の派生モデルとして、BMWがCセグ市場に参入した、今の1シリーズの先祖です。
これは自身が所有した所縁の深いモデル。
ベースは先代E21のものであっても、スタイリッシュなデザインと、FR駆動を貫いたパッケージングは素晴らしかった。
しかも前期型は"コンパクト"なんてつけた製品名にしてしまうところもかわいらしくて好感持てました。
自身のクルマ遍歴の中でも思い出深い1台は、カタログをめくる度に懐かしさが込み上げてきます。

ということで第2弾の欧州車編はここまで。
次回はラストの第3弾、フランス車編を書いてみます。
まだまだトランクルームでの発見は尽きないようです。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
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【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
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シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
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