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MRVのブログ一覧

2023年12月16日 イイね!

【寄り道というか】緊急対応:不調の3Dプリンタを修理する。【強制イベント】

現状、必要な部品を待ちながら、設置のための造形を3Dプリンタで行っていました。

前にもちらっと造形に3日かかると書きましたが、

まだできていないんです。

実はここ数日フィラメントも補充して最初のテストピースを作ってから補正が必要だったので補正したパーツのデータで本造形をしようとしたのですが…。

(;^ω^)「なんで途中から地が荒れるの?」



熱溶解積層方式3Dプリンタでは、0.15mmずつ浮かした状態で、プラスチック素材を溶かして積んでいくが、この地の状態はきれいな波状でないといけない。この波の状態がぼこぼこになる事を私はよく地が荒れると言っている。



ちなみに綺麗な場合はこんな感じ。ボコボコに荒れる原理は単純で、先ほどいった0.15mmの隙間が確保されておらず、熱を持ったノズルが充填しながら既に印刷した地を削ってしまっているのだ。確保できない原因は作業土台のビルドプレートの平面が採れていないこととかもあり得るのだが、一番の問題は、フィラメントの冷却による収縮、反りが関係する。

プラスチックは熱を加えて形を作り冷却される際に少なからず体積が収縮される。そして一番使う素材であるABSはその収縮率が一番大きい。その対策には温度がものすごく重大に関わっており、MRVの場合はプリンタ自体を断熱式のエンクロージャーで囲み、土台につながるヒートベッドからの温度を効率的に造形物に伝えるためにエポキシガラス樹脂のボードと剥がれ防止のための整髪料(某ケープのスーパーハード)を使用して色々と対策している。他の対策も行っているが今回はその辺りは関係ないようだ。

で、今回のトラブルは温度が原因で、反り防止の要になるヒートベッドの温度が100℃から0℃へと造形中に下がってしまい、ヒートベッドは30℃前後まで冷え切るという問題である。こうなると、造形は反りどころかビルドプレートから剥がれやすくなり、造形が途中で剥がれてしまうとその後の世界は、まぁ地獄だよ。30時間後に初めて気付くならそりゃもうね。


ちなみにABS樹脂以外はTPUの柔らかい物かPET-G等の透明な素材程度しか使わない。よく造形にはPLA樹脂が低い温度で良いという意見もあるが、



夏の日差しに日よけが1日と耐えられないので、車用のMRV-Projectカスタムパーツは全てABS樹脂で行っている。



そんな温度が上がらない3Dプリンタの緊急メンテを始めた。



今回の問題箇所はヒートベッド温度が問題のため、土台側の分解とメンテ。あとは、フィラメントを送るためのスプールホルダーも劣化していたので修正と、細かな掃除を。

まずは温度管理を含めたマザーボードについては開けて調べて見るも特に焼けたところなどはない。ということは安全装置的に発熱カットをしたという予想もある。

3DプリンタではヒートベッドはY軸方向に動くので、ケーブル周りも稼働中は常に動く。ケーブルの半田付けは問題ないとみていたときに気付いた。

(;^ω^)「これセンサー線の一部が内部断線してる?」



ヒートベッドには中心部にサーミスタと呼ばれる温度抵抗が有り、温度が低いと抵抗値は増えて、温度が高いと抵抗値は減る。



よく見ると固定台からもケーブルが抜けており、長い間の連続稼働による金属疲労で導線が切れて中途半端に反応していたようだ。それがY軸動作時に温度測定が不安定となり、途中で安全装置としてヒートベッドの発熱を止めてしまったのではと判断できそうだ。

とはいえ致命的な原因はあるのではと思った私は、メーカーである深センのANET社にヒートベッド周りの注文を行っていた。とはいえ部品が届くにも数週間はかかるので、半田をやり直して、ケーブルを修理してみる。途中半田ごての温度が足りなくて、温度可変半田ごてを購入したが、なんとか補修に至った。



掃除をして組み付けて、データを流したところ、温度も30時間以上経過しても下がらなくなったので、原因はこれだったようだ。

(;^ω^)「これでなんとか造形再開。」
Posted at 2023/12/16 23:03:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2023年12月10日 イイね!

【結局調べにゃ】PUZUDSP設置:どこに置くのさ?その箱【始まらない】

というわけで、中華DSPを使って8chバイアンプ環境を作ってみる企画が始まりました。

(神#・∀・)「勝手に始めるな。」

(^ω^;)「色々と準備がいるのですよ。」

中華DSPは手に入れた物の、どう設置するかなどはまだ未発展な所。ここ数日、本体を確認しながらどうするか考えてみた。

〇アンプの場所は?

