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13CCZ@ひろしのブログ一覧

2022年11月14日 イイね!

天井やり直し!

先日、生地を張り替えたルーフラニング。
時間の経過と共に(といってもまだ数週間ですが)色々なところがまた浮いてしまい、気になって仕方がない…。(精神衛生的によろしくない)

というわけで、やり直しました。
と言っても、生地をまた新たに張り替えるのではなくて、浮いてしまった箇所を追いスプレー糊するだけです。

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ライニングは一度取り出しているので手慣れたもの。
バイザーやらなにやら外して、車外へ取り出すまで一人で作業しても30分程度。
ライニングは多少折り曲げたところで、破けさえしなければ問題ないと分かったので、リアハッチ開口部からチカラ技で引っ張り出しました。

上の画像、一見すると問題なさそうですが、Cピラーの付け根部分やマップランプユニット周りは生地がかなり浮いています。
そこで折り返し部分からゆっくりと生地を傷めないように剥がして、隙間へスプレーをたっぷりと吹き付けました。

生地が浮いてしまった原因は、純正の生地を貼り付けていた接着剤が落とし切れていないからだと思いましたが、単純にスプレー糊不足。
手で触ると、ライニングの素地に乗りが吸収されてしまってカサカサに乾いている状態。

糊付きのウレタンクッション付きの生地なので、綺麗に剥がれてくれません。
ウレタンクッションがライニング側に残ってしまうとボコボコの凹凸が出来てしまいますが、諦めるしかありません。

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何の代わり映えもしない画像ですが、もう一度綺麗に貼り直して乾燥中。
先週末は晴れて、乾燥していたのでスプレー糊が乾くまであっという間でした。
1時間ほど放置してから手で触って、湿った感じがなくなったら取り付けOK。

車内へ引き込む時は生地がめくれてしまわないように気を付けながら。
流石に2度も出し入れしていると、どこに引っかかるとか分かるようになるので、さらにスピードが上がります。

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マップランプの左右部分で生地が引っ張られていたところ、糊が足らなくて浮いてしまったところが直って綺麗になりました。

Posted at 2022/11/14 13:19:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | いじくり日記 | クルマ
2022年11月04日 イイね!

エアクリとパッド交換

自分で書いてきながら、前の内容(真面目な話)がどうも後味が良くないので、今回はお口直しです。

先日、大分汚れてきた純正エアクリを交換するため、いつものようにネットで市場調査をしていたところ、Aliでよく見かける純正交換タイプの高効率フィルターがAmazonに出ていました。

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しかもAliよりもお買い得価格。思わず衝動買いしちゃいました。

「エアクリくらいなら、大丈夫でしょ?」
な~んて、甘くみていると痛い目に遭ったりするんですよね…。

昔の話ですが、クルマ仲間の一人が超破格のメーカー不明の剥き出しタイプのエアクリ粗悪品を某オークションで入手して取り付けてから、アイドリングが不安定になったり、加速中に息継ぎするようなエンジン不調が発生。

原因はフィルター素材がコットンというよりも、フェルト生地のような柔らかい素材だったので、フィルターの”抜け毛(繊維)”がインテークパイプの内側、エアフロセンサーの網目、更にはインクラを通過した細かい毛がスロットルバルブにまで到達して、クリーニングするのが大変でした。

少し前まで、自分も汎用の剥き出しタイプを付けていましたが、たかがフィルター、されどフィルター。
粗悪品を使うと異物を吸い込んで、エンジン自体にダメージを及ぼしかねない。

今回購入したフィルターはそんな粗悪品ではなくて、乾式コットンも抜け毛が発生するようなことはなさそう。純正置き換えタイプなので、作業は10分程度で終了。


エアクリ交換の次はリアブレーキパッド交換作業。

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もうサーキットに行くようなこともないだろうし、純正パッド+α程度の制動力があれば十分だから、高価なパッドは宝の持ち腐れ。
もう一台のエルグランドもDIXCELのパッド(EC)。

しかしバックプレートから摩耗材が剥がれてしまったパッドもDIXCEL製…。
「また同じようにならないか?」と、少々気になりますが、改良されていることを祈ってDIXCELプレミアムタイプをチョイスしました。

右リアは内側も外側もパッドの摩耗材がバックプレートから剥がれていましたが、左リアは片側だけ、剥離せず生き残っていました。

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参考までに新品パッド(左)と、分離してしまったパッド(右)の残量比較

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それほど減っていない…。なのに剥がれてしまうのはなぜ?
やはり経年劣化が原因?


