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わんどらのブログ一覧

2021年12月22日 イイね!

オペルアストラスポーツツアラーが気になる!

オペルアストラスポーツツアラーが気になる!来年から日本再参入が始まるオペル。
本来は今年の導入予定も、やれウィルスやら半導体やらのおかげで、私たちが再会するのは来年の上半期とのアナウンスにて、首を長くして楽しみに待っているのであります。
そんなオペルのCセグモデルの大定番新型アストラに、この度ワゴンモデルが加わったというニュースを知り、興味を持ってピックアップしてみたいと思います。

新型アストラは今年発売されたばかりのニューモデルにて、オペルの新アイデンティティ、"オペルバイザー"を顔に纏っての登場となりました。
既にコンパクトSUVのモッカやグランドランド(いずれも日本導入予定車種)に採用されている、ライトからグリルが一直線のフロントフェイスは、初めて見た時は何だか一昔前のロボットの顔みたいで馴染めなかったのですが、見慣れてくるとそれはそれで特徴的で良いのでは?と思えるようになりました。
機能的にもLEDのヘッドランプはひと工夫されている(インテリルクスというそうな)ようですし、意志のあるデザインなんだと納得です。
そしてそのスクエアな雰囲気は内装インパネにも反映されていて、モッカもグランドランドも、そしてこのアストラにも"ピュアパネル"という造形が採用されています。
ちょっとした管制塔的なまさにクルマをモニタリングするという雰囲気を持つ意匠を新世代モデル全車に徹底的に採用しているのは、ステランティスとなり新しいブランドを誇示するためには印象的で良いのかと感じます。
ステランティスグループにおいてプジョーがドイツ車的なポジショニングに移行して、メジャー路線になるならば、オペルは純ドイツ車的な堅さや先進性をより表現した方向になり差別化を図っているというのが体現できているのが、この内外装のスクエアな意匠なんでしょうね。

さてそんなアストラへのワゴンモデルの追加は、順当なラインナップと言えます。
日本ではすっかり衰退してしまったワゴン需要ですが、欧州では例えSUVがその役割をカバーしようとも、ワゴンという存在はしっかりと確立されています。
VWゴルフを始めルノーメガーヌ、プジョー308、フォードフォーカス、セアトレオンなど、Cセグモデルにはが必ず用意されているボディタイプは、バカンスを始め陸路移動が当たり前の欧州大陸市民には欠かせない存在なんですね。
そしてこのアストラのワゴン、スポーツツアラーは先行して発売されたハッチモデルのデザインをそのままストレッチさせていて、より直線的なスタイリングになっています。


イマドキのドイツ車はVWを始め直線回帰している傾向にあり、このスポーツツアラーもそんなトレンドを反映しているように見受けられます。
外観からも優れた荷室容量や使い勝手が想像できますよね。

モデルラインナップは1.2Lガソリン車に、1.5Lディーゼル、そしてプラグインハイブリッド車と、基本的には兄弟車の308と共通のパワートレーン構成になっているようです。
このあたりはステランティスの資産をふんだんに活用したものになっているようですね。
個人的にはオペルと言えばOPC(Opel Performance Center)のスポーティバージョンの登場に期待してしまうものがあります。
(BMWでいうMスポーツ的なグレード)
快速エステートはレオンクプラやゴルフRなどがニュルブルクリンクでのFF最速ワゴンを競っていますが、ぜひこちらスポーツツアラーも名乗り出て欲しいものです。

さてさて、期待たっぷりのアストラシリーズですが、現段階ではまだ日本導入にアナウンスはありません。
欧州では来夏の発売と言われていますので、ブランドロンチもされていない日本においては、まだまだ先のことなのかと思いますが…。
新生オペルジャパン的には初期アナウンスから時が経過する中で、初期導入車種も変化しているし、販売的に流れに乗ったらこの売れ筋Cセグメントモデルは必須ラインナップになるものと思われるため、まあいつかは導入されるのだろうと思われます。
もはや日本においてCセグワゴンと言えばカローラツーリングかゴルフ、308、メガーヌくらいしかない中で、このアストラスポーツツアラーが選択肢になることは喜ばしいこと。
個人的にも次期車種はワゴンという方向性に傾いているだけに、こちらのドイツ車に期待が膨らんでしまう、気になるクルマです。
2021年12月17日 イイね!

