
先日、自身所有3年目の法定点検を受けたマイピカソ。
特に悪いところもなく定番の点検とオイル交換をして若干はリフレッシュとなったのでしょうか、クルマは快調そのものです。
そんな早いもので、C4ピカソに乗り出して3年が経過しました。
マイピカソとの生活は、実用品としての活躍はもちろん、ドライブすることの楽しさを享受させてくれていて、このモデルを選んだことの満足感は3年経っても褪せない気がします。
この1年はまさかの移動制限という世の中の状況に翻弄され、思い通りのレジャー用途はできなかったことはありますが、その状況下での自動車の有効性を改めて体感した時期であった気もします。
来年こそは、今年予定していた北東北へのドライブ旅行や、欧州ドライブ旅行を実現させたいものです。
限られた中での、その行動範囲を振り返ると…。
自身の住む東京都心は各所うろちょろしつつ、コロナ禍においては神奈川にある実家との往来が最も多いドライブとなりました。
さらにコロナ前の事も含め放射状に軌跡を辿ると、南の房総方面には足を向ける機会なく(八千代市あたりまでに留まる)、東は圏央道にて茨城牛久のシルバニアパーク(子供大好き)、北行きは常磐道でいわき市のスパリゾートハワイアンズまで、関越道方面へは埼玉県飯能市のムーミンパーク、川越散策など。
針路を西に向けて中央道方面は全く踏み入れず、そして東名&東海道は西伊豆へと訪れたのが西端となります。
例年ながら基本は首都圏1都3県からなかなか出ることなかったことになりますが、これも前述の通りコロナの状況において仕方なかった事なんだと思います。
本来なら、自身のルーツでもある青森県弘前市をゴールに北東北ドライブしたかったし、フレンチブルーミーティングきっかけの長野方面にも行きたかったな。
さて、そんな感じにまだまだ乗りたいピカソとの3年の付き合いですが、乗り続けてみてのマルとバツはこんな感じ。
2年前に書いた"マイピカソに1年乗ってみて"にて評価した印象と比較して書いてみると…。
(以下のマルバツ上段は2年前の印象、下段は今の印象です。比較してみると…)
○見飽きない素晴らしいデザイン
→今も変わらず!
○3年経っても見飽きません。
これがまた手放せない理由の大きなひとつです。
×装着ホイールRoskildeのデザインが好みでない(ので定番の純正18インチAtacamaまたは社外品に変えたい)
→未だやっぱり変えたいけど、もう諦めた
△1年前の車検継続時までは18インチ化を模索していましたが、今はもう諦めました。というのも、見た目の満足は大事(自分にとっては)ながらも、そのコストパフォーマンスが経年と共に見合わなくなっているように感じたからです。
1年前に替えたプライマシー4はまだまだフレッシュの域だし、もしかしたら次の車検(1年後)に向けて誘惑に勝てなかった(=他車代替)場合もあると思うと、投資の意味が実益と乖離しているような気がしています。
まあ何かチャンスあればやってみたいですが、プライオリティは低くなりました。
それよりもちゃんと走ってくれるメンテナンスに資金をプールしつつ、用品ならドラレコ欲しいかなぁ…。
○ルーミーな室内に慣れると他には行けない
→やはり良い!
○このバリューは永遠ですね。
最近気づいたのですが、ピカソって外観に比べて着座位置がさほど高い訳ではないんですよね。
私のクルマは特にムスケティアローダウンキットで通常より3,4cm下がっているからかも知れませんが、アイポイントは隣を走るワゴンタイプのクルマと大差なく感じます。
座高は低いが車体高は高い、イコール頭上空間が広いということを享受できるということで、フロントガラスやガラスルーフからの光を受けて、開放感あふれる居心地の良さを感じています。
次回は普通のワゴンなど(言い方がわからない)にしたいとも思いますが、やはりMPVは居心地良く、日本のファミリーがミニバン好きな理由がわかる気がします。
△EGSのタイムラグは気にならなくなったけどATがよかった。
→これは2年前の印象と全くかわりません…。
△もちろんEGSの特徴は受容してますが、機構が古すぎる。
やっぱり8速ATの時代ですよ…。
○シフトダウンを使いこなす
→必要な時の手段、あるいは遊び相手!
