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わんどらのブログ一覧

2021年07月16日 イイね!

[番外編]Tokyo 2020を歩いてみたら

[番外編]Tokyo 2020を歩いてみたら
いよいよ東京五輪が1週間後に始まりますね。
その開催是非などは未だあちこちで議論がなされていますが、個人的な思考、意見はここではひとまず置いておくとしても、事実としては来週の金曜にはこの世界一の祭典が粛々と(あるいは盛大に)始まるのだと思います。
私の周りには何故か五輪を楽しみにしている人がおらず、特に盛り上がるわけでもなくシレッと普段通りに暮らしているので、そんな様子がイコール世間の縮図かどうかはわかりませんが、いざ始まってみたら、やれ水泳だの、陸上リレーだの、バスケ、サッカー、野球、柔道、バドミントン、テニス、卓球…世界の、そして日本人が活躍のチャンスがある競技は目白押しな訳で、純粋にスポーツ競技が好きな人々が振り向くような熱戦には期待できるのかもしれません。

さて先週あたりから私の住む地域にも徐々に五輪の雰囲気を感じつつあります。
今日はたまたま国立競技場近辺にて所用があったこともあり、競技場周辺を歩いてみたので、今回は番外編として、開会直前の"クルマにちなんだ"街の様子をスナップしたいと思います。

まず、先週あたりからゾロゾロと道を走るようになってきたのが観光バスの行列です。
あれ無観客(東京は)なのに観光バス?と思ったら、それらは全て選手関係者を乗せた移動手段です。
バスの前後には小さな識別シールが貼ってあって、これらは全て関係者が乗るクルマとのこと。

(車体の割には小さくて地味)
首都圏のバスだけでは足らずに全国のバス会社からかき集めたと言われていますように、ナンバープレートは様々な地名がはいっていますね。

全国からの応援と言えば交通整理や警備などを担う警察官たち。


国立競技場周辺の道路封鎖の誘導や検問などには、多くの東京以外の警察車両が見られます。
全国から出張応援されるのは大変ですね…。

東京五輪期間中の道路は、競技施設周辺が通行止めになったり、関係車両専用になったりします。


いつも通ってるから…という道も"あれ、進入禁止なんだ…"なんて迂回を強いられることもありますし(今日がそうでした)、ピンクのマーキングがされた"専用レーン"なんてのがあったりと(これがまた見難い…しかももうひと月以上前に施工したせいか、既に薄く擦れているし…笑)、周辺道路をいつものように使うわけにはいかなそうです。
ちなみに我が家から一本出た幹線道路もその選手移動バスルートらしく、大会が始まったら規制とかありそうな…。

あと、写真を撮れなかったのですが、会場周辺には運営スタッフなどの輸送用のトヨタノア(と兄弟たち?)がたくさん行き来しています。
こちらは最大のスポンサー、トヨタが用意したオフィシャルカーなのでしょう。
白い車体に東京2020イメージの赤、ピンク、ゴールドのラインが描かれ、なかなかセンスあるカラーリングです。

さて、パラリンピックも含めてこれから約ひと月半の間、僕らの最も近くで開催されることが未だ信じ難く最も遠い存在になっている真夏の祭典。
しかしお膝元を歩いてみると、ああやっぱり東京五輪は本物なんだ…というふうにグッと現実感が湧いてきます。
さて始まってみたらどうなっていくのか、スポーツだけでなく、地域のクルマを取り巻くあれこれ含めて注目してみたいと思います。


2021年07月15日 イイね!

プジョー308SW IIIが気になる!

プジョー308SW IIIが気になる!今年のプジョーは日本での販売がうなぎのぼりなんだそうですね。
牽引するのは208/e-208、そして2008系のコンパクトモデルなんだそう。
同グループのシトロエンも歴代1位の販売記録を更新しつづけているということで(こちらはベルランゴが売れ筋)、PSAJブランドは新型車効果と電動化で日本におけるフランス車の地位向上(?)に高く貢献しているようです。
今年になりプジョーもシトロエンもマス広告が増えており、それは木村新社長の方針でもあると言われています。
(木村さん、個人的には実は別メーカー時代にお世話になった方でして、勝手に親近感湧いております)
シトロエンなんかラジオのスポンサーになって、欧州同様のジングル(サウンドロゴ)が流れたりと、聴くたびにちょっと嬉しくなったりします。
と、話はそれてしまいましたが、そんな勢いあるプジョーに拍車をかけることになるだろうモデルに、新型308がありますね。
欧州では販売が開始されはじめ、ここ日本にも投入が待たれるモデルでもありますが、欧州では早くもSWの発表がありました。

