2013年11月16日
という事で、仕事明に仮眠した後に名古屋市から
半田市へ移動。
今回の目的は只、ジャイロ×こと燻赤号を時間の許す
限り眺め愛でる事、一時保管の家財の引き取り、
そして工具の引取り目的でした。
156に積めるだけ当面の生活に必要な台所関係の
日用品、衣類他を積み込み、忘れてはならない工具も
積み込み終わった所で、何もせずに只、只、ボケラと
燻赤を眺める…156を只、眺めるのと同様に至福の
一時ですねぇ(苦笑
燻赤眺めながら、購入前後の激動の一時を思い出し
つつ、懐かしみ、失った物は在れど、全て赦し、
無に返り、明るい方向へと方向転換…と気分一新ネ。
で、暗くなってきたので、帰宅し、夕飯調理に必要な
物だけ降ろし、昨日は就寝。
あ、そうそう、家財を引き取る分、余剰スペースが
空く為に軽く整理していたら、以前購入し、一度観た
だけで仕舞い込んでいたKnightRiderのDVDを思わず
発掘してしまい、渋滞中時折観ていたのは内緒デス…。
(爆笑
さて本日はメインイベントのセルモーター摘出…
と、其の前に残積の家財を降ろしてからですが。
家財降ろしていると、同じアパートの住人で好き者の
オニーサンがゲタ車の軽の方、それも足回りを
何やらゴソゴソ…車談義が始まってしまいました
(苦笑
家財降ろし終り、こちらも作業開始していると、
オニーサンの方が、ある部分のナットが錆固着して
困っている様子…近所付合いとばかりに助太刀参戦、
無事緩める事に成功しました。
(こんな近所付合い出来るって、好き者同士ならでは
デスねぇ(苦笑))
私の方もかなり難儀しましたが、無事摘出し、早速
分解!
そう、毎度の事ですが、私は分解清掃だけで誤魔化す
無資格インチキ整備士です。(苦笑
で、分解してビックリ! 当初、リダクションの直結
セルと思い込んでいたのですが、外観の大きさに反して、
まさかのプラネタリ方式だったんですよ。
(遊星歯車で減速し、回転トルクを増大させるタイプ。
国産であれば、寒冷地仕様に良く見かけるセルモーター
ですね)
最近の始動不良の原因は正にココだった様で、分解して
みると、相当、古いグリスが悪さして、軸や摺動部に
かなり問題になる錆が出始めている様子。
ただ、内部ギアや、遊星ギア本体、軸受けブッシュには
齧りも全く無く、再使用は十分に可能な為、パーツ
クリーナー、ワイヤーブラシで洗浄し、シリコンオイル
噴霧塗布で仮組した後に一度手動で動かし、馴染ませて
から再び分解、そして何時もの真っ赤な和光ケミカル印が
付いたスーパーグリスを潤沢に塗布し、再組立し、
ミッションに再組付しました。
再組み付け後、分解した周辺全てを再び組み立て、始動
点検するのですが、ECUが学習必要なので、逸る気持ち
抑えつつ、学習の手順を行った後、いざ始動。
…結果はやはり!でした。
車両購入時には、既にセルの音が重苦しく、ガリガリ
鳴っていたのですが、今回の作業で、多少の異音はある
ものの、キー回した瞬間、一拍置かずに軽快に回る様に
なり、バッテリーへの負担も少なくなったかなという
印象が感じられました。
(何時もは一拍、秒数にして1秒前後かな、多少間が
開いてからガリガリと重苦しい音で回っていました)
今回の作業にあたり、追加作業として、純正アースの
ポイントを変更し、一部の冗長的な部分を変更移動し、
セルモーターへの直結線に充てたのも良かったのかも
しれませんね。
(流行のオカルトアーシングではないです。 誤解
されがちですが。)
参考までに、全分解、脱着、セル本体の分解清掃と
組付で、私の場合はユックリ作業して、3時間強の
作業時間でしたので、初めて作業される方でも、
工具さえあれば、5時間程度で十分作業可能と思い
ますよ。
こと、インポートの中でも電気喰いで有名なイタ車、
多少の技術と経験が分解や脱着に必要となりますが、
ウデに覚え在り!の向きは是非挑戦してみる事お勧め
します。
Posted at 2013/11/16 18:04:15 | |
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