最近のパッドでは滅多に鳴くことは無いと思いますが、組み付ける前に軽くヤスリで角を落としておきました。
ついでにキャリパー周りも綺麗に清掃。

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キャリパーに付くサイドシム。
古くなって硬化したダストで汚れ、真っ黒です。

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パーツクリーナーを吹きかけ汚れを溶かしてから、ワイヤーブラシと歯ブラシを使って汚れを落として最後は水洗いするとここまで綺麗になりました。
このあと、パッドが当たる部分の内側へグリスを塗布しました。

キャリパー清掃途中で気が付いたのですが、前オーナーがキャリパーペイントをした際、どうやら車体に取り付けたまま、見える範囲だけを塗装したようです。
裏側まで塗られていなかった…(汗)

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見える範囲はかなり丁寧に綺麗に塗られていたので、こうしてバラすまで、気づきませんでした。

ささっとタイヤを戻して、自宅近所を試走。
ペダルタッチも、止まる感じも違和感なし。
新品のパッドですが、きっちりと効いている気がします。
リアなので若干分かりにくいけれど…)

しかしフロントのパッドを交換するかどうか…悩みどころ。
フロントは見たところ、残量もあるし亀裂も入っていない…。
しかし剥離してしまったリアと同時に交換しているようなので、信頼性に欠ける…。
少しでも不安要素があるなら、精神衛生的にも良いし、事故が起きてからでは遅い。
転ばぬ先の杖なので、早めに交換してしまった方が良いですね。
さっさとフロントも交換してしまおうと思います。
Posted at 2022/11/07 19:29:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | いじくり日記 | 日記
2022年10月31日 イイね!

リアブレーキ異音の原因

つい先日GWだと思っていたのに、もう今年もあと2か月で終わりですって…(汗)
月日の流れの早さに追いついていけません…(´;ω;`)ウッ…

さて、先週のナイトドライブで発生したシロッコの右リアブレーキからの異音。
異音といっても明らかにパッドがローターを引きずっている音です。

ホイールの隙間からキャリパーと外側バッドの残量を確認するも、特に問題は無さそう。パッドの残量は1cmくらいはありそうな感じ。
ペダルタッチもフカフカになっていたり、妙に固くなっているワケでもないし、普通に踏めば、ちゃんとクルマが止まる…。
自宅の近所を恐る恐る試乗してみると、いつの間にか音が治まっています。

そのまま日中に用事を済ませ、嫁さんのリクエストで夜御飯は久しぶりに外食。
食事の後、追加のリクエストでちょっとした買い物を済ませてから、再度様子見がてらのナイトドライブへ行ってきました。(行先は後ほど別なブログで記述します)

しかし深夜帰宅する頃には異音がさらに増して、もはやタダごとじゃない感じのキーキー音。

明けて日曜日。
早速ジャッキアップして右リアキャリパーを確認…するまでもなく、ホイールの内側にこんな痕跡が出来ていました…(汗)

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ホイールの内側にはパッドを削った時に出るダストのライン…。
キャリパーの延長線上にだけ、綺麗な線が出来ていました。
もちろん、右リアホイールだけこんな状態。

ジャッキアップしてウマを掛けてから、ホイールを外してキャリパーを覗き込んでみると…

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わ~お…両側のパッドに見事なまでの亀裂…。

土曜日の日中に目視チェックした時は、サイドを引いたままだったので、この亀裂には気付かなかった…。
もう異音の犯人はこの時点で確定していますが、とりあえずパッドを外して他の不具合がないか、確認してみます…。