写真を見た瞬間、おー、カッコいい!と感じてしまった私わんどら。
ロー&ワイドなルックスは他のCセグワゴンにはない迫力があります。
508SW譲りのプロポーションは小さくなっても見事なまでにスポーティな雰囲気を醸し出しつつ、ハッチバックモデルよりも270mmも長くストレッチされた荷室部分は、スタイリング安定感を与えると共に、プジョー歴代のブレーク同様のしっかりとスペースを保ったカーゴルームを持った実用性も感じられます。
私自身、プジョーのワゴンと言えば古くは504ブレーク、505ブレーク、あるいは405ブレークなどの"四角いワゴンスペース"が好きなのです。
(なかなか表現が乏しくてスミマセン…あのリアゲートが切り立った感じのデザイン、わかりますか?)
流石にイマドキSWにあの切り立ったリアゲートは似合わないかとは思いますが、それでも今回もキープされた"斜めすぎない"ハッチには、ああやっぱりプジョーらしい!と感じさせるものがあります。
今回の新型308の場合、そのバカンスエクスプレス感は残しつつも、かつ四隅のフェンダーの立体感の効果にてスポーティな雰囲気をしっかりと与えているのだから素敵すぎると感じてしまうのです。
そしてストレッチされたボディは荷室部分の実用性だけでなく、リア席の居住性にもゆとりを与えているとのこと。
55mmもホイールベースが伸びたことはハッチ比にて走りへの影響はあるのでしょうけど、リア席の広さは129mmの膝スペースという驚異の余裕を生み出しているんだとか。
これってすごいファミリーオリエンテッドですよね。
その他にも、ハッチ同様のPHEVの設定や、i-Connectインフォテイメントシステムの装備(イマドキのプジョーって"Ok Peugeot"っていう自然言語HPAが付いているのですね!)などの最新かつ電動化された要素もしっかりと備えているのは、"Stellantis EV Day"イベントでも示されたこれからの方向性に対する先陣を切る存在なんだと改めて感じたのであります。

エンブレムも変わったしね。
ところで、そのPHEVというシステムの見方が私今更ながら変わりつつあります…。
これまで、電気充電して約50km走行可能なんて意味あるのか?という思いを何度かブログに書き留めたことがあると記憶します。
これは家に充電器を持つ方々のための仕組みで、私たち賃貸マンション住まいには残念ながら縁遠いものかと…。
しかし、BEVにその思いを抱くならまだしも、PHEVだったら充電器を持たない賃貸マンション暮らしにも通用する使い方ができるのでは?なんて少しずつ見方が変わってきているのです。
(このあたりは別の機会にもうちょっと書いてみたいと思います)
そうなるとVWのe-TSIやらこのプジョーのPHEVモデルやら沢山の新たな選択肢が生まれます。
であれば、この新型ワゴンはもしかしたらとっても私にあっているのでは?なんてグッと引き寄せてみたりして。

スタイル良し、スペース良し、パワーユニット良し、コネクテッド良し、ADAS良し…これ以上何を望めば?という基本性能と嗜好へのマッチングを感じた新型308SW、日本での導入は未発表ながらも確実にお目にかかる機会は訪れる訳で、その日を楽しみにしたいと思う、超気になるクルマです。
2021年07月13日 イイね!

BMW4シリーズグランクーペ(G26)が気になる!

