先週のシルバーウィークは、カレンダー通りの5連休ということで、普段なかなか行けない場所にある山に登ろうということで、南アルプスを目指すことにしました。
【1日目】9月19日(土)
朝7時に千葉を出発、東関東道→首都高→東名高速と乗り継いで、東京を脱出です。
5連休初日ということで大渋滞を覚悟していたのですが、ほぼ普段の週末程度の混み具合で、厚木を抜けた辺りからはいたって順調でした。
御殿場から新東名に乗って静岡方面へ。浜松浜北インターから国道152号線を北上。
この国道、途中の青崩峠を越えられずに寸断しているので、その手前で高速道路になれなかった国道474号線から峠道に入り、県境を越えて長野県へ。
さらに復活した国道152号線を北上、飯田市上村から
下栗の里へと上がっていきます。
急斜面を縫うように1〜1.5車線を道を上って、夕方4時頃に
高原ロッジ下栗に到着。
歩いて少し登ったところに、下栗の里が一望できる展望台がありました。
明日登る予定の聖岳は、あいにく雲の中です。明日は晴れるかなぁ。
その夜、宿で夕食を食べていると、宿の方から告知が。
聖岳の登山口がある便ケ島への林道が、お昼過ぎに
崩落したとのこと…。
ということは、明日は聖岳には登れないらしい…。(;_;)
【2日目】9月20日(日)
とはいえ、このまま千葉に帰る訳にはいかないので、ガイドブックで代わりの山を物色、聖岳の少し北にある塩見岳に目的地を変更です。
早朝5時に宿を出発、山道を北上してしらびそ高原へ。
ここには立派なホテル「
ハイランドしらびそ」があります。
ホテルの前からは南アルプスが一望できる、絶好のロケーション!
次に来る時はココに泊まろうかなぁ。
さらに山道を行き、大鹿村から鳥倉林道に入り、一般車終点の駐車場へ。
しかし、さすがは5連休、到着した8時前にはすでに満車状態。
しかたなく、少し下りたところの路肩スペースにフォレを駐車。
2日間は留守番です。行ってきま〜す!!
林道の終点にあるゲートを越えて、一般車進入禁止の区間を歩くこと30分ちょっと、鳥倉登山口に到着。
ここから山登り開始です。(^o^)/
登り始めるといきなりの急斜面、だんだん弱ってきます。(-o-)
所々に木の橋がかかっています。湿っていて滑りそう〜。
登山口から登り続けること約3時間、今夜泊まる三伏峠小屋に到着。
まだお昼前ということで、小屋の近くの烏帽子岳を目指してさらに登っていきます。
目的地の塩見岳が見えています。
午後になって少し雲が出て、山頂が見えなくなってきました。
明日は晴れてくれるかなぁ。
花の名前も覚えたいですね。
個人的にこの色が好きです。
【3日目】9月21日(月)
小屋に連泊するため、荷物の半分を小屋に残して、朝5時に出発。
朝焼けの空が綺麗です。
明け切らない空に塩見岳のシルエットです。
1時間くらいで途中の本谷山頂に到着。塩見岳はまだ遠いですね。
さらに1時間半くらい登り、休業中の塩見小屋を過ぎたあたりで振り返ると、今来た道が尾根の上に続いています。
しかし、目の前は最後の岩山です。登れるかな?(-_-;)
確かに落石注意ですが、落「ちば犬」にも注意です…。
小屋を出て3時間、ようやく塩見岳山頂の西峰に到着です。(^o^)/
周囲は見渡す限り南アルプスの山々と、
そして富士山!!
塩見岳にはもう一つ頂上(東峰)があり、そちらの方が標高が5メートルほど高くなっています。
秋の初めの高い空には、いろんな雲が。
仙丈ケ岳の方に延びる尾根が格好良いですねー。いつか行ってみたいです。
東峰からみた西峰山頂です。何だか天空の島みたいです。
頂上に滞在すること約2時間、かなり眼下の雲が増えてきました。
と、ここでまさかのバッテリー切れ、この先画像がありません…。(>_<)
アップダウンのせいか、疲れのせいか、小屋に戻る下り道も、登った時と同じくらい時間がかかって、午後2時過ぎには小屋に到着です。
【4日目】9月23日(日)
今日は下山の日。
朝5時半くらいに山小屋を出発、2日目に登ってきた道を下りていきます。
途中それほど休憩することもなく、約2時間で鳥倉登山口へ到着。
小屋で知り合った方を、伊那市の仙流荘まで送るべく、林道を下り、国道152号線を北上、1時間ちょっとで到着。
その先、高遠から国道361号線で中央高速伊那インターへ。
長野道から上信越道→関越道→北関東道→東北道→首都高→東関東道と、渋滞を避けていつもより少し遠回りをしてちばに戻ってきました。
林道が崩落して、当初予定していた山に登れなかったのは残念ですが、塩見岳山頂からの景色も最高のご褒美でしたー。
今日も長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。<(_ _)>