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キャリパー本体とキャリパーサポートの接合部は15ミリと13ミリの2重ボルトになっていると思ったら、13ミリと19ミリでした。(事前に調べたサイズと違ってた…)

キャリパーを外すついでに、キャリパーサポートのピンにきちんとシリコングリスが残っているので問題なし。
ハブやナックル周辺のガタもなく、ハブを回転させると滑らかに回るので、ベアリングも問題無さそう。

キャリパーを外して、問題のパッドを取り出してみたら…

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見事なまでの4分割!

バックプレートと摩耗材部分が表と裏の両側ともに完全に剥がれていました…。
というより、パッドを外す時にバックプレートが先に取れて、摩耗材がローター側に残っていました…。

どうやらバックプレートから摩耗材が剥がれたのは、ここ最近ではないようです。
本来ならば接合しているハズの面のサビ方が酷いので、亀裂が入ってからかなりの時間が経過している模様です…。
5月末の車検で点検しているハズだから、それ以降に亀裂が入って剥がれだしたのでしょう。
それとも自分と同じく、目視によるパッド残量チェックだけで、亀裂に気が付かなかったのか…。

ちなみにこのバックプレートの形状から、自分のシロッコはBOSCH製のリアキャリパー装着車だと分かりました。

記録簿によると、最後にパッドを交換したのは2018年。
当時の走行距離は5.5万km。
現在の走行距離が6.9万kmなので、それほど走ってはいないけれど、やはり時間が経ち過ぎている気がします。

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これを見て、土曜日の晩のドライブが恐ろしくなり、しばし茫然となりました…(超汗)

この後、直ちにリアのパッドを発注したのは言うまでもありません。

Posted at 2022/10/31 14:46:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | いじくり日記 | クルマ
2022年10月17日 イイね!

ルーフライニング張り替え作業 <その2>

ルーフライニングの張り替え作業完結編です。
結局アセトンをトータル4.5L使って落とせた接着剤はこの程度…。
本当は凹凸の激しい箇所は念入りにやらないとならないのですが、綺麗には落しきれませんでした。

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とりあえず生地を仮置きして位置決め。
新しい生地は表面がスエード調になっていて、3mmのウレタンクッションが付いています。なのでまた何年かの後に天井が浮いてくるカモ。

幅は135cm、一応念のため少し余裕をもって3m注文しました。
折り返し部分を長めにとっても80cmくらい余ったので、そのうち気が向いたら、Aピラーの内張りも貼り換えます。
ちなみに色は敢えてブラックにはせずにダークグレーをチョイス。

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スプレー糊を一度、ライニング全体に捨て吹きして、ライニングに染み込んだらもう一度貼り合わせる箇所に吹き付けながらの作業。

貼り合わせるのはライニングの前後左右中心部分から外側へ向かって、出来るだけ生地にテンションをかけずに優しく抑えていく感じ。

生地の裏側にも糊が付いているので、かなりしっかりと接着されますが、シワが寄ってしまって、無理やり剥がすと糊が取れてしまいます…。
こんな時はスプレー糊をもう一度吹き付けて、接着力を確かめながらシワをのばしつつ張り合わせます。

で、出来上がりがこんな感じ↓
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ほぼ全体的にシワ無く貼り付けができました。

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ライニングの裏側は生地の幅に余裕があったので長め(10cmくらい)に折り返して、ここもスプレー糊を一度捨て吹きしてから貼り付け、Rが付いている箇所は適当に切り込みを入れて貼り付けました。

ちなみにライニングの裏側(ルーフ側)についていたフラットケーブルや、マップランプユニットのフレームはクリーニング作業の邪魔になるので全部剥がし、クリーニング作業が終わってからボンドでもう一度接着しています。

