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わんどらのブログ一覧

2020年10月10日 イイね!

トヨタカローラツーリングを試してみたら

トヨタカローラツーリングを試してみたら年初に"試したいのが試しドキ2020"という、昨年は殆ど試乗体験できなかったからこそ今年はいろいろ試してみたいというクルマたちをピックアップしたブログを書きました。
その後新型コロナウィルスによる思わぬ行動抑制があったりと予想外のことありましたが、あの時書いた試したいクルマはいくつか試すことができて、まあまあの有言実行振りを発揮できています。
そんな、年初に試したいと書いた1台に、トヨタヤリスがあります。
まだ試してないの?と、若干旬を過ぎてしまった感がありますが、街中でよく見かけるようになった新型ヤリスたちを見ながら、次の休みこそ試しに行こうと心に決めて過ごしていたのでした。

そんなある日、ついにその日が。
別用がある家族と離れてひとりの時間ができた時、よしヤリスだと思い、区内のネッツトヨタのDLRを訪れたのでした。
時はヤリスクロスの店発の時期(あのリコール騒ぎとなったランタンを配っていた時期です)、トヨタのDLRはさすがに沢山のお客さんで賑わっていました。
予約もなしに訪れた私は、対応いただいたセールスに"ヤリスに乗りたい"とリクエストします。
するとセールス氏は"あ〜すみません、今日ヤリスは展示も試乗車もないんですよ〜"。
え?ネッツなのにヤリスがない?わざわざネッツ店を選んできたのにそんなことあるかいな!と意外すぎる回答に閉口していると、"今日は隣のカローラ店に貸し出していて…"ということ。
そう東京のトヨタは殆どのDLRが"トヨタモビリティ東京"として統一され全車種取扱となったために、クルマの貸し出し合いをしているとのことなんです。
トヨタのお店で全車種扱いとなると、確かにさすがに 全車種の試乗車を個店ごとに用意するわけにはいかないだろうし、まあそりゃわかるんだけど、ヤリスってネッツ店の看板車種じゃなかったっけ?
…などと言ってるのはこのブログを読んでいただくようなクルマ趣味層だけで、殆どの生活者はトヨタのチャネルがどうで、車種がどうでなんて事は気にせずにトヨタの看板目指して来店するんだから、急に来てネッツなのにヤリスがないなんて嘆くのは古い人(あるいは濃い人)なのかもしれません。
セールス氏は続けます。
"カローラツーリングならありますよ"
あ、そう…ネッツ店でカローラを紹介されるというイマドキの時代に戸惑いつつも、では、試したいです!と今回の試乗体験となりました。

前置きは長くなりましたが、カローラツーリングは、年初に書いたブログの試乗したいリストにあったクルマ。
2019年に試せなかったクルマとして、キャリーオーバーしていただけに、今回はちょうど良い機会です。
そもそも今回のカローラは、欧州にてカローラツーリングスポーツとしてデビューしたワゴンモデルを見て、これはカッコいい!とかなり前のめりになっていたクルマです。

実際に国内導入されたモデルは、その欧州仕様よりひとまわり小さい国内専用サイズでの登場となったのですが(なぜそうしたのか不明…)、見た目はそっくりだし良いよねと、とりあえずルックス的な合格点からずっと試してみたかったクルマでした。

駐車場に案内されると、マイピカソの隣にスタンバイしていただいた黒いワゴンは精悍な雰囲気です。

個人的にはこの黒ずくめのカラーは選ばないなぁ…と思いつつ全体を眺めると、好みのスタイリングではありつつも少しこじんまりとした雰囲気があります。
Cピラー以降の伸びやかさがプジョー308SWやルノーメガーヌエステートなどよりも短く(海外モデルのリサイズ版だから?)感じられ、荷室の存在感を消しているように見受けられます。
これもカローラならではのデザインの妙とは言えますが、シェイプされた荷室は、やはり大容量とはいかない様子が伺えます。

