↑TR-XX EFI LIMITED
トップグレード。
何故か先代の特別仕様車の名前が正式グレードになった(笑)。
先代では特別仕様車の装備だったパワーウインドウ&ブロンズガラスが標準装備。
ハードサスにパフォーマンスロッドを採用。
ビスカスLSDも装備。(効きはイマイチだと思われるが・・・)
走りのモデルでもあるのにLIMITEDのネーミングは(意味は通じるんですが)どうなんだろうと感じたのも確か。
また、ABSならぬASB(アンチ・スピン・ブレーキ)も装備。
これは4輪アンチロック制御ではなく、後輪のアンチロックを行うものでフルブレーキ時でのステアリング操作や制動距離の短縮を狙ったものではなく、リアがロックすることを防いでスピン状態へ陥ることを回避するためのシステムです。
場合によってはフロントがロックする可能性も・・・。
当時の技術では4輪アンチロック制御はコスト的に厳しかったんでしょうね・・・。
↑TR-XX LIMITED
4ナンバーの商用登録ですが、けっして廉価版ではありません。
専用エンジンの6バルブ+キャブターボでこの時は唯一の設定のコンベックスタイプのムーンルーフを装備。
ボディラインより盛り上がったちょっと珍しいタイプのムーンルーフです。
もちろん、LIMITEDなのでパワーウインド&ブロンズガラスも装備しています。
このグレード、残念ながら1年後のマイナーチェンジで消えてしまうのですが、先代の売れ筋グレードのTR-XX LIMITED MOONROOFの後継となるための様子見的な所もあったんでしょうか?
これはこれで結構アリだとは思うんですが・・・。
↑TR-4
これまたクラス初の4WSモデル。
3代目プレリュードで人気に火が付いた4WSを元々小回りが利く軽自動車にまで設定してしまうあたりが非常にダイハツ的(笑)。
しかも、ターボエンジン登載モデルです。
このモデルは名前を変えてですがマイナーチェンジしても生き残りましたが、見たことが無いですね・・・。
↑なんと、このページだけ見開き仕様で気合が入っています。
アルミホイールやホイールキャップまでもが専用部品?です。
シートベルトフィーダーも装備(PADIにも装備)
最初回転半径は4.0m。
FF車でこれはなかなかの数値です。
↑これまた この時代に流行った専用サウンドシステムも設定。
音響はパイオニアと共同開発でサイドインパクトビームをドアの補強材として考えたりウェイブラインルーフ(ライニング)で不快な反響を防いだりと本格派。
L70のTR-XXの時はディンプル形状でしたが、一歩進化させた物となっているようです。
以上は標準装備で後は好きなオーディオユニットをどうぞと言う感じです。
パイオニア以外でも色々選べますね。
リアのスピーカーは、セダンモデルの横長のモノリススピーカーは結構有名ですが、バンモデルにも専用スピーカーのクオーターBOXビルトインスピーカーが設定されていました。
とにかく凝り方がハンパじゃ無いです。
↑ちらっとオプション品紹介
先代でも色々ありましたが、この代ではTVが格納式に!(しかもリモコン付き)
現在でもありますが、コーナーセンサーの設定もここからだと思います。
オートワイパーやオートエアコンまでもあり、もちろん金色のショックアブソーバーやインパネトレイにMOMOステなんかも継続。
フォグランプはCIBIEと凝ってます。
オーディオも3段積みのフルシステムと豪華です。
全部付けたらいくらしたんだろうか?(笑)
また、TR-4のエアロはたぶん専用品?標準車と共通?
.
↑グレード構成です
セダン、バン供にベースグレードと豪華版を用意。
プラス変わり種?のTR-4ですね。
でも、TR-4はどちらかと言うと、標準系かも?
セダンモデルとバンモデルは一見同じに見えてホイールサイズが違います。
わざわざ見た目のデザインがほとんど同じのインチ違いのホイールを創ってしまう所が凄く贅沢。
よく見るとスポークの一箇所に”XX”の刻印が。
↑主要装備&主要諸元
EFI LIMITEDは何でも付いてる最上級グレードのはずなんですが、実はパワステレス。
このあと設定はされるんですが、まだまだスポーツにはパワステは要らないという考えだったのですかね。
キーもXX専用だったり、サンバイザーがLIMITEDは普通のサンバイザーにさらにもう一段出てくる2モーションだったりとやっぱり凝ってます。
L70ではなかったフューエルリッドオープナーも装備(笑)。
諸元ではTR-4の最小半径が際立ちます。
車重は概ね10%アップですが、まだまだ軽い部類ですね。
と、言う事で観てみると日本初、クラス初などの装備品が多くいかに気合が入っていたかが分かります。
反面、3ATだったりパワステレスだったりASBだったりしますが規格変更に合わせて詰められる所は詰めてきているのが良く解ります。
この当時は最上級グレードのATでも108万円少々だったのでコスト的にも厳しかったのかもしれませんが、この後の改良でどれも変わって行きます。
この時代の日本車は軽自動車であれ普通車であれ、どれも拘りが強くかなりの仕上がりでした。
と、言う訳で続きます
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