プジョー308を改めて試してみたら

プジョー308を改めて試してみたら先日は新型C4の内覧会で新世代モデルの一片を体験しましたが、一旦そこから時間を少し巻き戻して、現世代プジョーの体験を書き留めておくことにします。

先月はマイピカソの車検入庫をしました。
その内容は整備手帳に記載しましたので割愛しますが、本来は1週間の入庫であったにも関わらず、納車前の不具合発生(エアサスベローズの劣化とセンサーリセットのトラブル)により、結局3週間もの入院となったのです。
そしてその間お借りしていたのがこちら、今となっては最終年次となった現行型プジョー308です。
登録年は今年の春ですから、まだ新車の香りがする赤いハッチバックのガソリン車。
この308は何年も前にハッチもSW(GTグレード)も試したことがあったのですが、こうして3週間もお借りすると改めていろいろわかるわけで…今回はそんな視点で書いてみたいと思います。

まず気になったのは、以前の試乗時に"ドイツ車の乗り味"と思った印象の再確認です。
この世代からのプジョーは、PSA内でのブランドポジションの差別化を図るために、よりドイツ車イーターとしての位置付けとしてクルマ作りが始まったとされています。
(逆にシトロエンは古くからのフランス車らしさを盛り込むこととポジショニングされています。同じプラットフォームを使いつつも異なるサスペンション思想を示すあたりに最たる差別化を感じさせますよね)
で、改めて308を試してみると、その"ドイツ車"的な…という感覚は確かに健在しているような印象を受けます。
そこそこストロークの短そうなサスペンションの動きを細かく感じ取ることで、その分接地感というか、走っていて安定感を感じることができます。
まあマイピカソがエアサスなこともあり、バネのクルマにあまり乗り慣れていないという忘れ去った感覚があるのかもしれませんが、実はプジョーの足は悪くないと(むしろ好意的)に感じました。
そして感心したのはそのドイツ車的な乗り味をこっそりとフレンチにアレンジしているように感じるシートの作り。
クルマの接地感は消さずにお尻や背中に優しいので、ゴツゴツ感が嫌にならないのです。
シトロエンのシートは何に乗っても(古くは自身が乗っていたZXにおいても)とても良く、どこまでも運転できると感じるものがありましたが、308のシートも悪くない。
このあたりはさすがです!
(余談ながら一昨日は仕事にて国産ファミリーカーのカーシェアリングを使って往復300kmを走ったのですが、途中でお尻が痛くなるわで、やはり欧州車、フランス車の優れた使い手思想を感じ取ったのでした)

さて3週間のあいだには、普段の家族の送迎の他、湘南までのドライブやら湾岸エリアの公園やらに連れ出してみる事が多く、乗り続けているうちにまるで自身の所有車であるかのような存在になってしまいました。
そしてその間に前述のサスペンション特徴とそれらのバランスを取り持つシートの良さだけでなく、8速ATのストレスなきレスポンス、ガソリン車だけど十分な実用域でのトルク感、Apple CarPlayの使い勝手の良さなどなど、所有するマイピカソにはない機能の全てが"便利だなぁ…"と感心するものばかりにて、すっかりイマドキモデルの機能装備の虜になってしまいました。
まあマイピカソの生まれ年2012年にはそんな機能は無かったんだから、"物珍しさ"的な感覚でどんな新機構でも受容してしまうんでしょうけど、マイピカソが車検点検を終えリフレッシュして、いよいよ出庫だと車両入替をした時には、この赤いクルマと離ればなれになってしまうのが名残惜しかったりして(笑)、すっかり魅了されてしまったのでした。

長く試せるというのはまた、今の自身のライフスタイルにどれだけマッチするかを試すのにも良い機会でした。
特にいつも同乗する家族の意見は後押しになります。
例えば妻はピカソの頭上の広さが要と話し、次期候補はトヨタノアだ!とか言ってましたが、低い乗用車タイプのクルマでも充分良い感じに過ごせることが実感できたようで、次回はワゴンでもいいかもという流れになったし、子供たちは車窓から見える景色が低くて見やすいことと、(車内幅が狭いから)姉弟の距離が近くなり2人での会話もしやすいと人気。