最初はシートの下だったら例のアレも消えたしどうにかとも思いましたが…。

(#´_ゝ`)「元の木阿弥で却下」

( TωT)「えーん」

せっかくスッキリさせたところに同じようなもの入れてどうすんだ?という事で却下になりました。吊り下げ?ソアラのライブサウンドシステムじゃあるまいし…。と思いながらリアトランクを渋々あけて、スペアタイヤの無いラゲッジトレイを見ていると…、


神の天啓の如く入る。
(;^ω^)「けどこれコード処理で面倒だな…。避け穴作ったり……」

ただこのサイズをよくよく見ると……、


(;´_ゝ`)「え?やるの?」



前回の経験を流用できることから、一週間程度で図面を引いた。

(^ω^ )「まぁ、モノコックは左右対称だし、留め部分は前回のを流用すればほぼ作業は完了だわな。まぁ、造形にはいつものごとし時間掛かるが……」

トータルで3日ほど掛かるようです。

ちなみに今回のケーブルは完全自作。

(;^ω^)「一応メーカーからは通常のPlug&Playケーブルは添付されていたんですけどね…」

リアにおくなら1.5mじゃ足りない
      &
X6800Sは互換性なき特殊ケーブル


なのだ。

(神・∀・)「どゆこと?」

そこは次回へ続く。
2023年12月03日 イイね!

【そうだアレだ】路線変更:EQ調整の要をデジタルに任せれば良いというパワー系思考【アレですべて解決なのだ?】

(#神・Д・)「中国からなんか届いたよ」



(#´_ゝ`)「さぁ、何をしたんです?」

(^ω^;)「そんな10年前みたいな責め方しないでよ

前回書いたとおりの話を実際にやるならばという所で、クロスオーバーネットワークなどではない方法をという事で考えたのは……、

(^ω^ )「アレを買いました。」

それはDSPです。


( ´_ゝ`)「DSPって最近よく聞きますが……」

少しカーオーディオカスタムには方向が変わっている感もしますが、これも最近出始めた一つの方法です。DAと呼ばれるデジタルアナログ変換ではなくディスプレイオーディオや中途半端に車体制御にオーディオシステムが絡んできだすとスピーカーを替える以外に使える方法としてDAとスピーカーの間に割り込ませる方法としてDSPが増えだしているようです。
この方法を逆手に取れば、普通のスピーカー交換だけでなく、今回の様なネットワークを考えないといけないエグい音質チューンもアッサリと出来そうな感じなので、かなり面白そうなものではあるんですよね。

その辺りの方法がわりかし最近になったのは、DSPの値段自体が下がり始めたこと。
MRV個人の意見で言えば単純なシステムアップ程度ならばスピーカーの交換は安価で有効な音質改善手段ではある。通常の純正SPが中音強めな構成に対して、市販のカスタムスピーカーはほぼほぼフラットな仕様であれば、後は再生する機器の能力次第なところが高い。再生する機器がそれなりに良いユニットなら性能のカバーは可能でそっちの方が一番手っ取り早いし。EQを本格的に調整やネットワークを考える事というのはプロや趣味人が考えるものでよかったのです。

ただもう一つ理由としては先にも述べたヘッドユニットであるオーディオ自体が交換できなくなったというところでしょうね。特にマツダとかいうメーカーが10年も絶対保つわけが無いシステムを入れていますよね。似たようなことを最近システム連携だとか言ってスバルさんもやり始めましたね。そんなの20年も30年も同じシステム提供出来るんですか?同じシステムで作れるんですか?という話にもなるんですよ。後先考えない中途半端な資産は自分を苦しめますよと、アイサイトは好きだけどアイサイトXはシステム的にあまり継続性がないんですよね。一度何かあったらすぐに消えそうなシステムはサイバーナビのHUDまでにしてほしい。個人の感想だからね。

一方でDSPの調整力ならば今のサイバーナビでも問題ないのでは?という声もありますが、やはり今回のことを深くやりたいのならばDSPの方が良いと思いコッチの方法を選択しました。後学のためです。

