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MRVのブログ一覧

2024年02月19日 イイね!

【だからメーカーは】カーナビ照度センサを更新する【中途半端にケチんな】

10年前にサイバーナビ向けに用意した自作の自動照度調整システム。

理由についてはそのときの愚痴とともにご確認ください。



まぁ、大っぴらには書いていますが、もともとは勝手に明るさを調整していた賢いサイバーナビだったのがコストカットで削られて、使うのに大不満だったので。

みんな大好き
エーモンさんちの
汎用部品


で作った代物である。


回路図も手書きだ。

……そして時は流れて昨年の車入れ替え時に、

(;^ω^)「あれ?入れ替えて配線問題ないのに作動していない……」

調べた結果はオートライトセンサが壊れたようです(つд⊂)エーン
それなら部品をまた用意すれば……と思ったら、


オートライトセンサー・ユニット用リレー生産終了
・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン

エーモンさん、カーコンセントを販売中止した時以来の衝撃です。

(;´_ゝ`)「あんたいつの時代の人よ……」

ただの昭和好きやねん、気にすんな。

そんなこともあってBRZさんではカーナビのイルミは完全に車体側と同じ連動に。センサについても直射日光などでボディはガタガタ、内部回路も熱含めて少しやられたのでしょう。

あとはユニット用リレーについては、まだ壊れてはいないと思うが予備のパーツが手に入らない以上、これ以上の延命は不要とした。一番肝となるパーツが入手不能ということと、

そこからまた作り直すとしても、一から部品を設計しないといけないんだろうな…、今回の場合。多分コストは上がる。あと個人的に自作回路は信用していない。ノイズ周りの設計はその場その場の状況でPICだって仕方なく作った部分も大きい。

(^ω^;)「純正のオートライトからセンサ信号を取り込もうとも考えたけど、信号がPWMだったことも影響して回路が複雑になるので没です。」

そんなことを思いながらBRZに代わってから一年以上放っていた課題でしたが、ここ最近アイツの影響で配線見直しの機会とともに未接続の旧ユニットを撤去。2代目の照度センサシステムを作ることに。長い前置きやね。

2代目を作るために必要な条件は、
(*^ω^)「既製品を使う・
機能も簡素であること・
そしてなるべく安くする♪」


なるべく完成されたパッケージのほうが良いものの、世の中そんなダイレクトに要望にこたえられるものは早々ない。というわけで情報の大海インターネッツを漁っていると、

(;^ω^)「後付けするオートライトキット……、そういうのあったな昔から」

となるとちょっと意味わからない程度の日本語になってる大陸の製品で別にいいな。

と言った訳で選んだのがこれ。



Amazonや大陸系激安通販サイトなんかで、車 オートライトセンサーと言ったキーワードを打つと出てきた物。オートライトセンサー未搭載車に加えるためのユニットでNQ-L6000と言う機種らしい。激安なら2000円台から、Amazonなら3000円からですが、時間の都合でAmazon primeの国内保管発送で4000円程度。

箱入りですが、中身はペラの英語の説明書と本体、ケーブルとインシュロック数本程度。コネクタ周りは自前でなんとかして仕様。



アオトライト(AOTOLIGHT)ってなに?(ゲプ

目的はセンサがあって、制御回路がしっかりしていれば良いので簡単であればなお良い。だが、これを使ってガチのオートライトシステムを組み立てろと言われたら答えはイヤだ。

(;^ω^)「正規の使い方をするのならば、昔乗ってたカローラやランエボまでの旧車辺りのオートライトとかにはむいてますよね。レガシィで出来たかどうかは何ともだな……。」

そこはお金かけてCEPさんところのオートライトシステムを使って下さい。サポートもしっかりしてるので確実に良いのができます。

何でMRVはそれ使わないんだ?理由は簡単で

(^ω^ )「それ使う程の複雑なシステムでも無ければ、去勢するにはコストが高いのよ(キリッ」

そういう物です。脱線失礼

とりあえず詳しい本体については整備手帳の調査編を作ったので、本体利用に必要な事はまとめておくとして。


保証なんてどうでも良いので基板の確認。


やりなれてるのか造りはかなり丁寧。
システム的にはセンサ信号による判定用の回路の他におもいのかドデカいリレーが二つ。半田もすごくキレイなので機械的にキレイだ。

説明書によればセンサ信号によるオンオフの他にローハイ切替による点灯制御も行っているのでリレーが二つなのも納得。

その上で説明書の配線を確認する。

( ^ω^)「イルミネーションの信号をカーナビに流すならば、今回はプラスコントロールで対応。本体にはマイコンが無くて、センサの感度調整は可変抵抗だから、バッ直である必要は無いな。それとローハイ切り替えも不要だな。」