そんな感じにダイレクトな感想や印象が得られるのは、ある程度長い期間試してみたからこそなんだと思うと、モニター試乗などは販売にも効果的なんだと改めて実感しました。

さてそうなると次期候補車は断然こちらになるわけで…。
新型308SW、期待の一台です。

あるいはこちら、
BMW320dツーリング(F31かG21)なんかも妻が気に入ってることもあり、

久々BMWに返り咲くという選択肢もあります。
荷室まわりの容量によっては、次期2シリーズアクティブツアラーなんかもいいかも。

そんな感じに、今車検から帰還したばかりのマイピカソを脇目に、次期車種選びがじわじわとスタートしています。
イマドキは半導体不足やらウィルス影響にてクルマのデリバリーが停滞気味ですので、早めに動いてもちょうどマイピカソの次回車検前の代替になる可能性も大ありだけに、タイミングが肝心です。
まあ、代替前提ではなく、とことん愛着あるマイピカソに乗り続けるという選択肢もありなので迷いますが!

今回の308最終型のロング試乗は、クルマそのものの特徴だけでなく、自身の生活に根付いたクルマのあり方をいろいろと得て感じる事ができたのでした。
2021年12月12日 イイね!

新世代シトロエンC4を見てみたら

新世代シトロエンC4を見てみたら数日前にふと舞い込んできたお知らせ。
新型シトロエンe-C4/C4特別内覧会の招待メールが入ってきました。
いつか上陸することは予告済みながらも、いつ来るかは知らなかったし、つい先日の下北沢でのイベントではフェイスリフト版C3エアクロスの発表に終始していたし、PSAJ的に次のニュースは年明けに待つ次なるプジョー308のデビューくらいかなと思っている中での不意打ち的な案内は、あれひと月間違えてたかなと思うほどでしたが、半信半疑でDLRに行ってみると、ホントにありました新世代C4が。
ということで、私見て参りました!
(日没後のウォークアラウンドになり、ちょっとスクープ写真風になりましたことご了承下さい…)

欧州での発表後、"気になる"ブログを2回も書いてしまった私わんどら。
それだけこのモデルが気になる存在であった訳ですが、いざ自身の目前に現れたクルマの印象は、おお、コンパクトだ!ということ。
やはり広報写真だけではあまりサイズ感はわからないものだなと感じたのです。
そして同時に、"低い"と感じたのです。
これもまた広報写真の影響ながら、もっとクロスオーバーあるいはSUV感があるものかと思いきや、しっかりとハッチバックになっています。
そう、新型C4は、現代シトロエンのデザイン解釈をふんだんに取り入れた"コンパクトハッチ"にて、過去C4を名乗ったモデルたちからの正統進化だったのです。
スタイリングはユニークで、全体感は丸みを持たせた柔らかな雰囲気を持ちつつ、ライト周りはエッジの効いた造形を取り入れて緩急つけられたものになっています。


パッと見て思い出すのは、初代C4、あるいは往年の名車GSの流れを感じさせてくれます。
ステランティス的には、ドイツ車への挑戦を掲げるプジョーに対して、シトロエンはフランス車らしさを全面に出すことでブランドの差別化を図るとされていて、今回の新型はその"フランス車らしさ"を体現したものになっています。
ただ、こうして写真を撮ってみると、なかなかそれが伝わらない…。
写真ではフツーにクロスオーバー感が出てしまいますが、実際にはそんな風にはあまり感じません。
メーカー曰くVWゴルフよりも高いアイポイントが特徴とのことですが、着座した感じはスタンダードな乗用車そのものです。