乗り込むと、最近のトヨタデザインのトレンドでもある、中央にタブレット型の突き出たディスプレイオーディオがドンと目立つインパネが目につきます。

このあたりはカローラスポーツ(こちらはグローバルサイズのハッチバック)で経験済みですが、やっぱり目立ちますな…と気になるところ。

さて、走り出してみるとします。
試乗車は定番のHVモデル。
普及型とは言え、個人的にはいうほどトヨタHVを体験している訳ではないので、その進化し熟成されたHVモデルはどんな感じなのかを得る良い体験機会となりました。
アクセルをソロソロ…と踏み出して進路を定めつつ、車道に出るため一時停止をするのにブレーキを踏むと、あ、カックン…体が前に振られてしまうような操作をしてしまいました。
"ブレーキは強めなので注意してくださいね(苦笑)"と同乗セールス氏に言われて感じたのは、カローラスポーツのそのブレーキフィールとはまた違う感覚で戸惑うなぁ…というもの。
なんだろう、このツーリングのブレーキの踏みしろはとてもストロークが深く、それ自体は自身の好みなのですが、その踏みしろに制動力はなく、深く踏み込むといきなりスイッチが入ったようにカクン!と効くのです(効きは良い)。
このスカスカのストロークにまた慣れずに、右足が学習するのに時間を要する始末。
踏みしろ浅めのムニュっとした効き方(=どちらかというとトヨタHVモデルはその傾向あるとイメージを持っていた)も好きじゃないけど、好みのストローク深めでもスカスカも感覚掴むまではそのさじ加減にふくらはぎが筋肉痛になりそうになってしまいそうです(笑)
そんなブレーキに閉口しながらもドライブしてみると、走りやすさは流石のトヨタ、実用域でのトルク感も申し分なく、フツーの道をフツーにドライブするならこれは良いクルマなんだと思います。
たぶん友達みんなでセッションしながら楽しく海峡ドライブするなんて菅田将暉くんのような気分で走れちゃうんでしょうね!
(あのTVCM、とっても楽しそうではあるのですが、後席の狭さを主張してやいないか?と思ってしまうのですが、いかがでしょう)
しかし気になったのはハンドリング。
走行中の操舵感は重めでそこは良いのですか、何が電子制御感が強く出過ぎていてゲーム機みたいに感じてしまいました。
車庫入れ時など低速域で急に軽くなったパワーステアリングは、ハンドルを回し切ると急に"ガツン"という音を立ててストッパーにぶつかる、あの感触はとっても気持ち悪い…。

このツーリングは間もなく早くも仕様変更を予定しているんだとか。
まさかのボディサイズを欧州仕様同様に拡大?とか、今春限定販売された2Lガソリン車のカタログ化?(よく走ると好評価のエンジンを搭載したらしい)など、その変更内容はわかりませんが、魅力的な付加価値をつけて進化していく事を期待しちゃいます。

さてご購入か?と言えば、そうともいかないこれまた決定打に欠けるものがあります。
あんなに欧州版カローラツーリングスポーツが良い感じ!と騒いだくせに、実際に国内仕様を目の当たりにすると、イマイチ触手が動きません。
ただ、代替候補であることはリストから消さないようにしておきたいなという、"控え"のポジショニング。
そんな事を顔に出してしまったのか、セールス氏もこちらのクルマをあまり勧めてきません。
そしてこう切り出します。
お客さんにはヤリスクロスのほうが合ってますよ。
展示車を見ると、確かになかなか良さげではないですか。

フランスにあるトヨタのデザイン拠点EDスクエアで生まれたそのスタイリングは悪くない。
Bセグながら少し大きなサイズ感はカローラよりも使い勝手の良い荷室を持っています。
だいぶプラスティッキーな内装ではありますが、頭上の余裕は室内に広さをもたらしていてファミリーカーとして上出来。
うん、確かに良いかも。
試乗車はまだ用意されていないという事でまたいつかの機会に乗ってみることにしつつ、気になる存在がまたひとつ増えたのでした。