(神・Д・)「でも所詮は純正スピーカーでしょ、そんなスピーカーでよく不満言うな」

(^ω^;)「まぁ、それにはちょっとした仕掛けがあるんだ」

……実は話していなかったのだが、普段の再生には使っているAVIC-ZH0009にはオートEQ機能を使って少し音質の底上げがなされている。事前に専用マイクで測定して、丁度良い感じにヘッドユニットで補正を行う。最終的に測定したEQ値が基準値となり、そこから各EQプリセットを用いて操作を行うことが出来るというもので、今までの測定ではもちろんその機能を外したうえでの結果なのだが、例えばサイバーナビが修正したら実はこの結果にはならない。
本測定はまだ行っていないが、少し低音域と高音域を持ち上げて中音域は下げる。これによってかなりモヤモヤ感は下がってよくある

少しくりやぁな音


という表現となる。

(;^ω^)「ただ注意するべきはうまくバランスが調整出来るかどうか」

で、今回用意したのはこちら



(神・∀・)「PUZU?プズ?あんまり聞いたことないけど。」

実はみんカラ等では、少し話題になっていたメーカー、中華系DSPとはいえ設計はアメリカで、製造は中国というのは多く、これもその1つ。VE,Sennuopu,GOLDHORN,SAIACO,博音臣……、まぁ、探し出したらきりが無いです。



その中で私が用意したのは、PZ-X6800Sという機種で、6CH入力に対して8CHアンプ出力と10CHRCA出力でAB級アンプ付き、31chイコライザ、各種フィルタアライメント調整、8x75wの最大出力という、

なかなかのバケモンシステム。

(;´_ゝ`)「それを純正スピーカーで鳴らすんですか?え~……」

ただね…、



結構金額がえぐくないか?

(神;・∀・)「中華で8万ってちょっと怖いんですけど…」

(;´_ゝ`)「しかも何だ?この日本語?PUZU 6チャネル入力10チャネル出力車載DSPアンププロセッサ500 W出力」



(神;・∀・)「ちょっと待て、これメーカーとしては最上位機種の高級品……」

(;´_ゝ`)「値段感覚がバグしています。」

amazonがこれでAliExplessだったらちゃんと名称とかちゃんとしているんですけどね。日本語翻訳の稚拙さが怪しさを引き出し過ぎててもうね。

(神・Д・)「で、これで純正スピーカーを目的通りに鳴らすの?」

(^ω^;)「そうですね。」

この手のDSPの場合は今使用しているカーナビと車体側ハーネス間に挟み込んで使うのですが、そのまま使うのは少しもったいないので、今回の目標として、

8chアンプ独立化

(ただし純正スピーカーと純正ハーネスはそのまま利用)

(;´_ゝ`)「何だろう、安いのか高いのか判らないシステムだな」

そんなわけで当初の目的だった「もうちょっと低予算で何とかならんかね?」的な発想は蹴落として、中華DSPによるバイアンプ化という路線変更となりました。つづぬ。
2023年12月01日 イイね!

【要はアレか?】路線変更:事情に合わせて設計するならば?【アレですべて解決なのか?】

紆余曲折しましたが、久しぶりにこの話を少しします。
前回の話で、フロントスピーカー周りで少し考えてみた。



全体を見たときに感じるのは中音域(300Hz〜2.5kHz)に関しての強さであろう。思いの外、音にモヤモヤ感を残しやすい設定なのだといえる。わかりやすい表現では、

ザ・普通のラジオで使えそうなスピーカー

という奴である。それをサイバーナビのオートTAやオートEQで丁度良い聴感にしているというのが現状で、そのあたりの補正結果もまた調べる必要がある。



そして、前側のドアWF(赤線)と上部ミッドとTW(青線)の関係はこうだ。
この測定結果を見ていると、それぞれのスピーカーで発している余計な周波数域の音を消せないものかを考える必要がある。



少し加工した。余計になっている部分をカット出来て、写真の傾斜角度を実現できる部品があればうまくいくのではと淡い期待はあるが、例えば今の手持ちのカーナビにてそのあたりの細かいことが出来るかという疑問がでてくる。結論としては全体的な構成ではこの通りに近いが、調整できるかといえば無理だ。

手持ちのナビは10年物のサイバーナビ、現行であれば、ネットワークモードを利用すれば希望の音域で程よいクロスネットワークを組めて解決なのだが、昔のシステム上では基本的にフルレンジ・サブウーハーモードのみの設定となってしまう。10年前にDEH-970手放すんじゃなかったなぁ……、いまさらなる後悔。