BMW4シリーズグランクーペ(G26)が気になる!大きく縦に開いたキドニーグリル、だいぶこの顔にも見慣れた感が出てきた今日この頃。
予定通りのラインナップ拡充により登場した4シリーズグランクーペは、先行するクーペ同様その新定番のフェイスをつけて登場しました。
最近のBMWはワールドプレミアと殆どタイムラグなく日本でも発表がなされ、また予約活動が始まるというスピード展開がされているので、既にWeb上ではラインナップ選択ができるようになっているのですが、何となく話題性に欠けるのは、やはり電動車iXが国内導入されたニュースのほうが大きいからでしょうか。

先代(F36型)グランクーペがとても好きで、未だに実は代替候補のひとつとなっている私個人的にこの新型の発表はとっても気になるところ。
なんといっても外観デザインが期待通りのスタイリッシュな雰囲気を感じさせてくれます。
先代よりも厚みが増したボディパネルは6ライトウィンドウとのバランスが良く、シブリング車3シリーズセダンよりも柔らかく、クーペよりも落ち着いて見えるのが好感持てます。
冒頭に書いた通り徐々に見慣れてきた縦に大きなフロントグリルも、特にMスポーツのバンパーやサイドの大きなエアインテークと相性良く嫌味ないバランスが取れていて迫力があります。
ただこれに日本の四角いナンバープレートがくっつくと若干バランスが悪そうだな…と思ったりはするのですが、実際はどうなんでしょうか(未だ導入済みのクーペもでるでの先例を見ていないので…)。

さてグランクーペのポイントはなんと言ってもハッチバックスタイルであること。
先代モデルの大きく開くハッチは、ベビーカーなどを載せる事が多い自身のライフスタイルには最適な仕様だと感じています。
で、今回の新型はどうなんだろうとリリースを見ると、大きく開くハッチバックは健在。
"当たり前じゃんグランクーペだし"と思うなかれ。
既販売車である2シリーズグランクーペは、クーペスタイルを持ちつつもリアはフツーのトランクという、折角ストレッチしたリアセクションも少々勿体ない仕様になっていることもあり、まさか今回の上位車種もまさかのトランク仕様?と疑っていたのです。


ということで、ハッチバックスタイルであることに安心?すると共に、俄然新型モデルに興味を持ってしまいました。
だって、F36型4シリーズグランクーペは次期代替候補のひとつだから。
自身のライフスタイルを考慮するとやはりMPV系がいいんだろうなと想定はしつつも、心のどこかには"背の低いクルマに乗りたい"という想いがあり、グランクーペはそれを満たす理想のひとつだったのです。

しかもF30型3シリーズを所有していた私にとってはこの旧モデルは使い勝手知ったるもの。
良し悪しをひと通り理解しているつもりです。
もし次の代替にMPV系を選ばなければ…と、この手の"5ドアハッチバック"モデルを虎視眈々と狙う中で現れた新型グランクーペは、従来モデルを志向していた私にとって、ちょっと注目の存在へと躍り出てきた感があります。

既に国内導入は発表済みにてWebでも充実の告知がなされていますが、ラインナップはM440i、430i M Sport、420iの3つの展開になっています。
自分的には420iにMスポが欲しいなとか、ディーゼルモデルを入れて欲しいなとか(iXなど電動化が進む昨今において今更感ありますが…)、いろいろ個別のニーズはありますが、まずは導入を機会にじっくりと乗って、そしてリアハッチをしっかり開けて試したいと思う、気になるクルマです。

7/16追記
本日BMWJより各DLRに商品概要が展開されたようです。
それによると、ラインナップはM440iの他は、420i、420i Msp、420d(X-drive)、同Mspとのこと。
価格は旧モデル据え置きにて、ガソリン車は2021年11月、ディーゼル車は2022年春とのことでした。
Posted at 2021/07/13 14:38:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW
2021年07月06日 イイね!

新型レクサスNXが気になる!

新型レクサスNXが気になる!何故かこのブランドを厳し目に見てしまう私がレクサスの事をプログにするのはこれが3度目。
初めて書いたのはスーパースポーツLCを体験した時のこと。
その時は、レクサスは"アメリカ向けの大きな車体を自由にデザインするのが似合う"という意見を書いた記憶があります。
そして2回目に書いたのは昨年のISがフェイスリフトを遂げた時。
これまではDセグメント以下のコンパクトモデルをデザインさせるとどうしても無理してエッジを作ろうとした余計な造形が多いと感じていましたが、このフェイスリフトモデルは上手くまとめてきたなぁ…と感じたものでした。
そして今回の新型NXの登場。
RXにせよUXにせよ、これまでもSUVについてはデザインに世界観を感じると思っていましたが、今回の新型車は素晴らしくデザインがまとまっていて、素直にカッコいい!と思えるものがあると、6月の土曜日にオンライン発信されたワールドプレミアをランチタイムに眺めつつ感じたのでした。