この時点ではまだ各ランプ類、バイザー取り付け部等には敢えてまだ穴を開けてはいません。
先に切り取ってしまうと取り付けた各ランプ類との隙間が気になったり、ライニングの下地が剥き出しになってしまうのを防ぐため、各ランプのユニットを取り付ける時に『Xの字型』にカッターで切り込みを入れて折り返すようにします。

そして生地の貼り付け後、最大の難関。車内への引き込み作業。
何とかしてナビシート側から引き込んでみようと思考錯誤しましたが、やはりリフトが無いと無理!
開いたドアの下から車内斜め上(ルーフ側)へ入れることが出来れば、折り曲げずに引き込めるのですが、車体を人の背丈ほどリフトアップしないとライニングを地面に擦りつけてしまう…。
ナビシート側のドアを目いっぱい開いてウインドウを下げてドアの上からとか、思考錯誤しましたが、諦めて左右に折り曲げながらリアハッチから入れました。

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生地のウレタンクッションのお陰で一切シワが寄ることなく、引き込み成功。

車内にライニングを入れた後はひたすら、外したものを取り付けます。
Bピラーの窪みでライニングの位置はほぼ決まるので、全席側はウエザーストリップで押さえてから、バイザーのクリップを一番最初に取り付けます。

バイザークリップを留めるタッピングビスの受け側は、二重になっているルーフの板金
に留められている金属クリップになっていて、バイザークリップでライニングの車体前方をしっかりと固定する構造になっています。

しかしこの金属クリップの位置がズレやすく、タッピングビスを締め込んでも、金属クリップの穴にしっかりとハマらないと、いくらビスを締め込んでもライニングがしっかりと固定出来ません。
マップランプユニットの隙間からタッピングビスの先端と受けになる金属クリップの位置を確認しながらネジを締め込んで、タッピングビスがしっかりと締め込みます。

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車体後ろ側はCピラーの内張りが上下2分割になっているので、先に下側の内張りに後席用のシートベルトを通しておいてから、上側の内張りを固定して、シートベルトを通した内張りを最後に固定すると比較的すんなり取り付けられました。

内張りの上下を先に合体させてしまうと、ラゲッジの内張りを抑え込むための突起があったりするので、なかなかうまく取り付けられませんでした。
(取り付け前に一度Cピラーの内張りを仮組みしてどの順番ではめ込むかじっくり確認すると良いカモ)

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生地の毛足が結構長いので、天井に指で絵が描けますwww
色がブラックだと昼間でも車内が暗くなるので、ダークグレーにしてよかった。
スエード生地の光沢が適度に反射して、思ったほど真っ暗にならずにすみました。

<掛かった費用 合計:22,676円
 ・ウレタンクッション付きシート(135×300cm):10,450円(送料込み)
 ・アセトン(4.5L):4,000円
 ・スプレー糊(3M 99 430ml) 1,644円
 ・断熱材(100×200cm):2,362
 ・クリーニング用のブラシ、スクレーバーなど雑費:1,000円くらい
  +
 ・小型ルーフアンテナ:1,740円
 ・GPSアンテナ(ナビ用):1,480円

ちなみに最も効果を感じたのはルーフの裏に貼りつけた断熱材。
雨粒がルーフを叩きつける音が静かになるのは当然ですが、音を逃がさずにしっかりと反射してるいるせいなのか、オーディオの細かい音まで以前よりもよく聴こえるようになった感じです…。(フラシーボ効果?)
オーディオをかけずエンジンも止めたまま、閉め切って一人で車内にいると、以前よりもシーン…と静かになったような気がします。
ルーフほどの広い面積をデッドニングをすると、それなりに防音・防振効果があるのかも知れません。

ライニング脱着ついでのアンテナ交換をしなければ、費用は2万以下で済みました。
仕上がりは当然、素人作業なので専門業者ほどの完成度の高さはありませんが、失敗した部分もふくめて、自分でやった満足感があります(笑)

え?もう一度やれって言われたらどうするかって??
もちろん、もう二度とはやりません(苦笑)


Posted at 2022/10/17 13:34:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | いじくり日記 | クルマ
2022年10月11日 イイね!