後悔は別にして、周波数カットをきちっとやりたいなら追加すべきはネットワークになるが、スピーカーを見る限り特定の帯域でハイパス化されてるが、その部分が少し足りないのではという感じもする。

とはいえこいつはフロントに至っては4+アンプ2の6発同時制御とリア2の組み合わせで、なんとかウーファーだけなら独立できそうになっているような癖っ子なのだ。それぞれにおいてどれだけでっかい抵抗とコンデンサ付けないといけないんだ?と考えると少し憂鬱になる。

( -ω-)「その辺りの運用をもう少し手軽に出来そうなのは……、用意してみるか……アレを」

次回一気に急転直下します。


(#神・Д・)「おい、反則だぞ!それは!」

(#´_ゝ`)「どういうつもりですか?」

(TωT;)「えーっと、そこまで責められるの?ボク?」
2023年11月27日 イイね!

【一応の】車載メディアプレーヤーシステムVer2の搭載完了【完成】

さて、色々と方向が進んだり戻ったりしているリア移植作業もだいぶ佳境になってきました。完成まで話を進めていきます。

取付位置の修正を行った後は、ついに造形に入りますが、3Dプリンタ側の部品も造形は、やはり一回ではうまくいかない。
造形の向き、サポート材の量、造形に必要な時間、温度管理といった面で出来が異なることが多いので、同じものでも、寸法が出来るごとに微妙に異なります。
特にFireTVstick4Kのホルダー周りはその環境変化でうまくはまったりはまらなかったりとその影響が大きい。幅19センチと造形サイズギリギリで作っているため、作り出すのに2日間近くかかり、出来た最後の確認でうまくいかない方が状況として多かったりする。
この辺りの作業は苦行です。フィラメントは再利用がきかないので作ってダメならポイなので失敗作が増え出すと難儀です。そのためのギリギリ調整ですが、こればかりは3Dプリンタの能力というところもあるので一概に万人向けの設定が出来るわけではありません。

そしてやっとこさ出来上がった枠の取り付けテスト。3Dスキャナの精度の狂いも重なって多少の組み付けのアラはある物、極端なズレはなかったのでヨシとする。

取り付けに必要な各種部品の用意もちらほらと。

リレー用の基板も届きましたが、ポートの穴が狭すぎたので今回は穴を拡げて更に基板の表面を削ってハンダ面を確保するという力技を使いました。
リレー部品は中華製で某松下系に似たリレー部品を手配。基板ピッチが汎用で使えたのと、EAGLEにそのリレーに似た製品の部品データがあったのでそのまま流用することで、EAGLEお馴染みの部品の手作りをしなくても済み、一個単価が左のエー〇ンさんよりも安くなって、10A→20Aに耐久性が上がる色々とお得な仕様。そこまで電流は流れないけどね。

でもリモートスイッチを有線化しているなら無くてもいいのでは?という意見もありますが、今回のシステムではリモートスイッチにはなるべく電源を流さないという目標があり、それを踏まえた方法として、PICタイプでも良いのですが、再起動対策含めてリレーとして、双投型を採用。NC側(電流を流さない状態で繋がっている側)とNO側(電流を流した状態で繋がっている側)を繋ぐ機器によって振り分けました。今回の場合はNC側にFireTVstick等のHDMI機器と、カーwifiのDCT-WR100Dを繋いで、リセット中のみリレーを働かせて、NO側には常時使用していないラズパイを繋いで、スイッチの動作通りとしました。

なので、写真のスイッチが0/1逆向きだったりするのは物理的な向きを合わせるとこうなるわけです。はい。

USB電源もエー〇ンさん系で固めていましたが、ラズパイ用として元バッテリーレス化に使っていた秋月6AのDCDCをもう一台用意して、先端をmicroUSB化します。該当機器の消費電流も5Vに対して2Aもいかないという判断なのでこれで十分としています。とはいえ最終テストはしますが。

それでも何とか造形が終わってきたので、配線などの準備を進めていく。ここから先は過去の経験を利用します。

電源引き込み用のケーブルは、既にEDFCの作業時に行っていました。

EDFC用の電源としてACC電源はBRZ/86においてはリヤ方向には皆無だったため、のれん分けからリヤ方向にケーブルを敷設、EDFCはACC電源を入れつつも、リアでMT車特有の再起動対策(要するに発進エンスト対策)の遅延ACC電源(私はD-ACC:DelayAccessory等と言ってますが)も使えればと考えて、どっかで見覚えのあるシールド付3極MVVS線を敷設。
1.25sq程度の太さがあるのでD-ACCをバッ直に変更しておけば、大概の配線問題は解決できる。D-ACCの生成は今使っているユピテル駐車録画オプションの電圧/時間タイマーOP-VMU01にリレーをかけてバッ直を制御してしまえばOK。この方法、たとえ充電器などの機器であっても電圧か時間のどちらかが条件に当たれば落ちるのでリレーと組み合わせれば汎用の遅延電源としても使いやすい。ちなみに今だとエーモンさんにも遅延タイマーは存在するが、これは12.2Vを閾値として、電圧がそれ以上ならタイマーが働くものである。

