
W116以前のモデルは ほぼ知りませんが
メルセデスの真価はその高速安定性でしょう・・・乗った事ある人はきっと
「うん、うん」
と頷いてくれていると想像します。
カタログ メルセデスSクラス
高速道路で
(今100km/h位かなぁ)
と思って速度計を見ると
(え?!やばっ `*+? km/hも出ちゃってるっ汗)
って感じです。そう!それは
”圧倒的なスピード感の無さ”
なんですよね。
そうなると 当然それ以下の速度では 全く何の心配も無く安全性のマージンが増える訳で
それらは衝突安全とかブレーキ性能とかボディ剛性とか色んな要素が絡み合って出る
「乗り味」なんでしょう。
あとロードホールディング・・・コレも強烈で あらゆる不安定要素の絡まった状況でも路面を掴んで離しません。
当時W123,W124とかW126も現役でしたが、そのどれもがミシュランやコンチを履いている訳でも無く 中にはBSやヨコハマを装着した個体も多く存在してました。
僕は学生時代にTA22セリカに初代ポテンザRE47を履かせていた事もあり
(クルマの性能はタイヤだ!)
なんてちょっと極端な考えも持って居たんです。
つまり高性能なタイヤを履けばボロ車も高性能に!って
(あくまでグリップの話、耐摩耗性とかノイズとかは無視)
MF誌 '79/4号 Uカー/'75 メルセデス・ベンツ 450SE
で、そんな国産タイヤ(決してスポーツ系タイヤでは無い)を履いたW116であっても いつもと変わらぬ安心感でコーナーをハイスピードで抜けて行く。。。これはコンチやミシュランのせいでは無く、その車の能力そのものだ!と気づいたんですよ。
この事を詳しい人に訊いて見たら、彼はハンドルをフルロック状態にして ・・・
見れば左(右)へ目一杯切られたタイヤは、その切られた方向に大きく傾いていたんです。異常なくらいのキャンバー角、これは超高速でハンドルを切ってもロールによってタイヤ接地面がしっかり路面を掴む理由だと教えてくれました。
どんなタイヤであれトレッド面全部を有効に使っているんだ と。
(道理でタイヤの摩耗も早い訳だわ。)と納得。
どんな状況でハンドルを切ってもアクセルを踏んでもブレーキをかけても
そこにはドライバーに不安を抱かせない ビクともしない「安定姿勢」がありました。そのくせ腰の座ったゆったりした乗り心地。
因みに当時の僕の愛するアメリカ車はどんなだったか?
ひたすら柔らかいサスペンション、船の舵の如く軽いステアリング、全く伝わって来ない路面状況、座席はシートでは無くソファ、それから・・・
・・・・もうやめましょ(半泣き
現代の超扁平タイヤを履いた クイックなハンドリングとは一味も二味も違う旧世代のメルセデス。
今、こんな時代のメルセデスを「ネオクラシック」?として見直す動きもある様で。
”クルマなんぞ動けば良い”
”軽4輪でも何不自由ない使い勝手”
全くその通りなんですがねぇ。。。
Posted at 2026/07/23 17:39:32 | |
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