ルーフライニング張り替え作業 <その1>

先週金曜日に発注していた生地が到着したので、いよいよルーフライニングの張り替え作業に取り掛かります。

いきなりライニング取り出し後の画像

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ライニングの取り出しは「リアハッチの開口部からライニングを斜めに傾けて取り出せばそれほど苦労しないで済むんじゃないの?なんでそんなに苦労するんだろう?」と、かなり甘く考えていました。

とりあえずルームランプのユニットの部分も全て外し、完全にライニングがフリーなったところで、シートを可能な限りフラットに倒しライニングの左右を斜めに傾け…られない!

この原因は後席用シートベルトの巻き取り部分。
Cピラーの根本の出っ張りにつっかえて、ライニングが完全に下がり切らない。

そこで一度、リアハッチから車体後方へ取り出せるところまで引き出して、ナビシート側のドア開口部からライニングを少し捻じりつつ、車体斜め左前方向へ取り出そうと試みましたが、今度はセンターコンソールやらシートの座面が邪魔して取り出せそうにありません。

恐らく、先にナビシートを外してしまえば車内の左側に障害物が減るので、左斜め前方向へライニングを抜き出すことが出来そうなのですが、センターコンソールとか色々な場所を擦りそうな気がする…。しばし悩むこと数分…。

「ライニングが破けなければ、多少ダメージが及んだところで良しとする!」(=単純に面倒くさくなっただけ)

というワケで、リアハッチから強引に抜き取りました。

自分の場合、手伝いがいないので一人作業でしたが、絶対に二人以上で作業した方が良いです。

あと、リアハッチ周辺の内張りは手間でも可能な限り先に剥がす!
数センチでも開口部を広くした方がライニングが引っかかるのを防げるし、内張にダメージが無いと思います。

強引に引き抜いたため、ラゲッジの内張りが…(汗)
擦れたウレタンでこんな状態になってしまいました…。
(掃除すれば落ちると思うけど)
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そして、車外に取り出したライニングをじっくりと観察。
マップランプユニットの樹脂フレームはライニングにがっちりと接着されていて、無理やり剥がそうとすると樹脂フレームが割れるか、ライニングが千切れそうな感じ。
フレームから伸びたフラットケーブルが数か所、ライニングに溶着されていて、ここも無理やり剥がそうとするとケーブルが破けて断線してしまいそうです。

仕方がないので、フラットケーブルの上から養生テープで保護をして、クリーニングすることにしました。(可能ならば外した方が絶対に良い)

ルーフアンテナ直下にはこんなシミが…
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やはり少し雨漏りしていた模様。
板金は錆びてはいませんでしたが、赤錆のようなシミが出来ていました。

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ライニングを抜き取った後の車内天井。ボール紙のような薄めの紙板が一枚だけ。
これじゃあ防音効果も断熱効果も期待薄。しかも車体前側は少し剥がれて浮いている状態。

先にこっちに防音断熱材を貼り付けてしまいます。
完成写真がコチラ↓
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幅1m、長さ2m、厚さ5mmのシール状になっているウレタン断熱材を使いました。
幅は切らずにほぼぴったり。長さは40~50cm余りました。
貼り付けてみると思ったよりも薄かったので、厚みはもっと分厚くても良かったかも知れない。(厚み1cmは余裕)

本当はルーフアンテナの根本部分を切り取って避けた方が良いのだとは思いますが、あのシミをみた後なので、雨漏り対策のためにそのまま。もうルーフアンテナの交換はしないから良いでしょう。

ついでにリアハッチまで延びているドラレコのリアカメラ配線等をカーテンエアバックを避けながら、ビビり音対策のためにタイラップ留め。(きっちり留め過ぎて、後々にドラレコを交換する時に苦労することになると思うケド…)
これで車内側の処理は完了。