※ただ補足しておくと、OP-VMU01とエーモンさん、どちらも単体ではタイマーの許容電流は3Aまで。実情で言うとETC2.0やドラレコなら3A許容でリレー無しでも問題はない。一方のFireTVstickやRaspberryPi等の機器を混ぜ込んだ場合はHDD稼働時に約3A(12V負荷時)なので機器保護目的で0.15Aのリレーを掛けているのである。10Aのヒューズを掛けてはいるが実情、其処まで要るか?といえば不要ではあるのだが。

また遅延電源を作っておくと、FireTVstickやRaspberryPi等の一時的なデータ保持を行う事もできるので一時的な休憩や車外対応にも使える。唯一の難儀としては、フロント側とリア側でタイマーを分けて仕掛けたこと。距離が伸びればそれだけ負荷も掛かるので、フロント単体だけではまかないきれなかった。

そしてEDFCから分岐したACC含めた電源線はユニット本体へ入るが、このあたりのコネクタは過去からのファンなら見覚えのある、車載PC用の3極型電源コネクタ。俗にいう航空コネクタなんて呼ばれてますが、元々は日本の航空部品の製造会社が作ったコネクタというわけです、詳細は忘れた。最近中国サイトが翻訳するときに航空が目立つ様になったらしいが気にしない。そして車載PCで利用していた8極型コネクタもケーブルを再利用。ケーブル作るのメンドイんです、はい。ピンも7本消費するので丁度良かった。

写真は2012年当時のモノ。USBケーブル除いて再利用品です。

最終的に各コネクタは、
3ピンが電源用で、バッ直12VとACCとGND(ボディアースとはしない)
8ピンはリレー用に3極+GNDとHDMI切替器IRセンサに3極と利用。リモコンの事を考えたら3.5mm3極も考えたけど、其処は今後の問題として対応。
スイッチユニットは最初運転席用にしていたが、感度が悪いので助手席へ、更にシードスライドに影響するのでかなり前側に。途中の図よりも前に出ていますが、

もちろんこの辺りも3Dスキャナーで型取りしたコンソールにデータを流してベストフィットに(*´д`*)ハァハァ

配線はリア電源線と同じところをということで、センタートンネル上部を経由。
USBHDD線やHDMI線2本、リモコン線の他に白い線はナビ側DVDやDTV等の映像出力用のRCA線に使った地デジ・BS用のアンテナ線4C-FB線。同軸線は昔からアンテナ意外にも映像ケーブルに流用していた経験があったので使い慣れています。

そんなこんなで組み立てていく。
土台との感じは丁度良く、精度の手前少し広めに作ったことも功を奏して、ネジを入れればなんとか丁寧に入っていく。ただ右ユニットについては、外側が内張と干渉するところが出ていたので、少し調整が必要であること以外は、至って調子よく入った。

で、本体はこんな感じになった。




思いの外、良い感じ(*´д`*)ハァハァ

(*´_ゝ`)「自己満レベルとはいえ、他に干渉せずにまとめられて良かったじゃないですか」

(神・∀・)「使い勝手が良くなるじゃん♪」

そんな感じで、構想よりも設計と造形に時間が掛かりすぎた計画はこれにて終了ですが。
まぁ、今回は本来の目的の寄り道でしたが、今後予定しているネタ前の良い勉強と練習になりました。
(;´_ゝ`)「え?これ前哨戦?」

(神;・∀・)「まだなんか造形するの?」

(*^ω^)「まぁ丁度良い勉強だったです。はい」

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「【何かと】何とも言えないカオスな話【振り回されている?】骨折ネタ http://cvw.jp/b/168386/48478344/
何シテル?   06/09 22:54
 鳥取県の片田舎でレガシィという目立ちづらい車に乗っていましたが、次の車はBRZという解りやすく激しそうな車になりました。 「おもしろいと思えばやってみる...

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