帰宅後、家族にカタログを見せてみます。
妻は仕事で使った事のあるカローラは嫌だと言い、ヤリスクロスは顔が嫌と言います。
そして、とんでもない事を言い出しました。
"トヨタだったらランドクルーザープラドにしようよ"
え、そっち?全く範疇になかったモデルの登場に戸惑う私。
しかし、プラドは見る度に好感を抱いていた数少ない本格SUVでもあったので、そんな選択もいいかも…なんて思い始めたりして、気持ちが揺れ動き出してしまいました。
果たして我が家のクルマ選びはどの方向を見出すのでしょうか…。
Posted at 2020/10/10 07:57:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗、テストドライブ | 日記
2020年10月07日 イイね!

BMW2シリーズグランクーペを試してみたら

BMW2シリーズグランクーペを試してみたらBMWは私にとっていつまでも親しみを感じさせてくれる存在。
それは元オーナーとして、通算8台のBMWを乗り継いできた親近感や誇りみたいなものがまだ体のどこかに染み付いているのかもしれません。
最近の新たなデザインフィロソフィーにあるあの縦に大きなキドニーグリルはどうもいただけないけれど、クルマが感じさせてくれる愉しさなどはやっぱりイイねと思わせてくれるものがあり、それはこのコンパクトからもしっかりと感じたのです。
そう今回は、BMW2シリーズグランクーペを試してみました。

兼ねてから気になっていたBMWのコンパクトなファミリーカー、2シリーズグランクーペ。
1シリーズだとサイズ的に少し物足りないかな(特に荷室)…と生活での使用イメージを想像しながら、こちらのグランクーペであればきっとジャストサイズなのではと期待を持っての初現車確認です。
スマホで見るWeb広告や、メールマガジン程度でしか前情報を持っていないので、今回まじまじと見るのは初めてのことなのですが、単に1シリーズの後ろ半分をクーペ風にしただけでしょ、と思っていたのとは結構異なり、フロントセクションもグランクーペならではのオリジナリティが溢れたデザインとなっていたのですね。
並べて比べてみると一目瞭然、低いシャープなボンネットの流れや、キドニーグリルの大きさ感はグランクーペをスタイリッシュに魅せるポイントになっています。

そしてリアセクション、期待の荷室の広さや使い勝手ですが、グランクーペはハッチではない!という衝撃の事実(調べりゃすぐにわかることでしょ…でもWebカタログには書いてないし…)にて、この狭い開口部にはちょっとガッカリ…。
イメージは完全に兄貴分の4シリーズグランクーペのような、大きく開くハッチゲートを想像していたので、このセダンスタイルの開口部は1シリーズよりもかえって使い勝手が悪そうです。
ボディサイズの分、奥行きはありそうなんですけどね。
今の自分の荷室への合格基準は、ベビーカー1台と大きなリモア1個が入る(出し入れしやすい)を想定しているので、この開口だと"入るけどボディにぶつけてしまいそう"と想定します。

さらには、後席ドアの開口部も1シリーズより狭い。
これは薄々気付いていた事だけど、リアドアは小さく、トランクルームと合わせて、これはイマイチと感じてしまいました。
いやクーペって言うんだからそれも織り込み済みであるべきなんですけどね、どうやら私には4シリーズグランクーペやプジョー508というDセグ5ドアハッチのイメージが固定化してしまっているようです。
そっか、ハッチじゃないんだね…なんて少し残念な気分にもなりましたが、それでも待ち焦がれたジャストサイズのBMWということで、ドライブさせていただくことに。

試乗モデルは218dというディーゼルモデル。
かつてBMW Japanは"偶数のモデルにはスポーティなイメージを売りにしたいからディーゼルは導入しない"と言っていましたが、あれから時代も変わり、この2シリーズをファミリーカーとして位置付け、実用的なバリューをラインナップに加えたということなんでしょうか。
実は今回DLRを訪れたのは、このディーゼルがお目当てでして…TVCMを観て行動してみたのです。

