酷評ばかりも芸無いので、良い部分についても評します。
先ずは先ブログに記載した様にダイナミックモードで振り回すならば面白い部分もあると
いえます。
ただし、クローズドの中で想定されるであろう速度や旋回という条件がつきます。
なぜなら、タックイン等々の挙動を意図的に起こすならば、それなりのスキルが無いと
特にジュリエッタの場合、車重起因の危険な挙動が紙一重で起き得る可能性があります。
つまり、そういう挙動起き易い領域まで粘る足回りとも評せますね。
補足として、過去アルファロメオ車、特に147、156あたりを所有された経験があるなら
この足回りに違和感を覚える事は全く皆無と付け加えます。
その理由として、回頭性能、減衰設定等々の体感的な部分がそれら車種と酷似しており、
乗換えならば、すんなりと受け入れ可能かなと感じます。
カーゴスペースも十分以上といえます。
例えば、夫婦に子供一人という家庭であれば、その子供が成人するまでの間、重宝するに
値するスペースが充分在ると言えます。
幼少期はベビーカーに加え、着替え、オムツ等々で中振りなボストンバックが一個ないし二個
積載可能でしょう。
成長すれば部活に習い事、学生カバンに加えた荷物も然りとなります。
他、実際運転されるであろう旦那さんのゴルフバックや、家族でのスキー、スノーボード旅行、
こういうシーンでも重宝する事と思います。
それらをスマートにラゲッジに収める事が可能な容量を確保しているのは使うシーン問わず、
家族持ちの方々には購入検討の食指が動いた場合、決め手になるでしょう。
外観デザイン。
過去のアルファロメオ車特有のアクの強いデザイン感は残しつつも、素直に格好よいと言える
かなと感じます
とここまで書きましたが、総論として、私の個人的感想、究極は”この車ってアルファロメオ?”に
なります。
評価協力いただいた、現アルファロメオオーナーの某氏も漏らしておりましたが、別に
アルファロメオでなくても良かったのでは?という思いが払拭できない部分が多々散見された
事が非常に残念、そしてその事があり、①で記載したようなウィークポイントがあるため、
良い部分が評価ためらう部分があるというのが正直なところですね。
アルファロメオというブランドに特別なステータス感じる向きならば迎合できるでしょう。
…例えば事実なき個人的意見で、私を偏見酷評している輩、そして外車という枠に色眼鏡な
輩等。
しかし、過去のアルファロメオ車をこよなく愛し、そして、過去のジュリエッタという車の
特別な意味を知る者、更に、ステータスや偏見でなく、純粋に車を理解する者には
違和感が残る事といえます。
個人的には、アルファロメオではなく、フィアットでSUVとして出して欲しかった、という思い
です。
今回、多数の応募の中から、厳正な選出にて私を選んで戴いた関係者各位には深く感謝を
する部分、そして、せっかくの機会をこの様な見苦しい酷評で〆なければならない事に対し、
深く謝罪をいたし、この記事を〆させて戴きます。
Posted at 2013/02/20 21:19:36 | |
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