私自身、レクサスのSUVのハンドルを握りドライブ体験したことがあるのはもう10年以上も前、2代目RXにハイブリッドが搭載された時にロサンゼルスで試乗した事があるくらい。
(あとは最近、知人の現行型RXの助手席で送迎いただいたくらいですね)
なので、レクサスSUVをしっかりと体験した事は殆どない中でその進化をしっかりと語るのはちょっと難しいのですが、少なくとも今回のNXの内外装デザインは"いいじゃん"と思わせてくれる魅力があります。
普遍的なスピンドルグリルからいくつかの線で前傾プロポーションを作り出しているエッジーなスタイリングは、よーくみると現行型とあまりかわらない全体感なのに、こちらの新しいほうはよりシャープなアウトラインを描いたおかげでキレよくスポーティな雰囲気があります。
最近、私わんどら的にはこういう段構成で立体感あるフロント周りが好みになってることもあり(例えば、欧州でフェイスリフトされたシトロエンC3エアクロスのフロント周りとか)、この新型NXの造形も贔屓目に見てしまっているのかもしれませんが…。
まあこれならQ3スポーツバックにもX3にも少なくとも存在感だけは見劣りしないのではないでしょうか。
パワトレ関連もPHEVの選択肢が増え、その他もちろんイマドキのADAS各種は充実そのもの。
このあたりは堅実なトヨタだけに放っておいても間違いない気がしますし、"新しいものはレクサスから"という開発ポリシーがこちらにも適用されているなら、より新しくて安心安全な体験が享受できるんだろうと思います。


さて今回のワールドプレミアを観ていて注目発言と感じたのが、"次世代レクサスの第1弾モデルです"ということ。
開発やマーケティング部門の出演者達は盛んにその言葉を繰り出しますが、果たして何が"次世代"なのかよくわかりません。
で、Webを見ると…次世代とは、"カーボンニュートラル社会の実現と、お客様のニーズやライフスタイルに寄り添うクルマ作り"と書いてあります。
なんだその抽象的な表現は。
これって20年以上前にトヨタが"21世紀に間に合いました"との名コビーで登場したプリウスにも当てはまるし、いや他メイクにだって充分通用する…うーむ、言葉遊び的な裏にある本当のレクサスの新世代観が伝わらないなですよね。
で、改めてそれを理解しようとこのワールドプレミアを観ると、やっぱりイマイチ何が次世代かわからない。
ひとつわかったのは、ブランドを語るにも技術を語るにもやたら横文字が多くてよく理解できない(あるいは理解しようとしてもついていけない)のです。
一昔前のハイブランドがやたら難しい言葉を並べて特別感を主張していた時代のままにレクサスは消費者を未だに"煙に包んで"スペシャリティを感じさせるという…これはカッコ悪い!
ひとつ比較するならば、その後、先日実施されたメルセデスCクラスのオンライン発表会を観たのですが、こちらのプレゼンはわかりやすかった!
国内向けの発表とワールドプレミアのスケールは違うといえど、メルセデス日本の商品企画担当者のプレゼンは使う人にわかりやすい言葉で特徴を伝えてくれ、全くプレミアムブランドの特別感はないけど、商品の良さがしっかりと受け止められたのでした。

まあ、レクサスの"次世代"が電動化とカッコいいデザインと安心安全の機能のカタマリで、要はそれが新型NXとしてカタチになりましたという事だとしたら、それをもっとシンプルに伝えてくれれば良いんだよ〜とトヨタのマーケターにお伝えしたくなります。
だって、肝心の製品は想像以上の素敵さを私たちに感じさせてくれそうだし、シンプルにカッコいいし。
実際の今秋発売時にまずは触れてみたい、試してみたいと思うのであります。
ただもうひとつ苦言を言うなら、レクサスのDLRってお客さんを選んでる感が露骨なんですよね…。
BMWに乗っていた頃はコンタクトすると即レスポンスあったのに、シトロエンに乗り換えてからはコンタクトしても音沙汰ないことばかり。
まあこれも販売戦略的にはわかるんですけど、ちょっとイラッとするというか、こうしてレクサスのモデルがいいなぁと感じていても、ジャーマン3以外まともに相手にしてくれない露骨な応対であればこちらから願い下げだもんね!とレクサスを素通りしてしまうのです。
(そんなことであんなに褒めたフェイスリフト版ISも、未だ体験機会を得られず…)
まあそんなことで、レクサスの"次世代"には広く生活者に寄り添う心を持って欲しいと思うのであります…。