いよいよライニングのクリーニング作業を開始します。
表皮の生地をベリベリ剥ぎ取ります。

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ウレタンが完全に劣化してしまっている箇所や、一番最初に生地が浮き始めてスプレー糊で応急処置をした箇所はウレタンが劣化してライニングの下地が顔を覗かせていますが、予想した通り薄いグリーンの接着剤が残る。
どうやらこの接着剤を完全に除去するのにかなり苦労するようです。

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とりあえず100均で買ってきたナイロンブラシを使ってガシガシとウレタンを削り取っていきます。
試しにワイヤーブラシで擦ってみたところ、ライニングの下地まで切り裂く感じに傷だらけになってしまったので、金属製のワイヤーブラシは使うのをやめました。
(手持ちのワイヤーブラシが硬すぎただけだと思いますが…)
劣化が進んだ箇所はウレタンが溶けだしているので、若干ベタつく感じがします。

電動ドリルの先端に付けるタイプのブラシがあれば、あっという間に削り取ることが出来ると思いますが、周囲にかなり飛び散るカモ。
自分はこまめに掃除をしながら、地道に手作業で全部落としました。(それでも靴とか服がえらいことになってました)

ウレタンを全部落とすと全面が薄いグリーンの接着剤でコーティングされた状態になっています。
このグリーンの接着剤を溶剤(アセトン)を使ってクリーニングするのが次の工程です。
下の画像は中心部分から接着剤をだいぶ落とした状態。

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最初、近所のホームセンターで購入した500ccのアセトンをウエスに染み込ませて、ゴシゴシと擦り落としていましたが、全く落ちません…。
次にウエスに染み込ませたままライニングに被せて放置。接着剤が溶けだしたところをプラスチック製のスクレーパーでこそぎ取ると、ライニングの素地の白い部分が出てきます。
しかしウエスに染み込ませたアセトンが接着剤を溶かし出すまでに結構時間が掛かる。短時間だと奥まで溶けださないので接着剤が残ってしまいます(↑の薄くグリーンになっている部分がまだ完全に落としきれていない箇所)

さらに最初の一缶(500cc)で綺麗にクリーニング出来たのはたったの40cm四方程度で、全体を溶かして落とし切るためにはもっと大量のアセトンが必要になると分かりました。結局、再び近所のホームセンターまで4L缶を買いに行くハメに…。
ぶっちゃけ、最初から一斗缶くらいあっても良いカモ知れません。

上記の写真は4L缶のうち半分(2L近く)を使った状態です。
思い切りよくジャパジャパとアセトンを振りかけて溶けだしたところをどんどん削ぎ落していくのですが、接着剤が思ったよりも厚く塗られているので、一削ぎでかなり大量の接着剤が取れます。削ぎ取った接着剤がゼリー状になるため掬いづらく、非常に効率が悪い!

さらにダマになったアセトンが乾いてくると、ガムの様になって、粘着力が復活するため飛び散ると最悪です。
しかしここで手間を省くとあっという間にまた天井浮きの原因になるので、根気よく綺麗になるまで落とさなければなりません…(泣)

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恐らく張り替え専門業者のプロの方達はこの工程に対しての効率的なノウハウがあるのだと思います。(溶剤をあまり大量に使わず、効率よく拭き取る方法)

もしもライニング自体にダメージを負う覚悟があれば、溶剤を使わずにサンドペーパーなどで削り取ってしまった方が効率も良いし、よっぽど溶剤を使うよりも綺麗に落とせると思います。
但しライニングの繊維が毛羽だってしまう上に、薄くなるため強度がかなり落ちるでしょう。

気化したアセトンを長時間吸い込んで頭痛はするし、雨が降り出したので先週末の作業はここまでで一旦中断。

続きはまた今週末以降となりました。
新しい生地を貼り付けて、元通りになるまで、あとどれぐらい掛かることやら…。

この作業、4~5万の工賃なら安いカモ。
最終的な仕上がり等を考えれば専門業者に任せた方が良いとは思いますが、自分自身で張り替えれば、よりクルマへの愛着が湧くかも知れません。
Posted at 2022/10/11 16:47:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | いじくり日記 | クルマ

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