運転席に座ってみると、ベルランゴのように立った中央にあるディスプレイが目立つ一方、ステアリングの向こうのメーターパネルがとても小さいのがわかります。

直線基調にアールをつけてやわらかく見せているインパネデザインはシンプルで邪魔にならない雰囲気があります。
それに、革シートが良い具合にフカっと僅かに沈む感触がリビングのソファのようで、お尻を乗せることで低反発クッションのようにドライビングポジションが決まる感覚を持ちます。
これがシトロエンのコンフォートライドをもたらす要素なんだろうし、これにプログレッシブ・ハイドローリック・クッションと言われるサスペンションが相まって"魔法の絨毯"となるのは容易に想像つきます。
(今回は残念ながら試乗はできなかったのですが…)

こちらの新型C4の正式発表は来年2022年の1月初旬とのことで、全国のDLRにデリバリーされるのは1月末頃になる予定とのこと。

少し新型308より早いスケジュールとのことですが、PSAJ的には売れ筋Cセグハッチが2種(ほぼ)同時にリリースされるのは、年明けからとても賑やかになるのではないでしょうか。
欧州では上半期販売台数クラストップになったという新型C4(なんとあのゴルフ8の販売台数を超えたんだとか)は、日本でも325万円という"超"お買い得な価格で販売されるとのこと。
しかも初回の2022年モデルは、革シートとガラスルーフがイニシャルで付いていて、これらは次回から装着されないもの(但し価格は据え置き)となるようで、買うなら初回船積み分が断然お得で良いようです。
ラインナップはガソリン、ディーゼル、そしてEVの3種導入とのこと。
私的には駐車場のインフラ問題がありEVは叶いませんが、既発のe208と共にこれからの時代を作るクルマになることは間違いなく、ぜひ試してみたいモデルではあります。
まあ、私が実際に購入するならディーゼルになるかな…と思いますが、搭載の1.5Lディーゼルエンジンはベルランゴの重い車体を悠々引っ張ってくれるだけの力持ちだけに、それより車重の軽いC4には申し分ないものと想像します。

そんなことで期待が膨らむ新型C4。
実際に見てみると意外とアクが強くなく、かなり好印象なものでした。
やがてすぐに出会える発表会が楽しみな、気になるクルマです!
Posted at 2021/12/12 10:11:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | シトロエン
2021年12月10日 イイね!

クルマ一期一会 #15 -2021 宣言明けに駆け出せクルマたち

クルマ一期一会 #15 -2021 宣言明けに駆け出せクルマたち普段暮らしをしていると、街でふと見かけたクルマが気になって目で追いかけてしまうことがあります。
そんな"その出会いはまさに一期一会⁈"というテーマの元、最近街で見かけた興味深いクルマをピックアップするシリーズ。
第15回目は、緊急事態宣言も終えていよいよアフターコロナと言えるのか否かというこの秋に、各所に駆け巡るクルマたち。
思わず目で追ってしまう、フツーだけど私的には特別なモデルをラインナップしてみたいと思います。

まずはタイトル写真のこちらから。
オペルザフィーラA
日本におけるオペル絶頂期に投入されたコンパクトMPVは、欧州でもベストセラーになった実力派。
ボクスホールはもちろん、ホールデン、シボレーなどの当時のGMグループのバッジエンジニアリングで世界中で売られていたのを記憶しています。
そして日本ではスバルからトラヴィックとして発売され、同じクルマなのに価格差が大きいことで"輸入車はやっぱり高い"なんて話題になりましたよね。
このザフィーラを白金台で見た翌日、偶然にもそのトラヴィックを板橋区成増にて見かけてしまいました。
もう個体も少ないだろうに、こんな事ってあるのですね。

ザフィーラと時を同じ頃、日本にて流行ったコンパクトMPVといえばこちら、カローラスパシオです。

NCVと言われるカローラシリーズの一味にて、欧州EDスクエアがデザインしたMPV。
欧州向けに作っでみたけど、欧州では小さすぎて結局はサイズを大きくした"ヴァーソ"にポジションを譲るも、日本国内ではジャストサイズのファミリーカーとして人気のあったモデルでしたよね。
東北自動車道の宇都宮付近で見かけた個体、最近は滅多に観なくなってしまったけど、見るたびに素晴らしいパッケージだなぁと感心してしまうのです。