その他の問題点としては、



(;^ω^)「このセンサ兼スイッチですが、フロントガラスに貼り付けるタイプ……」

近年というか、鳥取県だけなのか、それとも行ってるディーラーの系列だけなのかは判りませんが、車検時の対応として、ドラレコ・カメラ・ミラー・フィルムアンテナ以外の物を貼り付けていると車検に通してくれなくて、車検時に外してといわれています。私の場合はTPMSモニターやTouch-BRAINのガラス吸盤等が一時的に外す対象です。
……これが車両の運用に関わるかと言えばただのイルミ制御なので、多分車検に通らない。

(^ω^ )「プランが決まりました。」

キットの配線はプラスコントロールをベースにして、CDSセンサの反応する紫を疑似イルミ線とする。回路を見ても特に何かを記憶しておくようなマイコンも回路もないので、電源はACCで全て動かせばOK。



そうと決まればまず余計な配線は外してしまう。特にハイロー切替に必要なトリガ入力線の白黒と電源になる緑/黄/青は不要なので外す。



そしてセンサユニットにも手を加える。ユニットオンオフスイッチと兼用しているセンサはスイッチの裏にCDSを露出させていたので、スイッチと同じ面にひっくり返して半田付け。CDSに極性が無いのと、裏面にも半田面があったので入替に難しくはなかった。



CDSがひっくり返ったので受光用に穴を開ける。奥行きがあるので倍以上の穴を開けないと感度がおかしくなる。

(*^ω^)「12V電源を用いて作動テストも行って問題ないことも確認出来たので、組み付けましょう」



更にセンサ線は所定の長さに詰める。電源はACC電源をのれん分けから取り出し、センサはスピーカーの近くにたぐる。




センサはガラスに付ける必要が無くなったので固定型に。

そして、センサによって発生したイルミ信号はそのままカーナビへ。
カーナビはセンサの状態に応じて暗くなればオン、明るかったらオフの状態になります。感度も使っている分は丁度良かったので特に弄っていません。夕方あたりは判断も難しいですが、ライトではなくカーナビの画面の明るさだけなので特に気にしていません。

( ´_ゝ`)「既製品だけでなんとかなったのは良かったですね。」

(^ω^;)「まぁ、前のは10年持ちましたけど今回はどうなんでしょうね……。」

こういうこともよくやってます。
Posted at 2024/02/19 22:56:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | BRZさん@DIY | 日記
2024年02月13日 イイね!

【おまけの作業は】ノイズ源探して配線を探したり直したり【ネタの仕込み】

相変わらず、ノイズ源探しにあーでもないこーでもないを繰り返す状況。



(;^ω^)「バックカメラの配線……、まさか天井経由とかないよね……。」

元々純正オプションだったバックカメラの配線は新車購入時にディーラーによってどこかを這わし助手席側に大きな線の塊にはなっていたのですが、電源の採り先変更と、目的地であるバックミラーとの配線も含めて、映像線は別の場所に変更。とはいえ、一度確認せねばならんだろうな……。と思うものの……、

(;^ω^)「リアカメラの線…、さらにたどったら運転席側からオーディオ裏に向かって配線している。ということは、アンテナと抱き込みではないということだけど助手席側のケーブル通しを通って、運転席側にわたっているということは、君どこを走ってるの?」




ただ、闇雲という事は無く、実際安価ではあるがスペクトラムアナライザーtinySA等でノイズ源になる部分は確認していた。アンプのUSBケーブルは案の定多少のノイズを発しているのでケーブルは近いうちに替えることも検討しておこう。ただ、HDMIはどうするか、ルート変更も必要かもなとも。

なぞは深く深く続くのか?さらに探していると、



(^ω^*)「オーディオのアースポイント見ぃつけた♪」

前の記事で、カーオーディオ側のアースを統一させるのは意味は無いなどとは言いつつも、DSPアンプのアースとは近場ではある物の統一はさせたかった。

(;^ω^)「更に奥なのかと思ったけど結構近場でした。」

ただこれってボディフレームじゃなかったような……多分ここフロントの補強バーのような……。まあ訳のわからないところよりも整備書レベルで決まったところの方が良い。

(;^ω^)「現状ここで一か所にまとまっていることを解っていれば、今後何かを加えるときはやりやすいんですよね。逆にそのアースを太くしてしまうのも一計かもしれませんが、基本は純正のままでも十分やれるんですよね。」

DSPアンプ線のアースと、EDFCコントローラー用のアースもそこにまとめ込めばとりあえず何とかなる。さらに修正は運転席側にも

(;^ω^)「スバルののれん分けから出ているケーブルは一旦ACC/VBAT/IGN/GND周りで分けられるようにギボシなどを用意していたけど。もう少しすっきりさせたいから一旦整頓しよう…。」

