最高気温が36℃近辺という酷暑日の予報でしたが,
NA1用のマスターシリンダー&マスターバックのテストをしにTC1000へ行って来ました.
3連休の中日(とはいえ,私は最終日=月曜日は休みじゃないのですが)なので,道中の混雑が予想され,行きはともかく帰りは渋滞にハマりそうで嫌だなぁ~とも思いつつ,今後の予定を踏まえるとこのタイミングで行っておく必要があったので,眠い目を擦って筑波に向かいました.
さて,当日の話を始める前に余談から.先日,携帯を変えました(↓).
2007年以来の機種変更なので実に15年振り(笑).今までは会社のセキュリティの都合で「カメラなし携帯」じゃないとオフィスに持ち込めず,当時唯一のカメラなしカタログモデルだったSHARPの「SH812(画像左)」を長年使ってきたのですが,携帯会社から「いい加減,機種編しろ!」と怒られてしまったので(↓),
富士通の「arrows we(上段画像右)」へ機種変更しました.これにより4Gを丸々すっ飛ばして3G→5Gへ一気にジャンプアップ! いやぁ~,色んな処理が早くて快適ですねぇ~(笑).合わせてカメラも最新型になり,ブログ用の画像も少しはキレイになったはず(?)なので,余談からスタートしてみました.
それでは元に戻って本題.
当日は朝から30℃オーバーの予報で日射しも強く,出来れば暑さをしのげる屋根(=ピット)が欲しかったところですが,フォーミュラがある日なので,「まぁ,無理だろうな」という事で早々に諦め,パドックに陣取り.
快晴の素晴らしい青空~と言えば聞こえは良いですが,日陰でもただ立っているだけで汗が滴るような気温では「勘弁してくれ・・・」としか思わないですね.
この暑さなので,台数も少な目かな?と思いきや,3連休だからなのか? 夏休みに入ったからなのか? 分かりませんがそれなりに台数がいます(しかも見知らぬクルマが多い).「こりゃ,午前中は満杯になりそうだなぁ~」と思い,8時台のT枠に狙いを定め「状況によっては今日は1本で終わり」と考えつつT2枠(8:15~)でコースイン.
「ブレーキの感触が分からないので,少しずつ慣らしながら~」と言いたいところですが,結局このT2枠も満員御礼状態な上に,気温・路面温度が「1周目から行かんかい!」と許してくれないので,やむなく計測1でいきなり勝負.
結果は
42.273 で撃沈.「8時台だったらギリ41.9秒が出せるかなぁ~?」と思ったのですが,やっぱり想定より0.3秒くらいクルマが遅い状況です.この後もアタックは続けますが,42.3秒・・・42.5秒・・・と落ちる一方でした(泣).
まだデータ数が少ない状況ではありますが,A052のタイム推移を比較してみると(↓),
マイチェン前のA052(灰色)と比べて,マイチェン後(赤色)は明らかにタイムが落ちているような気が・・・.とはいえ,気温:31℃,路面温度:37℃の条件下ではこれも仕方がないのかなぁ~?とも思いつつ,タイヤの表面温度を測ってみると,
なんとフロントタイヤで80℃,リアタイヤで70℃オーバーになっていました!
(どうりで,リアが流れて向きを変え易い!と思ったら・・・)
「いくら路面温度が高いと言ったって,さすがにこれは変じゃないか?」と思い,マイチェン前のA052で続くT3枠(8:30~)を走った,こもりん.さんにタイヤの表面温度を聞くと「60℃台」との事.やっぱりマイチェンで耐熱性が少し落ちてないか? それによって高路面温度下ではタレてグリップの絶対値が落ちてないか?と思いたくなりました・・・.
「ん~,この感じだと今日の路面条件では,タイヤを無為に減らすだけかもしれないなぁ・・・」と思ったので,ここから先は見学モードへ移行.
この酷暑をモノともせず行われている「負けず嫌い選手権」の模様を上から見てました.
(フロントのキャンバーがつくとヘアピンはあんなにクルッと回れるのか.凄いなぁ・・・)
その後,あおたまさん・しょこさんがこの悪条件に果敢に挑むも,0.4秒落ちで跳ね返されている様を横目に見つつ,「一体,今,路面温度は何℃なんだろう?」と簡易放射温度計で測ろうとしたら,
「AH」と表示されて温度が計測出来ず・・・.この製品は330℃まで測定出来るはずですし,オーバーヒートなら「OH」のはずですし,何で計測出来ないのか分かりませんが,とにかく「それくらい暑い!」というのはよく伝わってきました(苦笑).
更にその後,こもりん.さんがサロンに行くそうなのでついて行って,モツ定(↓).
また初めてアイスコーヒーも頂きました(↓).
私はあまり胃が強くないので,濃いコーヒーだとお腹が痛くなっちゃうのですが,ちょうど良い濃さで美味しかったです.ご馳走様でした~♪
そして,食後の散歩がてら気温・気圧のボードを再確認すると,
うへぇ~,午後は気温:39℃,路面温度:60℃まで上がってる!?
これじゃコースインした直後から熱ダレが始まっちゃうよ・・・.
最後,この日も新兵器を持ち込んでいた,こもりん.さんにマキタツールのアドバイスを頂き,解散となりました.
(RC-T5は,やっぱりRZⅡより黒寄りの色合いだなぁ・・・)
以上,灼熱のTC1000でした.
そもそものテスト目的であった,NA1用マスターシリンダー&マスターバックの感触に関してはまた別途纏めますが,路面温度が高過ぎてタイヤのフィーリングが毎周毎周変わってしまうため,さすがにここまで暑いとテストには不向きですね.A050のMコンとか,レース向けの耐熱性の高いタイヤでないと正確な判断は難しいなぁ~と思いました.
・・・という事で,次はコッチ(↓)の出番かな?と思っていますが,(外径的に)果たして使えるのか??
当日お会いした皆様,暑い中,お疲れ様でした!