あ、最後はNXの話じゃなくなってしまいましたね…笑
2021年07月04日 イイね!

クルマ一期一会 #13 -2021 Nostalgic Japanese Collection

クルマ一期一会 #13 -2021 Nostalgic Japanese Collection普段暮らしをしていると、街でふと見かけたクルマが気になって目で追いかけてしまうことがあります。
そんな"その出会いはまさに一期一会⁈"というテーマの元、最近街で見かけた興味深いクルマをピックアップするシリーズ。
第13回目はこの春に目線に留まった古き良き時代の日本車たち。
昭和から平成の入口にくらいにかけて活躍した私たちの住む国で生まれ育ったクルマたちを中心に集めてみます。
当時からスペシャルなものもあれば、あの頃はフツー過ぎて見向きもしなかったモデルまで、今は流石に出会う機会も少なくなってきたけれど、今も大事に誰かの足になっているクルマをピックアップしました。
それではいってみましょう!
(今回は大まかな時代別に並べてみます)

まずはタイトル写真のこちら、いすゞ117クーペです。
何だか70年代のイタリア車のような流麗なスタイリングはそれもそのはずジウジアーロの作ということで、改めて出会ってみてもデザインだけは古さを感じない"美しさ"を感じます。
調べると1968年に発売され、驚くことに1981年まで生産されていたんだとか。
靖国神社付近て見た個体は疾走感ある元気な走りを見せてくれていました。

日産フェアレディZ(S30型)

東新宿界隈で信号待ちをしていたら隣のレーンに並んで止まった茶色い鼻の長いスポーツカー、初代Zが。
いやこちらは記憶で勝手に増幅させられていたサイズよりもかなり小さいですが迫力があります。
見つけた瞬間、お!と思いディテールを探りましたが、長い時間の中で多彩な改造車があるが故に、そのGノーズを付けた個体が果たして本物の240ZGだったのかどうかはわかりませんが、特徴的なオーバーフェンダーと共に雰囲気はカッコいいものがありました。

日産スカイライン(C110型)

スカイラインは2台ピックアップしてみます。
まずは日産のお膝元湘南平塚で見たのはC110型です。
まあ、そんな型式で言うよりも通称"ケンメリ"と言ったほうが理解度が早いですよね。
こちらのクーペも前述のサンマルZに負けないくらいに流麗でカッコいい。
日産の工場界隈を走るシルバーのケンメリはあの"レースに出なかった唯一のGT-R"の見た目にて、まさかの本物であれば、販売台数195台と言う激レアで大変貴重な出会いとなりますが、近くでディテールを監察できたわけでもないので、真相はわかりません。
しかしそれがGT-Rであろうがなかろうが、この流麗なクーペスタイルは今のクルマに真似できない大胆さがある気がします。

日産スカイライン(C210型)

前述のケンメリスカイラインの次のモデルをこれまた神奈川県の中央林間付近で見つけました。
これまたカッコいいスタイルで懐かしい!
発見した個体はちょいワル風の改造がなされているようでしたが、それもまた当時っぽくていい感じでした。
しかもこのモデルって、初期の西武警察で渡哲也さんが乗っていたクルマでしたよね、懐かしい!
ケンメリそしてこの次の世代(R30型)という名車の間にあるモデルは愛好家も少なくなっているのではと想像でき、ゆっくりと目前を通り抜けてゆく"ジャパン"をありがたく拝見したのでした。

さて80年代はワゴン2連発といきましょう。
日産セドリックワゴン(Y30型)

