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2016年09月18日

[フルモデルチェンジ]日産・セレナ 自動運転技術「ProPILOT」

[フルモデルチェンジ]日産・セレナ 自動運転技術「ProPILOT」 日産自動車は「セレナ」をフルモデルチェンジした。日本市場を軽視する日産にとって、「セレナ」と「ノート」位しか日本市場向けに開発をしていないから、販売店にとっては失敗の許されないモデルとして大きな期待が寄せられている。
「セレナ」は1991年の初代「バネット・セレナ」の登場以来、五代目となる。現在のFFベース・レイアウトは二代目から。5ナンバーサイズ・ミニバン「御三家」の一角として、これからも激しい販売競争に晒される運命のクルマ。(最近はホンダ・ステップワゴンが戦線離脱気味だが。)
新型「セレナ」の特長はなんといっても、同一車線自動運転技術「プロパイロット」の採用だろう。「プロパイロット」は高速道路などの自動車専用道路において、ドライバーが設定した車速(約30~100km/h)を上限に、先行車両との車間距離を一定に保つ制御に加え、車線中央を走行するようにステアリング操作を支援する。また、先行車両が完全停車した場合、システムが自動的にブレーキをかけて停車するとともに、ドライバーがブレーキを踏むことなく停止状態を保持。更に、先行車両が発進した際は、ドライバーが簡単な操作をするだけで、追従走行を再開。これにより、高速道路の渋滞走行や長時間の巡航走行時のストレスを低減するもの。
人間はどうしてもミスをする生き物であるから、機械が常に冷静な立場でサポートしてくれることは安全性能の拡大に必須である。しかし、人間が楽をした結果、重大な判断が遅れてしまう様なことがあってはならない。残念ながら、現時点の自動運転技術は人間がすべき判断を責任も含め肩代わりしてくれるものではない。その点を購入者も理解して購入する必要がある。今後も進化の激しい分野なだけに、セレナの「プロパイロット」装着率には注目をしたい。
一方、「プロパイロット」を除いた新型「セレナ」はどうだろうか。ハードウェアは基本的に先代を踏襲。パワートレーンも「スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)」と呼ぶ低出力(僅か2.6ps)なモーターによるアシストも継続設定される。スズキ「ソリオ」にも似た「マイルドハイブリッドシステム」があるが、こちらは3.1PSのモーターに対し車重は950kg。一方新型「セレナ」は2.6psのモーターで1650kgもの巨体をアシストするのだから、この効果は限定的だろう。まぁ無いよりはマシか。
私はミニバンを必要としない立場であるため、「セレナ」の商品力について結論を述べるのは難しいが、先進技術である「プロパイロット」にいち早く飛びつきたい方には「セレナ」しか選択肢はない。一方で、実用車として「ミニバン」を検討するならば、「ステップワゴン」・「ノア/ヴォクシー」とじっくり乗り比べてからでも遅くはない。個人的には利用頻度の低い三列目シートを床下に格納することで、荷室の拡大や後方視界の確保に貢献する「ステップワゴン」を評価している。

↓個人的には「ステップワゴン」を評価しているが、やはりイマイチなフロントマスクだと思う。

↓トヨタ「ノア」。「ヴォクシー」・「エスクァイア」を含めれば販売台数はNo.1。
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Posted at 2016/09/18 21:07:08

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