![[ニューモデル]トヨタ「GRヤリス」トヨタ謹製のWRCベースマシンが誕生 [ニューモデル]トヨタ「GRヤリス」トヨタ謹製のWRCベースマシンが誕生](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/043/675/146/43675146/p1m.jpg?ct=f2e500abe06a)
トヨタは「東京オートサロン2020」において、FIA世界ラリー選手権(WRC)を「勝ち抜く」ために生まれたホモロゲーションモデルとなる新型車「GRヤリス」を世界初公開した。
WRCにおいて「GRヤリス」がホモロゲーションを取得するにはベースとなるモデルが連続した12ヶ月間に25,000台以上という生産台数が必要である。
「GRヤリス」の国内向けは、2020年夏頃の販売を目指すとともに、特別仕様車「RZ“First Edition”」(396万円)と特別仕様車「RZ“High-performance・First Edition”」(456万円)を設定、先行予約の受付を6月30日までの約6ヶ月間限定でWeb上で開始した。予約に際し申込金として10万円が必要となる。
ちなみに、「東京オートサロン2020」の会場ではサプライズとして「GR YARIS CVT CONCEPT」も展示。1.5L(NA)エンジンを採用したFFのCVTモデルとのこと。やはり前述した「12ヶ月間に25,000台以上」を達成するための量販グレードと考えるべきか。価格は非公表だが、300万円を下回れば、AT限定免許の方も居る訳だし、それなりに需要もありそうだ。
特別仕様車の「RZ“High-performance・First Edition”」の主要諸元は以下の通り。
・全長3995mm 全幅1805mm 全高1460mm
・ホイルベース 2558mm
・車両重量 1280kg
・乗車定員 4人
・エンジン 直列3気筒DOHC直噴ターボチャージャー(型式 G16E-GTS)
・排気量 1618cc
・最高出力 272ps / 最大トルク 37.7kg-m
・ミッション 6MT
・駆動方式 4WD
・サスペンション 【前】ストラット式【後】ダブルウィッシュボーン式
単純計算として、1280kgで272PSならば、パワーウェイトレシオは4.7kg/psとなり、かなりのハイパフォーマンスが期待できそうだ。
トヨタは「86」・「GRスープラ」と他社の手を借りてスポーツカーのラインナップを増やしてきたが、ようやくトヨタ謹製と呼べるスポーツモデルがリリースされたことは素直に歓迎したい。また、最近絶滅状態だった、2ドア/3ドアのスポーツモデルかつ、4WDで6MTと言うスペックは、雪国に住むスポーツカーファンにとっては歓迎すべきモデルといえそうだ。(現時点で最低地上高は非開示)
価格もスポーツモデルの価格高騰が顕著な昨今において、一般的なサラリーマンが頑張ればなんとかなるレンジ(396万円~456万円)に収まったのは朗報。リセールも期待出来そうなクルマだから、買ってイメージと違っても大きなダメージは受けないだろう。少なくとも、最近のドイツ車はものすごく値落ちしますから、VWのGolf R(584.9万円)やメルセデスのAMG A35 4MATIC (628万円~)を買うより安全なのは間違いない。BMWのM135i xDrive(630万円)なんて目も当てられない値落ちの予感....。
個人的にも初のトヨタ車購入か....と密かに予約金を握りしめ(笑)待機していたが、スタイリングがイマイチ好きになれず思い止まった。若い頃、
インプレッサWRX STiをかなり無理して買ったものの、ぜんぜん楽しめなかったトラウマもある。まぁそのうち試乗出来るようになってから考えるとしよう。

Posted at 2020/01/26 22:07:18 | |
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