オトーサンの愛車、タクシー、あるいはヤンチャな方々の愛用モデルと、当時は人気車種だったY30セドリック&グロリア。
セダンはコンサバ、ハードトップは優雅さという、今考えると贅沢なバリエーションだったなぁと思い出されます。
そんなバリエーションのひとつ、このワゴンはとってもお洒落な雰囲気があります。
当時流行りの木目サイドパネルを装着したモデルは、屋根にサーフボードなどを載っけたカリフォルニアスタイルがとっても似合うツアラーです。
(そういや日産からはサニーカリフォルニアというワゴンモデルもありましたね)
中目黒で見たモデルは果たしてセドリックかグロリアか(当時はフロントグリル意匠の違いなど覚えていたけど、今は忘れました…)わかりませんが、伸びやかで直線基調のスタイリングはワゴンとしてのユーティリティも高そうで魅力的です。

トヨタマークIIワゴン

前述のセド/グロワゴンと同じく角ばったスタイリングを持つこちらのワゴンも、私わんどらの興味を誘う存在です。
この時代にこの手のフルサイズワゴンを選択していたユーザーは一体どういう方々だったんだろう?と想像してみますが、バブル期においてはきっとそこそこのステイタスと実用性の両立を求めた自営業な方々の支持を受けたんだろうなと推察します。
当時は確かクラウンにもステーションワゴンがありましたよね。
それからこちらもセド/グロ同様サーファーなどのアクティブ層にも重宝されていたんだろうなぁ。
私的にはこのワゴンのリアウィンドウにある3本の小さなワイパーの存在が、見るたびに気になってしまうのですけどね。
何とも贅沢というか、無意味というか…。

スバルアルシオーネ

なんだこの三角定規みたいなクルマは!
と、かつてこのようなクルマが存在していた事などすっかり忘れてしまっており、九段下にて発見した際にはその名前すらずっと思い出せずにいたのですが、暫く記憶を巡らせた末に出てきた名車の名前、アルシオーネ。
この後継モデルSVXであればその個性的な存在は記憶に新しいのですが、こちらの初代はすっかり遠い記憶に…。
そういやこの時代はセリカXX、シルビア(ガゼール?)、パルサーエクサ、スプリンタートレノ(AE86)やら、やたらリトラクタブルヘッドライトのクーペモデルが多かったなぁ…少年の頃の憧れ、懐かしいなぁ!

さて段々時代的に時系列が分からなくなってきましたが、90年代との一期一会は…。

日産グロリアグランツーリスモ(Y31)

再び日産のお膝元平塚で見た懐かしのモデル。
このY31型は、セダンはタクシーで長いこと生産されたこともあり、なんとなく顔馴染みな感じですが、スポーティモデルであるグランツーリスモは徐々に希少な存在になっていること見受けられます。
実は私事ながら、スカイライン党だった父がそのスカイライン(R31型)を卒業して乗り換えたのがこのグラツーだったのです。
そして高校生にて運転免許取り立ての私がクルマの運転を実践練習したのもこのクルマでした。
いやーカッコよかったなぁ。

トヨタサイノス(初代)

神奈川県の伊勢原市で見つけた瞬間、おー、懐かしや!と頭の中でglobeの楽曲(当時ヒットしたCM曲)が回転しだした初代サイノス。
確かターセルベースにてレビン/トレノの弟分的な存在だったと記憶しますが、今実際に見てみると、とってもコンパクト!
こんなモデルが若者達に受け入れられていた時代が30年前にあったなんて、あの頃はイマドキの"若者のクルマ離れ"なんて事象か訪れるとは思いもしなかったなぁ…。

日産プリメーラ(初代)

私自身好きなクルマのひとつにて、以前"オールドタイマー"シリーズのブログでも取り上げたことのあるモデル。
当時はこのスタイリングにせよ乗り味にせよ、いよいよ日本車が欧州車に近づいたと感心させられる素晴らしいモデルだったと記憶します。
都県境の板橋区成増界隈で見たプリメーラは、わずかに色褪せたボディながらもスタイリングは今も褪せない輝きを放っていました。

