評論できるほどツウってぇ御身分じゃありやせんが…と前置き。
今回の代車、レンタカー仕様カローラアクシオについての個人的雑感になりやす。
先ずは概観。
リア

フロント
可もなく不可もなく。
兎角、趣味在りきなアクの強いデザインという事も無いので、TPO弁える事無く、気軽に無難なという
選択では重宝ですね。
車内
以前、70系CE73や120系AE124を家族名義で維持保有していた事ありますが、それらに比べ
かなり広くなっていますね。
特筆すべき事として、リアシート足元のスペース、意外にこのクラスでは犠牲になりがちですが、
しっかり余裕が確保されています。
画像の状態、助手席側はリミットまでシートを後ろに退いていますが、それでもこの余裕はなかなか
無いかなというのが率直なところですね。
加えて、シートのクッション材、通常以外の、例えば中距離移動等々のシーンでも疲れにくい事、
CE73から約30年分の推移による、ユーザー意見の反映結果と云えそうですね。
ここまでヨイショしましたが、問題がやはりちらほら散見される事実もあります。
なかでも、特に評したい部分としてエンジンと駆動系が挙げられます。
必要十分な最低限のパワーですが、やはり車体が大きく、重い分、シーンによってはややパワー
不足感じる事もあります。
更に云うなら、CVTの制御。
これは酷評になってしまいますが、あまりよろしくないかなというのが率直な忌憚なき個人的感想に
なります。
CVT特有の発進時起きる滑りといいますか、加速に比例しないエンジン回転の上昇、これが特に
ひどく、かなり唸りながら緩々加速し、ある段階から突如急加速する感覚は、内装が瀟洒、上質な
事と相反し、残念という他に無いかなと感じました。
他、他車評でも散見するECOランプの不必要、過剰な点滅、これも前事実に拠る物と感じられます。
この事象を解消するには、相当アクセルワークに気を使う必要があるというのが率直なところかなと
思います。
日常の買い物、特に首都圏等々の生活圏でのライフスタイルには最適な選択でしょうが、
非首都圏の郊外地域等々では少々荷が重い部分、とくにファミリーユースでは家族の「値段なり」、
「車格なり」という我慢強いる部分も時に在るかなと感じました。
(酷な言い方になりますが、若者定番の「親父のクルマ、カローラだからサ…」という評価、払拭する
にはこのあたりの煮詰めが必要かなと云うのが個人的評価ですね)
このあたりの感覚、もっと云えばよく云われる「トヨタだから」なんですよね。
どこか優等生、普遍的、相当悪く言いますが、刺激が無いんですよね。
大衆車だからではなく、もっとスパイスの効いた隠し味も在っても良いかなというのが雑感に
なります。
(例えば「アシのいいヤツ!」で人気博した初代カリーナMYROADやコロナEXIVのエキサイトVer.
みたいな部分も在りきかと。)
個人的にはイチオシではありませんが、今後に期待!という本音で締めます。
Posted at 2013/02/17 05:31:22 | |
トラックバック(0) | 日記