スズキバレーノ

軽自動車イメージの強いスズキですが、実は登録車のデザインがなかなか良かったりすると感じています。
そのひとつがこちらのバレーノ。
スプラッシュの後継となるルーマニア製の欧州車は東欧やインドなどで人気を得たマニアックなモデルという印象ですが、その希少性がオーナーの誇りにもなるのではないでしょうか。
東北道の蓮田インター付近で見た青いクルマは、日本車離れしたオーラを放ちつつ、"知る人ぞ知る"な雰囲気をじわりと醸し出していました。

オースチンミニバン

私自身、かつては3台のクラシックミニを乗り継いでいたこともあり、この手のミニには少し煩い拘りがあります。
かつての北の玄関、上野駅付近で見たミニは、リアに窓のないパネルバンタイプのもの。
車高を下げ、太いマフラーを付けて低い音を立てて走り去る個体は、オーナーがかなり手を加えている様子にて、ヤンチャな雰囲気。
60年代、クラシックミニが現役の当時のイギリスでは、この窓のないミニバン(ミニのバンだからそういう正式名称です)は、税金の安い商用車という理由で若者に人気だったそう。
この上野で見たミニバンは、そんな当時の流行を模倣しているかのようでした。
*写真は当時のカタログから、英国ロードサービス仕様です。

MGミジェット

クラシックミニに続く英国ヒストリックカーにてライトウェイトオープンの礎的な存在のMGを横浜新道で見つけました。
最終型のウレタンバンパー仕様のモデルは80年代まで製造されていたもの。
当時のアメリカの安全基準に対応するために強化されてしまったバンパーはより古い60年代モデル(Mk1-3)の金属バー見られるいかにも英国車という出立ちではなくなってしまったけれど、とってもコンパクトなスタイルはキープされ、現代のオープンスポーツにも良き影響を与えたモデルだったんですよね。  

BMW Z4(E85)

飯田橋界隈にて久々に初代モデルを観て感じたのは、やはりシンプルイズベストだなぁってこと。
初代のデザイン自体、別にシンプルってわけではないのですが、後に続くモデルに比べると面の張り方がシャープでかつ繊細な雰囲気を醸し出していて、アートに振った感があり美しくかつサメのような鋭さも備えた秀逸なデザインと感じるのです。
そしてなんと言っても過去に自身が所有したモデルでもあり、今回改めて出会った事であの時の駆け抜ける歓びを思い出してしまうのです。

お次はBMW繋がりでもう1台、初代BMW5シリーズ(E12型)です。

この手のオールドタイマーを見ると、おっと目を奪われてしまうものがあります。
しかも綺麗なコンディションの個体に出会うと尚更、背筋がシャキッとするというか、オーナーに敬意を抱いてしまいます。
九段下で見た白い初代5シリーズは、かつてのミドルクラスはこんなに小さくても少しプレミアムな存在だった事に、果たして今の高級車の価値が大きさ=ラグジュアリーという構図って意味あるんだっけ?と自問してしまいます。

アルファロメオ145

以前もこのブログに登場したかもしれませんが、今だに好きなモデルなんですから、何度見ても気になるんです。
このスクエアなリアエンドは当時のアルファデザインらしさが光る秀逸なものだと感じています。
市ヶ谷の防衛省付近で見たそれは、軽やかにコーナリングして颯爽と走り去っていきました。

さて、ネオクラシックな1台といえばこちらも名車、プジョー205を見つけました。

どこにでも居そうで居ない存在となりつつあるモデルは改めて見てもやはりカッコいい!
さすがいつまで経ってもコンパクトプジョーのベンチマークと称されるだけあり、塊感や強さ、しなやかさなど、こんな小さな車体に見事に詰め込まれているのはなかなかないのでは。
飯田橋で見た黒のGTiは、並走していたヤリスに引けを取らない力強さを放っていたのでした。

