勘違い、早とちり、浅知恵はお互い様って処はご容赦と前置き。
この記事は、
豪雪地帯の路面凍結対策は塩水そのもの。これが結果。についてですがね。
画像拝見しての感想、塩化カルシウム、俗に言う塩カルの錆害にしては、当該ブログ筆者の
評価程は錆びていないと言うのが、中学時代から雑誌や、自ら知識請うて、整備関係者から
研鑽した結果得た知識や、北海道で約7年間整備関係に携った経験を元に感じた、私の
個人的な感想ですね。
極端な過大評価とまでは云いませんが、塩カルの錆害ですと、当該ブログ中の画像のように
マフラーのみ錆びて、ボデー鋼鈑部分は殆ど錆びないという事は無いんですよね実際。
当該車両、デフや一部懸架機構にシャシーブラック塗布されていますが、他は新車時のまま、
つまり、ほぼ無対策の為に、とても錆びやすいとまではいきませんが、多少は錆びやすい
傾向にあるといえます。
(材質的に錆対策された鋼鈑使用は前提としての話です。)
事実、スポット部、そして、袋状部からは軽微な錆発生していますしね。
この程度の錆を”
錆という致命的な不良を故意に隠匿された”と暗に表現するなら、
北海道の中古車は全部錆対策不良の欠陥車でリコール対象になってしまうという他無いかなと
いうのが、私の正直な処ですね。
(北海道では、この程度なら年式の割りに綺麗とも考える向きが多数居ます)
このブログの筆者、物凄い勉強して、唯一無二、自身以上の識者が居ないという前提の文章
散見しますが、
ご家族の前所有ダイハツミラは電動パワステにもかかわらず、
パワステ不良→絶対油圧トラブル!と決め付けたり、錆対策にCRCが最高と言う記載したり、
雑誌記事や、メーカーの過大広告、そして、安直に結びつけた知識同士から得られた答えを
正論然と記載しているんですよ。
十人十色とは云いますが、例えばパワステ不良の話で言うと、何を根拠に油圧トラブルと診断し、
断言したのか、CRCさえタップリ塗布すれば錆は絶対発生しないと云うのか、私程度の整備
知識では理解に苦しむんですよね。(苦笑
事実、ボルト接合の離合時にCRC塗布した結果、後処理せず余計に付着した不純物起因で、
余計に錆発生したトラブルも幾件か私自身、現役時代対処していますし、パワステの件も、
同型車が過去の勤務先で代車として、営業車として4台保有していたのですが、
油圧パワステの車両は見た記憶が無いんですよね。
(パワステECUの定番トラブルやウィンドーレギュレターの脱落は頻発しましたが。)
無知なヤツにバカにされた! 法的に社会的な抹殺をしてやる! …という前に、善意の
アドバイス受け入れたほうが宜しいかなと、そして、私自身も人の振り何とやらかなと
感じております。
(あ、でも、明らかに間違った知識押し付けられても無視しますよ。 例えば雑誌等を鵜呑み
にした、ある意味神話化している”OBD絶対万能説”等々。)
Posted at 2013/02/24 03:41:48 | |
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