×エンジンブレーキ多用派の私としては、任意シフトダウンさせての減速が好み。
しかし2年前に起きたシフトダウン時のエンジンストールトラブルによるシフト機能故障の疑い(シフトアクチュエータ:修理費見積16万円…)がかかって以来、故障を恐れて活用しなくなって久しい状況。
それでも、先日ひとりの時間ができた時に箱根ドライブをした際は、思い切って任意シフトチェンジをフル活用してワインディングを攻めてみました。
家族の同乗もないし、故障してもいいや!とピカソのポテンシャルを引き出す(自分のドライビングの範囲ですが…)走りを試してみたら、EGSは小気味良くパドルに反応し、また特徴を発見できたのでした。
△個人的に長く共にしたBMWのエッセンスを感じるエンジンレスポンスは大満足(イメージ含む)。
→特徴に慣れてしまい何も思わず。
○購入時1年間でいろいろトラブルあるも、2,3年と経過する中では大きなトラブルなく快調です。
(今夏、ターボ過給の管が外れるというトラブルあれど、その後は快調)
Powered by BMW(気分的に)はもうすっかり慣れたレスポンスを体感させてくれますが、最近のクルマを試乗する中、トルクフルなクルマに出会う事が多く、マイピカソの古さを感じてきております。
× ロールとは違う変な揺れが気になる…路面に吸い付く感がイマイチに感じて仕方ありません。特に不意なおつり的横揺れが…。
→ムスケティアサスペンション換装による改善は良き選択と満足感継続
○ローダウンサスなんてピカソの特徴を殺すなんてことは全くなく、ピカソのフワフワな感覚は残しながらも、コーナリングの接地感かピシッと決まるのは素晴らしい効果にて安心してドライブできます。
但し、ワインディングにて下り鋭角コーナーをクリアする時などフワッと縦横に揺れる感覚が怖くて攻められない、このあたりはやはりMPVなんだなぁと感じております。
まあ、箱根を走り込むクルマでないことは十分承知の上ですが…。
(箱根での走り込み体験はまた後日書いてみたいと思います。モーターランドII(かつて放映していたテレビ番組)で日下部さんが快走していた芦ノ湖スカイラインのコースを頑張って走りたくなっちゃうんですよね…安全運転第一です)
△高速走行時のステアリングのブレ
→1XXkm/h以上での走行時の現象か未だ解消せず
△何だろ、まだ解消しないんですよね…。
あ、先日の入庫時にホイルバランスかアライメント調整(と言ってもピカソは一部しか調整できない機構とか)してもらうの忘れた…。
×ホイールが汚れやすいので低ダストのパッドに換装したい
→換えてません…
△今回の法点にてチェックするも今回は交換必要なしとのことで替えるタイミングがありません。
DLRは低ダストのサードパーティ製品は薦めてくれず、むしろPSA推奨のジェネリックパーツEuroreparを勧められておりますが、如何に?
ということで、所有3年にもなるとその素性は理解を深めつつ、走りや使い方の面にてあれこれ感じながらパートナーシップを深めている感じです。
こうしてまだまだ好きな面が多いので手放し難いと感じる一方、既に10年以上前の設計にて、個体は8年前に世に生まれたものと、だいぶ旧式の雰囲気も出つつあるのも事実。
特に衝撃を受けたのは、新型プジョー208の1.2Lエンジン車に試乗した時のエンジンのレスポンスやフィーリングの良さを体感した時、ああ、マイピカソはもう何世代も前のクルマになってしまったと時代の変化を感じたのでした。
世の中は様々な気になるクルマで溢れているけど、まだまだこのクルマに飽きずにいるのは、やはりフランスで見たあの時の憧れを手にしているという動機があるから。
4年目の付き合いは果たしてどうなるのでしょう…また機会あれば書いてみたいと思います。