BRZの足元は昔ながらというか、BPのレガさんの時だとアンダーカバーの奥のペダル領域の上部にもカバーがあった。それはそれで面倒だけど、BRZもアンダーカバー周辺にはそういったものはなく、配線の整頓怠ればペダルに配線が暴れるというランエボの時もそうだったなと…。ナビのHUDとクルーズスカウター、ヒューズ小型のタイプに変えて配線まとめようかな…。

あとはそこからの配線探し。



オーディオ用のケーブルは本来こんな簡単な物で、そこに色々と付加をする。10ピンと6ピンはみんな大好きオーディオコネクター。もう一つの5ピンは車速・パーキング・リバース信号の類い。で、もう一つの28ピンが一般にステアリングリモコンとされているもの。



あと更に言うとBRZにはもう一つ6ピンコネクタがある。D29のオプションコネクターだ。このコネクタ、BRZ/86オーナーなら聞いたことはあるだろう、自分が走った軌跡をグランツーリスモ6上に出せるという”CAN-Gateway ECU”正式には「スポーツドライブロガー」用の電源・信号取り出しコネクターだ。このコネクタから12V/ACC/GNDがそのまま出せるというものだ。あと2本線があるのはCANのHi-Lo線なので基本的に使う必要はない。



例えばここから電源を取り出せば結構スッキリしたシステムも組めそうだ。初見で見ればオーディオ6ピンでなんとか?とも思えるが、若干相性が違うのでちゃんとコネクタは用意しましょう。切り欠きだけでなく本体のはめ込み間違いを防ぐ安全策がちゃんとしているので。

脱線した話を戻して、残った28ピンケーブルですが、ご存知の通り、BRZ/86特に前期にはステアリングリモコンはない。当方のBRZさんは後期メーターではあるがD型なので前期車両、そんなシステム作りたかったらがんばれってことだろう。

じゃあこのケーブルは何の目的であるの?

(;^ω^)「使ってないということは何かの目的用だけど何が通っているのか?もしかしたら何か思いもよらないものが?えーっと」



というわけで北米版の回線図で調べてみましょう。





(^ω^ )「えーっと28ピンだと、このピンに刺さっているのを探すと、SPD(速度信号)とSNS2(純正DA向けアース?)とMicrophone Amplifier Assembly (Map Light Assembly)……、あれ?ちょっと待って?」



(゜ω゜;)「ちょっと待て、この配線ルート……、これってピラーに行っているって事は……、テスターも反応している。まさかマップライトに」
マップライト外してゴソゴソ




(゜ω゜;)「おい、おい、まてまて」コネクタクイッ



( ω  )
「マジかよ……」


右ピラーにはバニティミラーのライトの他にもマップライトという名のルームライトが有るけど、この配線はまさか……。

(゜∀゜*)「マジか!マジか…マジか…マジか…マジかよ!あんのかよ!」

(神;・∀・)「あ、オッサン壊れた」

(;´_ゝ`)「落ち着け。で、なに?どゆこと?」

(゜ω゜*)「いやいやマジでマジでマジなのよ」

(;´_ゝ`)「わからん」

(^ω^*)「ごめん。こいつは思いもよらない収穫品でしてね。本来無いと思っていた配線が残っていたことが驚きでね。」

もう興奮だよ……。
まさか北米仕様のBRZ/86/FR-Sに付けられていたハンズフリーマイク用の配線がそのまま残ってるとは思わなかった。

……インターネットを調べていて、北米仕様にはフロントマップライトのちょっと離れたところにマイク用の部品が付けられるようになっていて、日本仕様のマップライトのステー上にはマイクを付けるための土台だけはあることまではわかっていた。その上でマイク用配線はハーネスごとない場合を想定していたが……。



元のマイク自体はマイクに電源を入れて増幅させるタイプで、マイクの+、-のほかに電源を加えて本来よりも1本多い。
しかもケーブルにはシールドが用意されていてノイズ対策も用意されている。
本来のナビのハンズフリーマイクだと+、-の2本でいいので、本数としては余裕で対応できる。お互いの端と端にマイクと2.5mmプラグで変換すれば間の配線は不要となる。

(゜ω゜*)「下手な配線と違ってシールド付きだからケーブルとコネクタあれば天井にナビのハンズフリーマイクをケーブル這わさずに簡単に付けられるというトンデモパーツっすよ!」

(;´_ゝ`)「興奮されても困るんじゃ、落ち着け」

という感じで思いもよらない配線に興奮。そんな感じで引き続きノイズと戯れています。
Posted at 2024/02/14 00:05:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | BRZさん@DIY | 日記

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 鳥取県の片田舎でレガシィという目立ちづらい車に乗っていましたが、次の車はBRZという解りやすく激しそうな車になりました。 「おもしろいと思えばやってみる...

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