いすゞビークロス

90年代に乗用車市場から撤退したいすゞ。
前述の117クーペにせよ、ペレットにせよ、そして歴代のジェミニにせよ、いちいち名車揃いにて伝説化しているかと思いますが、いやいやその後のSUV系だって名車揃いなのではと、このビークロスを見ると感じます。
中目黒付近で見た個体は、コンパクトながらもユニークなデザインがまるで生き物のような、あるいは宇宙船のような迫力があり、よくまぁこんな大胆なモデルを世に放ったなぁと感心してしまいます。

トヨタナディア

90年代のトヨタはこのCセグメントクラスのファミリートールワゴンをたくさんリリースしていましたね。
イプサム(欧州名ピクニック)を筆頭にガイア、カローラスパシオ、そしてこのナディアなどなど、チャネルに1台コンパクトMPVということだったのでしょうかね。
そんな中このナディアが気になるのは、このワンモーションフォルムが、実はシトロエンクサラピカソを生み出すきっかけになったのでは?と見る度に思ってしまうからなんです(勿論空想ですが、似ていませんか?)。
クサラピカソといえばマイピカソの先祖様なだけに、北区王子界隈を走るナディアを見た時は勝手に親近感が湧いてしまったのですよ…。

トヨタファンカーゴ

初代ヴィッツのトールワゴン版として登場したモデルは、当時売れに売れまくっただけに、未だ時折見かけることができますよね。
幾分か古さを感じつつありますけど、個人的にはベストパッケージのクルマだと好感を持っています。
欧州ではフルゴネットワゴンのポジションを担うヤリスヴァーソというモデル名にて、このモデルを見る度に何故かフランスあたりの街角にある花屋さんが仕入れた花束を積み込むシーンを空想してしまいます。

以上がミレニアム頃までの一期一会。
最後は時代を飛んでイマドキ最新の出会いを少しだけ。

日産リーフニスモ

昨年夏に1日借りてドライブし、好感触を得たリーフ。
もっとスポーティさが欲しいという個人ニーズにはこちらがピッタリですとお勧めされたニスモ仕様に、地元茅ヶ崎で出会いました。
茅ヶ崎と言えば日産の特装車の故郷、オーテックジャパン本社がある場所。
先日、茅ヶ崎市の市営プールにビジター訪問した際、そのプールの周辺の工業地帯を散歩してみたら、あららこんな所にオーテック本社があるではないですか(幼き住んでいた頃は知らなかった)。

スカイラインの6気筒エンジンを模したという有名な建物を初めて目にすることができ、警備員さんの怪訝な目に恐縮しながらパチリ。
まあフツーの会社であるけれど、なんとなく聖地巡礼な感じもあり…。

トヨタミライ

最新の水素車は随分と立派でスタイリッシュな雰囲気になりましたね。
初代のボートっぽいデザインは見向きもしませんでしたが、こちらは一目を置いてしまいます。
最近は走行している姿をたまに見かけるのですが、やはり官公庁だったり政府の公用車、あるいはその手の企業の社長車だったりするのでしょうか。

レクサスLM

先日、DiDiでタクシーを呼んだら、迎えにきたのは6人乗りのラウンジバージョン、"ブラックアルファード"でした。
3列目に乗ってみると、なんてリラックスした空間なんだろうと感心するばかり。
そんな居心地、いやそれ以上のリラックスを享受できるだろうミニバンが、中国仕向けのレクサスLMです。
そして最近、そんな日本未導入のLMをよく見るんです。
先日の日曜日は都心エリアで3台も見ちゃいました。
これらのモデルはもちろんホンモノではなく、アル/ヴェルを改造したレプリカモデル(だって中国からクルマの輸入は出来ないはずだし…)。
フロントのスピンドルグリルその他レクサス版の要素をコンバージョンできるキットが販売されているとのことで、皆さんそれを仕込んでいるのかと思われます。
こんなにウケがいいなら、正規販売しちゃえばいいのに…どうせアルファードと同じ国内の工場ラインで生産されているんだろうし(未確認)。


ということで、盛りだくさんだった今回の懐かしの日本車(プラス最新型)との一期一会は終わりです。
また近いうち第14弾にて、街歩きやドライブしながら見つけた気になるクルマを集めて書き綴ってみたいと思います。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
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2018/11/26 22:35:36

愛車一覧

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