少々早いですが、総評なぞアップします。
以下からのジュリエッタに関する総評、現オーナー様や、販社様からすればお怒りと失笑を
かうような内容になるかと思いますが、先ずはご容赦頂戴したいと前置きしてブログアップ
します。
実は散々迷いました、モニターとしての立場で言えば約400万円のクルマを無料でレンタル
できた以上、褒めちぎるのが筋ですが、個人的には忌憚なき意見も、購入検討されている方の
為にはという思いもありまして。
そのため、良悪双方の正直な感想を幾つかに分けてブログアップいたします
①、アイポイントの高さ、全体のバランス、視界。
アイポイントが高いのは安全運転には有利です。
しかし、AlfaRomeo D.N.A.を採用し、若干スポーティな部分を意識し、Giuliettaの冠を
採用した以上、ともすればSUV、例えばマツダCX-7やスカイラインクロスオーバー、ムラーノ
あたりのクラスともとれる外観、アイポイント、が少々残念に感じました。
もうあと15cmでも良いので全高が低ければという思いが、運転しての先ず、第一印象でした。
更にいうなら、この車高が採用された理由が、安全のためになら解せない視界の違和感、
ちょうどフロントウィンドウ下端にある、ガラス曲部が原因の歪んだ景色、そして、右左折時に
下り坂となるシチュエーションでの左前視認性の極端な悪さ、更に加えて、特に左後方、
Cピラーとリアウインドウによる視認遮蔽、これらは事故が起き易い原因の一端にもなり得ます。
②Alfa T.C.T.及び、AlfaRomeo D.N.A.に関する致命的な欠陥。
これら新機構、本来であれば褒めるのが筋としても、当該モニター車両を受取り、試乗するなか、
好意、興味で幾人かにも同乗試乗していただきました、
その結果、うち3人から発せられた共通項がこの機構に関する部分です。
まず、AlfaRomeo D.N.A.をダイナミックモードにした場合に特に顕著に感じられる
Alfa T.C.T.の変速に関する違和感。
具体的にはジワ~っとスロットル開けるシチュエーション、例えば渋滞に遭遇し、やむなく追従
するケース等々のシーンで、マニュアルモードを選択していると、ローギア~セコンドギアの
切り替えがうまくいかないパターンがあります。
これは、エンジン制御、特に燃料制御にもかかわるのですが、エンジン回転が落ちにくいために
セコンドギアに入れられず、結果1000回転前後までゆっくり回転下がった後、突然繋がるという
違和感、否、違和感だけでなく、数度は後ろから追突受けたようなショックと同時にガコンと
音立てていきなり急加速気味になり、慌てた事があります。
また逆に、前述ブログに記載したように、これら機構とリンクするブレーキアシストも少々危険な
部分があります。
しかし、アルファ正規ディーラーいわく、どちらも正常との判断でしたが、個人的にはやはり、
気になる部分の一つといえます
③内装のチープな部分
かなり残念なのが内装の質感。
国産の場合ですと、当然といえば当然なのですが、正面のパネル部分、以前のアルファなら
アルミで出しそうなところが、なぜかフェイク。
シフト周りも国産の低級グレードの見た目高級っぽく的な、ありがちな処理に少々残念な気分に
なります
更に加えて、AlfaRomeo D.N.A.、スイッチが私のスタイルだと遠いんですよ。
他、ドリンクホルダーがアームレスト倒すと使用不可能、アッシュトレイはずし、同乗者とドリンク
ホルダー共有すると、どちらかが飲み物の種類選ばないとドリンクホルダー使用不可能な点。
更に云うならば、サイドブレーキレバーのブーツ、最初、本革になっていて「お!質感上がってる
ゾ!!」と感じたのも束の間、サイドブレーキ降ろした時に問題発生。
このせっかくのブーツが邪魔をしてサイドブレーキレバーが完全に下がらない…遊び調整が
少ないと確実に引きずる可能性、そして、一連の操作での余分な動きで劣化早くなり、後々割れる
可能性、懸念材料が多すぎますね。
特にこういう操作系に迷いあると、ともすれば安全にも影響出るだけに、もう一考をと杞憂ですが、
感じます。
Posted at 2013/02/19 23:47:33 | |
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