さて深みに入っていきましょう。
お次はフランス車繋がりでアルピーヌA110です。

首都高環状線霞ヶ関付近で見たそのクルマを二度見してしまったのは、そのアルピーヌはクラシックモデルの方だったから。
そりゃよく見れば一目瞭然なのかもしれませんが、皇居外堀のトンネルをくぐり抜けながらの運転時には時間をかけてウォッチする訳にもいかず、チラ見しながらではなかなか新旧は似たもの同士に感じてしまいます。
しかし、トンネルから抜け出したブルーの車体はまさにクラシックそのものにて、小さく、低く、美しく、止まっている時であればもっとじっくり見たいと思わせる素晴らしさがありました。

フェラーリGTC4ルッソ

スーパースポーツのモデルはよく見ることあれど、普段はあまりじっくりまでは気にならないタイプ。
しかし、フェラーリであればクラシックモデル、あるいはこの手の4シーターは思わず見入ってしまいます。
日比谷の皇居前を駆け抜けるモデルはカッコいい!
実はこの日は芝浦でも見かけ、1日に何台も出会ってしまっただけに、気になって仕方ないのです。
それにしても、何故4シーターモデルが気になってしまうんだろう。
それは、思い切りカッコつけているのにどこか生活感が漂う雰囲気に親近感を覚えるからなのでしょうか。
これをファミリーカーにしてみたい!…なんて。

ランボルギーニカウンタック

このクルマを見てしまうとフェラーリは普通のクルマって感じに思えてしまうインパクトで私の前に現れたのは、何と新宿某所のマクドナルドのドライブスルー!
その大きな羽を付けたスーパーカーは車高が低過ぎて注文したハンバーガーが受け取れない。
ガルウィングを開けて受け取るオーナー氏の姿もまたカウンタックを所有する誇りなのかもしれません。
現代ランボルギーニはとにかく派手に徹していますが、こちらのクラシックは渋さが光るクルマです。
いやいや良いもの見た!

メルセデスベンツスプリンター

正規輸入されているのか不明ながら、時々この手のメルセデスの商用パンを見かけることがあります。
東北道の佐野付近で見たモデルは、よくあるキャンピングカー仕様とは異なる、ベーシックなパネルバン仕様でした。
おそらくH2L2サイズ(ハイルーフ×ロングボディ)と思われる個体は、並んでみるととにかくデカい!
もしかしたらマイピカソだったら中にしまえちゃうのでは?なんて思えるくらいの迫力がありました。

フィアットドブロ

今回のラストは同じくLCV系にて珍しいフルゴネットタイプのイタリアンです。
カングーでもなく、ベルランゴでもない、こんなモデルを選択するオーナーはなんて拘りがあるのでしょう!
このチョイスには脱帽ものです。
しかも決して特別目立つものではなく、さりげなく普段使いしながらも知る人こそ知るという渋さがまたたまらない存在。
護国寺界隈で見つけた時にはひとりで興奮して見入ってしまいました。

ということで、今回の一期一会は終わりです。
また近いうち第16弾にて、街歩きやドライブしながら見つけた気になるクルマを集めて書き綴ってみたいと思います。
2021年12月08日 イイね!

マイピカソに4年乗ってみて

マイピカソに4年乗ってみて先日、自身所有4年目にて2度目の車検を受けたマイピカソ。
今回は特にリアの足回りを中心にしっかりと交換してのリフレッシュとなりました。
(散財しましたが…笑)

そんなC4ピカソに乗り出して、4年が経過しました。
マイピカソとの生活は、実用品としての活躍はもちろん、ドライブすることの楽しさもしっかりと感じさせてくれることもあり、このモデルを選んだことの満足感はいまだ健在であります。
この1年も昨年に続き年間の半分が緊急事態の中での暮らしとなり、クルマの用途はドライブというよりも実用的な送迎が主となった感はありますが、夏にはオートキャンプを初体験したりと、クルマと共にある暮らしを楽しめたのかと思います。
しかし今年も憧れのロングドライブには行けず…来年こそは、我がルーツの北東北へのドライブ旅行を実現させたいものです。

