
長かった今年のゴールデンウィーク、なんて話しを今更言うのも遅すぎますが、いざ普段の日が始まり5日も経つと、やれ令和だの、やれ10連休だの言っていたこともとうの昔の気がしてきて、メディアのロイヤルファミリーの取扱もいつの間にか英国のほうに向いている有様です。
そんな中、久々の私わんどらブログは久々の更新にて新シリーズ"クルマ一期一会"を不定期に始めてみたいと思います。
自身のブログは、主に自身のクルマと、気になるクルマの数々(それは新型モデルを中心とした"気になる!"シリーズだったり、LCVだったり、オールドタイマーだったり)を書き綴るものでしたが、実はもっと言いたい些細なクルマの話があったりします。
そのひとつが、普段見かけた興味深いクルマのこと。
ブログ1本分はないけど、2,3行くらいで"あの街でこんなクルマ見たよ!"と言いたいこともあるのです。
そこで、"その出会いはまさに一期一会⁈"というテーマの元、最近街で見かけた興味深いクルマをピックアップしたいと思います。
初回は、連休中の話しを振り返すのも恐縮ながらも、今年の"スーパーゴールデンウィーク"に見かけたクルマたち。
では、いってみましょう!
*珍しいクルマも多く、見かけた個体そのものの写真は個人特定になってしまう可能性あるので、写真はオフィシャルなものから引用します。
まずはこちら、タイトル写真に上げた韓国メイクのキアから、コンパクトカー・リオです。
見つけたのは都心自宅近くの駐車場。
なんの変哲も無いコインパーキングに止まっていたのを見つけた瞬間は"何故ここに?"と驚き思わず写メを撮ってしまいました。
よく見ると、クルマのナンバープレートは、ある北関東圏地域のもの。
察するに自動車メーカーの研究車両に社員の方が乗ってお出かけした?というのかなと想像します。
地味で日本の景色に溶け込んでいるけど、スポーティなかっこよさもあるクルマです。
次に見たのはこちら、フォードトランジットコネクトです。

こちらは千葉の京葉道路を走行中に並走するクルマを見つけたもの。
クルマ好きでなければ珍しさに気付かずに見過ごしてしまうだろうクルマですが、日本から離れて久しいフォードのマークにフォーカス顔はLCV好きの私にはたまりません!
並行輸入でこんなチョイスをするセンスには敬服です。
続けて、トールワゴン系で目を奪われたのはこちらのルノーグランカングー。

こちらは都内目黒界隈ですれ違ったもの。
並行輸入として何台も導入されているし、フランス旅行時もよく見かけたクルマではあるけど、ロングになっただけで存在感倍増し、とってもインパクトあります。
久々こんなクルマも見ました。

フィアットバルケッタです。
イマドキは広島製フィアット124のほうがエンスーなのかもしれませんが、こちらのオープンスポーツはオシャレ感もあり見逃せません。
第三京浜を飛ばし過ぎずに快走する姿を目で追ってしまいました。
もうひとつの久々イタリアンは、こちらのアウトビアンキA112アバルトです。

黒塗りボンネットの似合うクルマベスト3(?)に入るだろうコンパクトは、まさに70年代ラテンホットハッチの代表格
横浜新道で見かけた赤いクルマ、ひと目見ただけでは単なる昔の小型車ですけど、かつて所有したクラシックミニ同様、この手の1L/OHVエンジンを思い切り回しながらドライブするのって楽しそうです。
さてもう少し続けて、趣を変えてみると、こんなクルマにも出会いました。

初代フェアレディZです。
こちらも黒ボンネットの似合うクルマのひとつ。
都心四谷界隈でチラ見したZはまさにオレンジボディ×黒ボンネットの仕様でした。
グレードは読み取れなかったのですが、KPGC10型スカイラインGT-R譲りのソレックスサウンドなんか聞けたらワクワクするだらうなと、じっくり触れたかった存在です。
日産からはもう一台のお宝を。
都心代々木界隈にて発見した赤黒ツートンのこちらはR30型スカイラインです。

まさに西武警察(古くて恐縮ながら…)の出で立ちは子供の頃の憧れそのもの。
見かけたクルマはホイールなどノーマルでの維持されている様子でなかなかカッコ良かったです。
このスーパーゴールデンウィークでの一期一会、最後のおまけは"グラチャン族"のクルマたち。
C10型ハコスカ、C110型ケンメリなどの名車系から、71型マークII3兄弟、430セドグロ、初代ソアラのハイソ系などなど、70〜80年代のグラチャンレースからスピンオフしたヤンキー定番車種が隊列組んで東名高速を走行する姿は圧巻!
(イメージ先行の暴走行為は一切なく皆さん安全遵守)

残念ながらオフィシャル写真なんてないのでその雄姿は共有できませんが(代わりにミニカーが販売されているようなのでそちらのオフィシャル写真を拝借)、特別な趣味性によって生まれたシャコタンブギなモディファイは興味深く、なんだか見ていて興奮してしまいました。
さすがに竹槍的な無茶な改造は影を潜めていましたが(あれは展示用?)、自身の志向からは考えられないアイデアは見応えありますね…。
いやー、よくあの車高に鬼ネガキャンで走るなぁ…と。
ということで、おまけこそゴールデンウィークならではの"鯉のぼり集会"的な一期一会でしたが、レアな並行輸入車からヤン車まで、クルマの歴史が100年以上ある中で、沢山のモデルが生まれ、人々のそれぞれの志向によって活用され、また愛されているんだなぁと感じます。
ブログ新企画、いかがでしたでしょうか?
またいつか第2弾にて、街を歩き、ドライブしながら見つけた気になるクルマを集めて書き綴ってみたいと思います。