実際に体験したのは218dのMスポーツ。
もし所有するならばこれというまさにサンプルです。
最近のBMW Japanは特にMスポーツ重視の商品構成と打ち出しを行なっているということで、一時期は複数のグレードがあったものを徐々に廃止し、一応"399万円から"(例)とかいう買いやすさイメージ戦略のための何にも付いてない廉価モデルは残しつつ、実売はMスポーツでという販売戦略になっているんだとか。
そういうのに"やっぱMスポーツがカッコいいよね"などと思う私のような消費者が見事に乗せられてしまうのですが(笑)、見た目中心の装備さえ志向あれば、Mスポーツモデルはなかなかのお買い得なのではないかと思うのです(BMWの純正用品、あるいはアフターマーケットって高価だし…)。
そんな加飾重視で重くなり、曲がりにくいタイヤを履いたカッコ良いMスポディーゼルに乗り込むと、出てくるんです私の中のBMWアドレナリンが。
いや楽しい、そう感覚的に素直に思えるのは、さすがのブランドと、贔屓目とは知りつつ感じてしまうのです。
"静かになりました"と言うけど、以前所有していた320dとあまり変わってないように思われるガラガラとしたディーゼル音は、320dよりも静粛性が高まったような気がする室内ではほぼ気にならなく、純粋に低速からの太いトルクの恩恵をアクセレーションに感じることができます。
最近は電気自動車ばかりに乗っていたし、今時はガソリンエンジンでも低回転域での太いトルクバンドを得ることができるクルマがトレンドだけに、ではディーゼルの良さは何かとイマイチ説明しにくい(時代的にも)のですが、今のマイピカソにて旧世代のパワートレーンに付き合っている(まあ不満はエンジンよりもむしろトランスミッションにありますが…)立場からは、ディーゼル(+8速AT)なんて断然贅沢で魅惑の存在なのです。
そういう意味では、ベルランゴだって贅沢なんですけどね(笑)

さてこのコンパクトなクルマはそのディーゼルのもたらす好みのトルクを武器にフツーの道のコーナリングを気持ちよくクリアしてくれます。
立ち上がりにFFっぽさを感じないと言われたらそれはちょっと違うかなと思うような挙動差あれど、実用域に今やFFだのFRだのはあまり影響なく、BMWのFFモデルは特にその辺をよく考えているんだろうと思えるスムーズさを感じさせてくれます(サーキットでのテストドライブ経験のある知人曰く、クローズドで限界走行するとBMWとは言えやはりアンダーステアは免れずと教えてくれましたが、フツーじゃ影響ないし)。
ということで、つまらない試乗コースを走るだけでなく、山や高速やへ連れ出してみたいと感じる走りの魅力を感じさせてくれる、このあたりはさすがBMWという、クルマの持つポテンシャルと、私が20年来の付き合いから得たBMWとの感性の一致を感じさせてくれるものがありました。

試乗してみて分かったのは、やっぱり私わんどらはBMWが好きと言うこと(笑)
多分、"そこそこ"であってもいいクルマと言わせるように働いているのです、きっと。
おそらくこれが他のブランドであれば、走りはいいけどパッケージが今のライフスタイルに合わないとか言いそうな気もしますが、今回の2シリーズグランクーペはそう言い難い、切り捨てるには勿体ない感性的一致があると感じました(言い換えると、単なる慣れ?)。
まあ結論的には、だったら間もなくモデルチェンジを迎えるだけに現行型がお買い得?という4シリーズグランクーペでいいじゃんという、

いつしか書いた結論にやはり行きついてしまうのですが(F36なら中古車という選択肢もあるし)、クルマ選びの結論は一旦先送りにして、今回の好印象面を大事にしていきたいと思える、良い体験となりました。

そうそう、2シリーズと言えば、あのハッチバックモデルアクティブツアラーが来年にはフルモデルチェンジとなると言います。
次期型はグランツアラーとの2本立てではなく、MPV風ハッチバック1車種に統合されての発売になるとか。
もしかしたらそれが本命?と、まだ見ぬモデルに思いを馳せてしまうのでした。
Posted at 2020/10/07 08:47:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗、テストドライブ | 日記

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「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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