さて毎年この1年間の振り返りを書いていますが、今年のマイピカソでの行動範囲をまとめてみると…。
自身の住む東京都心は各所うろちょろしつつ、今年もまた神奈川にある実家との往来が最も多いドライブとなりました。
さらに放射状に軌跡を辿ると、南の房総方面には全く踏み入れず、東は今年も圏央道にて茨城牛久のシルバニアパーク(子供大好き)そして東関道にて成田のキャンプ場へ、北行きは日光鬼怒川温泉&東武ワールドスクエアそしておさるランドへ子供とドライブ旅行、関越道方面へは全く踏破せず。
一方、針路を西に向けて中央道方面も全く踏み入れず、そして東名&東海道は富士山の麓へと訪れたのが西端となります。
例年ながら基本は首都圏1都3県から殆ど出ることがなかったのですが、やはりこれもコロナ禍の状況においては仕方なかった事なんだと思います。
うーむ、4年間のうちにて最も行動範囲が狭いかも…。

そして、4年間乗り続けてみてのマルとバツはこんな感じ。
昨年同様に、3年前に書いた"マイピカソに1年乗ってみて"にて評価した印象と比較して書いてみると…。
(以下のマルバツ上段は3年前の印象、下段は今の印象です。比較してみると…)

○見飽きない素晴らしいデザイン
→今も変わらず!
○4年経っても見飽きません!
いやこのスタイリングはMPVの中では最もお洒落で独創的でしょうと自画自賛が続いています。

×装着ホイールRoskildeのデザインが好みでない(ので定番の純正18インチAtacamaまたは社外品に変えたい)
→未だやっぱり変えたいけど、もう諦めた
×18インチ化はかなり欲があったのですが、いつも投資に躊躇し続けた結果、未装着のまま。
しかし、4年も乗るならもっと早い段階で換装すればよかった…。

○用品ならドラレコ欲しいかなぁ…。(去年からの願望)
→こちらも未装着。
テレビ報道などで煽り運転や事故の映像を観る度に危機感と必要性を感じるのですが、結局は未だ取りつけず。
量販店で見ても製品が沢山あり何が良いのかわからないし、躊躇してしまうんですよね…。

○ルーミーな室内に慣れると他には行けない
→やはり良い!
○このバリューは永遠ですね。
乗り慣れてしまうとこのルーミーな室内が当たり前になってしまうのですが、他のクルマに乗った後にマイピカソに戻ると、改めてこの室内空間の大きさと明るさに気付かされるのです。

△EGSよりもATがよかった。
→これもずっと思ってます。
△EGSの特徴は受容しつつも、やっぱり機構が古すぎる。
今回の車検代車にて8速ATを体感してしまったので、そのピカソの旧式振りが引き立ちます。
(その代車の件はまた後日)

×ホイールが汚れやすいので低ダストのパッドに換装したい
→換えてません…
×今回の車検入庫時にブレーキパッドとローターを新品に交換しましたが、パッドは普通の純正品。
低ダストパッドのニーズは高いでしょうに、どうして準備部品化しないんだろう…。

ということで4年も経つと、モディファイや個性化への関心は薄れつつも、信頼性ある機関状態でドライブを楽しみたいという思考が濃くなっている事がわかります。

自身のカーライフにおいて、実は4年間も所有していたクルマは多くなかったりもして、そんな中で5年目を迎えるというのは、まあこのC4ピカソぎ好きなんだなと思うわけなのです。
よし、車検も通したし、まだまだ行くぞ!と思いつつも、既に14年以上前の設計にて、個体は9年前に世に生まれたものと、だいぶ旧式の雰囲気も出つつあるのも事実。
しかも幸か不幸か、今回の車検代車はプジョー308にて、その8速ATの小気味よさや足回りの良さなどは、今のピカソライフに悪影響を与えてくれます(笑)
いやぁ、新しいのはいいですよね、やっぱ。

そんな誘惑に惹かれつつも、いつもの駐車場に戻ってきたピカピカのマイピカソを見ると、やはりフランスで見たあの時の憧れを手にしているという、このクルマを選んだ原点を思い出します。
さあ、5年目の付き合いは果たしてどうなるのでしょう…また機会あれば書いてみたいと思います。
Posted at 2021/12/08 08:37:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | シトロエン

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
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2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
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2018/11/26 22:35:36

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1994年式 ZX Super 1.9iです。 フランス本国ではVolcaneというグレ ...
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