本日到着。
(うっかりメール便送料分の振込忘れて着払いで到着した為、
少々予算オーバーというオチが…。(汗))
一般的には車種別HowTo本が最強の整備資料という記述を
散見しますが、私はそういうのに頼らず、過去の所有車全て、
パーツリストと一部はネットの情報を頼りに作業見積たてて、
実際の作業は先記述ブログの様に、現車に即して作業を
行ってきました。
また、現所有156の様に、現状入手可能な資料では
全く対応できないと判断できるケースの場合、最初から
現車状況確認よりスタートし、個人的な知識、経験の
範疇で、モアベストの選択を行いつつ、作業進めます。
もちろん、この方法はセオリーにはある意味反します。
特に各種国産ディーラーでの作業手順指導要綱や、
各種初心者向けの整備解説書からすると、かなり
イレギュラーな作業になりますね。
今回レストア中の燻赤号、じつはある意味、156と同様
となる状況でもあります。
なぜなら、前オーナーが修理を放棄した状態で、中途に
仕様外部品が装着されたり、自己流の修理が施されて
いるからになります。
基本、私の修理スタイルは、”回復修理”ではなく、
”修復と安全対策”。
純正同様、純正然では何かしらの問題が予見されれば
迷わず考えうる中での最良となる対策を施しますし、
その検討に時間は惜しみません。
そういうときに役に立つのは、メーカー発行の整備書
でもなく、HowTo本でもなく、パーツリストなんですよ。
パーツリストは整備書にはない、部品の年式差異も
記載されていますし、図面はそのまま構成図なので、
もし何かしら過去に手を加えられていたとしても、
現状構成に対して、良否の判断が可能となります
からね。
日本ではあまりこういう手法で修理するメカニックは
多くありませんが、諸外国では時折見かけると、
聞きます。
これを読まれた皆さんで、修理に行き詰ったら、
一度、パーツリスト紐解いてみてください。
何かしらの回答やヒントがあるかもしれませんよ?
2014.8.21 リンク追加。
バイクのレストアは、情報戦 !? FZ400R と RZV500R
Posted at 2013/09/22 20:26:14 | |
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