先ずは以下をご覧ください。
日産公式サイト エルグランド
丁度私が日産系列に入社したのが、E50型エルグランドが
新車発表になった頃でしたが、この当時は「キャラバン シルク
ロード車より上質で洗練されたコーチ」という設定でした。
[コーチ → 乗車用馬車の意 日産では乗用タイプの
ワゴンは”コーチ”、”COACH”と表記]
今回、ビッグマイナーを受けたエルグランド、正直個人的には
”エルグランドの時代は終焉”という評になります。
といいますのも、大幅に手を入れたインテリア、そしてフロント、
これら、アフターパーツメーカーのパーツでも代用できるような
粗雑なデザインや、某Tの、しかもカテゴリー違いの車両を
明らかに意識して、高級車という定義を主張している点、
とても残念に感じるからに他ならないからです。
特にユーザーオーナーに訴えかける最大のアピールポイントの
フロント部分、そして、ゲストが先ず目認する後席ベンチシート、
この二つが何でこんな残念な事になったか…嘆かわしく感じて
います。
フロントは某Tの高級車Cに高級コーチのVを単に組み合わせた
だけ、ウリのリアシートも、某J等の「似非高級シートカバー」で
代用可能かなというのが、言葉悪いですが、正直な感想です。
元来、多少の品質改善はあるものの、日産車の革シートは
他社車両の皮シート、特に欧米諸国の車両に比べ、少々
劣るというウィークポイントがあります。
例えば同じほぼ保管状態、使用状態と仮定した某Tや某Aの
高級セダンのそれと、日産の誇る旧ローレル系、そして、その
後継であるフーガ系のそれを比べると、経年変化の劣化は
一目瞭然と、職歴の経験上からも感じています。
その劣悪なシートを、よりによってアフタパーツ同様の
デザインにして、本来設定されていた中高年層や法人という
枠組設定を、若者向けにする…コレでは勘違いオーナーが
量産されてしまうと謂う危惧も感じますし、何よりチープすぎる
この有様では”場末バー”と酷評受けたR31スカイラン等々
以上に酷評受けるかなというのが率直な印象ですね。
(果たして、法人登録で新型エルグランドを選ぶ向きが居るか
どうか…)
私自身、数年前より、日産の迷走に見限りつけ、車両購入の
選択肢から日産ブランドを外しましたが、当に思った通りの
状況になり、やはり…という思いで一杯になりますが、御笑読
戴いている皆さんはどのように感じますでしょうか?
Posted at 2014/01/16 06:49:17 | |
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